June 21, 2022
アオムシコバチに寄生されたナミアゲハ蛹の残骸調査
こっちのブログでご紹介させてもらえたらなと思います。
あまり中身はありませんが、興味を持っていただけたら嬉しいです。
さて、先日実家でナミアゲハに寄生していたコバチを入手しました。
弊社の伊藤君によると、アオムシコバチではないかとのことでした。
そしてこれは寄生を受けた蛹。胴体が真っ二つになってしまいましたが
外見上は一ヶ所だけ穴が開いているのが確認できます。
・・・そういえば、寄生された蛹の中はどうなっているんだろう?
中身がスカスカになっているのかなと思う一方で、本当のところを
見てみましょう。
ピンセットで蛹の中央に切れ目を入れて、ゆっくり殻を剥がしてみましょう。
途中経過。頭部と触角、脚はきちんと残されていました。
つまり飼育している幼虫が蛹になり、そしてその蛹の中から頭部が透けて見えていても
まだ「寄生されていない」という安心材料にはならないのかもしれません。
そして蛹の中から全部引き出した状態。きちんと前翅(前羽)も、またその模様も
残っているのが分かります。
後ろから見た様子。胸部と腹部の一部が残っています。
最後に腹面から。腹部が7〜8割無くなっている印象ですが、意外と原形が
残っているのだなと思いました。
もちろん寄生する種とか、また寄生を受けたタイミングとか、それによって
ダメージの出方も変わるかもしれませんが、一つの事例として。
なお、余談ですが飲食店の中でも寄生バチの発生を見ることがあります。
例えばゴキブリヤセバチなどゴキブリに寄生する種がゴキブリの発生と
併せて姿を見せることがあります。
ハチの名を冠するものの人を刺すなどの被害は加えませんが、一方で
飲食店や食品工場では異物混入の原因になる恐れもあります。
上に引用した過去の記事の通りですがゴキブリの発生によって起こる、
二次被害のようなものと言えるでしょう。
前田
定期的なゴキブリの生息調査も大事です。調査用トラップを置いて
生息しているのかどうか、確認をしましょう。
June 16, 2022
おさわりご注意
さて、先日はSemco農園でニンニクの収穫がありました。
とったどー!
フレッシュなニンニクをホイル焼きにしていただきました、いやな臭みを感じさせずホクホクとした美味しさ!外で食べると不思議と旨みUPです
残りは乾燥させて各々のご家庭へ。
さてさて、梅雨の時期になるとよく見られるこちらの虫。
壁にへばりつく細長いシルエット。それはまぎれもなくヤツさ
はい、こちらの虫。みなさんはご存知でしょうか?
ムカデという回答があるかもしれませんが、こちらは「ヤスデ」です。
ヤスデとムカデで体つきが結構違うので、慣れれば簡単に見分けられます。
一番大きな違いは、節と脚の数です。ヤスデは1節に2対の脚が出ています。ムカデは1対だけ。
ムカデは大きな顎(ホントは脚の1部!)を持つ肉食の虫で、噛まれると腫れて痛いです。
一方ヤスデは腐敗した植物などを食べます。人を噛んだりする危険はありません。
しかし中には「臭腺」から刺激臭を発する種がいるので、まれに手がかぶれたりもするようです。
ちなみに、上の写真のようなよく見るヤケヤスデ類などは”臭い”を感じたことがありません。臭腺はどうなっているのだろうか??
もう一つ、こちらの虫をご紹介。鮮やかなオレンジとグリーンのカラーリング、丸くて黒い目ん玉は可愛さと不気味さを併せ持つ、そんな虫です。
こちらは「アオカミキリモドキ」という甲虫です。
実はこのカミキリモドキの仲間には、カンタリジンという毒を体液に含んでいます。
噛んだり刺したりはしないので、写真のようにそっと手に載せるくらいでは経験上問題はありません
(万が一被害に遭われても責任は負いかねます汗)
体が柔らかい虫なので、潰したり強く握ったりすると体液が手に触れて水ぶくれなどができてしまいます。見かけた際はお気をつけて!
野外には危険な虫も確かにいろいろとおりますが、不必要に怖がらず、危険な虫を正しく知る必要があるなと思っています。
サイベーレシリーズは広い虫に効果があります、お困りの際はお試しくださいませ!
■□■ 捕虫紙の虫クイズ! ■□■
前回はこちら
まず周りの虫が邪魔をして、メインの虫のシルエットが分かりづらいですね。捕虫紙の上ではよくある光景です。
触角がひじきのような短い角のような感じで、分かりづらいですが口がストロー状をしています。
こちらはオドリバエ科です。おそらくツヤハラオドリバエの仲間?
他の虫を食べる肉食性のハエですね、どことなく攻撃的な雰囲気があります。
続いてはこちら。真ん中の虫です。この角度だと分かりづらいですが、ぜひ当ててみてください
川竹
June 07, 2022
GoTo五島
先日は福岡へ出張に行く機会をいただきましたので、そのまま長崎県の五島列島まで足を延ばしました。
五島列島を構成する島の一つ、福江島に到着し、レンタサイクルを申し込み。1日1500円で乗り放題です(しかも電動自転車!)知らない土地を自転車で走り抜ける!めちゃ気持ちが良いです!
福江島には鬼岳という少し変わった山があります。看板の後方、遠くに見える薄い緑色の山なのですが樹が生えておらず草原が広がっております。
火山なのでいたるところに溶岩由来の岩石が転がっております。
標高は315mと低いのですが、お手軽に高山っぽい稜線を楽しめます。稜線上には花も咲き、クマバチやオオハナアブが飛び交っておりました。虫の羽音が嫌いな人には辛いかも。
山の上からは下界がよく見えます
お昼は五島うどん+五島牛、めちゃうまかったです。リピートしたい
山から海へもすぐ行けます。こちらは鐙瀬(あぶんぜ)熔岩海岸、荒々しい火山由来の岩石が転がっております。鐙瀬とはまた難読な地名、鐙はアブミと読み馬に乗ったときに脚をかける器具のことを言うようです。フナムシがドン引きするほど大量におりました!
こちらは大浜海水浴場。堤防からは魚の群れがよく見えるほど透き通ったブルーでテンションが上がります。
砂浜にはコメツキガニ??みたいな小さなカニや、海浜性っぽいハエなどが飛んでおりました。生き物を追いかけていたら腕と顔が真っ赤に焼けてしまいました〜
天気にも恵まれ、いろんな虫も見ることができました。島はいいですねー
■□■ 捕虫紙の虫クイズ! ■□■
前回はこちら
ライトトラップにはいろんな虫が捕まりますが、このように甲虫も捕まります。
こちらはゴミムシの仲間。水をよく使う工場などでは、まれにミズギワゴミムシ類が捕まることがあります。これは・・・ミズギワゴミムシではないような気がします。口元の毛などを観察すると識別できたような記憶がありますが、あまり詳しくない(´-`)
続いてはこちら。これがわかればなかなかのツワモノですね!さて、なんでしょうか?
川竹
June 01, 2022
奢れる者は久しからず!
この間は東京出張のついでに後泊してのんびり。
数年前に訪れた「東洋文庫ミュージアム」へ行ってみました。
入り口には様々な言語で「ようこそ」の文字が。以前来たときにはさっぱりでしたが、(最近なぜか外国語を勉強しているので)Selamat datang(マレー語)、Bienvenidos(スペイン語)、أهلا وسهلا(アラビア語)はわかるようになりました。よく見ると同じような綴りの単語も見られますので、互いに似た語族なのかもしれませんね。これが”解像度があがる”ってことかあと謎の感慨深さを感じつつ入場。
中には本に囲まれた素敵な風景が。触ることはできません。
今は「日本語の歴史」というタイトルで展示がされています。
他の言語の書物にも昔の日本文化・言語を紐解く鍵が散りばめられている、ということでこんな書籍もありました。ペルシア語らしいです。アラビア文字で構成される言語ですが、根っこはアラビア語と全然別系統の語族ということで驚きです。
日本語と異なり右から左へと読むのですが、すべて子音のみで記述されているので母音がわからず、文字を知っていても音読すらままなりません。むずかしすぎる。
こちらは皆さんご存知「平家物語」。祇園精舎の鐘の声〜、国語の授業を思い出します。
古文・漢文は苦手だったなあ。
■□■ 捕虫紙の虫クイズ! ■□■
前回はこちら、
もう答えを書いてしまっていますが、チョウバエ科でした。トイレや手洗場など水気の有る場所でよく見られます。どろどろの有機物残渣(スカム)で幼虫が発生します、「コバエ用ムース」がオススメですよ!
今回はこちら。真ん中の大きめな茶色い虫です。テカテカしてますが、なんでしょうか?
川竹
May 26, 2022
トラブル続きのシンガポール出張
我々前田と川竹の2人はシンガポールにおりました。
ふたりとも初めてのシンガポール、緊張します
シンガポールではネズミを追いかけたり
植物園に行ったり
でかいビルにのぼったり
ご飯を食べたり
フルーツを食べたり
あ、カエルのおかゆも食べました。もぐもぐYummy
もちろんマーライオンも見に行きました!がっかりスポットと呼ばれることもあるようですが、まあまあ迫力がありましたよ
こんな感じで、実に楽しいシンガポール旅行となりました。めでたしめでたし。
・・・とはならないのが悲しいところ。
実は今回かなりトラブルが続き、その対応に目まぐるしいの毎日を送っていました。
「トラブルその1:乗り継ぎのクアラルンプールでフライトが変更に、空港で1泊することに」
出発の数日前フライト変更の連絡があり、なんとほぼ1日フライトが伸びてしまいました。
仕方なくクアラルンプールで1泊しましたが、こんな状況じゃなければマレーシアの街へ出てみても良かったですね。色々残念。
「トラブルその2:ロストバゲージ」
シンガポールに降り立ち、いよいよだ!と気持ちが高ぶる中、預け荷物がいつまでも出てこず・・・今も見つかりません泣
サービスカウンターに行き慣れない英語で色々手続きをしましたが、駄目っぽいです。中には仕事で使うための高価な機械類もあったのですが・・・とほほ
(チャンギ空港にて荷物なくなってしまった、どうしよう・・・と思っているところ)
「トラブルその3:発煙!」
実は今回の渡航の目的の一つに、「ペストビジョン」を海外で使ってみる、というのがありました。
事前に送っていたペストビジョンを確認し、いざ電源ON!したらば
(バチン!シュワシュワ〜)とヤバい音がした後に白い煙をはきました。
画像はイメージです。
シンガポールの電圧は日本より高く240V、どうも電源にある入力電圧の切り替えスイッチを入れ忘れたようで敢え無くお亡くなりになりました。
なお、この後もう1台ペストビジョンを送り直してもらうものの、輸送の衝撃でフレームが曲がりパーツ交換が必要となりました。これはこれで少し苦労しました泣泣
という感じで、いろんなトラブルに見舞われて結構大変でした。
ただ、このトラブルをリカバリーするために街へ出て必要な部品を探し回ったりした時にサバイバルイングリッシュぢからがアップした気がします。しらんけど。
今回は地元のPCOの方にも全力でサポートいただき、防虫に関する情報交換からシンガポールでの生活情報までいろんなことを教えていただきました。本当にありがたいです。
Google Mapでタイムラインを見てみると、ぼちぼち色んなところに行けたのでは?
本当にコンパクトな国で、中国・マレーシア・インド・台湾などの周囲の国々の文化がミックスした不思議な国でした。
川竹
May 18, 2022
シン・ウルトラマラソンマン
冒頭の(カーン!ギュルギュルギュル・・・デェェーーーン!)からの、情報量の嵐。良かったですねー!
シン・ゴジラの空気感を引っ張りつつ、ウルトラマンという材料を解釈し直して、オタク的こだわりを随所に散りばめたよい映画だったと思います。また見に行こうかな?
さて、話は変わって本題へ。
先日石垣島にて開催された「石垣ウルトラマラソン」へ環境機器メンバーが出場しました。
何がウルトラなのかというと、走行距離「60km」!!
フルマラソン(42.195km)でさえ遠い存在なのに、60kmとは・・・
シンガポールを端から端まで走っても、まだ足りない!
(なんでシンガポール?・・・それは次回のお楽しみに^皿^)
行くぜ!ウルトラマラソン!!
つらそー
元気!!
お疲れ様ー!
と、こんな感じだったようです。
自分は現地に行ってないのでテキトーなレポートになってしまいましたが、60kmを走り抜いた皆さんは間違いなくウルトラマンでしょう!
ちなみにマラソン前日にはネイチャーツアーを楽しんだようです。うらやましい!!
■□■ 捕虫紙の虫クイズ! ■□■
前回はこちら。でかい虫なので気味悪がられ、相談もある虫です。
こちらはトビケラなのですが、おそらくヒゲナガカワトビケラだと思います。
用水路や河川のあるところで発生しやすく、光に向かって飛んでいく習性が強いためベランダや玄関でウロウロしやすい虫です。発生源を断つことは難しいので、家の中の光を漏らさない、紫外線カットフィルムを貼る、LED照明に切り替える・・といった対策を進めてみてください。
サイベーレ&エアゾールも効果があるとは思います(体が大きいので効果が出るまで時間がかかるかもしれません)
今回はこちら。毛の多い、独特なフォルムの虫・・・
防虫関係の方々は必須の虫になりますので是非おさえておきましょう。さて、なんでしょうか?
川竹
May 06, 2022
はじめましてx3
5月の連休も明けまして、皆様いかがお過ごしでしょうか?
今回は、今年度新しく入ってくれた新入社員の3名に、自己紹介をしてもらいました。
意外とみんな気合の入った文章を送ってくれまして、ちょっと長くなりましたが最後までご覧いただけるとありがたいです!
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はじめまして、今年から入社しました黒田と申します。
大学では山に入って昆虫を採集したり、DNAを抽出して分析にかけたりなど色々とやらせていただいておりました。
ネタが思い浮かばないので、採集の際に捕まった虫の中でも、特に面白い顔をしていた虫を紹介させていただきます。
さて、これは何の幼虫でしょうか?ヒントは、口と特徴的な顔です。正解は、ヨコバイ(ブチミャクヨコバイ亜科)の幼虫でした!個人的には、1回見ると忘れられないインパクトがあると思います。
それでは最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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はじめまして。
四月から入社した経営企画部のMです。
経営企画部に所属ですが修行として今は営業事務に席を置かせてもらい毎日注文票を処理しています。
これから虫たちが盛り上がってくる季節ということもあり(特に午前中が)戦場のようです。
夏に向け、もっと忙しくなると聞き想像もつきません...
数か月だけにはなりますが営業事務の方々のお力になれるよう日々励んでおります。
好きな食べ物は納豆、苦手な食べ物はミョウガです。
一日中コーヒーを飲んでいます。
最近自炊を始めレシピを見ながら作っているのですが、途中からレシピを見るのが面倒になり自己流に走って謎の料理を作っています。
料理は奥深いですね。
もちろん業務中はそんないい加減なことはしてないですよ。
因みに、虫に関しては全く知識がない素人です。
ビビりなので急に出てこられるのは無理ですが、虫はそこまで苦手ではないです。
これから少しずつ知識を付けていって活躍していけたらと思っています。
今後こちらにお邪魔することがあるかわかりませんが、皆様どうぞよろしくお願いいたします。
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初めまして
4月1日より環境機器株式会社の一員となりました業務部の川上と申します。
自分は中途採用で前職は自動車整備士をしておりました。
現在の主業務は動力噴霧器やその付属機器の修理、組み立てを行っております。前職の経験も活かししっかりと修理や組み立てをさせていただきますのでお気軽にご依頼ください。
さて入社して1ヶ月経ち初の長期休暇となりました。自分は趣味の一つにオートバイでのツーリングがありまして天候に恵まれた4月30日にソロツーリングをして参りました。目的地は兵庫県にあります猪名川天文台です。
天文台は大野山の頂上にございまして登頂には車、オートバイのほか登山道も整備されております。
頂上には無料の駐車場もございます。車やオートバイで頂上を目指す場合往復の道はやや狭く、落ち葉や枝が大量に落ちていますので特にオートバイは注意が必要です。また頂上付近の道路横には猪名川の源流がございます。停めるところはございませんので立ち寄る場合は一度頂上に車を停めてから徒歩で向かうのが他の方の迷惑にはならないでしょう。
さて自分が訪れた日は、ちょうど天気が回復した日ともあり親子連れがピクニックに訪れたりご年配の夫婦が登山をしたりと頂上は賑わっておりました。天文台の開館時間は13時30分から21時30分までで自分が訪れた時間は閉まっておりましたが天文台の近くまでは駐車場から徒歩で行くことができベンチやモニュメントがあったりします。
景色はよく遠く大阪梅田や難波、明石海峡大橋も望めますがモヤがかかっていることが多く肉眼でわずかにあべのハルカスらしき建物がぼやっと見える程度なので双眼鏡や単眼鏡などあるとより楽しめると思います。
やや長くなりましたが今回は自己紹介も兼ねて業務部の川上がお送りいたしました。
今後ともよろしくお願いいたします。
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いかがでしたか?みなさん徐々に環境に慣れてきたのか、周りのセンパイ社員さんたちと和気あいあいとお仕事しているのを見ると自分も安心する日々です。
今後ともよろしくお願いいたします。
川竹&愉快な新入社員たち
April 25, 2022
晴耕雨耕
タープの下で鍋と肉を囲みます。春は何と言っても、山菜のシーズンですね!
収穫物!ギョウジャニンニク、オオバギボウシ(ウルイ)、ワサビ、クサソテツ(コゴミ)、ウド、タラの芽を収穫。
ウドは初めて調理しましたが、出てくる汁が粘っこい感じがして独特です。クセもありますが僕は好きです!
ウド発育の様子。籾殻で覆うことにより、白い可食部を多くしているんですね。
検索すると地下栽培で大規模にやられているところもあり、なにやら鍾乳洞のような不思議な光景です。ズヴィズダー(アニメ)でも地下栽培していたなあと思い出す・・。
テキトーにざく切りにして豚汁を作りました、うまい!
でかい肉もいただきます!
今回はあいにくの雨となってしまいましたが、また天気の良い日はみんなで集まれるといいですね。
■□■ 捕虫紙の虫クイズ! ■□■
前回はこちら。
この子たちは全部「ユスリカ科」で良いと思います。このように非常に多様な形態をしています。最近暖かくなり、河川など野外で発生したユスリカが家の中に侵入するという相談が多くなってきています。
ユスリカは光に強く誘引されます。おうちの明かりが漏れやすい窓周辺に集まる事が多いので、「サイベーレエアゾール」を窓ガラスに散布してみてください。曇りも出にくくオススメですよ!
今回はこちら、たまにはデカい虫いってみましょう。
真ん中に大きく写った、複雑な模様の翅をもつ虫の正体とは・・・?
川竹
April 11, 2022
フリーなマーケット
所用ついでに寄った京都の平安神宮。そちらで青空のもと「蚤の市」が行われていました。
服や食器をはじめ、フラスコ、メンコ、ウルトラマンの怪獣フィギュア、顕微鏡などなど様々なものが売りに出されており、結構楽しめました。
ところで、「フリーマーケット」の「フリー」は、無料とか自由とかのFreeではなく、蚤(ノミ)を意味するFleaなのですが、皆さんは御存知でしょうか?
新品ではなく、使い古したものを販売し、中にはノミがついたようなものまで市場に並べていたことが由来だとか。
ノミに関するお問い合わせも年に数件いただきます。
多いのは野良猫ちゃんがノミを運んでくるので、家の周りのノミ避けをしたい!というもの。
例えば「スミスリン粉剤」は粉状の殺虫剤で、比較的哺乳類への安全性も高い製品です。
猫が通りそうな場所や、壁周りに散布してみてください。
気をつけていただきたいのが、「動物へ直接散布することはNG」です。
動物への散布は「動物用医薬品」の専用品を獣医師さん等からお求めください。
■□■ 捕虫紙の虫クイズ! ■□■
前回はこちら
明るい褐色ボディに、赤い複眼・・・こちらは「ショウジョウバエ科」です。
高校生物の教科書にも「キイロショウジョウバエ」が出てくると思いますが、似た種類がたくさんいるので安易に種まで断言できないのがもどかしいところ。
(僕は物理選択だったので、高校生物の教科書はよく知らない)
今回はこちら、たくさん写っていますが、なんと全部同じ「科」の虫なんです。
さて、なんでしょうか?
川竹
April 04, 2022
新たなメンバー
環境機器としてはあまり新卒採用を積極的に行っていなかったのですが、みんな次第に
ことしは新卒2名と中途1名の方が入ってくれました!
入社してよかったと思ってもらえるよう、みんなで頑張っていきたいですね。
虫を食べさせるのもほどほどにしておきます。
われらが開発部にも1名入ってくれたので、そのうちこのブログで挨拶してもらおうかな?
■□■ 捕虫紙の虫クイズ! ■□■
前回はこちら。解説付きで出しちゃいます。
ハモグリバエ科の翅脈は、写真のように「太い脈が前縁に3つ詰まったように見える」という種類もいます。
が、やはりハエの世界には例外というかバリエーションが多く、一概に言えないところが悩みどころ。他にもたくさんのパターンがあるので、是非調べてみてください。
今回はこちら。真ん中のスラッとした虫です。
季節も新しく始まりましたので、基本のハエからやっていきましょう!
川竹