August 2011

August 29, 2011

似た者どうし

夜になるとコオロギ類の鳴き声があちこちで聞こえるようになりました。「リリリリッ…」という少し控えめな音色がまだまだ残暑の厳しいこの時期に少しだけ涼しさを与えてくれます。そろそろキリギリスの仲間も多く出てくるのではないかと思いながら帰宅すると、アパートの廊下の天井で、ある虫を見つけました。

IMG_0577

クサキリというキリギリスの仲間。生息しているところにはたくさんいるのですが、あまり見る機会が無いちょっとした珍品。これはラッキーと思い、傘で静かに天井から落として撮影。用が済んだところでアパート周辺の草地に放してやりました。

IMG_0218

外見が似た種類にクビキリギスがいますが、クビキリギスは写真赤丸部で示したように、おでこの先に少しでっぱりがあります。個人的にはこの新幹線のような流線型のスタイルもお気に入りです。

秋の鳴く虫も見た目・色・鳴き声は様々です。これからのシーズンの虫についても色々紹介していければな、と思います。


前田


最近、蛾をよく見かけます。ひらひらとやってくる蛾類駆除にはスーパーガジェット!!

tojiyan at 00:01|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

August 27, 2011

懐かしい翅

部屋を掃除していると、思わぬ物が見つかった!なんてことがよくありますが、今日はそんな日でした。

IMG_0579

ちょっとした事情で入手した、カラスアゲハというチョウチョの残骸。部屋の片隅から発見です!復元して標本にしようと思い、残していたものがそのままほったらかしになっていました。

P1010197

生きた個体の写真はこちら。黒い体にメタリックブルーの鱗粉が何とも言えず綺麗です。これに関連したことですが、カラスの羽も一見真っ黒に見えますが、よく見てみると青や緑の鈍い光沢を放ちます(一説には、カラスの羽のような光沢を放つアゲハ=カラスアゲハだそうです)。たまには標本にして残すこともしますが、たいていは写真が撮れれば満足なので、この子も無事野山に生還。

IMG_4867

こちらは少し色合いの違う別の個体で、大学の裏山で打ち取った捕獲第一号。私は運動神経が良くないので、特にチョウやトンボなどの昆虫を捕まえるのには相当苦労させられました。しかしその分だけ、虫たちとの勝負の1つ1つを鮮明に記憶しています。飛んでいるオニヤンマの死角にこっそり入り、逃げる暇も与えず捕獲したことや、完全に仕留めたと思っていたオオムラサキに急激な横転飛行で逃げられてしまったこと、翌週はその裏をかいて引導を渡してやったことなど、色々あります。

目標とする虫を正面に捉え、呼吸を止めて「いざ一撃!」という瞬間の緊張感と高揚感、逃げられた時の悔しさや捕まえた時の嬉しさはテレビや映画、ゲーム機では味わうことのできない貴重な体験でした。身内にも虫好きの甥っ子がいて、たまに虫の写真を見せてあげたりしているのですが、いつかその子にもこんな体験をさせてあげたいな、と思います。


前田

tojiyan at 21:05|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

August 21, 2011

耳を澄ませれば・・・

8月も終わりに近づいてきました。まだまだ暑い日が続きますが、虫の世界は少しずつ変わり始めています。下の写真のクマゼミもこのところ少し探さなければ見つかりません。先日も道端でクマゼミが力なく滑空していくのを見て、「あ、あの子はもう駄目かもしれないな」と思っているうちに、やがて速度が落ちスローロールとも錐揉みとも言えない状態のまま、道路の向かいの茂みに没していきました。夏の終わりが静かに近づいていることを感じた瞬間でした。

IMG_0494


ところで、1つの歌にも何度かリズムや音程が変化する場面があるように、生き物の鳴き声も年中を通して聞いていれば色々と変化する瞬間があります。春はウグイスの軽快な声、梅雨頃はカエルの合唱があり、夏にはオーケストラのごとくセミが鳴きます。そしてこれからは静かでリズミカルな秋の虫たちの鳴き声を楽しむことができます。

IMG_3490

上の写真はカネタタキというバッタの仲間ですが、先週に今年初めて声を聞くことができました。主に木の上で生活しており、夜に小さな声で「ヒッヒッヒッヒッ・・・」と鳴きます。小さい頃は図鑑で見るだけの縁のなさそうな虫と思っていましたが、実は市街地でも植え込みや公園の木の葉を叩くとたまに落ちてきます。個人的には桜の木での目撃例が多かったように思います。

勿論、虫たちが鳴くその目的は求愛行動です。その歌唱力の競い合いを今年も少し離れたところから見ていきたいな、と思います。


前田


カレンダーをめくるようにして捕虫紙を取り換える虫とりカレンダーシートは畜舎などの、ハエがたくさん発生しているけれど殺虫剤が使用しづらい場所にお勧めです。大型粘着シートで大量捕獲が可能です。シート数は10枚

tojiyan at 21:21|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

August 12, 2011

一見さん

お盆休みになりました。しかし、休みは休みで色々とすることがあり、なかなか外出ができません。虫の写真をゆっくり集めにいけるのはいつになるやら・・・。

夏の昆虫採集と言えば、クヌギの木でカブトムシ・クワガタムシ採りがメジャーですが、時々このクヌギの樹液レストランには珍しい客が現れます。

マイマイカブリ

まずやってきたのはマイマイカブリの成虫。カタツムリばっかり食べるイメージがありますが、このように樹液に集まる時もあれば普通のオサムシ同様にミミズの死体を食っている時もあります。ただ、雌が産卵するためには、カタツムリを食べる必要があるのだとか。ちなみに日本固有の種類であり、海外の昆虫コレクターには人気があります。

IMG_3564

キリギリスの仲間のクダマキモドキ。バッタ系の昆虫が樹液に集まるのはあまり聞かず、私の見た中ではこれが初めてです。顎の力はなかなか強く、噛まれると少し痛いです。


逆にお目当てのカブクワが見つからず、ガックリする時もあります。昆虫採集に定石なし、忍耐と継続が必要な場面も往々にしてあります。それ故、また見つけた時の感動もある訳で、いい年して虫探しに没頭する原動力にもなるのです。


前田


樹液の周りに集まるショウジョウバエの量は半端ではありませんでした。市販の虫除けを塗っておけばある程度は防げます。キッチン周りに現れたコバエ類にはコバエバリア!忌避効果のほかに除菌効果もあるので、ゴミ箱への使用にももってこい


tojiyan at 23:58|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

August 11, 2011

樹上のシークレット・ベース

いよいよ8月も中旬に差し掛かりました。私としてはお盆を過ぎた頃から虫の活動がだんだん衰えていく印象があるので、虫の写真を撮りためておかなければなりません。そういえば、学生時代の好敵手オオムラサキは今が産卵の時期なので、2年前の今頃は卵がどんなところに産み付けられるのかを調べようとエノキという大きな木に登ったりしていました。本日はその時に見つけたものについて書いていきます。

P1010304

偶然見かけたゴマダラチョウの産卵。小刻みに飛び回っては3〜4個ずつ卵を産み付けていきます。オオムラサキと近縁な種類であるため、本種の幼虫もエノキの葉を食べます。

玉虫

タマムシの塊・・・1匹の雌に雄が3匹ついています。子供の頃は餌が分からず飼育できなかったのですが、実はベジタリアンで彼らもエノキの葉を食べます。どうでもいいことですが、こうやって横から見るとシルエットがゴキブリと大して変わらない気もします。ではクロゴキブリも虹色に塗装してやれば気持ち悪くなくなるのでしょうか?その効果はまさしく玉虫色です。

P1000098

何の鳥のものか分かりませんが、巣と卵がありました。こうやって見ると1本の木であっても様々な生き物の生活を支えていることに気が付きます。鬱蒼とした緑に囲まれたその空間は、まさに木の上の秘密基地とでもいうべきものでしょうか。


前田


登攀を繰り返しているうちにイラガにうっかり刺されてしまうこともありますので気を付けてください。お庭の庭木についた毛虫対策にはトレボンMC!農薬なので、樹木から野菜まで使用が可能です。



tojiyan at 02:17|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

August 10, 2011

建設ラッシュ

普段は家のパソコンの中で眠っている私の虫の写真ですが、たま〜に「何かの役に立つかな?」と思い、会社のパソコンにも移動させることがあります。なので、「なんでこの写真がココに?」と思うこともしばしば。今日はそんな写真をピックアップ。

ハチの巣1

大学時代にいた教室に建設中のキイロスズメバチの巣。スズメバチの仲間には、最初は外敵から見つかりにくい石垣の中で小規模の巣を運営し、やがて人手(虫手)が多くなり、かつ女王が誕生する秋口になると引っ越しをし、短期間で大規模な巣を作るものがいるのだとか。この巣もそんな経緯で作られたものでしょうか。

ハチの巣2

部屋以外にも屋根が作られ始め、なんとなくあの独特の丸い巣の形になっていきます。

ハチの巣3

完成度はまだ40%といったところでしょうか?

ハチの巣4

あれ?突如廃屋に・・・。

引っ越しの際には先行したいくつかの建設部隊が、ここぞという場所に巣を作り、そしてその中で女王がお気に召したところが新たな住居になるのだとか。秋口にはハチの動きが活発になりますが、その陰でこんな建設ラッシュが繰り広げられているみたいです。

前田


tojiyan at 23:50|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

August 08, 2011

防虫剤上等!

実家に帰ったので、朝方に犬と散歩へ行くことにしました。公園で愛犬を歩かせながら、虫の気配を探っていると、まだ芽を出して間もないクスノキの葉の上で、ふとある虫を見つけました。

IMG_0481

黒いスパイクが目のように見えて、微妙に愛嬌のあるイモムシです。カメラを構えてもじっとして動きません。

自家製アオスジアゲハ

成虫はこちら、アオスジアゲハ。個人的には日本のチョウの中では飛翔力が非常に強い部類ではないかと思います。素早いチョウとの対戦では、頭の向きや滑空中の翅の傾き具合から飛行コースを予測し、かつ、そのチョウ6〜7匹分ほど先の空間を狙うのが鉄則ですが、このアオスジアゲハは高速でクルクル旋回しながら飛び回るため狙いがつけにくく、なかなか楽しませてくれた相手だったと記憶しています。

ところで防虫剤に樟脳というものがあり、それらはクスノキから採られていたそうですが、そのクスノキを食ってしまう本種は悪食というか何というか、虫の好みも好き好きだなぁということに気づかされます。


前田


ガーデントップの有効成分は除虫菊の花から抽出されたピレトリン。自然状態での分解も早く、農作物への施工も安心。アブラムシや青虫対策にどうぞ

tojiyan at 01:19|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

August 07, 2011

クライマックス

今週も実家に帰ることになりました。久しぶりにのんびり庭を歩いているととんでもない光景に出くわしました。

IMG_0482

庭に作られていたアシナガバチの巣が大所帯に。写真下には白色っぽい顔をした雄バチらしき個体もいます。

IMG_0495

その近くにあるポストの上にて。どこかでケムシかイモムシをさばいてきたのでしょう、肉団子をくわえた働き蜂がいました。これから秋にかけては新女王の誕生、巣立ちが待っています。そしてその後は今年の世代の終わり、巣の解散です。最後の任務にあたる働き蜂たちにエールを送りたくなる1コマです。


前田


アシナガバチ、スズメバチの活動がもうすぐ活発になります。不意に遭遇した時に心強い味方となるスーパースズメバチジェットミニ!!携帯に便利な小型のエアゾールで、咄嗟の反撃に便利です。

tojiyan at 23:59|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

August 01, 2011

夏の星座に…

とうとう8月になってしまいました。ところで8月1日と言えばPLの花火大会です。実家ではベランダから見ることができたので、クーラーを消して窓は開けっ放し、足元に蚊取り線香を置いて家族で眺めたものでした。

さすがに高槻から見ることはできませんので、今日は花火っぽい写真を載せていきますので、どうぞゆっくり涼んでいっていただければと思います。た〜まや〜

IMG_1511

ショウジョウバカマという植物。湿地に多く、春に咲きます。

P1000259

そろそろ出てきますね彼岸花。根っこは毒がありますが、その昔は水にさらして毒を抜き、食用にしたとか。

シロバナタンポポ

家の畑で撮った…なんか白いタンポポみたい。抜いても抜いても生えてきます。

チャタテムシ2

わぁ、夜空にきれいなチャタテムシが咲きましたっ!!
…学生時代に顕微鏡越しに撮ったチャタテムシ。


ご覧の皆様、自然の花火は満足していただけましたでしょうか?


前田


夏の屋外カフェーやビアガーデンに、これがあるとうれしいウルトラベープPRO!気になる臭いや煙を出さず、夏祭りの雰囲気もしっかりキープ

tojiyan at 23:56|PermalinkComments(0)TrackBack(0)