January 2012

January 27, 2012

摩耗

昨日、席に座りタイピングをしていた時に、ふと気付きました。

IMGP2406

私の机のキーボード。去年新調していただいたばかりなのですが、表面がつるつるになってしまっています。

IMGP2405

使用頻度の低い「無変換」は、表面がざらざらのままです。指で叩かれているだけなのに、凄いものですね。

IMGP2401

さて、削るということで話を虫に飛ばします。写真の虫は本を加害するシミの仲間です。紙面の表面を削り取るように食っていきます。俗に言う、生きた消しゴムなのだそうです。

チャコウラナメクジ

ナメクジもおろし金のような口器で餌を削り取って食べるといわれています。これはカタツムリも同様です。

カブトムシ♂3

カブトムシも飼育個体を観察していると、時たま顎を使って餌を削るような仕草を見せます。本当に削っているのかどうかは分かりませんが、指にしがみついた個体がそのままゴリゴリと指に顎をこすりつけ始め、たいへん痛い目にあったこともありました。虫というのは普段知っていること以外にも何をしでかすか分からんという所もまた、面白い点ではないかと思います。


前田


ネズミ対策に食毒餌のイカリネオラッテ!地道にかじらせて食わせて駆除しましょう。

tojiyan at 23:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

January 26, 2012

誤字脱字

寝不足のままパソコンに向かうと思わぬミスタイピングをすることがあります。大学の時、先生に送るメールの文頭に「お疲れ様です」と打ったつもりが「お疲れサンマs」になっていた時は一瞬血の気が引きました。メール送信直前の1コマでした。

CIMG0660

虫の名前も1文字違うだけで随分変わります。上の写真は弊社のハチ博士、石川さんからいただいたもの。スズメバチの巣の注意喚起です。「メ」が抜けていますが、すぐに修正されています。

IMG_4538

スズメバチといえばこちら。大変危険です。

R0011973

スズバチはこれ。こちらは泥で固めた巣を作り、その中に幼虫の餌となるイモムシ類を運び込みます。スズバチも刺すには刺しますが、基本的に温厚なので、掴んだりしない限り大丈夫です。さらに写真の個体はオスなのだそうです。オスならまず無害です。このあたりの詳しい話は餅は餅屋ということで……いつか書いていただきましょう。

他にも、ヒラタキクイムシ⇔キクイムシ、キジラミ⇔ケジラミ、タバコシバンムシ⇔ケブカシバンムシなど、少し名前が違うだけで種類や発生源が随分違う場合もあります。お客様が報告書を見てびっくりすることがないよう、日頃のキーボード入力も気をつけていきたいと思います。


前田


ドブネズミとクマネズミも最初はよく間違えます。クマネズミは熱帯が起源といわれており、また木々の間の移動が得意なためか配管の上も難なく伝って移動します。また、寒さに弱いので、この時期はよく屋内に侵入します。そこで侵入経路を寸断しておきましょう。とおせんぼは鋭いトゲのついた金属板で、ネズミの移動をブロック!ネズミが頻繁に通過し、壁際やパイプに黒いシミが付いている場所などが狙い目です。

tojiyan at 21:03|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

January 24, 2012

ダンディズム

実験や同定で実験室にいるよりも、資料作成で机の前にいることが多い近頃。うっかりそり残した髭があれば、頬杖をついた時に気づきます。そんな日はみっともないなと思いながら、帰ってからカミソリでゾリゾリとやってます。一方虫の仲間には立派なヒゲをたくわえた種類がたくさんいます。

触角拡大図

蚊の頭の拡大写真。あぁ見えて、実は結構フサフサとしたお髭の持ち主です。

IMG_4823

よく分かりませんが、山の畑にいたハチ。ハナバチのような体つきなので、もしかしたらヒゲナガハナバチという種類かもしれませんね。

ミヤマカミキリ

雷のような形のヒゲをしたミヤマカミキリ。ふつうはカミキリ類の触角もゴキブリみたいな緩い弧を描くのですが。・・・何があった?

ヒゲナガコメツキムシ1

本日のシメはこのコメツキムシ。ヒゲナガコメツキか何かと思います。何だかトナカイみたいですね。


さて、知り合いの誰だったか、寝ぼけてチューブ入りのシェーピングクリームを歯ブラシにぶっかけそうになったらしいので、逆に私も歯磨き粉でヒゲを剃らないように気をつけないと・・・。


前田


洗面台の排水溝やオーバーフローの中など、手の届きにくい場所にいるコバエ駆除にはコバエ用ムースがお勧めです。配管などへの施工の際は、入り口を要らなくなった雑巾などで詰めながら施工すると、ムースが入口に逆流することなく奥まできちんと入りますよムースが手に付着しても大丈夫なようにゴム手袋の御用意もお忘れなく

tojiyan at 22:15|PermalinkComments(0)TrackBack(0)虫ムシ日記 

January 23, 2012

意表

虫の同定をしている時に意外と厄介なのが卵や蛹です。普段見慣れている姿とは違うので、思わず面食らってしまいます。検体が潰れてぺしゃんこになっていたりすると尚更です。そして、終わってから「なんだ、こんな簡単な虫だったのか」と思うこともしばしばです。

ショウジョウバエの蛹

例えば、この物体。突然画像だけポンと渡されても、一瞬「何のこっちゃ?」となります。

ショウジョウバエ羽化直前

気長に時間をおいて観察。何日か経つと中に何かが透けて見えます。

ショウジョウバエ

正解はショウジョウバエでした。


虫はカマキリやバッタ、ゴキブリのように蛹のステージが無いものでも卵、幼虫(若い幼虫、成虫になる1歩手前の老齢幼虫で姿が違う場合も)、そして成虫と最低3つの姿があります。蛹になる昆虫ではさらに1つ増えて4パターンです。見れる機会を大事にして覚えていきたいなと思います。


そしてこの度、プロ向けゴキブリ図鑑屋内ゴキブリ−写真と参考データ−が環境生物研究会より出版されました。主要種の詳細なデータはもちろん、まぎらわしい幼虫同士の区別のポイントも掲載した充実の内容となっております。興味のある方は是非一度見ていただければと思います。


前田

tojiyan at 20:13|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

January 20, 2012

クモと傘

本日も午後から雨となり、虫に関しては何も無い1日でした。何も無かったので、最後の些細な発見もつい嬉しくなってしまいました。

IMGP6547

今日は傘を持っていません・・・ちょっと悪い気もしますが明日返すということで、1本お借りすることに。

IMGP6548

すると白いものを発見。カビでも生えているのかなぁ?

IMGP6552

・・・どうやらクモの卵のようです。長い間使用していなかったためでしょうか?クモにとってはちょうどよい産卵場所に見えたんですね。

自宅でほったらかしにしているベランダの植木鉢なんかも虫たちとってはいい生息場所になるのでしょうね(事実、去年の夏はトビムシの養殖場と化していました)。今度ちゃんと掃除しておきます。


前田


クモ対策にスーパークモジェットプラス!!直接噴霧して駆除する以外にも忌避効果も備えています


tojiyan at 22:20|PermalinkComments(0)TrackBack(0)虫ムシ日記 

January 19, 2012

雨のち虫

ようやく風邪が治りかかってきたところ、今日は朝から晩までしとしとと雨が降り続きました。こうなると、1日中部屋にこもっているのが得策なのかもしれませんが、一方で野外ではどんなことが起こっているのでしょうか?今日は雨の日の虫たちについて見ていこうと思います。

排水するワーカー

巣上で排水するアシナガバチの働き蜂。巣は木の繊維で作られた物なので、放っておくとどんどん水を吸ってふやけてしまいます。地道ですが、これも大事な仕事です。逆に夏場の暑い日には水たまりなどから採取してきた水を巣にかけ、最後に羽ばたいて乾かします。こうすれば気化熱で巣の温度が下げます。これに加えて普段は餌取り、幼虫の世話、巣の防衛・・・こうなるともう、働きバチというより過労バチと呼んでも差し支えないような気がします。

40340022

雨上がりの水たまりで吸水するクロアゲハ。雨の日は飛ばないイメージがありますが、雨天決行で飛ぶこともあります。山で野外調査中に大雨が降り、大きなクヌギの木の下で雨宿りをしていたところ、時折雷鳴が轟く中を颯爽と飛び去って行った姿が印象的でした。

しかし、それでも雨の日は気温が上がらず寒いためか、虫だけでなく鳥など他の生き物との遭遇率もグッと減ります。それがたまの土日になったりすると、最悪に退屈な休日となるわけで、特にカメラの実戦テストを予定している今週末はどうか晴れてほしいと祈るばかりです。


前田


冬になると寒さから逃れようとネズミの屋内侵入が増加します。ネズミの捕獲にはグルットPro!!ネズミの通りそうな場所に設置してください。スペースに余裕があれば、1枚だけポツンと置いておくよりも、何枚か連続して並べておいた方が効果的ですよ



tojiyan at 22:58|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

January 17, 2012

トライアル

色々な葛藤の末、新しく一眼レフカメラを調達することとなりました。友達が新しく仕入れた一眼レフの性能に触発された部分もありますが、さらに1ランク上の写真を撮りたいと思い、決行する運びとなりました。それに先立ち、実家に置いてある親父の一眼レフのデジタルカメラと30年くらい前の望遠レンズとを拝借、どのような写真が撮れるのか試してみることにしました。

hokouki

まずは飛んできた旅客機。テスト前から「普段より少し遠くのものが写せる程度」と考えていましたが、やはり135mm(実際には200mm相当になる)のレンズでは飛行機は難しいですね。

hidorigamo

ヒドリガモ御一行様。やはり微妙な写り具合。これも駄目。

kawau

遠くにいるのはカワウ。コンパクトカメラとあまり変わらない写り具合。この際レンズも一新しておくしかなさそうですね。装備を換えて、次のとびきり天気のいい日に出直してきます。


前田


鳥といえば、かわいらしいイメージがありますが、一方で鳥害というものも無視できません。ハト、カラスあたりがピンとくるかもしれませんが、カワウも糞による被害が問題になります。鳥類の新たな忌避剤に、バードフリー!!従来の忌避剤とは異なり、鳥の視覚や嗅覚、触覚、味覚など様々な感覚に作用し、複合的な効果で追い払います。施工もカップに入れて並べるだけの楽チン作業です

tojiyan at 23:57|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

January 16, 2012

再会

遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、第1週目から連休となった今年のカレンダー。こうなると、「おいっ、新年早々に野山の自然観察に行こうじゃないか!」ということで大学の友達と一緒に3人で地元の山に行くことになりました。今日はそんな調査の足取りを紹介していきます。

IMG_1086

山の入口付近にある滝。この日も山歩きに来ていた大勢の人で賑わっており、滝の前で記念撮影をしていく一行もちらほら。

IMG_1088

長い年月を経て、その役目を終えたクヌギか何かの木。根元からごっそり崩れ、倒れていました。これも朽ちればやがてカミキリやクワガタなどの色んな虫たちの住家となるのでしょう。日頃、木材害虫としておなじみの面子が揃うのもいつの日やら。

IMG_1094

クヌギの幹。親指の先には少し崩したクロアリの蟻道。今は活動をしていないらしく、働きアリの姿は見えず。よって何のアリの蟻道かは分かりませんでした。

IMG_1100

本日のお目当て、オオムラサキの越冬幼虫。野外で見つけたのも実に3年ぶり。入社した年から目をつけていた調査場所があったのですが、なかなか行く機会に恵まれず、やっと念願かなったり。だいぶ手抜き調査をしても2時間で30匹あまり。これはまだまだ沢山いるぞと一同狂喜乱舞。夏に成虫の写真を撮りに行くのを楽しみにしつつ、幼虫は元いた場所に返却。

IMG_1102

ハートマークのカメムシ、エサキモンキツノカメムシ。綺麗に撮り直したかったのでついでに撮影。

IMG_1107

夕暮れ染まる高槻の街並み。日の暮れるのもあっという間です。

IMG_1113

いい雰囲気に出たお月様。少し前まで月をバックにコウモリのシルエットを見ることが多かったのですが、今は冬眠しており、見られません。さて、どこに行ったのやら。


今年も色々な生き物の写真を撮り、お役に立ちそうなものがあれば少しずつ紹介させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。


前田



tojiyan at 23:56|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

January 10, 2012

本年もよろしくお願いします

あけましておめでとうございます

昨年は東日本大震災や和歌山での洪水があり,非常に辛く悲しい1年でした.
昨年あんなことがあったんだから,今年は絶対に良い年になるはずです.

今年は辰年ということなので,いろいろなことに挑戦し
タッセイしていきたいと思います.(ちょっと強引

オオムラサキ幼虫

 

 


←龍に似たオオムラサキの幼虫

 

今年も,虫ツブブログに我々メンバーともども宜しくお願い致します

さて,ちょっとTV紹介をしたいと思います.

NHK Eテレ 『あしたをつかめ 平成若者仕事図鑑』

新入社員のドキュメンタリーを通して,いろいろな仕事を紹介する番組です.
この番組でななななんと防除作業従事者が紹介されます.

放送日:1月12日(木) よる7:25-7:50 (再放送は翌週19日の午前0:25-0:50)

自分たちの業界がどのように紹介されるのか,客観的に見るには良い機会です.
NHKさんはどのような切り口で紹介するんでしょうね!?
これでこの業界の認知度が上がり,興味を持ってもらえる方が増えることに期待

ちなみに・・・
脇役ですが当社のペット「ゴキ男くん」や私も出演するかも (川端)



tojiyan at 19:16|PermalinkComments(0)TrackBack(0)