January 08, 2013

January 08, 2013

救出劇

弊社で飼育されている昆虫の中でも比較的生活環境が優遇されているサツマゴキブリ。
今日は、ひょんなことからゴキブリトラップに引っ掛かってしまいました。
救助してあげましょう。

IMGP0858

ベンジンなんかをザブザブかけてやると、割合簡単に取れるのですが、
それではサツマゴキブリの方も即死です。そこで、写真のように小麦粉を
体の周りに振りかけてやります。

IMGP0860

時たま、カブトムシやクワガタ、その他のペットがゴキブリトラップに掛かって
しまうこともあります。しかし、よく見ると、お腹の下や足の下は完全に接着
されておらず隙間が出来ています。そこに粉を流し込むように入れていけば
オッケーです。あとはゆっくり虫の体を左右に傾け、虫体と粘着との間に隙間が
できたら粉を流し込むだけの単調な作業を繰り返します。

IMGP0862

ポイントは焦って虫を強く引っ張らないことです。うっかり足がちぎれたりすると
粘着板から救出できたとしても、その後衰弱して死亡することが多いからです。
そんなこんなで一人ゴキブリに向かって「そのままそのまま・・・よーし、歩け」など
独り言をつぶやいている様は極めて不審です。

IMGP0864

約10分後。救出完了。

IMGP0865

元気よく水槽の中に帰っていきました。よかったよかった。


前田


ネズミ用の粘着板でも同様に小麦粉で剥がすことができます。逆にホコリやゴミがたくさんついた場合も、粘着面の糊の強さが低下する可能性が考えられます。そんなホコリっぽい場所には粘着とプロテクトカバーが一体となったハイパーネズミホイホイがお勧めです。




tojiyan at 22:30|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック