■おしらせ
12月開催「2018年秋期PCO・TCO基礎セミナー」
@名古屋、東京、大阪、福岡

September 19, 2018

ヒアリじゃないアリ

久しぶりの登板となります、前田です。
レギュラーの座は既に川竹君・伊藤君へ譲っておりますが、今後もたまに守備固め程度に出てきます。

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ところで今回の話題はこちら、秋の風物詩とも言えるキイロシリアゲアリの羽アリです。
世間的には数年前まで「灯りの下や窓周りの壁にたくさん飛んで来る変な虫」程度の認識でした。
それが最近では「ヒアリじゃないの?」という不安を煽る存在に変わりつつあります。
そこで今回はヒアリ・キイロシリアゲアリの(女王アリ同士の)簡単な見抜き方についてご紹介します。


【見るべきところ】
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専門的に見れば色々とチェックすべきポイントがありますが、今回は簡易に同定できる部分に絞り込みます。
そしてその注目すべきところとは腹柄と呼ばれる胸部と腹部をつなぐパーツです。
上に掲載したキイロシリアゲアリ羽アリ(女王)の写真では青丸部ですが、ここを見ながら進めていきます。

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これはキイロシリアゲアリを真上から撮影した写真で、青い矢印で示しているのは腹柄と腹部の繋ぎ目です。
ご覧の通り上から見ると腹柄が腹部の上に乗っかっているように見えます。

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それを今度は横から見ると、こんな感じになります。
このように「腹柄と腹部の繋ぎ目」は腹部の真ん中ではなく、かなり上側に来ています。
写真に補助線を引いておりますが、「胸部と腹柄の繋ぎ目」から見ても上側へと外れます。

図2



















参考にヒアリの写真を掲載しますが、ヒアリの場合は腹部の真ん中あたりに繋ぎ目がきます。
キイロシリアゲアリのようにかなり上の方にくることがありません。
このように(羽アリが)手早くヒアリかキイロシリアゲアリか判断したい場合は腹柄の位置を見るのも手です。

【余談:繋ぎ目が上側にあるために出来る芸当】
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上の写真は私のピンセットに反撃を試みる女王アリですが、ご覧のように腹部がかなり曲がります。
極端な言い方をすると腹柄が腹部を上から掴みあげている感じなので、上へ振り上げることができるのです。
なんかサソリのようで凶悪な印象を受けますが、よほどいじめない限り刺されるなどの被害は無いと思います。

【余談:セミナーの御案内】
ところでヒアリと言えば「殺人アリ」との見出しで連日報道されていた時期が懐かしいです。
そして他にもアルゼンチンアリ、セアカゴケグモなど忘れ去られそうになっている外来生物は数知れず。
加えてヒトスジシマカが媒介するデング熱の話など、「今は果たしてどうなった?」という案件も多いです。

そこで今回は関東エリアセミナーにて、外来生物のお話も含めたセミナーを開催します。
埼玉県での開催となり日にちも9月21日と迫って来ておりますが、まだ参加申込みを受け付けております。
当日の飛び込み参加も大歓迎ですので、興味があれば是非お越しいただければと思います。

環境機器(株)主催 関東エリアセミナー(埼玉会場)



【余談:過去の記事】
過去にもキイロシリアゲアリに関する記事も掲載しております。
なんか適当過ぎて怒られそうなヒアリとの区別方法を記載した記事もありますが、よろしければご覧ください。

・カップルを作ってください・キイロシリアゲアリ編
http://blog.mushi-taiji.com/archives/2017-09-15.html
・針のついた羽アリ
http://blog.mushi-taiji.com/archives/2017-09-09.html
・秋の黄色いアリ
http://blog.mushi-taiji.com/archives/2016-09-14.html
・キイロシリアゲアリの羽アリ
http://blog.mushi-taiji.com/archives/2015-09-10.html
・刺すアリ
http://blog.mushi-taiji.com/archives/2013-09.html

前田


tojiyan at 15:00|PermalinkComments(0) 同定知識 

September 14, 2018

フライヘル特許とりました!

今日のハンカチの柄、ヒメトビケラっぽいなあと思いながら家を出た川竹です。
「モルダー、あなた憑かれてるのよ」


さて弊社開発商品「フライヘル」がこの度特許を取得いたしました!
めでたい!

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ショウジョウバエなどのハエは常に飛び回っているわけではなく、案外頻繁にどこかにとまって
休憩をすることがわかってきました。
そんな習性を巧みに利用して生み出された商品が「フライヘル」でございます。

疑似プラントに殺虫剤を特殊コーティングしており、葉に止まった虫が殺虫剤に触れて下に落ちる。
製品には受け皿が付属していますので、虫は皿に集まります。
誘引源は付けていませんので、風除室に置いても外から虫を寄せることはありません。
見た目はただのインテリアグリーンなので、飲食スペースの片隅でも大活躍!

捕獲される虫は様々。クロバネキノコバエ、ノミバエ、チョウバエ、ユスリカ、ショウジョウバエ・・
(参考:速報!捕虫器フライヘルの実力
これらコバエ類にお困りの現場では特にオススメです!


今までに無かった機能性インテリアグリーン「フライヘル」。
虫のマニア専門家が集う環境機器だからこそ開発できた商品と言えましょう。
是非お試しください。お問い合わせは弊社まで。

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tojiyan at 14:17|PermalinkComments(0) 商品(その他ムシ) 

September 07, 2018

ウツボカズラの胃袋

台風21号が日本各地を襲い、北海道では巨大地震が発生。甚大な爪痕を残していきました。
被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。
弊社では停電や看板がへし折れた被害がありましたが、幸い人的被害もなく皆元気に出社しております。
物流もストップしてしまったため、一部のお客様に商品の発送が遅れてしまいました。
ご迷惑をおかけしてしまい申し訳ございませんでした。


さて、先日の日曜日に虫を食べる植物展2018に行ってきました。
植物にそこまで強い思い入れは無いのですが、内容が内容だけに「いかねば。」という義務感が。

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定番ネペンテスくん

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虫を捕らえて逃さないため趣向を凝らした形態をしています。
中にアシナガバチっぽいのが入っていました。見えるかな?

ウツボカズラの中にご飯などを詰め込んで蒸し焼きにして携帯食にする地域があるようです。
興味深いですね。


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食虫植物ではありませんが、ブーゲンビレア。ピテカントロプスになる日も近づいたんだね。

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ハエトリソウ!悪魔的見た目がいかにも食虫植物です!という感じで良いですね。
内側に感覚毛があるのですが、2回触らないと口(?)が閉じません。
1回では虫じゃない可能性もあり、空振りした際のATP浪費を避けているのですね。すごいぞ!

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食虫植物と共生するいきものたち。
共生するコウモリやネズミ!?見てみたい!

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今回の目からウロコ。
食虫植物をX線で撮影することで、袋の内容物も見ることができる!
展示ポスター(プロジェクトX(線))によると、食虫植物をレントゲン撮影させてくれるところを
探すのがまず大変だったとか。
この表現方法、是非見習いたいです。



弊社ではお世話をしなくても虫をとってくれる(疑似)植物を販売しています。
その名もフライヘル!
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お試しください。

【参考記事】
新商品・フライヘル
フライヘル設置試験・秋の陣

川竹

tojiyan at 09:32|PermalinkComments(0) 虫ムシ日記 

August 27, 2018

虫を求めて三千里

この度ダンゴムシのガチャガチャが販売されたということで、ごく一部で大変話題になっております。
https://gashapon.jp/dangomushi/

どうしても欲しいガチャガチャであれば通販で箱買いしてしまうのですが、
このダンゴムシガチャはカプセルに入らず、ダンゴムシのまま転がってくるとのことで、
これは実際に回しに行かねば!

との思いで大阪中心部へ繰り出したのですが、時すでに遅し。
各地で売り切れ報告があがり、僕が探した時にはマシンすら置いていませんでした。
なんてことだ・・・。
無いと思うと余計に欲しくなりますが、次の入荷を待つことにします><


生きたダンゴムシなら家の周りにたくさん居ます。
侵入防止に「虫コロパー」1本500gから販売しているので個人宅にオススメです。

川竹



tojiyan at 11:38|PermalinkComments(0) 虫ムシ日記 

August 20, 2018

さなぎのなかみ

ノミバエ製造工場が勝手にできあがり、資料や実験に役立っています。
今日もたくさんの蛹が捕れました。


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こちらがノミバエの蛹。ツノが1対あるのが特徴的で、簡単に判別できると思います。


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横からみた図。左側が接着面で、壁などにくっついて蛹になります。
すでに羽化直前の様子で、上に目が、その下に脚らしきシルエットがみえます。

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蛹をピンセットでつまんだところ、節に沿った割れ目が簡単に入ってしまいました。
ノミバエくんごめんね!と思いながら、ついでに解剖開始。
針で殻を取り除く際、ツノのある節が縦に割れました。
ツノが生えているのは肩あたりでしょうか。

イエバエなどは額嚢(がくのう)と呼ばれるフクロを額から膨らませて蛹の殻を破ります。
一方ノミバエは額嚢が無い比較的原始的なハエであり、額嚢を使わない分
殻が非常に破れやすい構造になっていると考えられます。


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全部出てもらいました。もうほぼほぼノミバエです。
翅はまだ小さくしぼんでいます。羽化後に体液を通すことで、翅を広げます。
特徴的な後脚もコンパクトに畳まれていますね。

タイミングが合えば羽化動画を撮りたいと思っています。はたして成功なるか!


成虫も幼虫も駆除できるのでおすすめの逸品「ファーストキルN


川竹

tojiyan at 18:12|PermalinkComments(0) 虫ムシ日記 | 同定知識

August 17, 2018

セアカゴケグモの防除方法

久しぶりの登板となります、前田です。
執筆担当者の座は既に川竹君、伊藤君に譲りましたが、時々臨時でお邪魔させていただければと思います。

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ところで、本日のお題はこちら、セアカゴケグモです。
8月16日の京都新聞に、滋賀県野洲市にある墓地で大量に発見されたとの記事が掲載されておりました。
そこで今回は本種はどのような害虫で、駆除方法はどうすればいいかについて簡単に振り返ってみましょう。

【まずは見た目から】
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本種は幼虫・成虫、また成虫でも雄と雌で外見が異なる点に注意が必要です。
写真はセアカゴケグモと聞いて真っ先に思い浮かべるクモの姿と思いますが、これが雌成虫です。
全身が真っ黒で、腹部の上に赤い「砂時計のような形」の紋がついているのが特徴的です。

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そして時々、腹部に赤い紋以外に白い筋が走っているものを見ることもあります。
これは別種ではなく、セアカゴケグモの雌の亜成虫です。
平たく言えば、もうちょっとで成虫になれる幼虫、といったところでしょうか。

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さて、次に幼虫ですが、雌成虫とは似ても似つかぬ姿をしています。
頭胸部や脚が黒い点は共通ですが、腹部に至っては灰白色、そこに黒い筋が2本並んでいます。
初めて現場に出た私もそうでしたが、何も知らないままだとうっかり見落としそうになります。

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そして雄成虫はこちら、カラーリングも見た目も幼虫とよく似ております。
ただ、赤丸部で示した通り、頭胸部の先端にパンチグローブのような白いものがついています。
これは触肢といわれる部位の先にある生殖器であり、雄では大きく膨らむため外見上の特徴となります。

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また、これは現場で殺虫した雌成虫の死骸を持ち帰り、その後解剖して取りだした毒牙。
これでチクリとやりますが貫通力は低いようで、手袋や服の上から咬まれた程度なら大丈夫と思われます。
なので、本種が生息してそうな場所で作業をする場合、手袋などで素肌をしっかり防御するようにしましょう。

では、本種が生息していそうな場所とはどこか、具体的に見ていきましょう。

【生息してそうな場所】
大量捕獲現場2




















まず真っ先に調べておきたいのがグレーチングとも呼ばれる溝の蓋、これの裏です。
公園であれば町内清掃の時、墓地であればお盆の掃除の時に注意したい場所です。
また、個人的な感覚で恐縮ですが、何となく日当たりの良いところは生息が多い気がします。

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さて、そのグレーチングを裏返すと、写真のような落ち葉や虫の死骸がたくさん絡まったものが出てきました。
こんなものが見られた場合、そこがセアカゴケグモの巣である可能性があります。

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その際に決め手となるのが写真のような白いボール状のもの。
これはセアカゴケグモの卵がたくさん詰まった卵塊です。
他のクモにも似たような卵塊を産むものがいますので断定は禁物ですが、注意しておきましょう。

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なお、注意深く観察すると、クモそのものを発見できる場合もあります。
雄や幼虫は小さいので見つけにくいかもしれませんが、雌成虫は分かりやすいです。

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次に調査をしたいのがコンクリートブロック、その空洞部です。
一般家庭であればガーデニングや駐車場の掃除の時などに注意が必要な場所です。

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この場合もグレーチングの裏と同様に、巣のようなものや卵塊があれば注意が必要です。
おもむろにクモが飛び出してくる場合もありますので気をつけましょう。
ただ、積極的に咬みに来ることはありませんので、服の上に飛び移られても落ち着いて対処しましょう。

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それと、これは施設内や建物周辺への防除作業をする際にチェックしたいポイントになります。
ガードレールやフェンスの隙間、その支柱の空洞内部です。
人との接触機会は低いのですが、忘れず薬剤施工しておきたいです。

卵鞘アップ





















隙間に積もった落ち葉に紛れて卵塊があったり、成虫が潜んでいる場合があります。
その場合はエアゾール剤(例えばクモの巣消滅ジェットなど)を用いて対処しましょう。

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あとは公園やバス停のベンチの裏が挙げられます。
頻繁に人が座ったりしますので、見逃さないようにしましょう。

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ベンチの裏に隠れていた事例。
思わずぞっとしました。

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あと、細かいところを挙げれば、壁に一定間隔おきに設けられている抜き穴の配管内部です。

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この場合も巣らしきもの、卵塊らしきものがないかも頭の片隅に置きながら調査します。
また対処法にはガードレール・フェンスの時と同様にエアゾール剤が適しているでしょう。

ところで、広範囲にわたる防除作業の場合、水で薄めて散布できる液剤が適しています。
どれが効果的なのか、実験結果も交えながらご紹介します。

【サイベーレ0.5SCを用いた殺虫試験】
IMGP4542調査地ズームアップ


















今回は様々な害虫に効果があり、クモ類に対しても優れた殺虫効力を持つサイベーレ0.5SCを利用しました。
施工場所はグレーチングの裏とし、ここに潜むセアカゴケグモを対象に評価試験を実施しました。

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グレーチングの下を覗いての一枚。
上から垂れさがった網状の糸に落ち葉や昆虫の死骸が多数絡まっております。
いかにもという雰囲気を醸し出しています。

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さて、そのグレーチングをまずは手袋をはめた手で慎重に裏返しました。
そして、巣を除去しながらそこにいたセアカゴケグモの個体数をカウントしました。
これを14枚のグレーチングで実施しました。

図1






















その後、サイベーレ0.5SCをスプレヤーを用いてグレーチングの裏と、それと接している側溝へ散布。
スプレヤーは噴霧器GS006噴霧器#530といったものが比較的準備も簡単で使いやすいです。
なお、今回は効力判定のため14枚のグレーチングのうち7枚に散布、残り7枚には散布していません。

図1






















そして学会発表のスライドのスクリーンショットで恐縮ですが、試験結果はこちら。
一度巣を撤去した影響か、施工当日はから1週間後には散布した場所・してない場所も激減しています。
しかし、そこから散布していない対照区では個体数が緩やかに回復。
一方で散布した施工区では1ヶ月が経過してもセアカゴケグモの姿を見ることはありませんでした。

日程の都合上、その後2ヶ月、3ヶ月経過してからの様子は観察しておりません。
ただ、この結果よりサイベーレ0.5SCはセアカゴケグモに有効で1ヶ月程度の残効性があると示唆されました。


セアカゴケグモ対策でお困りの方がおられましたら一度、ご検討いただければと思います。

前田



tojiyan at 11:17|PermalinkComments(0) 商品(その他ムシ) 

August 10, 2018

ムシカツ!

今回も懲りずに昆虫食記事です。
ご注意ください!













虫だけでなく変な肉も食べさせてくれるお店があるらしい。
虫とは、変な肉の正体とは?我々はその謎を解き明かすべく、大阪新世界の奥地へと向かった…。


今日のお店、「串かつじゃんじゃん」。メニューを見ると至って普通。
川「すみません、今日虫たべに来たんですけど?」
店「はい、ございますよ!ニッコリ」
普通に生きていたらまず聞かない会話。虫は裏メニューのようです。


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コオロギ!
カラリと揚がって真っ黒になったコオロギ。ゴキブリみたいだあ
特殊な風味がありますが、食感も良くとても美味しい!


iOS の画像 (2)
サソリ!丸々1頭が串に刺さっています。

iOS の画像 (1)
Image from iOS (1)
バリバリッ!(鈍い音)

うーん、硬い。特にハサミが立派すぎて顎の弱い現代人にはつらい食材です。
殻の残渣がクチの中に残り続ける不快感がありますね。
ハラワタも強い臭みがあり、人を選ぶ食材でした。


その他、動物のお肉もトライしました。
・カンガルー
・ワニ
・カエル

どれも美味しい!やはり「お肉」は美味しいですね。
中でもカエルがベストでした。

しかし如何せん、僕はこれらの食材すべて実食済みだったので、
今度は新たな動物にチャレンジしたいですね。
目指せ新世界!


川竹

tojiyan at 10:42|PermalinkComments(0) 虫ムシ日記 

August 02, 2018

めざせコバエマスター!

前回ノミバエが大量発生!という記事を書きましたが、もう一つワンサカ湧き出している虫が居ます。

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うーん、黒いハエ!(同定終了)


・・・では開発部の名が泣いてしまいます。
皆さんは何のハエかわかりますか?
■触角
太い棍棒状(もうこれだけで分かりますが)

■翅
翅脈はよく見えないけれど、上端に黒い筋が目立つぞ

■体
ノミのように縦に扁平
(脱線)扁平な虫は寄生生活をするのが多いという噂が。はたして。

■脚部
特別長くない、目立った節は見られない

などなど、虫の同定には様々な形態的な特長を照らし合わせる必要があります。
ツノが生えてるからカブトムシ!のように単純に言えたらどれだけ楽なことか。
写真の虫は「ニセケバエ科の一種」になります。
PCOとしては是非とも知っておきたいベーシックなコバエですね。

実はこのニセケバエ、皆知っているある場所から大量発生したものなのです。
僕自身とてもビックリしたある場所とは・・・??
8月の基礎セミナー「コバエ類の同定」で発表いたします!
無料セミナーですので、是非ご参加ください!受付はこちら


さて、虫を覚えるときにオススメなのが、お絵かき。
手を動かして、イメージで覚えて脳に虫のシルエットを焼き付けましょう!

180802ニセケバエスケッチ
こんな感じ?細かな特長も、お絵かきで意外と覚えることができます。
コバエマスターになって一目置かれる存在になりましょう!
(はまりすぎると距離を置かれる存在になっちゃう^ヮ^)

川竹

tojiyan at 15:40|PermalinkComments(0) 同定知識 | 弊社セミナー情報

July 25, 2018

ノミバエの泉

灼熱の日々が続く中、セミも蚊もどことなく元気がなさそうな今日このごろ。
外で人も虫もへばっている一方、室内の虫はクーラーで快適な様子。

逆に最近元気すぎて困っているのが


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ゴキブリケージの中のノミバエ!

ひたすら、ひたすらに湧き出ております。
一応ゴキブリのケージにはコバエ対策として目の細かいメッシュを噛ましているのですが、
それでもだめでした。
ノミバエはゴキブリケージを抜け出し飼育室へ、ノミバエパラダイス状態です。
さすがに何とかしないとということで、ノミバエ集めを開始!


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ノミバエ対策その1、ライトトラップ!
一晩でこれだけ捕れました!アカン


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ノミバエ対策その2、フライヘル!
このブログで過去何度も登場しているフライヘル、ユーザーの方からも高い評価を頂いています!
インテリア性もバツグン!

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飼育室の中にフライヘルを置いておくと、お皿にはノミバエの死骸の山が。
すごいぞフライヘル!

それにしても発生しすぎ。


捕虫器各種用意しております。
フライヘルについては弊社までお問い合わせください。


川竹

tojiyan at 17:00|PermalinkComments(0) 虫ムシ日記 | 商品情報

July 17, 2018

モスラの口器

巷でサッカーが話題になる中、スポーツにまったく興味のないわたし。
知っている人といえばラモスくらい。
ラモスよりも好きなのは

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モスラ!!

連休を利用して、明石市で開催されている「特撮のDNA」という展示会に行ってきました。
写真のモスラは僕が子供の頃に上映されていた「モスラ3」に出てくるレインボーモスラ。
ちゃんと撮影に使ったモノらしいです、美しいですね。
ちょうど造型師の方の講演があったのですが、毛の質にこだわってアメリカまで注文しにいったとか。
今までのモスラよりもかなりお高く仕上がったそうです。

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そういえばモスラの口、実際の蛾とは異なる形をしています。


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こっちが幼虫。成虫の口器は幼虫のものを引き継いでいるようです。

実際の蛾の口器は退化しているかストロータイプである場合がほとんどです。
モスラのように噛む顎が成虫に見られるのは、原始的なコバネガの仲間くらいだそうです。
地球の守り神であるモスラもかなり原始的な蛾と考えられるため、この造形は案外理に適ってる!?
そもそも蛾と言って良いのだろうか、モスラヤモスラ・・・



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おまけ。ゴジラの中身。ウレタンフォームで形成されているためパーツは軽いのですが、
ゴジラ1頭分になると60kg以上になるとか。中の人も大変!



大怪獣じゃない蛾にお使いください。
ノシメマダラメイガ用フェロモントラップ「フェロモンルアー:STORGARD」「ガチョン

tojiyan at 09:47|PermalinkComments(0)