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September 29, 2022

しりふわ系

窓辺には虫が集まりやすいので、つい何か飛んできていないか見てしまいます
今日も網戸に虫がいたので見てみると・・・
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蛾のように見えますが、実はこちら「ハゴロモ」という虫です。

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背中から見るとこんな感じです。蝶は翅に鱗粉という粉を持つのですが、ハゴロモは粉を持ちません。ハゴロモはカメムシ目に属し、ざっくりいうとセミの親戚みたいなものだと思います。顔を見るとどことなくセミっぽい??

今回見つけたハゴロモはアミガサハゴロモという種に似ているのですが、じつはよく見ると翅の模様などが違うことがわかっており、外来種ではないかと言われています。和名もまだ無いはずです。
この外来ハゴロモは近年大阪をはじめ様々な地域で見られるようになっているそうで、注目度の高い虫です。あなたの街にもいるかも?!

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こちらはハゴロモの幼虫です(アオバハゴロモ?)。
カメムシの仲間に多いのですが、体から蝋(ロウ)を出して硬い殻を作ったり(カイガラムシ)、泡で姿を隠したり(アワフキムシ)様々な使い方をしています。ハゴロモの幼虫もお尻からふさふさした蝋を出す種が多く、見た目にも面白い種がたくさんいます!
しかしこのフサフサ、何に使っているんでしょうね??

■□■ 捕虫紙の虫クイズ! ■□■

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前回はこちら
まず翅が4枚あるのでハエなどではないことは分かっていただきたいです。
こちらはヨコバイという虫です。
図らずも今回のテーマであるハゴロモと同じカメムシ目に属します。植物の汁を吸いますので、多く見かけるようなら近くの植物が多い場所を注意してください。
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今日の虫はこちら。個人的に推せる!虫です。
あまり馴染みがないかもしれませんが、是非調べてみてくださいませ。

川竹



tojiyan at 14:20|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 虫ムシ日記 

September 08, 2022

やどりやどられ

突然ですが「寄生虫」について、みなさんはどんなイメージを持つでしょうか?

・飼っていたアゲハの幼虫が、いつの間にか寄生ハチにやられてしまい死んでしまった。
・人の皮膚に潜り込んで育つハエがいるらしい・・・
・フェイスハガーに卵を産み付けられて、お腹を食い破ってエイリアンが!

など、皆さん色んなイメージを持っていると思います。
2つ目の例にあげたようなハエは幸い日本には居ないため、心配する必要はありません。
3つ目は・・・今のところ地球にはいないようです。

先日あの有名なゲイツ氏が東京目黒区の「目黒寄生虫館」を訪問されたようでニュースに取り上げられていました。

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ということで、自分もいってきました寄生虫館!
中学の修学旅行は東京だったのですが、班行動で行き先を自由に選ぶことができたので自分は寄生虫館を候補にあげたのですが・・・結局秋葉原を散策して終わったことを覚えています。
ちなみに弊社の東京営業所は目黒駅の近くですよ!(前を通っても絶対気づかれない佇まいです汗)

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「寄生」というとグロテスクで残酷なイメージがありますが、自然界では非常にメジャーな現象です。
寄生性のハチ類が非常に多様なのがその証拠でしょう。
昆虫類にかぎらず、多くの分類群の生物が寄生を行います。

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一部のハエは哺乳類に寄生をします、結構グロテスクですね・・・ヒツジバエ科に属するハエで、日本には生息していないと言ってよいでしょう。

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ヒツジバエ科の方々。恐ろしい生態をしていますが、顔はかなりかわいいです!よね?

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みんな大好きカマキリ&ハリガネムシ。
こんな長いの、どこに入ってたの!?というくらい長いのが詰まっています。
ハリガネムシは体表にキューティクル構造を持ちます、ハリガネというよりは極太の動く髪の毛?

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世界的に猛威を振るう、蚊が媒介する感染症。ペストコントロールに携わる身としては他人事ではありません。

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こちらはフタゴムシ。魚のエラに寄生して育つ、広く言えばプラナリアの仲間だそうです。
キレイな左右対称の形をしていますが、2個体が融合して写真のような形になるようです。目黒寄生虫館の創設者がお気に入りだったとのことで目黒寄生虫館のシンボルにもなっています。確かにこの形は推せる・・・!


と、いうことで展示の一部を勝手に紹介しました。
大きな博物館ではないのですが、内容が非常に濃いのでじっくり楽しめると思います。
今回はゲイツ効果なのかなかなかの賑わいでした。
目黒寄生虫館、この内容でなんと無料で見学できるので、是非足を運んで見てはいかがでしょうか?

■□■ 捕虫紙の虫クイズ! ■□■

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前回はこちら。周りの虫に比べて非常に小さい事がわかります。
こちらは「アザミウマ」です。
アザミの花から出てくる、ぴょんぴょん跳ねる虫という意味のようです。
もちろんアザミの花以外にも様々な場所から発生しますが、家屋の中で発生することはめったに無いでしょう。
大量に発見される場合は、換気扇や網戸など外から侵入できる経路をチェックください。
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今回はこちら。
背景に溶け込んでしまっていますが、長い翅を持っています。というか胴体が短い。
さて、なんでしょうか?

川竹



tojiyan at 11:27|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 虫ムシ日記 

August 18, 2022

トイレのG子さん

お盆休みが明けて、急遽九州に出張に行っておりました。本来行く予定だった者が”流行り病”っぽい感じだということで急な代役でございました。

とある駅のお手洗いに入りましたら、床を這い寄る姿が。
よく見るとチャバネゴキブリでした!
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(残念ながら写真にはゴキブリの姿は写っておらず)
クロゴキブリとトイレでコンニチハしたことは何度かありますが、チャバネは初めてでした。
成虫も幼虫も生息しており、壁と床の間にある僅かな隙間から出入りをしていました。エアゾールでフラッシングしてみたい・・・!
(フラッシング=忌避性のある薬剤を吹きかけることで、急激な忌避行動により潜伏していたゴキブリが飛び出してくること。生息調査などで利用します。)

あまり九州には行く機会がないので、皿うどん・博多ラーメン・水炊き・福岡おでんを食べて帰りましたmgmg

潜伏場所がわかっている場合は特に有効!ジェルタイプのベイト剤がおすすめです。食べさせて駆除するタイプの殺虫剤です!

ミサイルジェルD(虫退治.COM)

■□■ 捕虫紙の虫クイズ! ■□■
タマバエ科特徴
前回はこちら。答えは「タマバエ科」でした。タマバエにも色んな姿をしたものがいますが、そのうちの1つのパターンとして覚えておきましょう。
数珠状の触角と1本だけ目立つ翅脈が特徴です。

今回の問題はこちら!

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以前出題した画像かもしれません、復習ってことで!
さて、なんでしょうか?

川竹

tojiyan at 17:04|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

August 08, 2022

かわいい??吸血鬼

先日、東京で行われたヒルのイベントに行ってきました。
自分は大学時代山登りの部活だったので、雨上がりの落ち葉の多い場所なんかはヤマビルの大群に襲われて血を持っていかれたものです。
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浅草にある昆虫食レストランTAKE-NOKOさんにて開催されました。


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ヒルに吸血されて一目惚れをしたという「ひるちゃん」先生の講演&体験会でした。会場は予想以上に賑わい、10人以上の老若男女がギュウギュウ詰めでヒルを観察しました。


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せっかくなので吸われてみます。なかなか小ぶりのヤマビルちゃんでしたが・・・

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20分くらい吸血をするとこんな感じで”でっぷり”となりました。血液から余分な水分を皮膚から排出しているらしく、吸血中はかなりツルテカになります。

いつもは山道で気づかないうちに吸血されるのですが、敢えて吸われるとかじりつく瞬間にピリッとした痛みがあることがわかります。ヒルは口についた3つの歯で皮膚表面を裂き、ヒルジンという物質を出して血液が固まらないようにしてから滲み出てきた血を吸い取るようです。

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吸われて1日経った患部です。きれいな「Y」字の痕がわかりますか?
ヒルのアゴがY字をしており、その形の通りキレイに皮膚表面を傷つけている事がよくわかります。これはなかなか感動モノですね。

ヒルと呼ばれる生き物でも人を吸血するのはごくわずかであること、ヒルの卵の大きさ(産むの大変そう〜〜)、吸血したあとの満足そうなヒルの顔(表情など無いけれども)をこのイベントで知ることが出来ました。なかなか憎めないやつだな、ヒルよ!


ヤマビル対策には塩水や酢などが効くようです、イベントでも実際に体験してきましたが、かなり嫌がっていました。
虫退治.comには忌避スプレーもありますので、ヒルの多い山に入るときには1本持っていってみてください!


■□■ 捕虫紙の虫クイズ! ■□■
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前回はこちら。お腹がくびれていて薄い翅があります。
こちらはアリです。種類はよくわかりません( ˘ω˘ ; )羽アリはむずかしい・・・
ハチとよく似ているのですが、くびれ部分にポコっとコブがあればアリです。腹柄節(ふくへいせつ)と呼ばれます。
アリは時期が来ると「結婚飛行」という行動をとります。新しい女王とオスアリが巣から飛び立ち、別の巣の異性と出会って交尾をし、新たな巣を作る準備をします。この結婚飛行は種によって時期が決まっており期間限定のイベントとなります。大量に羽アリが見られてもしばらくすると落ち着くことが多いです。
夏場は結婚飛行を行うアリが複数種いるので、アリが大量に出てくる期間が長くなってしまいます。
特にオスは儚い命ではございますが、対策をするならサイベーレシリーズをお試しください。
光によく集まるので、窓ガラスへの散布がオススメですよ!



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今回のお題はこちら。全長2〜3ミリくらいの小さな虫です。
さて、なんでしょうか?

川竹

tojiyan at 12:05|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

August 02, 2022

同居人のGさん

夕方帰宅してお手洗いに入ったところ、なにやら気配を感じました。
一人暮らしなので誰もいるはずもなく、やだなーこわいなーと思いながら足もとを見ると・・・!
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クロゴキブリくん!!

高槻のおうちでは年に2〜3回見る気がします。写真の子は高校生くらいの感じですが(?)いずれもこれくらいの幼虫か、成虫を見かけます。
「ゴキブリ=家の中」という印象が非常に強いので、ゴキブリを1頭でも見かけたら「家の中で繁殖している!!!」とパニックになりがちですが、、、ちょっと冷静になってみましょう。

クロゴキブリは意外と野外でも普通に見ることが出来ます。
IMGP9802雑草か何かの種を食べる
ゴキブリは仲間で身を寄せ合いほそぼそと暮らしている奥ゆかしい虫です(?)
しかし特に少し大きくなった幼虫や、オス成虫は活発にコロニーから出歩く傾向があり、玄関ドアの隙間や人・モノにくっついてお家の中に侵入してしまうこともあります。
なので、必ずしも「ゴキブリが家にいる=繁殖している」とはなりません。たまたま外から入ってきただけという確率も高いのだろうと思います。

一方で、小さな幼虫はコロニーから離れることが少ないので、こんな写真の虫を見かけた場合は注意したほうが良いかもしれません。
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黒いボディに白い横線2つ、とおぼえましょう。クロゴキブリは成長段階で体色が結構変わりますので注意です。

屋内で繁殖しているかも!という時はベイト剤と粘着トラップをいくつか置いて様子を見ましょう。食べさせて駆除するタイプの殺虫剤です。


↓こういったトラップにドッグフードなど置いて誘引させるのもアリです!


↓扱いやすい液剤タイプもあります。玄関周りやベランダに散布すると出入りをある程度へらすことができると思います。


■□■ 捕虫紙の虫クイズ! ■□■

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前回はこちら。ユスリカに囲まれた、白黒まだら模様の毛深い虫です。
ユスリカは2〜4ミリくらいのものが多く、こちらの虫もなかなか小さいサイズ感です。
こちらは「ヒメトビケラ」の1種です。
トビケラは蛾とよく似た虫なのですが、翅に鱗粉があるのが蛾、毛だけなのがトビケラという違いがあります。とはいえ細かい部分は顕微鏡でみないとわかりませんが、慣れたらわかるようになってきます・・・これくらいの大きさで白黒まだら模様はヒメトビケラだと思っておけばOKかと思います。
河川や用水路の近くでよく見られ、素早く動いたかと思うと街路樹の幹のデコボコに身を潜めじっとする、という行動をよく目にします。

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今回はこちら。最近野外でよく見かけます。さて、なんでしょうか?

川竹

tojiyan at 11:16|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

July 08, 2022

私の推し虫

溶けるような暑さにくじけそうな今日このごろ。

先日オフィスの中でライトトラップを照らしたところ、こんなハエが捕まっていました。

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はい、かわいい!
こちらなんというハエかわかりますか?
聞き慣れないかもしれませんが、「ミギワバエ科」の1種です。水際(汀)でミギワです。
その名の通り水たまりや河川など水があるところをよーーく見てみると見つかるハエです。
水面に落ちた他の虫などを食べています。

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顔アップ。顕微鏡で覗くとピントが合う範囲が狭くなるので、軽い深度合成をしてみました。このなんともいえない顔がすごく好きなんです。ちょっとボーっとした感じのゆるキャラフェイスです。ディOニーにも出てきそう!?
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絵にも描いてみました。枝毛の目立つ触角はミギワバエ科の特徴の一つです。
ミギワバエのかわいさ、伝わりましたでしょうか?


部屋はクーラーを効かせていたので締め切っていたのですが、こんな比較的大きなハエも入ってきていたのはびっくりです。飲食店や工場などでも同じようなことが頻繁に起こっているでしょう。
殺虫剤も散布しづらいお部屋の虫防除には「フライヘル」!お試しくださいませー



■□■ 捕虫紙の虫クイズ! ■□■

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前回はこちら。小学校の理科で習ったと思いますが、昆虫の体は「頭・胸・腹」の3つで構成されます。しかし、こちらの虫を見ると4つのパーツに分かれているように見えませんか?
こちらは「ハネカクシ」です。
ハネカクシはカブトムシなどと同じ甲虫に属します。甲虫は前翅が硬くなり、その下に薄い後翅を収納するようなグループです。ハネカクシは硬い前翅(鞘翅)が短くて腹部が大きく露出する特徴があります。こんな翅で飛べるのか?と疑問に思いますが、後翅を器用に短い鞘翅にしまい込んでいるので大丈夫です。
後ろ翅をコンパクト化する折り方は主に工学分野で注目されており、今後の応用に期待です!


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今回はこちら。ユスリカ3頭が密になっていますが、それとは別の、白黒まだら模様の細長い虫が今回の問題です。
さて、なんでしょうか?

川竹

tojiyan at 19:09|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 虫ムシ日記 

July 06, 2022

Hola!バルセロナ!

buenos dias、おはようございます
実は先日スペインのバルセロナに行っておりました。一応お仕事ですよ!

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スペインまで長い道のり。ドバイを経由してざっと20時間くらい?アラブ首長国連邦のエミレーツ航空で行きましたので、ディスプレイやコーションマークなどにアラビア語が見られました。うーんさっぱりわからん。
ただ、東京、北京、ドバイなど知っている地名のアラビア語は読めましたー

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初スペイン初ヨーロッパ初ユーラシア大陸!見るもの何もかもが新鮮で楽しいです!
写真は有名なサグラダファミリアにて。現在もなお建設中。外はゴツゴツ、中はなめらかで厳かな教会となっておりました。そもそも教会だということすら知りませんでした

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チンチン電車
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地下鉄
バルセロナは若干治安が心配ですが、公共交通機関にもチャレンジ。ドアを手動で開けないといけなかったり、切符のバラエティがあってよくわからなかったりもしましたが概ね安全に乗れました。

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今回の渡スペはICUP(International Conference on Urban Pests)という国際学会で発表することが目的。ガッツリ取り組んでいる「虫のAI同定」についての発表をしました。この日のために実験をしたり論文を書いたり英語の発表を練習したりと、なかなか慌ただしかったです。生まれて初めてというくらい練習を重ねたこともあり、本番はあまり緊張しませんでした。ただ、質疑応答はやはり難しかった・・・会場でスタンバイしてくれていたChow-Yang Lee教授に助けてもらいました。Muchas Gracias!

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これはどこの国から来たのかを各々スクラッチを削ってアピールするボード。国際学会ならではで面白いです。アジアからの参加は少ないですが、ニュージーランドの方もおりますね!
発表前はアウェー感がすごく、コーヒーブレイクやランチタイムも会場の片隅で静かにやり過ごしていました。コミュ障はつらい(T_T)
しかし、発表が終わると知らない人たちから「発表よかったぜえ!」みたいに挨拶いただくことも結構あり一安心。

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こちらはスタバで買ったカフェラテ。海外のスタバでは注文時に名前を言って、受け渡しカウンターで名前を呼ばれて取りに行くというシステムです。
自分は「Yuji」という名前なのですが、何度ワイ・ユー・ジェイ・アイ!と言ってもなかなか通じず、結局写真のように間違ったスペルで出てくることが多かったです。
でもこれなかなか面白く、スペイン語のyは"j"のような発音をすることが多いのでj>yに変換されたのでしょう。「私は〜」はスペイン語でYoと書くのですが、ジョと発音します(地域によって発音が変わるそうですが)
ちなみにバルセロナでは看板や標識にはスペイン語ではなく「カタルーニャ語」が使われていました。言語一つ見てもいろんなバラエティがあって面白いですね。

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翅が2枚の、ミツバチのような双翅目(野暮なツッコミ)
バルセロナは建物からアートまで、生活の直ぐ側に芸術がある感じで楽しかったです。フラメンコ、ピカソ美術館なども堪能しました。
貴重な体験をさせていただきグラシアス、つまりありがとう!

川竹

tojiyan at 11:37|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 出張・学会レポート 

June 23, 2022

みんぱくぱくですわ!

暇を持て余して、大阪万博記念公園にある「国立民族学博物館」へ行ってきました!

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今日も芸術が爆発しております。
数年前の太陽の塔記事はこちら


国立民族学博物館、通称”みんぱく”では各民族の暮らしや文化を学ぶことができます。

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アステカカレンダーと呼ばれる石版。アステカの伝説などに出てくる神様や怪物はどれも不思議なデザインで、厨二心がくすぐられます

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こちらはルーマニアの伝統衣装。カラフルな伝統衣装は見ていて楽しいです。
映画「ミッドサマー」を思い出す・・

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イスラーム文化の家具や小道具にはアラビア文字が芸術的にあしらわれたものがあります。こちらはお祈りの場「モスク」に掲げられるキスワという布です。隙間なく敷き詰められたアラビア文字に圧倒されてしまいました。

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ここから虫ネタ。
皆さんは一部の食品や衣服などに虫由来の着色料が使われているのをご存知でしょうか?
こちらはコチニールカイガラムシというカイガラムシから得られる赤い色素の展示。
実に鮮やかに仕上がるんですね!

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こちらは檻罠の展示


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たまに山を歩くとイノシシ用の檻罠などは見かけますが、クマ用罠・・・でっかい!

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こちらはミツバチの分蜂群を分けて養蜂に利用するためのかご。こういう何かに特化した道具って、いいですよね?

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昼に博物館に入ったのに、出てきたのはすでに16時!たっぷり楽しめました

■□■ 捕虫紙の虫クイズ! ■□■

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前回はこちら。
こちらは「ニセケバエ科」です。
ニセケバエ説明
上の写真ではわかりにくいので、こちらで説明します。
触角が太く棍棒のようになっており、腹も寸胴でくびれが目立ちません。こんな感じのシルエットのハエはニセケバエ特有ですので、慣れればすぐに覚えられると思います。
腐った植物、ダクト内、タバコの吸い殻など色んなところから発生するハエです。

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今回はこちら。丸っこくてキュートな虫ですね、さてなんでしょう?

川竹

tojiyan at 10:40|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

June 21, 2022

アオムシコバチに寄生されたナミアゲハ蛹の残骸調査

皆様、お久しぶりです。旧担当者の前田です。今日は写真がリアルなので、
こっちのブログでご紹介させてもらえたらなと思います。
あまり中身はありませんが、興味を持っていただけたら嬉しいです。

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さて、先日実家でナミアゲハに寄生していたコバチを入手しました。
弊社の伊藤君によると、アオムシコバチではないかとのことでした。


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そしてこれは寄生を受けた蛹。胴体が真っ二つになってしまいましたが
外見上は一ヶ所だけ穴が開いているのが確認できます。
・・・そういえば、寄生された蛹の中はどうなっているんだろう?
中身がスカスカになっているのかなと思う一方で、本当のところを
見てみましょう。


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ピンセットで蛹の中央に切れ目を入れて、ゆっくり殻を剥がしてみましょう。


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途中経過。頭部と触角、脚はきちんと残されていました。
つまり飼育している幼虫が蛹になり、そしてその蛹の中から頭部が透けて見えていても
まだ「寄生されていない」という安心材料にはならないのかもしれません。


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そして蛹の中から全部引き出した状態。きちんと前翅(前羽)も、またその模様も
残っているのが分かります。


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後ろから見た様子。胸部と腹部の一部が残っています。

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最後に腹面から。腹部が7〜8割無くなっている印象ですが、意外と原形が
残っているのだなと思いました。
もちろん寄生する種とか、また寄生を受けたタイミングとか、それによって
ダメージの出方も変わるかもしれませんが、一つの事例として。




なお、余談ですが飲食店の中でも寄生バチの発生を見ることがあります。
例えばゴキブリヤセバチなどゴキブリに寄生する種がゴキブリの発生と
併せて姿を見せることがあります。

ハチの名を冠するものの人を刺すなどの被害は加えませんが、一方で
飲食店や食品工場では異物混入の原因になる恐れもあります。
上に引用した過去の記事の通りですがゴキブリの発生によって起こる、
二次被害のようなものと言えるでしょう。


前田







定期的なゴキブリの生息調査も大事です。調査用トラップを置いて
生息しているのかどうか、確認をしましょう。





tojiyan at 10:39|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 虫ムシ日記 

June 16, 2022

おさわりご注意

ついに梅雨に入ってしまいました。雨の中の通勤はちょっとダルいですねー

さて、先日はSemco農園でニンニクの収穫がありました。

iOS の画像
とったどー!

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フレッシュなニンニクをホイル焼きにしていただきました、いやな臭みを感じさせずホクホクとした美味しさ!外で食べると不思議と旨みUPです
残りは乾燥させて各々のご家庭へ。


さてさて、梅雨の時期になるとよく見られるこちらの虫。
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壁にへばりつく細長いシルエット。それはまぎれもなくヤツさ


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はい、こちらの虫。みなさんはご存知でしょうか?
ムカデという回答があるかもしれませんが、こちらは「ヤスデ」です。

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ヤスデとムカデで体つきが結構違うので、慣れれば簡単に見分けられます。
一番大きな違いは、節と脚の数です。ヤスデは1節に2対の脚が出ています。ムカデは1対だけ。
ムカデは大きな顎(ホントは脚の1部!)を持つ肉食の虫で、噛まれると腫れて痛いです。
一方ヤスデは腐敗した植物などを食べます。人を噛んだりする危険はありません。
しかし中には「臭腺」から刺激臭を発する種がいるので、まれに手がかぶれたりもするようです。
ちなみに、上の写真のようなよく見るヤケヤスデ類などは”臭い”を感じたことがありません。臭腺はどうなっているのだろうか??

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もう一つ、こちらの虫をご紹介。鮮やかなオレンジとグリーンのカラーリング、丸くて黒い目ん玉は可愛さと不気味さを併せ持つ、そんな虫です。
こちらは「アオカミキリモドキ」という甲虫です。
実はこのカミキリモドキの仲間には、カンタリジンという毒を体液に含んでいます。
噛んだり刺したりはしないので、写真のようにそっと手に載せるくらいでは経験上問題はありません
(万が一被害に遭われても責任は負いかねます汗)
体が柔らかい虫なので、潰したり強く握ったりすると体液が手に触れて水ぶくれなどができてしまいます。見かけた際はお気をつけて!

野外には危険な虫も確かにいろいろとおりますが、不必要に怖がらず、危険な虫を正しく知る必要があるなと思っています。

サイベーレシリーズは広い虫に効果があります、お困りの際はお試しくださいませ!



■□■ 捕虫紙の虫クイズ! ■□■
前回はこちら
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まず周りの虫が邪魔をして、メインの虫のシルエットが分かりづらいですね。捕虫紙の上ではよくある光景です。
触角がひじきのような短い角のような感じで、分かりづらいですが口がストロー状をしています。
こちらはオドリバエ科です。おそらくツヤハラオドリバエの仲間?
他の虫を食べる肉食性のハエですね、どことなく攻撃的な雰囲気があります。

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続いてはこちら。真ん中の虫です。この角度だと分かりづらいですが、ぜひ当ててみてください

川竹

tojiyan at 15:21|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 虫ムシ日記