November 2007

November 29, 2007

FAOPMA台湾大会 参加報告(その2)

FAOPMA台湾大会 参加報告 その2です。

(“その2”なので、前回の“その1”からどうぞ...↓1個下)

 

今日は前回のつづき・・・1日目に行なわれたヒアリの講演内容を簡単にレポート

 

<ヒアリについて>

ヒアリはアルゼンチンやブラジルなど南米に生息しているアリ。

人や物資の移動とともに各国に分布域を広げ、外来種として問題となっているアリです。

まず1930年代初めにアメリカへ侵入し、現在アメリカの南東部を中心に分布。

そして最近では台湾やオーストラリア、香港、中国などで生息が確認されました。


日本への侵入も懸念されており、

もし日本に侵入した場合、本州中部以南に分布、定着すると予測されています。


“ふぅ〜ん、アリの侵入かぁ〜”
と そんなのんきに思っていられませんよぉ!(○`ε´○)

 

このアリ、非常に攻撃性が強くて、

在来のアリを駆逐して生態系のバランスを崩す といった問題だけでなく、

刺咬されると赤く腫れて痛み、人によってはヒアリの毒にアレルギー反応を示すので・・・アナフィラキシーショックを起こすこともあるそうです。(((( ;゚д゚)))

 

<ヒアリによる被害>

 ・攻撃性が強く、刺咬されると激しく痛み、赤く水疱状に腫れる。

 ・昆虫の他、爬虫類や小型の哺乳類も襲い捕食。子牛やヒナなどが襲われ家畜に影響。

 ・芽や種子をかじって、農作物の収穫量に影響。

 ・日当たりの良い場所を好み、庭や農地など人の生活場所周辺に巣を作ることが多く、

 毎年アメリカでは、ヒアリ生息地に住んでいる人の3割〜6割が刺咬被害にあっている。

 ・エサ採集のため、屋内に大量のヒアリが侵入してくることがある。病院や老人ホームなどで
 患者や寝たきりの老人が何百箇所もかまれるといったこともある。

そして、

 ・多女王多巣性種が存在。つまり、コロニーにいる大量の女王を駆除しないと繁殖しつづけるので、
 完全に駆除するのが難しい。

 

という感じに、非常に私たちの生活にも影響し、危害を加える恐ろしいアリです。

 

現在日本でも,
同じく南米原産のアリ...「アルゼンチンアリ」が広島県,山口県を中心に分布。
兵庫県や愛知県などでも生息が確認されています。


そして、なんと!大阪でも今年8月に生息が確認された(大淀化工蝓砲箸諒鷙陲ありました。

 

一度、外部から侵入した動植物を完全になくすのは非常に難しく、

どちらかといえば、

このように徐々に生息域を拡大させていっている状態・・・。


ヒアリが侵入したら、ホント恐ろしいぃ〜 (><)

<戸島>


tojiyan at 12:45|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

November 27, 2007

FAOPMA台湾大会 参加報告(その1)

社長の報告にもありますようFAOPMA大会に参加しに台湾へ行ってきました〜。


FAOPMAはイメージとしては、NPMAのアジア版(?)

害虫駆除業界の著名な先生方を招いた講演会とプラス展示会が行なわれます。

過去にはインドやオーストラリア、韓国などでも開催され、

毎年アジア・オセアニアのどこかの国で行なわれてます。


で、今年は台湾大会でして、営業担当の西尾さん&私が連れて行ってもらいました〜。


いぇ〜い, 初台湾・初FAO参加です

 

今年の台湾大会は、例年に比べて規模は小さかったらしく、

実際、展示ブース数や参加人数は少なく(200名強),
会場も日本ペストロジー学会くらいの規模でした。
展示会場(FAO2007)


(展示会場)



大会は3日間にわたって行なわれ、

講演会では日本から、平尾先生(環境生物コンサルティングラボ)や、

富士フレーバーの篠田先生が発表されました。  (もちろん英語!)

 

1日目は、今 台湾で問題になっているヒアリに関する講演があり、

その日は通訳付きだったので、スライドを見ながら話を聞くことができました。

ちょっとここで講演内容をレポート!  と言いたいところですが、
長くなるので今日はここまで。m(_ _)m

続きは次回・・・  <戸島>

講演会場(FAO2007)



(講演風景)



tojiyan at 16:09|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

November 12, 2007

レッツ同定

先週の水曜,セミナーで東京へ行ってきました。

毎月の東京セミナーも残すところ、あと1回! (今年もあと1ヶ月半!)

来月は12月5日(水)に行ないます

 

さて,今回はというと,

飛来侵入昆虫の同定セミナーでした。

みなさん,熱心に聴いて下さり本当にありがとうございます。

 

同定作業は,初め慣れないと 難しい〜っていうイメージかもしれませんが,

見分けるポイントとかをちょっと覚えて 何度か作業を繰り返せば,
結構すぐに眼も慣れてきて,パッと見ても分かるようになってくると思います。

ひとつ・・・ 方法(?)としては,

似ているなぁ〜と自分が思う虫を並べて 顕微鏡でじっくり見ると,

よく分かる というか,覚えやすいですよ

(ちなみに,虫は形(状態)がキレイなものを!)

 

たとえば,今年,問い合わせが何度かあったコクヌストモドキ。

 ・・・室内(一般のご家庭)で虫がたくさん発生していて,それがキクイムシかどうか見てほしい。ということで,
持ってこられることがありました。

 

コクヌストモドキ と ヒラタキクイムシ、、、

一見,似ているようですが,実際見比べてみるとちょっと違う・・・。

 

コクヌストモドキ・ヒラタキクイムシ

・触角の形状 や,

・背面の細毛の有無 など
 (この写真じゃ,ちょっと分かりにくいですが)



慣れない間は採取した虫を社内に保管しておいて

いざという時に見比べて確かめるのもいいかもしれません。

それでも,“ちょっと・・・??”という場合は,ぜひ環境機器にお問い合わせください

 

それにしても,写真のヒラタキクイムシ・・・ ちっちゃ!

 

ヒラタキクイムシは乾材の害虫として有名ですが,

その大きさは,幼虫期の栄養条件(エサとなる木材)によって個体差が著しいそうです。

そのため,資料には「成虫の体長は2〜7mm 」と サイズの幅が広い。

 

ちなみにこのヒラタキクイムシはどこで採取したかというと,

なんと弊社の事務所に飾ってある「福笹かざり」の枡から発見!

 

つまり、、、この福笹かざりの枡はちょっと栄養が少なかったんですね〜。
ヒラタキクイムシ生息場所









 おぉ こんなにも木屑と成虫がいっぱい。

発生1発生2







羽化後,キクイムシの成虫は材から脱出し → 交尾 → そして材に産卵をし,

また翌年の5〜6月頃に成虫ができます。

 

てことは・・・社内で手軽にキクイムシの生態観察ができるんですね〜。(´∀`*)ワ〜


(あっ...,でも,福笹かざりって...,お正月にまた返さないとあかんのやったぁ〜o(´へ`)oシュン )

 <戸島>


tojiyan at 15:37|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

November 01, 2007

第23回 日本ペストロジー学会大会

先週,長野で開催された『第23回 ペストロジー学会大会』に参加してきました.

この学会には毎年,展示やら学会発表やらで参加しています.
学会って情報収集も大切ですが,やはり交流・出会いの場であるなぁ〜といつも感じています.
戸島さん今回も多くの若手技術者の方と交流がもてました.
来年また(もちろんそれ以外でも)お会いできることを楽しみにしています♪
次回の開催地は,当社の本拠地大阪です.
なんとうちの社長が大会長だぁぁぁ

←昨年に続き発表中の戸島先生


 

イナゴさて,学会の醍醐味の一つでもある懇親会ではペストロジー学会だけあって,長野名産の虫料理が出ました
イナゴハチノコカイコの蛹と普段なら滅多に食べられない(食べない)珍しい珍味に舌鼓
イナゴは美味しかったのですが,幼虫類はなかなか癖があり1匹で大満足でした…

 ↑寄り添うイナゴの佃煮.生前いた野原をイメージしてみました

他にも蕎麦や蕎麦焼酎の蕎麦湯割り,馬刺しなど長野名物も堪能できた2日間でした. (川端)



tojiyan at 19:28|PermalinkComments(0)TrackBack(0)