December 04, 2013
回想
特に階段の下りは苦行以外の何物でもなく、踊り場ではブレーキが効かずオーバーラン。
引きつった表情、こわばった腹筋をよそに、膝だけは笑いが止まりません。
そんな一日を終えて床につくと、この2日間で見てきた色々なことが自然と思い出されます。
なので、本日は会議とマラソンの合間に見た物をちょっとだけ紹介しようと思います。
まずはこちら、二次会の店に飾ってあった顔のオブジェ。
驚くべきことに、ちゃんとカメラが顔認識をするんです!
それほどまでに精巧なできということですね。
続いてはこちら、海の幸グルクンの唐揚げ。
グルクンとはタカサゴという魚の沖縄での呼び名だそうです。
バリバリとした歯ごたえがたまりません。
料理ネタが続きます、今度はアオブダイの・・・煮つけ?
沖縄では「イラブチャー」の名で呼ばれるとか。
ちなみに「イラブー」だとウミヘビになってしまいます。
イラブー汁の材料になるアレです。
小学生の頃に持っていた釣り&料理ガイドブックには鱗を剥がすのが大変と書かれていました。
そこで1円玉を比較対照に、大きさを見てみることにしました。
いや、大きいこと大きいこと。
そして最後はゴーヤの炒め物。
医食同源、やはりご飯はっしっかり食べないといけないと感じた瞬間でした。
そんなこんなでマラソンも終わり、暴食に歯止めがかからない今日この頃です。
前田
December 03, 2013
いざ、那覇マラソンへ
いつもと違う枕の感触で目が覚める午前6時。
とうとうこの日が来てしまったと感じる午前7時。
走る準備万全の皆さんを見て、もう走るしかないと吹っ切れる午前8時。
本日2013年12月1日、那覇マラソン当日です。
42キロもの長距離に耐えるため、テーピングなどの対策も重要です。
また、栄養剤などの携行食、気を紛らわせるためのipodなどもポーチにしまい込みます。
タイムと残り時間を知るための腕時計を忘れるともう致命的です。
なお、天気は朝から雲ひとつない快晴、暑さとの戦いも予想されます。
写真は青空をバックに仁王立ちの今村さん。
やがて、ランナーの行列は、誘導係の指示に従ってゆっくりゆっくりと前へ。
そして午前9時、スタートのアナウンスとともに約2万足の靴が次々と地面を蹴って出発!
長い長いレースの始まりです。
最後は一緒にゴールインした櫻井さん(左)に、今回2位と健闘の石川さん(右)
余裕の表情の藤井さん(左)と、不敵な笑みを浮かべる今村さん(右)
藤井さんに撮ってもらった私。
そのうち皆さんとはぐれ、無事完走できるか不安の中で迎えた中間地点。
まずは第一関門突破。
しかし、何が起こるか分からないのがマラソン、まだまだ気を抜けません。
24キロ前後の下り坂。
青い水平線がどこまでも広がってます。
体の痛みはまだ許容範囲、記録は更新できそうな雰囲気、少し色気を出してみたい気にかられます。
そして、やはり無理はするもんじゃないと悟った41キロ地点。
しかし、残りおよそ1時間以上、ここまで来ればもう目をつぶってもゴールインです。
確実に距離を縮めます。
スタートから5時間、ようやくゴールに到着。
なお、飲んでいた栄養剤(パワージェル)をカメラにひっかけてしまいレンズは曇ったまま。
それを知らずに撮ったため、記念すべきゴールの写真は何か白くぼやけるという結果に…。
こんな暑い中、よく帰ってこれたものだと思いましたが、それもこれも沿道で声援を
送ってくださった皆様、水が欲しいと近寄っていったらコーラまでサービスしてくださったおばさん、
キンキンに冷えたスポーツドリンクをふるまってくださったおじさん、色んな方のおかげだなと
毎回ながら感謝いっぱいです。
沖縄の皆様、ありがとうございました
前田
December 02, 2013
決戦前夜
この時期になると、弊社スタッフの顔もどことなく浮かない表情になってきます。
その理由は皆様が想像されるよりも単純、かつ、我々にとっては極めて深刻です。
そうです、弊社では年を越すために避けては通れない道、NAHAマラソンの存在です。
今年も社内会議を含めた1泊2日の日程で参加してきました。
高度約12,000m、外気温マイナス51℃の空を超えた先に本年最大の試練が待ち構えています。
とは言え、前日は穏やかに社内会議から始まります。
まずはお昼ごはんも兼ねてホテルサンパレスへ。
会議の様子。
時に真剣、時に和やかな雰囲気で進められていきます。
玄関に置いてあった、必勝祈願の縄。
思わず明日の完走を祈願してしまいました。
会議が終わると、宿泊先のホテルへ移動。
ここからマラソンの受付とゼッケンの受領、また明日の準備と慌ただしくなります。
そして前日最大のイベントとなる懇親会。
西尾マラソン部部長の乾杯の音頭とともに始まります。
懇親会の舞台はやがて二次会へ。
お互いの健闘を祈り、笑い声の絶えない飲み会は夜遅くまで続きました。
さらに今回のサプライズとして、菅野チーフが初参戦!
明日の順位争いに一波乱起こりそうな予感です。
目一杯飲んで食べて踊って、明日を迎えます。
さて、明日は果たしてどんなレースになるのでしょうか?
前田
November 27, 2013
片付け
この時期は色々なイベントが盛りだくさんで、土日も活用しないと作業が追いつかないこともしばしば。
しかし、今年は色々な役目を任せていただき、色々な経験を積むことができました。
写真は10月から11月にかけて弊社で開催している秋期レベルアップセミナーの様子。
今回は私も講演を担当させていただき、講師陣の一翼として活動。
当日はたくさんの方にお越しいただき、大盛況に終わりました。
御来場いただきました皆様、本当にありがとうございました!
あと、11月にはペストロジー学会の大会に展示ブースを出しました。
さらに、何と今回は一般講演の部でも発表をさせてもらいました!
内容は、近年またホットな話題になりつつあるセアカゴケグモの防除について。
「菅野チーフ、こんなスケジュールじゃ間に合いませんよ!」と泣き言を垂れつつ…。
念願の一般講演をさせてもらえる機会をいただき、期限ギリギリでデータ収集を終えました。
なお、当日の発表の様子は…どうか、触れないでいただきたいです。
さて、セミナーが終わると待ち受けているのが後片付け。
一番大事なのがアンケートに記載をいただいた皆様からの質問へのお返事です。
あとは、使い終わった実験資材やらカタログの残りの整理、消耗したサンプルの補充…。
写真は弊社足立さんのカラス君と鳥類対策展示セット。名付けてバードフリーセットです。
そして、そのさらに後に控えている難関が自宅の掃除です。
昨日は健康診断で1日オフだったので、思いきって大掃除をしました。
棚を掃除していると、とろろ昆布や乾燥ワカメなど様々な乾燥食品類が出てきます。
なので、それらをダシの中に放り込んで、まさに片付け食いがおこわなれます。
皆様もこんな虫にご用心。
貯蔵食品の大害虫、ノシメマダラメイガです。
たくさん沸いていたら、勿体ないですが、その食品ごと捨ててしましましょう。
そして、掃除中に発掘しました!いつか作ろうと思いながら埋もれていたバターチキンカレー。
本日のシメとして、いただくことにしました。
ストーブのメンテナンスをした後なので、灯油のにおいが漂うベランダと、スパイスの香りが立ち込める
リビングとキッチン、塩素臭が微かに残る浴室と、様々なにおいに囲まれながらの1日でした。
前田
消臭・除菌にクレベリンG!
October 22, 2013
デコレーション
仕事に実験に私生活にと、やり残したことはやっておかなければなりません。
そして野外の生き物たちには、それ以上の試練となる越冬がこれから待ち構えています。
と言う訳で、最近問い合わせが多くなってきたカメムシ。
冬越しの場所を求めて家の中にもやって来ることが多くなったためでしょう。
本人たちに悪気はなくとも、食事中に飛んできた子がうっかり味噌汁の中に墜落したりするともう悲劇的です。
そんなこんなで迷惑なカメムシですが、今日はそんな彼等のいいところを見ていきましょう。
カメムシの魅力の一つは種類ごとの豊富な色彩変異や模様の違いにあると思います。
そこで鼻はつまんだまま、目だけはしっかり見開いて何種類か紹介していきます。
模様が奇麗な種類。
ピカピカ光る種類
背中に白いハートマーク
他にも探せばもっともっと色んなのが見つかります。
今年は家から追い出す前に、彼等の個性的なデコレーションに注目してみてはいかがでしょうか?
前田
屋内に侵入してきたカメムシ対策にカメムシ退治プラス忌避防除剤!
殺虫以外にも窓際に施工すれば、侵入防止対策にもなります。
October 21, 2013
無念
行楽の秋!なら、山の中を突っ走ればマラソンも行楽もできて一石二鳥ですね。
と言う訳で、先週は弊社のお客様と西尾さんと私の3人でトレイルランに行ってきました。
西尾さん(右)と私(左)。リーダー、視線があさっての方向に向いてますが?
なお、この日は朝から小雨が降り続いており、レインコートやポリ袋で自衛する人も。
気温も低く、いつもより過酷なレースになりそうです。
今回のコースでは、最初の方は京都の風情豊かな街の中を駆け抜けていきます。
しかし走り続けて十数分、徐々に視界を埋め尽くし始めたのは鬱蒼たる山々。
ふと、これから進むべきルートを目で辿ると、薄暗い森の中に細い林道がぼんやりと伸びていました。
そこからさらに林道を走ること数分、いよいよ舞台は険しい山の中へ。
明け方まで降り続いた雨と、起伏の激しい岩場がランナーの足取りを重くします。
体力と、それ以上の集中力がゆっくりゆっくりと削り取られてゆきます。
不安定な足場に悩まされながら進むことしばし、ようやく町の中へ。
地に足がついた感覚で、安堵のため息を漏らされた方も多かったのでは。
しかし、安心したのも束の間、ほどなくして見えたのはたくさんのひとだかり。
給水所かもしれない、と思いコースの右側へと寄っていきます。
しかし、ただただ人が立ち止まっているのみで、何もありません。
おかしいなぁ、と思いあたりを見渡すと視界の端に捉えたのは西尾さんの姿。
この距離で追いつける訳が無いので、何かしらの事故があったものと思いました。
山で雨、そして事故で走れないとなると、短絡的に土砂崩れを連想します。
しかし、事態は思っていたより深刻、そして普段の業務により密接。
西尾さん、開口一番「刺された・・・」
状況が飲み込めず、唖然としたまま聞き返す私。
「何にですか?」
コイツに
刺された。
そうです、コース上に多数のスズメバチが出現、突如として殺到してきたとのことです。
幸い、ポイゾンリムーバーを持っておられた方に毒を吸い出してもらい、一大事には至りませんでした。
(処置してくださった方、本当にありがとうございました)
また、飲料用に持ち込んでいた水1リットルも傷口から毒を洗い出すのに役立ちました。
スズメハチの毒は水溶性なので、水で流しながら毒を絞りだすことも応急処置としては有効です。
(逆にアンモニアは効果がありません)
なお、西尾さんの証言では、ズボンにしがみついたハチを弾き飛ばすのにデコピン数発を要したとのこと。
そこまで掴まる力が強いとは思わなかったので、振り払うのも非常に厄介な相手なんだなと感じました。
大事をとって今回はここで棄権することに。
私も付き添いのためリタイア、荷物が運び込まれているゴール地点を目指します。
西尾さんも私もこれが初めてのリタイア。引き揚げるバスの中から走り続けている人たちをみて一言。
「これが、リタイアした時の景色か・・・」
茫然としながらも、日頃の安全管理について考え直す機会にもなった一日でした。
前田
インセクトポイズンリムーバー、あって損は無いな、と思いました。
October 18, 2013
秋一色
半袖での通勤もとうとう限界、昨日から長袖に衣替えです。
そして、気がつくと周りに見える景色も秋一色です。
まずは視覚から。山の木々も徐々に色づきつつあります。
次に味覚。スーパーの食品売り場にも秋の食材がたくさん並んでいます。
山の中では食べていいのかたまに不安になるキノコも、スーパーで売られているものなら安心。
そして聴覚。虫たちの声が夜空にこだまします。
住宅街でもアオマツムシ、カネタタキ、公園まで足を運べばカンタン、コオロギの声が聞こえます。
山の方まで行けば、クツワムシに出会えることも。
最後に嗅覚。カメムシの越冬シーズンがやってきました。
冬を越すための場所を求めて家の中にゾロゾロ入って来ることも。
彼等も嫌がらせのために人家に押し寄せる訳ではありません。
ただ、人にとっても居心地のいい場所は虫たちにとっても同じなのでしょう。
ある意味、虫すら住まない家よりは救いようがあるのかもしれません。
そんなこんなで今年の冬も居候が増えそうです。
前田
家の外壁にたくさんくっつくカメムシ対策にカメムシ・クモスプレー!
大容量なので、広範囲への施工に適しています。
October 15, 2013
食い逃げ
朝はメジャーのタイガースVSレッドソックス(上原のフォークを駆使した三振に思わず拍手)
昼はクライマックスシリーズの阪神タイガースVS広島カープ(言わずもがな)
野球三昧です。
しかし、とうとう見る試合が無くなってしまったので、月曜日は畑仕事を手伝いに行くことにしました。
ところで秋と言えば柿の収穫シーズンですが、ここでちょっと問題発生。
写真は叔父が持ってきた柿のサンプル。何かに食われた跡と言います。
その正体とは何でしょうか?
叔父曰く、それはこちら。イノシシだそうです。
このところ、ちらほら出没しては、色々と農作物を荒らしていくのだそうな。
「ぼたん鍋にしてくれるわっ!」と言いたいところですが、体格的にちょっと勝てそうにもありません。
極めて遺憾であります。
前田
秋のレベルアップセミナーはただいま申込受付中です。だんだんと残りの席が減ってきております。
お申し込みはお早めに
October 09, 2013
使い切る
発表の練習も大事ですが、それよりも重要なのがセミナーの時に展示する商品。
セミナーで話す内容や、営業の皆様からの意見を元に漏れのないよう用意します。
薬剤のサンプル展示の要請があることもしばしば。
とはいえ、1リットルもあるボトルや18リットルの一斗缶を持ち込む訳にはいきません。
なので、そういう場合は写真のような希釈サンプルになります。
写真はサイベーレ0.5SC。
毎回作製するのもなかなか面倒ですが、ここで手を抜くと落とし穴が待っています。
薬剤によっては数か月も経つと写真のように沈殿することがあります。
撹拌すると一応は溶けてくれますが、異常に泡立つなど見た目もきれいではありません。
また、希釈液中にカビのようなものが浮かび、何となく印象は悪いです。
展示では見てくれだけの問題で済みますが、施工に使う薬剤だとまた事情が異なります。
使い切れなかった薬剤をそのまま噴霧機の中に残すと、ホースや機器内部の劣化、
破損につながる可能性もあるかもしれません。また、沈殿した塊が詰まりの原因に
ならないとも言いきれません。
薬剤を使う時は必要な分だけを調合し、一度希釈したものは余らせない・放置しない・
毎回フレッシュな状態で使用することが大事では、と感じます。
前田
弊社主催、秋期レベルアップセミナーはただいま参加申し込み受付中です。お申し込みはこちらから!
October 08, 2013
セミナー申し込み受付中
昨日は当日発表を担当する皆様の配布資料も揃い、まずは一安心。
あとは本番まで内容の確認と練習あるのみです。
そんなこんなで休みの日に実施した試験の合間に撮影した写真たち。
恐らくトビイロシワアリ。せっせと巣から砂粒を運び出しています。
申し訳ない!まさかカメラの脚立の下に、おうちがあるなんて知らなかったんだ!
大きなエノキの木。
その根元に落ちていたゴマダラチョウの残骸。
本種の幼虫はエノキの葉を食べて育ちます。
なので、もしかしたらこれは産卵に訪れた雌成虫だったのかもしれません。
翅に鳥のついばみ跡のようなものがありますが、無事、目的は果たせたのでしょうか?
実験の様子を見守るクロネコ。
なんでもクロネコは見ると縁起がいいとか悪いとか。
もしいいのなら、試験結果がうまくいくようあやかりたいものです。
さて、今年も弊社では秋のレベルアップセミナーを開催します。
今回も色々な内容を企画しておりますので、是非お越しいただければと思います。
お申し込みはこちら!
前田