September 2012

September 26, 2012

乗っ取り

少し前から育てはじめた貰い物のタバコシバンムシ。

蛹室と幼虫

第2世代も順調に幼虫→蛹と成長し、生産が軌道にのったかのように見えましたが・・・。

タバコ蛹

ある日、突然ノシメマダラメイガだらけに。飼育用の培地は見る影もありません。

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シバンムシの占める割合はみるみる減っていきます。元々いるシバンムシ成虫に至っては、ノシメマダラメイガの吐糸に絡まり、そのまま脱出できずにもがいているという始末。何とも滑稽だったので、動画にもおさめておくことに。

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研究室の一角でこんな貯穀害虫同士の戦いが繰り広げられているのでした。


ついでに撮影したノシメマダラメイガの蛹。左から順に背面、側面、腹面です。

ノシメ蛹背面ノシメ蛹側面ノシメ蛹腹面


ノシメマダラメイガのモニタリング調査にはシンライン(メイガ用)がお勧めです。


前田


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September 25, 2012

先々週くらいに白いツバメが出たということで話題になりました。本日は白くても何ら話題にならない可哀相な虫の写真を掲載します。

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成虫へと羽化している最中のクロゴキブリ。この瞬間だけシロゴキブリです。でも気持ち悪さは変わりません。

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こちらはチャバネゴキブリの孵化の瞬間。しばらくのあいだシロバネゴキブリです。

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半分ほどピンセットで薙ぎ払ってしまい、生存個体はこれだけ。気温が最適なら、ここから3ヶ月と少しで成虫になります。詳しい生態は屋内ゴキブリ - 写真と生態データ - に網羅されていますので、興味のある方は是非どうぞ。

ところで、脱皮は昆虫にとって最も無防備な瞬間と言えます。普段は外骨格という頑丈なキチン質の装甲に覆われてますが、脱皮直後からしばらくは外殻は軟らかく、容易に変形・破損してしまいます。


とはいえ、巨大昆虫などの出てくるパニック映画を見ながら、「こんなサイズなら体重が重すぎて、脱皮の瞬間に自重を支えきれずに崩れ落ちてしまうのでは?」という事を考えるのは野暮というものです。


前田


ショウジョウバエやチョウバエなどのコバエ対策にデミリン発泡錠幼虫の脱皮を阻害して死に至らしめます。

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September 24, 2012

痛手

もう先週のことですが、久しぶりにカッターで怪我をしてしまいました。ひと指し指の皮をスライスしてしまったらしく、見ていて気持ちのいいものではありません。早急に絆創膏で蓋をしておくことにしました。

ヒラタクワガタ

虫にも破壊力の凄いのがいて、時々流血沙汰になることもあります。・・・経験上はヒラタクワガタが最悪です。挟まれると指の皮に普通に穴があきます。しかもなかなか離してくれません。

キリギリス

キリギリス。時々アマガエルを捕食することもあります、咬まれると洒落になりません。

オニヤンマ頭部

滅多にないと思いますが、トンボに咬まれた時も強烈なインパクトを受けます。よりによってオニヤンマとは!

ヒメスズメバチ後期型

咬む以外にも刺すことのできる虫もいます。スズメバチは御存知の通り、木の皮をはがして巣の材料にします。外敵に対して本格的な攻撃を行なう際は、その顎の力を生かして標的に咬みつき体を固定、その後、何度か毒針で刺してきます。

秋のシーズンはオオスズメバチが食糧不足を補うために他のハチの巣を襲撃します。そのため、襲撃に備えてかなり神経質になっているスズメバチもいますので、野外では襲われないよう気をつけてください。


前田


ハチに襲われた時の咄嗟の一撃ハチノックS!!サイズも小さく携行や取り回しに優れています。野外に出る時に1本あると心強いです。


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September 18, 2012

水タバコ

当社では毎週金曜にアメリカ人のマットという先生に来てもらい英語の授業をしてもらってます。

「え〜!! みんな英語ペラペラなんだ!凄い!」

なんてことは思わないで下さい・・・

授業中はみんな悪戦苦闘。
意思の疎通なんてなかなかできず、マットが「先週末は何をしてたの?」と聞いても今週末の予定を拙い英語と身振り手振りで話し続けるなんて、いつもの光景です。

そんな出来の悪い私たちを受け持つマットの週末は決まって飲み歩きです。
心斎橋界隈は庭のようで、日本人よりもよく知ってます。
で、先週末はマットに水タバコが吸える心斎橋のバーに連れて行ってもらいました。


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水タバコはタバコとは違いニコチンはなくリンゴやミントなどのフレーバーを選んで吸うタバコです。

私はタバコは吸えないのですが、初心者でもそんな違和感なく吸えます。

あくまで、「そんなに」です。ちょっとは違和感あります。

特に普段タバコを吸わない人が、アルコールを飲みながら吸うとお酒のまわりが早くなる感じがするので注意して下さい。

中東の人たちは水タバコが大好きなようで、街中の至る所で吸ってたり、家族で出かけたりする時も持っていったりするようで、一家に一台はある人気物みたいです。

日本に居ながら、中東の雰囲気を味わえる水タバコおすすめです!

今回は煙関係の話だったので定番のくん煙殺虫剤のバルサンを宣伝させて頂きます。
室内に発生したタバコシバンムシ、メイガ、コバエなどの殺虫に効果的です。



武津




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September 11, 2012

赤とんぼ

空に赤とんぼが舞う季節になりました。赤とんぼというと、人によって童謡であったり、あるいはその作曲家、かつての訓練用の航空機など連想するものが異なってきますが、一口に赤とんぼといっても色んな種類がいます。

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ショウジョウトンボ。サルとも人間とも言えない姿で、酒を好み赤い顔をした猩々と呼ばれる架空の動物の赤色になぞらえてショウジョウの名をもらったとか。ショウジョウバエも目の赤色がその由来だとか(あるいはアルコールに誘引されるからとも)

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アカネの仲間と思いますが、この手の種類は同定が難しすぎてわかりません。

ベニイトトンボ♂

ベニイトトンボ。生息地が減少しつつある絶滅危惧種です。

アオモンイトトンボ♀未成熟個体

記憶が確かなら、アオモンイトトンボの雌(未成熟個体)と教えてもらったように思いますが、自信がありません。

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ジャノメチョウか何かを捕食したところ。幼虫も成虫も結構獰猛なんです。


秋津島と呼ばれるだけあって、日本のトンボの種類の多さは素晴らしいものがあります。今年は何種類見つけることができるでしょうか。


前田


ショウジョウバエ対策に業務用コバエがホイホイ!!

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September 10, 2012

意外なこと

あとあと知って意外に思うことが多々あります。

いつもスーパーで買っているカットサラダが実は3人前くらいの分量だったこと。
・・・2回に分けることにしました。

知り合いの方が、仕事を辞めて、今は海外にいると聞いた時。
・・・ポカンとしました。

チョウバエがハエというより、どちらかと言えば蚊に近いグループだということ。
・・・だいぶ前に勉強し直しました。


そして今日は下水道の日なのだそうです。

図1

お掃除のついでに排水系に住む虫たちに目を向けてみるのも一興かと。
お風呂場や台所で発生するチョウバエ駆除にはコバエ用ムースが便利ですよ。


前田


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September 07, 2012

秋の音

寝苦しくない夜が続きます。セミの声もめっきり少なくなりました。ちょっと前は帰り道で満月が見えました。もう秋がすぐそこまで来ていますね。

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私の自宅の周りではカネタタキが鳴いています。「チッチッチッチッチッ・・・」というひそひそ笑いのような音が聞こえれば、本種が近くにいます。

アオマツムシ2

夜のランニングの時に、「チッチリリッ!」という断続的な声を聞きますが、それはマツムシ。都道府県によっては絶滅危惧種に指定されているレア物ですが、残念ながらまだ姿を見ることができません。代わりに写真のアオマツムシなら街路樹の上で簡単に見れます。そろそろ夜に「リーリーリー」とせわしく鳴き始めるころです。


ホシハラビロヘリカメムシ

そして昆虫たちにとって秋に起こる一大イベント・・・冬眠です。日頃は野外で生活しているカメムシたちも冬になると屋内に侵入してきます。しかも、しばしば集団で押し寄せてくるので、見た目・臭いともにいただけませんね・・・。さしずめ、こちらは秋の香りとも言うべきでしょうか。

そろそろカメムシ対策の準備をされてはいかがでしょうか。広範囲にわたるカメムシ防除には金鳥カメムシ用キンチョール乳剤がお勧めです。

前田



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September 06, 2012

アリの脅威

朝の日差しはまだまだ強く、夏が最後のあがきをしているように感じますが、夕暮れの空はだんだんと秋の気配が深まってきました。これからは野外で、あるいは人家の周辺でスズメバチの苦情が多くなってくる時期です。

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知らないうちに軒下にこんなのが出来ていた!なんてことはよく耳にする話です。

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一方で、ハチと同じ膜翅目(ハチ目)に属するのに、あんまり話題とならないアリ。ですが、虫にとっては危険な存在です。

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最終的には大人の人さし指くらいになるゴマダラチョウも、小さいうちは呆気なくやられてしまいます。

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対象が大きくても、よってたかって攻撃すれば、一方的な展開のままアリの餌食になります。

アリ

このようにタコ殴りです。

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ムカデも死んでしまうと食料として利用されます。

mukade

体節の隙間から入り込んで食い荒らします。


また、種類によって異なりますが、夏から秋にかけて羽アリが出現し、結婚飛翔を行ないます。時間帯は夕方から夜間にかけてですが、この時に照明等の光に誘引されて屋内に飛来侵入する場合もあります。虫嫌いの人には不快極まりない状況です。そんな時はPGガードが便利です。窓用のエアゾールで、シュッと噴くだけの簡単施工です。

前田




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September 05, 2012

銀の魚

弊社の実験部屋の机の上に置きっぱなしになっていたガラス瓶。そういえば、何を入れてたんだっけ?ということで中を覗いてみると・・・。

ブログ用シミ

立派なシミが1匹、まだ生きています。とある事情で1ヶ月ほど前に私の所に回ってきた子です。
到着時から既に衰弱していたため、どうせすぐ死ぬと思い、お供え物として入れておいたラビットフードの粉末。それを食って生き延びていたようです。

ブログ用脱皮殻

ちゃんと脱皮もしています。弱っていたように見えて、案外脱皮の直前で動かなかっただけなのかもしれません。三葉虫のような独特のフォルムで、生存を確認しようと瓶を傾けると3本ある尻尾を振って応えてくれる(単にもがいているだけですが)、なかなか可愛らしい奴です。

ちなみに漢字では紙魚(衣魚とも)と書きます。書籍や衣類の害虫という特徴をよく捉えた表現ですね。一方、英語ではシルバー・フィッシュといいます。語源は分かりませんが、体の表面に魚の鱗状の細かい粉がついているからでしょうか。洋の東西を問わず魚というイメージで一致した、面白い例ですね。


普段はあまり目にしませんが、時折粘着トラップにかかっていることもありますよ。

前田


tojiyan at 23:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0)虫ムシ日記 

September 04, 2012

勢力争い?

弊社では何種類が試験用昆虫が飼育されています。そして、ゴキブリの水槽からノミバエが出現するなど、そこに思わぬ居候が現れることもあります。

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そんな感じで最近、コクヌストモドキの飼育容器で異変が発生しました。

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知らぬ間に住みついていたのは言わずと知れたノシメマダラメイガ。

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そして、元々住んでいたコクヌストモドキ成虫はご覧の通り。

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飼育容器の隅で寄り添っています。


これは、ノシメマダラメイガに追い出されてしまったのか(私、前田案)、それとも、メイガの幼虫が吐いた糸を伝って立体的に動けるようになったのか(弊社の石川博士案)よく分かりませんが、ちょっと興味深い行動ではあります。

まぁ人間の立場からすれば、「両方とも仲良く出てけ!」という結論におさまるのですが。


定期的なモニタリングで、貯穀害虫の侵入を早期にキャッチしましょう!各種貯穀害虫のモニタリングトラップはこちら

前田


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