May 2012

May 29, 2012

兆し

先週は実家に少しだけ立ち寄りました。

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朝に庭で見つけたヒメマルカツオブシムシ。幼虫は衣類の大害虫。成虫は産卵を終えると屋外に出てきて、花の花粉などを餌にしているのだとか。

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外に出て調べていると、いや、いるわいるわ、あちこちに。野外では白い花の上に集まってくるので、非常に探しやすいです。クローゼットの防虫剤の期限を調べておく必要がありそうです。

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ウッドデッキで見つけた木材の齧り跡。これはもしや・・・。

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アシナガバチが巣の材料に持って行った後です。すぐ近くにはやはりハチの巣が。

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中には幼虫と蛹の繭のようなものが。そろそろハチが多くなってきそうな気がします。特に問題無ければ放置しておいてもよいと思いますが、人の往来が盛んな場所で危険だという時は今のうちにスーパーハチジェットプラス等で駆除してしまいましょう。刺された時に毒を吸い出すインセクトポイズンリムーバーも、万一の時にあると便利です。


前田



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May 28, 2012

泣き虫

生き物の体の色や模様は様々です。ヘイケガニという蟹のように、見ようによっては人の顔に見える模様を持つものもいます。あるいは人の表情みたいな模様を持つものもいます。

ツチイナゴ

写真はツチイナゴ。目の下に黒く涙を流したような模様があります。涙目のバッタという覚え方で名前を覚えています。

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マイマイガの幼虫。最近よく見かけます。写真はサクランボの木の上で見つけたもの。

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正面から見ると黒い2本の筋が入っており、表情は困ったさんの顔です。ちょっと愛嬌があります。ちなみに分類上はドクガの仲間ですが、本種のみ毒を持ちません。ただ、トゲは鋭く刺さると痛いので注意が必要です。

たくさん発生した毛虫はトレボンMCでやっつけましょう。


前田



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May 27, 2012

捕捉

待ちに待った休みの日です。掃除洗濯などで丸々1日遊ぶことは出来ませんが、3時間ほど野外に出て写真収集でもしていると随分気晴らしになります。そんな今日は昼から鳥の写真を収集することに。会社にいる時にも鳴き声を聞くことはあるのですが、姿が見えない鳥。どこにいるか大体の見当はついていたので探しに行きました。

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現場について早々に見つけました、ケリです。「ケケケケケッ」という特徴的な鳴き声を出します。黄色いクチバシに赤い目、灰色の頭が特徴的です。

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もう一枚。畑地や草原でよく見かけます。

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あまりに早く目的が達成されてしまったので、撮影の練習がてら適当に散策。写真は畑地でたむろしていたハト。

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民家の駐車場をうろついているハトたち。図々しく入ってきて糞を落とすなどの被害が見られたときはバードフリーで追っ払いましょう。


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用水路で水を飲んでいるモンキアゲハ。

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水路に墜落したナガサキアゲハの死骸。この地域にも生息していたとは・・・。ハヤトビバエらしきコバエが大量に群がっていました。そういえば昨日は会社の窓にニセケバエが飛んでいたな・・・。

弊社主催PCO基礎セミナーの6月の講演は「ゴキブリの生態」と「コバエ類の同定ポイント」です。どちらもこれからのシーズンに合わせた内容となっております。興味のある方はどうぞお申し込みのほど、よろしくお願いいたします。


前田



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May 26, 2012

静電気

見慣れない虫の同定は非常に大変です。なので、苦戦した虫は時々標本にして参考資料として残しています。無残にちぎれた死骸であっても、断面の状態が良ければ翅や手足をつなぎ合わせて復元することもできなくはないです。

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どうしてもという時は一部だけをストックします。さらにカメラで撮影しデータとして残しておくと、資料作成の時にも何かと便利です。写りは悪いのですが、写真はクロコバエの頭。目と目の間に黒いMの字模様があるのが特徴的。

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ちょっとした用事でトコジラミの死骸を分解したもの。特徴的な針のような口吻が見えます。


こんな作業の時に厄介なのが静電気。ピンセットとの相性も相まって、あと少しで並べ終わって撮影できるという時に、薄っぺらい翅や小さい触角なんかがヒラリと飛んでいってしまいます。途中で発狂しそうになりますが、こんな時こそ虫の体の詳細をゆっくり観察するチャンスでもあります。


そしてようやく準備が整い、ふと溜息をついたその瞬間、吐息で折角きれいに並べた検体が見事に吹っ飛んでしまい、とてつもない脱力感にとらわれる日もあります。


前田


ちょっと手のかかる薬剤散布に便利な施工ツールが色々あります。粉剤の施工の際には、コロダスターが便利です。手押しでガラガラ引くだけの簡単作業、仕上がりもきれいな線状です



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May 24, 2012

たまに出る

これから暑くなるに従って出てくる虫の種類も増えてきます。最近見かけるけど何なのかはよく分からないという虫もたまに出てきます。今日はそんな虫の一部を簡単に紹介します。

ヨコズナサシガメ

ヨコズナサシガメ。冬の間、桜の木の幹にみっしり張り付いていたエイリアンの子供みたいな虫の最終形態です。カメムシの仲間ですが肉食性の種類であり、木の上にいる毛虫などを襲います。カメムシといえば臭いイメージしかありませんが、このように益虫となるものもいます。

ヤマトシリアゲ

シリアゲムシという虫。見た目は凶悪ですが、人畜無害です。刺したり咬んだりはしません。これもそろそろ出てきます。

クサカゲロウ1

クサカゲロウの成虫。葉っぱの裏から伸びた白い糸の先に長細くて白い物体が付いていることがありますが、それはこのクサカゲロウの卵です。幼虫・成虫ともにアブラムシを食べる益虫です。

キマワリ?

動きが素早く、暗いところではゴキブリと思ってしまいますが、キマワリという甲虫の仲間。朽木から発生します。6年前のちょうど今日に撮影したもの。

ゴキブリといえば、弊社で飼育しているクロゴキブリも最近は随分と活発になりました。成虫が多くなり、餌もよく食べ、求愛行動も盛んです。蒸し暑いある夏の日に帰宅すると、アパートの外壁に張り付いていた!振り返ればさらに1匹いた!なんてこともありました。そろそろご家庭でも準備をされてはいかがでしょうか?ゴキブリ対策に食毒餌ゴキブリキャップ


前田







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May 23, 2012

代償

近ごろ捕虫紙につく虫の種類が多くなってきました。私は捕虫紙に虫が大量に付着した状態を「真っ黒になっている」と表現しますが、たまにピカピカ光るものを見つけることがあります。

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キンバエ類が付いている時がそうです。青かったり緑色だったり、彩りを与えてくれます。

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これはオオセンチコガネ。写真で見るより実物はもっと鮮やか。


腐敗物や獣糞などを処理する昆虫には鮮やかな金属光沢をもつ種類が多いように思います。
汚れ作業を一手に引き受けた彼らにだけ与えられた特権に思えてなりません。


前田


台所やゴミ捨て場に発生するショウジョウバエ対策に業務用コバエがホイホイ

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May 22, 2012

遥か

昨日は何百年ぶりに金環日食がはっきり見えるという話題で賑わいました。

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天体に関して言えば、カニの産卵も潮の満ち引きが大きな影響を与えるので、満月の時に行われるのだとか。


ところがもう一つ、21日には記念すべきことがあります。1927年の5月20日から翌5月21日にかけてアメリカ人パイロット、チャールズ・リンドバーグが操縦する飛行機スピリット・オブ・セントルイスが大西洋単独無着陸飛行という偉業を成し遂げたことです。何かとお空に関するイベントが多い5月の末、もう一つくらい何かいい出来事が起こりそうな予感ですね。

ウスバキトンボ

無着陸とまではいきませんが、昆虫の中にも長距離を移動できるものがいます。写真のウスバキトンボもそういった昆虫の1つ。これからの時期は南方から北上を開始するため、各地で見られます。小学校の年間行事であるプール掃除の時は、掃除の合間にこっそりトンボのヤゴがいないか探していたりしたものでしたが、その時に見つけたヤゴも本種のものだったのかなぁと回想してみたり。

写真を持っていませんが、燕もまた遥か南方からやってくる鳥です。そろそろ繁殖のシーズンでしょうか。機会があれば撮影に行きたいものです。


前田


鳥に営巣されると困る場所は、あらかじめバードフリーでブロックしておきましょう



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May 21, 2012

おめでとうございます!

先週は弊社の誇るハチ博士、石川さんの結婚式に招待していただきました

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ご本人の了承をいただいて1枚だけピックアップ

どんな指令が飛んできても冷静に「分かりました!」の一言、どんなに忙しい時でも次の日の朝には涼しい顔をしてお願いさせていただいていた資料を揃えてくれる石川さん、流石にこの日は緊張の色が隠せませんでした。いやしかし、周りから湧き上がる拍手喝采、色とりどりの照明に煌めく会場、この瞬間のために用意されていた最高の舞台、本当に幸せそうなお二人でしたおめでとうございます

今日はそんなおめでたい話題に因んだお話を2つだけ紹介したいと思います。

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色鮮やかなタマムシ。最初はこのタマムシにまつわる恋愛のおまじないをご紹介。方法はいたって簡単で、まずオスとメスのタマムシを確保します。この際、予めオスとメスをちゃんと見分けておくことが肝心。次に意中の相手に一方のタマムシを渡しましょう。渡す相手が男性であればオスの個体を、女性であればメスの個体にします(逆だったかもしれませんが、まぁスルーしましょう)。さて、無事渡すことが出来ましたでしょうか?出来たなら、これで作戦は成功お幸せに。

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これはメスじゃありませんよ!!ウバタマムシという別種です。


意中の相手とのよき縁談をいただくおまじない。正式な名称こそ知りませんが、昔はこんな言い伝えがあったそうです。しかし、所詮は迷信でしょ?というのが大方の見立て。確かにその効果は玉虫色です。ですが!そこは知られざる昆虫の力!なにせ味方識別信号を出してアリの巣の中に居候する昆虫や、性フェロモンで異性を呼び寄せる蛾がいたりするくらいです。これはもしやと思われた方は是非検証してみてください。


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そしてもう一つのネタは皆様もよく御存知のスズメバチについて。

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家の軒下にできると大パニックのスズメバチの巣ですが、一方で子孫繁栄の象徴として縁起の良いものと見られている地方もあります。確かに部屋数たくさん子だくさん、一家のピンチの時には総員集結、凄まじい防御砲火の団結力を見れば頷けるものがあります。もし家に巣を作られてもなすがままにしておくのも面白いかもしれません(私は怖くて耐えられませんが)。あるいは運よく廃巣でも入手できたなら、部屋の片隅に飾っておきましょう(中に色んな昆虫類が住みついているかもしれませんので、予めチェックをお忘れなく)。


前田


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May 17, 2012

物色

日頃は会社の実験室に引きこもっている私ですが、昨日は久しぶりにお出かけです。そして、出かけると帰りについつい道草を食ってしまうのがお土産屋さん。ご当地ものや珍しいものを求めて徘徊してしまいます。

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興味を引くものを見つけました。保冷時間は2時間、ちょうど帰宅するまでの時間です。よし、買って帰ろう。

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中を開ければ発泡スチロール箱付きです。これは簡易の標本箱に再利用できます。ただし!防虫剤(ナフタレン)を入れると箱が溶けてしまいますよっあくまで一時的な保管場所としてお使いください。

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作り始めてから、あることに気付き愕然。落し蓋が無い・・・そうです、もはやこの家で本格的に料理をすることなどあるまいと、料理器具の多くを実家に返してしまったのです。仕方ないので、大皿を無理矢理フタ代わりに
することに。

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さて、少し話は横道にそれますが、写真は最近整理をし始めた昆虫たちの標本。もらいもののipad空き箱を再利用しています。

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誰が採ってきたんだ!と言いたくなるシロオビカッコウムシ。資料としてしっかりキープしておきました。

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ゴキブリの腹部先端。細かい話は環境生物研究会出版の屋内ゴキブリ(写真と参考データ)に譲るとして、同定のポイントとなる翅を開いて観察しやすくしています。触角・翅の模様(翅脈)、足の構造(節の形や数)は昆虫を同定する上で大きなヒントになります。なので、現場で回収した昆虫は少々面倒でも標本にしてストックしておくと何かの時に見直すことができて便利ですよ!

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それでは、そろそろいただきます


前田


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May 15, 2012

お土産

今日の午前中に届いた1通の封筒。送り主を見て「これか!」と納得。普段は東京にいらっしゃる弊社の足立さんが、今度送るとメールで連絡してくれた海外からのお土産。なにやらお菓子が入っているとのこと。

スナック菓子

封筒の中にどっさり入っていました。やったあぁぁあれ?なんかパッケージに妙な物が写っているような・・・。

菓子のラベル

コクヌストモドキ幼虫のお化けのような虫が見えます。見た感じミールワームのようですね。

チーズ味

味のレパートリーも豊富です。写真はチェダーチーズ味。思ったよりチーズっぽくは無いです。干しエビのような食感と味がします。

BBQ味

バーベキュー味。3種の中では一番バランスの取れた味。市販のスナック菓子に勝るとも劣らず。

メキシカンシパイス

メキシカンスパイス味。甘辛いので、インパクトは一番です。ついついポリポリと食べてしまいます。

ベーコンミント

これは私には何か分かりません。中身はラムネのようなものが入っていました。なかなか清涼感のある後味で一息入れたい時にもってこいです。

昆虫食というと抵抗のある方も多くいらっしゃるかと思います。しかし、例えばハチノコ(スズメバチの幼虫)、イナゴ、蚕の蛹(繭の中にいるもの、ザザムシ(川底にいる水生昆虫類の幼虫)など佃煮となって売られているものを多く見ます。姿を見ないで食べれば案外いけますよ!

ナメクジ3


また、色々な薬効があるなど、真しやかな紹介をされている虫もいますが、事の真偽は分かりません。ただ、ナメクジを飲み込むと声が良くなる、これだけはどうか止めてください。関東住血線虫などの寄生虫を持っている可能性もありますので、危険極まりありません。

そういえば、梅雨が来るといよいよナメクジの季節ですね。少し早い気もしますが、そろそろナメクジの対策を整えてはいかがでしょうか?ナメクジ駆除にナメトール!!安全性が高くペットを飼っているご家庭にも安心です。


前田

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