■おしらせ
10〜11月開催「2018年秋期 PCO・TCOレベルアップセミナー」
@広島、福岡、大阪、東京、名古屋

October 15, 2018

今日からあなたも「フライヘル」マスター

9月末〜10月はじめに掛けて参加した展示会。
目玉はペストビジョンだったのですが、それ以上に注目を浴びたのがフライヘル

フライヘルタペストリー1

「インテリアグリーンで虫を・・・?」
「どういう原理なんですか?」
「電池も何も要らないのか、いいねえ」
「工場見学の通路に置いてみたいわ」

など、様々なお声を頂戴致しました。


「フライヘル」の原理おさらい。
スクリーンショット 2018-10-15 11.28.29
コバエ類をはじめ、虫も飛んでばかりでは疲れてしまいます。
そこでフライヘルのトゲトゲしたシルエットが「あそこで休憩したい」と虫に思わせます。
飛んでいる虫であればコバエ類、蚊、羽アリ、小甲虫など幅広く効果を発揮します。

スクリーンショット 2018-10-15 11.36.28
表面に薬剤がコーティングされているので、止まった昆虫の動きが鈍り、下のお皿へ落ちます。
お皿に粘着紙が敷いてあるので、捕獲&殺虫。実にシンプルですね。


以下カンタンにQ&Aです。
Q どうやって虫を誘引するの?
A 誘引効果はありません。近くに飛来した虫に”止まりたい”と思わせるだけです。
天井からぶら下げる「ハエ取りリボン」も、垂直なモノに止まりたいという気にさせるので、
原理は同じです

Q 効果はどれくらい持続するの?
A 約半年間です。薬剤の蒸散性は無いので、気化による効果減衰ではなく、紫外線などによる
薬剤の分解が影響するようです。鉢ごと交換してください。

Q 平米あたりどれだけ置いたら良いの?
A 誘引効果もなく、虫の通りそうな場所においていただくものなので、設置密度は捕獲の状況を
見て都度調製ください。
出入り口、窓辺、ショーケース周りなど、気になるところに数個ずつ置いていただくと効果的です。

川竹

tojiyan at 13:28|PermalinkComments(0) 商品情報 

October 12, 2018

展示会を終えて

10月3〜5日で開催された「食品開発展」、弊社もブース出展していました!

IMG_20181003_093742
展示会2連チャン、ブース設営もテキパキおわり。

周辺のブースは異物の素材分析だったり微生物検査だったり・・・虫要素がほぼ無い、寂しい!
良い意味では独壇場でした。

IMG_20181004_113638
今回のセミナー。伊藤博士の講演、満員御礼!

ブースを訪れてくださった皆様、本当にありがとうございました!
予想以上の盛り上がりにペストビジョンチームもほっと一安心。
しかし展示会の正念場は展示が終わったあと、がんばりまっす。


食品の展示会とのことで、大手の食品メーカーや健康食品などがブースを連ねていました。
練り歩くとたくさんの試供品をいただけました、やったぜ。

一つ個人的に気になったブース、「森川健康堂」さん。
スポーツ用のローヤルゼリーを宣伝していたので、マラソンに役立つかも。との思いで訪問。
ブースを覗くと「蜂の子キャンディ」の文字が!
(写真撮影したのにどこかへ行ってしまった><)
その名の通り、蜂の幼虫を粉末にしてキャンディにしたもの。
味は栄養ドリンクっぽい感じで美味しかったです。
虫食の波、確実に来ている・・・!


以下おまけ。展示会後は3連休だったのでそのまま東京にステイして遊んでいました。
20181006_114905

20181006_115359
浅草橋で開催された「昆虫大学」に参加(入学)。
虫食とお酒(パッケージだけで虫が入っているわけではない)を堪能しました。

20181006_120649
クロメマトイのブローチ、毎日連れて歩きたいですね!

20181007_114807

20181007_114820
国立科学博物館の特別展「昆虫」にも行ってきました。
超巨大な”蚊”、すごすぎじゃないカ!
翅脈に沿って毛がハエているのも素晴らしい。
科博も大層な賑わいで、多くの人が昆虫に関心を持ってもらえているのを実感できて嬉しいですね。


川竹



tojiyan at 19:04|PermalinkComments(0) 虫ムシ日記 

October 06, 2018

遠征・江ノ島〜横須賀

東京ビックサイトで開催されている展示会に川竹君が対応中のため、谷間の投手を務めます前田です。
連休明けは川竹君からその展示会に関する報告があるかもです、どうぞご期待いただければと思います。
また例によって変な物を仕入れてきたとの情報があり、当ブログにも公開されるのか私も楽しみにしています。

IMG_4196




















さて、その川竹君が一生懸命走り回っているであろう展示会の会場は江東区にある東京ビックサイト。
そこから7時の方向へと針路をとればやがて横須賀、そして逗子を越えて鎌倉、さらに江ノ島に至ります。
今日はその湘南地区から始まる旅のお話をしたいと思います、しばしお付き合いいただければ幸いです。

図4






















夏の某日、東京営業所の橋本さんに御供させていただき関東の現場で夜通し作業をしてまいりました。
そのまま代休をいただきつつ神奈川県南部を巡る旅に出ることにし、まずは鎌倉を目指しました。
心静まる神社仏閣、電車に揺られながら眺める夏の太陽と遥か彼方の水平線、自然と背中が軽く感じます。

IMGP4735


















鉄道が好きな方でなくても心惹かれる江ノ電。
鎌倉から西へ少し、長谷駅で下車してから徒歩10分ほど、御霊(ごりょう)神社の前は撮影スポット。
ただし、電車や周囲の方に迷惑をかけないように十分気をつけて。

IMGP4720


















観光マップを片手に歩けば、色々な神社仏閣を巡ることもできます。
参拝を終えたら、視線を空の開けている方向へ向けてみましょう。
視界にはパラソルが並ぶ浜辺、押し寄せては返す白い波、青い海とサーフボート、心もすっと晴れます。

図2






















そうやって一日をぼんやり過ごすだけでも十分な贅沢と思えるのですが、やっぱりここまで来たらもう一泊。
翌日の朝一番から江ノ島巡りを楽しんでしまいましょう。
何も調べていなくても、観光地図がなくても大丈夫、島へ渡れば見るところがたくさんあります。

図3






















入場券はどの施設にも使えるパスを買っておくとお得。
ここは龍神伝説の残る岩屋、一部の区間は蝋燭で辺りを照らしながらの探索となります。
時に畏怖の念にかられ、時にその絶景に心躍る、そんな場所です。

IMGP5053


















岩屋へ至る途中の稚児ヶ淵、波打ち際からの景色も素敵です。
「カメラを構えると視線を足元から切ってしまうため、満ち潮の時に波にさらわれる事故もあるのでご注意を」
そう教えてくれたのは付近の警備員の方、ただただ感謝です。

IMGP5083


















お昼御飯を食べるお店を探しに行く途中、見つけたアカボシゴマダラ。
おそらく中国大陸由来の、外来種に指定されている方の系統と思われます。
この他にタイワンリスも生息しているなど、この江ノ島の生態系についても少し考えさせられた瞬間でした。

IMG_4249




















色々な物を見て、新鮮な海産物を食べて、歩き回って次々と新たな発見に出合う。
少しだけ日常から抜け出したい、できるだけ遠く遠くへ、そんな時にぴったりな場所ではないかと思います。
さて、そして舞台はこの視線の先、三浦半島を横断する形で逗子を越えて最終目的地、横須賀へ。

図1






















代休を取った月曜日、汐入ターミナルから眺める横須賀港、桟橋に護衛艦多数。
隊員さんたちのきびきびとした動き、整頓の行き届いた施設、身近で見るたびいつも感じ取るものがあります。
「言行に恥ずるなかりしか」、「努力に憾みなかりしか」、少しずつ形に出来ればと思います。

IMGP5423


















そして艦艇を身近に見ることができる横須賀港のクルーズ、その船長さんのお話を聞くのも私には勉強の一つ。
誰にも分かりやすく面白く、どう話を組み立てるのか、私にとってセミナー講師の技術に通じるものがあります。
セミナーで躓くたび、またここへ帰って来させていただきたいです。



さて、ここで少し真面目なお話になりますが、10月16日を皮切りに弊社レベルアップセミナーが始まります。
講演内容は5題、そしてそのうちの1題は営業部の中野さんより「営業トークのツボ、教えます!」というもの。
実際に配布作成のため打ち合わせをさせていただきましたが、正直、私も聞きに行きたいくらいです。

施工技術や知識に自信はあるが、どうにもお客様とのコンタクトが苦手、という方もいらっしゃるはず。
そんな方に是非お勧め、話のポイントの整理方法、訓練の仕方、など非常にユニークな内容です。
時間はどの会場でも11:20〜11:50を予定、きっとあっという間の30分になると思います。

会場の日程や申し込みフォームは以下のURLにございます。
皆様のご参加をお待ちしております!
http://www.semco.net/services/seminar/seminar_info02.html


IMG_4310




















閑話休題、舞台は横須賀の町、そして帰途へと移ります。
今回も色々な発見や感動があり、また反省すべきことにも気付かされるなど充実した旅となりました。
そんなことを思いながら今回の旅の締めはココ、横須賀にあるカレー屋さん「横須賀海軍カレー本舗」。
で、大好きなカレーを食べ、そのまま旅の感動を華麗に忘れ去ることの無いよう頑張りたいですね。


そして来週は川竹君から展示会で得た発見や、性懲りもなく仕入れた何かの報告があるかもしれません。
私のような緩いカーブではなく、150キロのストレートを投げ込むような痺れる投稿にこうご期待です。


前田



tojiyan at 23:00|PermalinkComments(0) プライベートな旅行記 

October 01, 2018

ビッグサイトで展示会その1

先週は「フードセーフティジャパン」という展示会のために東京ビッグサイトへ通いつめていました。
逆ピラミッドの建物で印象的なあそこです。
数年前に行った某ミックマーケット以来久々のビッグサイトで・・・ゲフンゲフン

IMG_20180927_090138
外には大きな看板


IMG_20180926_095856
数ヶ月前からじわじわブース作りを進めて、なんとか当日間に合いました。
ブースの目玉は「ペストビジョン」!
ねずみと虫の革新的なモニタリングシステムです。
右側に置いてあるフライヘルも(狙い通り)大盛況。
食品関係をはじめ、ゼネコン業、防虫管理業、外国のお客様など、様々な方に来場いただきました!
菅野のセミナーにも大勢の方に聴講いただきました。


さて今週もまたビッグサイトにて「食品開発展」が開催されます。
なんと2週連続で出展というおかしなやる気マンマンのスケジュールです!
招待券も用意しておりますので、ご興味のある方、弊社ブース(西2ホール2−347)まで
是非お越しください!


IMG_20180927_134540
隣のホールでやっていた別の展示会。未来に生きてるぜ・・・笑

川竹

tojiyan at 11:02|PermalinkComments(0) 虫ムシ日記 

September 19, 2018

ヒアリじゃないアリ

久しぶりの登板となります、前田です。
レギュラーの座は既に川竹君・伊藤君へ譲っておりますが、今後もたまに守備固め程度に出てきます。

P9130662



















ところで今回の話題はこちら、秋の風物詩とも言えるキイロシリアゲアリの羽アリです。
世間的には数年前まで「灯りの下や窓周りの壁にたくさん飛んで来る変な虫」程度の認識でした。
それが最近では「ヒアリじゃないの?」という不安を煽る存在に変わりつつあります。
そこで今回はヒアリ・キイロシリアゲアリの(女王アリ同士の)簡単な見抜き方についてご紹介します。


【見るべきところ】
P9130634



















専門的に見れば色々とチェックすべきポイントがありますが、今回は簡易に同定できる部分に絞り込みます。
そしてその注目すべきところとは腹柄と呼ばれる胸部と腹部をつなぐパーツです。
上に掲載したキイロシリアゲアリ羽アリ(女王)の写真では青丸部ですが、ここを見ながら進めていきます。

P9150836



















これはキイロシリアゲアリを真上から撮影した写真で、青い矢印で示しているのは腹柄と腹部の繋ぎ目です。
ご覧の通り上から見ると腹柄が腹部の上に乗っかっているように見えます。

P9150824



















それを今度は横から見ると、こんな感じになります。
このように「腹柄と腹部の繋ぎ目」は腹部の真ん中ではなく、かなり上側に来ています。
写真に補助線を引いておりますが、「胸部と腹柄の繋ぎ目」から見ても上側へと外れます。

図2



















参考にヒアリの写真を掲載しますが、ヒアリの場合は腹部の真ん中あたりに繋ぎ目がきます。
キイロシリアゲアリのようにかなり上の方にくることがありません。
このように(羽アリが)手早くヒアリかキイロシリアゲアリか判断したい場合は腹柄の位置を見るのも手です。

【余談:繋ぎ目が上側にあるために出来る芸当】
IMGP4752



















上の写真は私のピンセットに反撃を試みる女王アリですが、ご覧のように腹部がかなり曲がります。
極端な言い方をすると腹柄が腹部を上から掴みあげている感じなので、上へ振り上げることができるのです。
なんかサソリのようで凶悪な印象を受けますが、よほどいじめない限り刺されるなどの被害は無いと思います。

【余談:セミナーの御案内】
ところでヒアリと言えば「殺人アリ」との見出しで連日報道されていた時期が懐かしいです。
そして他にもアルゼンチンアリ、セアカゴケグモなど忘れ去られそうになっている外来生物は数知れず。
加えてヒトスジシマカが媒介するデング熱の話など、「今は果たしてどうなった?」という案件も多いです。

そこで今回は関東エリアセミナーにて、外来生物のお話も含めたセミナーを開催します。
埼玉県での開催となり日にちも9月21日と迫って来ておりますが、まだ参加申込みを受け付けております。
当日の飛び込み参加も大歓迎ですので、興味があれば是非お越しいただければと思います。

環境機器(株)主催 関東エリアセミナー(埼玉会場)



【余談:過去の記事】
過去にもキイロシリアゲアリに関する記事も掲載しております。
なんか適当過ぎて怒られそうなヒアリとの区別方法を記載した記事もありますが、よろしければご覧ください。

・カップルを作ってください・キイロシリアゲアリ編
http://blog.mushi-taiji.com/archives/2017-09-15.html
・針のついた羽アリ
http://blog.mushi-taiji.com/archives/2017-09-09.html
・秋の黄色いアリ
http://blog.mushi-taiji.com/archives/2016-09-14.html
・キイロシリアゲアリの羽アリ
http://blog.mushi-taiji.com/archives/2015-09-10.html
・刺すアリ
http://blog.mushi-taiji.com/archives/2013-09.html

前田


tojiyan at 15:00|PermalinkComments(0)

September 14, 2018

フライヘル特許とりました!

今日のハンカチの柄、ヒメトビケラっぽいなあと思いながら家を出た川竹です。
「モルダー、あなた憑かれてるのよ」


さて弊社開発商品「フライヘル」がこの度特許を取得いたしました!
めでたい!

20180914_135012


ショウジョウバエなどのハエは常に飛び回っているわけではなく、案外頻繁にどこかにとまって
休憩をすることがわかってきました。
そんな習性を巧みに利用して生み出された商品が「フライヘル」でございます。

疑似プラントに殺虫剤を特殊コーティングしており、葉に止まった虫が殺虫剤に触れて下に落ちる。
製品には受け皿が付属していますので、虫は皿に集まります。
誘引源は付けていませんので、風除室に置いても外から虫を寄せることはありません。
見た目はただのインテリアグリーンなので、飲食スペースの片隅でも大活躍!

捕獲される虫は様々。クロバネキノコバエ、ノミバエ、チョウバエ、ユスリカ、ショウジョウバエ・・
(参考:速報!捕虫器フライヘルの実力
これらコバエ類にお困りの現場では特にオススメです!


今までに無かった機能性インテリアグリーン「フライヘル」。
虫のマニア専門家が集う環境機器だからこそ開発できた商品と言えましょう。
是非お試しください。お問い合わせは弊社まで。

フライヘルタペストリー1



tojiyan at 14:17|PermalinkComments(0) 商品(その他ムシ) 

September 07, 2018

ウツボカズラの胃袋

台風21号が日本各地を襲い、北海道では巨大地震が発生。甚大な爪痕を残していきました。
被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。
弊社では停電や看板がへし折れた被害がありましたが、幸い人的被害もなく皆元気に出社しております。
物流もストップしてしまったため、一部のお客様に商品の発送が遅れてしまいました。
ご迷惑をおかけしてしまい申し訳ございませんでした。


さて、先日の日曜日に虫を食べる植物展2018に行ってきました。
植物にそこまで強い思い入れは無いのですが、内容が内容だけに「いかねば。」という義務感が。

20180902_144451
定番ネペンテスくん

20180902_144505
20180902_144512
20180902_151238
虫を捕らえて逃さないため趣向を凝らした形態をしています。
中にアシナガバチっぽいのが入っていました。見えるかな?

ウツボカズラの中にご飯などを詰め込んで蒸し焼きにして携帯食にする地域があるようです。
興味深いですね。


20180902_145232
食虫植物ではありませんが、ブーゲンビレア。ピテカントロプスになる日も近づいたんだね。

20180902_145558
20180902_152047
ハエトリソウ!悪魔的見た目がいかにも食虫植物です!という感じで良いですね。
内側に感覚毛があるのですが、2回触らないと口(?)が閉じません。
1回では虫じゃない可能性もあり、空振りした際のATP浪費を避けているのですね。すごいぞ!

20180902_150632
食虫植物と共生するいきものたち。
共生するコウモリやネズミ!?見てみたい!

20180902_150056
20180902_150159
今回の目からウロコ。
食虫植物をX線で撮影することで、袋の内容物も見ることができる!
展示ポスター(プロジェクトX(線))によると、食虫植物をレントゲン撮影させてくれるところを
探すのがまず大変だったとか。
この表現方法、是非見習いたいです。



弊社ではお世話をしなくても虫をとってくれる(疑似)植物を販売しています。
その名もフライヘル!
CIMG4200
お試しください。

【参考記事】
新商品・フライヘル
フライヘル設置試験・秋の陣

川竹

tojiyan at 09:32|PermalinkComments(0) 虫ムシ日記 

August 27, 2018

虫を求めて三千里

この度ダンゴムシのガチャガチャが販売されたということで、ごく一部で大変話題になっております。
https://gashapon.jp/dangomushi/

どうしても欲しいガチャガチャであれば通販で箱買いしてしまうのですが、
このダンゴムシガチャはカプセルに入らず、ダンゴムシのまま転がってくるとのことで、
これは実際に回しに行かねば!

との思いで大阪中心部へ繰り出したのですが、時すでに遅し。
各地で売り切れ報告があがり、僕が探した時にはマシンすら置いていませんでした。
なんてことだ・・・。
無いと思うと余計に欲しくなりますが、次の入荷を待つことにします><


生きたダンゴムシなら家の周りにたくさん居ます。
侵入防止に「虫コロパー」1本500gから販売しているので個人宅にオススメです。

川竹



tojiyan at 11:38|PermalinkComments(0) 虫ムシ日記 

August 20, 2018

さなぎのなかみ

ノミバエ製造工場が勝手にできあがり、資料や実験に役立っています。
今日もたくさんの蛹が捕れました。


P8200696
こちらがノミバエの蛹。ツノが1対あるのが特徴的で、簡単に判別できると思います。


P8200698
横からみた図。左側が接着面で、壁などにくっついて蛹になります。
すでに羽化直前の様子で、上に目が、その下に脚らしきシルエットがみえます。

P8200700
蛹をピンセットでつまんだところ、節に沿った割れ目が簡単に入ってしまいました。
ノミバエくんごめんね!と思いながら、ついでに解剖開始。
針で殻を取り除く際、ツノのある節が縦に割れました。
ツノが生えているのは肩あたりでしょうか。

イエバエなどは額嚢(がくのう)と呼ばれるフクロを額から膨らませて蛹の殻を破ります。
一方ノミバエは額嚢が無い比較的原始的なハエであり、額嚢を使わない分
殻が非常に破れやすい構造になっていると考えられます。


P8200704
全部出てもらいました。もうほぼほぼノミバエです。
翅はまだ小さくしぼんでいます。羽化後に体液を通すことで、翅を広げます。
特徴的な後脚もコンパクトに畳まれていますね。

タイミングが合えば羽化動画を撮りたいと思っています。はたして成功なるか!


成虫も幼虫も駆除できるのでおすすめの逸品「ファーストキルN


川竹

tojiyan at 18:12|PermalinkComments(0) 虫ムシ日記 | 同定知識

August 17, 2018

セアカゴケグモの防除方法

久しぶりの登板となります、前田です。
執筆担当者の座は既に川竹君、伊藤君に譲りましたが、時々臨時でお邪魔させていただければと思います。

IMGP3318


















ところで、本日のお題はこちら、セアカゴケグモです。
8月16日の京都新聞に、滋賀県野洲市にある墓地で大量に発見されたとの記事が掲載されておりました。
そこで今回は本種はどのような害虫で、駆除方法はどうすればいいかについて簡単に振り返ってみましょう。

【まずは見た目から】
IMGP3594


















本種は幼虫・成虫、また成虫でも雄と雌で外見が異なる点に注意が必要です。
写真はセアカゴケグモと聞いて真っ先に思い浮かべるクモの姿と思いますが、これが雌成虫です。
全身が真っ黒で、腹部の上に赤い「砂時計のような形」の紋がついているのが特徴的です。

IMGP3567


















そして時々、腹部に赤い紋以外に白い筋が走っているものを見ることもあります。
これは別種ではなく、セアカゴケグモの雌の亜成虫です。
平たく言えば、もうちょっとで成虫になれる幼虫、といったところでしょうか。

IMGP3590


















さて、次に幼虫ですが、雌成虫とは似ても似つかぬ姿をしています。
頭胸部や脚が黒い点は共通ですが、腹部に至っては灰白色、そこに黒い筋が2本並んでいます。
初めて現場に出た私もそうでしたが、何も知らないままだとうっかり見落としそうになります。

IMGP3615


















そして雄成虫はこちら、カラーリングも見た目も幼虫とよく似ております。
ただ、赤丸部で示した通り、頭胸部の先端にパンチグローブのような白いものがついています。
これは触肢といわれる部位の先にある生殖器であり、雄では大きく膨らむため外見上の特徴となります。

IMGP2327





















また、これは現場で殺虫した雌成虫の死骸を持ち帰り、その後解剖して取りだした毒牙。
これでチクリとやりますが貫通力は低いようで、手袋や服の上から咬まれた程度なら大丈夫と思われます。
なので、本種が生息してそうな場所で作業をする場合、手袋などで素肌をしっかり防御するようにしましょう。

では、本種が生息していそうな場所とはどこか、具体的に見ていきましょう。

【生息してそうな場所】
大量捕獲現場2




















まず真っ先に調べておきたいのがグレーチングとも呼ばれる溝の蓋、これの裏です。
公園であれば町内清掃の時、墓地であればお盆の掃除の時に注意したい場所です。
また、個人的な感覚で恐縮ですが、何となく日当たりの良いところは生息が多い気がします。

IMG_1612




















さて、そのグレーチングを裏返すと、写真のような落ち葉や虫の死骸がたくさん絡まったものが出てきました。
こんなものが見られた場合、そこがセアカゴケグモの巣である可能性があります。

IMG_1611




















その際に決め手となるのが写真のような白いボール状のもの。
これはセアカゴケグモの卵がたくさん詰まった卵塊です。
他のクモにも似たような卵塊を産むものがいますので断定は禁物ですが、注意しておきましょう。

IMG_1609




















なお、注意深く観察すると、クモそのものを発見できる場合もあります。
雄や幼虫は小さいので見つけにくいかもしれませんが、雌成虫は分かりやすいです。

IMGP3825





















次に調査をしたいのがコンクリートブロック、その空洞部です。
一般家庭であればガーデニングや駐車場の掃除の時などに注意が必要な場所です。

IMGP3829





















この場合もグレーチングの裏と同様に、巣のようなものや卵塊があれば注意が必要です。
おもむろにクモが飛び出してくる場合もありますので気をつけましょう。
ただ、積極的に咬みに来ることはありませんので、服の上に飛び移られても落ち着いて対処しましょう。

IMGP1174





















それと、これは施設内や建物周辺への防除作業をする際にチェックしたいポイントになります。
ガードレールやフェンスの隙間、その支柱の空洞内部です。
人との接触機会は低いのですが、忘れず薬剤施工しておきたいです。

卵鞘アップ





















隙間に積もった落ち葉に紛れて卵塊があったり、成虫が潜んでいる場合があります。
その場合はエアゾール剤(例えばクモの巣消滅ジェットなど)を用いて対処しましょう。

IMGP3835





















あとは公園やバス停のベンチの裏が挙げられます。
頻繁に人が座ったりしますので、見逃さないようにしましょう。

IMGP3881





















ベンチの裏に隠れていた事例。
思わずぞっとしました。

IMGP3860


















あと、細かいところを挙げれば、壁に一定間隔おきに設けられている抜き穴の配管内部です。

IMGP3864



















この場合も巣らしきもの、卵塊らしきものがないかも頭の片隅に置きながら調査します。
また対処法にはガードレール・フェンスの時と同様にエアゾール剤が適しているでしょう。

ところで、広範囲にわたる防除作業の場合、水で薄めて散布できる液剤が適しています。
どれが効果的なのか、実験結果も交えながらご紹介します。

【サイベーレ0.5SCを用いた殺虫試験】
IMGP4542調査地ズームアップ


















今回は様々な害虫に効果があり、クモ類に対しても優れた殺虫効力を持つサイベーレ0.5SCを利用しました。
施工場所はグレーチングの裏とし、ここに潜むセアカゴケグモを対象に評価試験を実施しました。

IMGP4544ちょっとだけ巣あり


















グレーチングの下を覗いての一枚。
上から垂れさがった網状の糸に落ち葉や昆虫の死骸が多数絡まっております。
いかにもという雰囲気を醸し出しています。

IMG_2053




















さて、そのグレーチングをまずは手袋をはめた手で慎重に裏返しました。
そして、巣を除去しながらそこにいたセアカゴケグモの個体数をカウントしました。
これを14枚のグレーチングで実施しました。

図1






















その後、サイベーレ0.5SCをスプレヤーを用いてグレーチングの裏と、それと接している側溝へ散布。
スプレヤーは噴霧器GS006噴霧器#530といったものが比較的準備も簡単で使いやすいです。
なお、今回は効力判定のため14枚のグレーチングのうち7枚に散布、残り7枚には散布していません。

図1






















そして学会発表のスライドのスクリーンショットで恐縮ですが、試験結果はこちら。
一度巣を撤去した影響か、施工当日はから1週間後には散布した場所・してない場所も激減しています。
しかし、そこから散布していない対照区では個体数が緩やかに回復。
一方で散布した施工区では1ヶ月が経過してもセアカゴケグモの姿を見ることはありませんでした。

日程の都合上、その後2ヶ月、3ヶ月経過してからの様子は観察しておりません。
ただ、この結果よりサイベーレ0.5SCはセアカゴケグモに有効で1ヶ月程度の残効性があると示唆されました。


セアカゴケグモ対策でお困りの方がおられましたら一度、ご検討いただければと思います。

前田



tojiyan at 11:17|PermalinkComments(0) 商品(その他ムシ)