March 2013

March 26, 2013

海外事情

先週の金曜日をもちまして、春期レベルアップセミナーは
全日程を終えました。御来場いただきました皆様にこの場を
お借りして篤く御礼申し上げます。

さて、そのセミナーにも少しだけ出てきましたが、地元で
虫の調査をやっていると、たまに衝撃を受けることがあります。

大量捕獲現場3













一見なんの変哲もない公園のグレーチングですが・・・。

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裏返すと、エイリアンのような巣がびっしり。

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セアカゴケグモの巣です。健気にも卵を守っていますが、
見逃すわけにはいきません。

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他にも卵塊がたくさんありました。

本来なら、持ち帰ってじっくり薬剤試験をしたいところですが、
セアカゴケグモは特定外来生物に指定されており、生きたまま
持ち運びはできません。

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なので、試験は現地の寒風吹きすさぶ中で1人寂しく進められます。

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そうして試験で死亡した個体からはぎ取ったセアカゴケグモの牙。
これでチクリとやります。


セアカゴケグモについては日本での発見当初、冬を越せないだろうと
思われていた時期もありましたが、現実には冬の寒さにも耐えて各地で
定着していることが報告されています。


このセアカゴケグモのみならず、将来、他の亜熱帯性昆虫も日本に侵入し
やがて定着する可能性も考えられます。


そこで、今回弊社では、海外から有名講師2名をお招きし、そこでのPCO事情に
ついてお話していただきます。日程は4月の初旬とあまり日がありませんが、
席はまだ若干ございます。もし興味がありましたら是非お申込みいただければと思います。

セミナーの詳細・お申し込みはこちら!!

前田




tojiyan at 17:31|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

March 21, 2013

2種のカラス

このところ、通勤中にカラスを見かけることが多くなってきました。
いったん気にし始めると、そのうちカラスの巣じゃないのかなぁという
巣まで次々見つかりだす始末。

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木の中央のてっぺんに何か丸いものがあります。

IMGP3044 - コピー












拡大すると、この通り。巣材の一部にハンガーが使われています。
時期的に考えると、もう誰も利用していない廃巣のようです。

と、思いきや、後日活動が見られました。彼らの生活史についても
勉強し直す必要がありそうです。また後日、弊社メールマガジンと
合わせて報告しようと思います。



そこで、今回はカラスについて少し勉強してみることにしました(※1)。


まず、カラス類といえば、学術的にはカラス科あるいはカラス属の鳥を
指すそうです。この中で、黒っぽくて体も大きい、一般的なカラスの
イメージを持つグループはカラス属に含まれ、世界中に約40種が
生息しているとのこと。

カラス飛ぶ












日本のカラスは黒一色ですが、世界には白黒入り混じったものや
灰色っぽい種もいるのだとか。


日本には5種類のカラス属がいますが、年中どこでも見れるのは
ハシブトガラスとハシボソガラスの2種です。ミヤマガラスとコクマル
ガラス、ワタリガラスの3種は渡り鳥として冬にやって来るだけなので
なかなか見れません。なので、一般に日本でカラスといえばハシブト
あるいはハシボソを指します。


ハシブトもハシボソもお互いに外見や習性が少しずつ異なりますが
今回は見た目について触れたいと思います。

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こちらはハシブトガラス。おでこの部分が大きく盛り上がっています。
弊社の鳥のエキスパート、足立さんの写真をちょっと拝借。

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こっちはハシボソガラス。クチバシから頭にかけてはフラットで
新幹線の500系のような印象です。


では、今度は遠くから見てみましょう。

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丸っこく見える頭の先に太いクチバシ。ハシブトです。


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クチバシの付け根に段差が少ない・・・ハシボソです。


今度、カラスを見かけたら、どうぞ同定にチャレンジしてみてください


前田

(※参考文献:カラスの自然史 樋口広芳・黒沢令子編集 北海道大学出版)


カラスがよく飛来して来るので困る・・・という場所には鳥類忌避剤バードフリー
お勧めです。

tojiyan at 19:04|PermalinkComments(0)TrackBack(0)虫ムシ日記 

March 19, 2013

積み重ね

名前は聞くけれど、あまり馴染みのない食べ物は結構あります。
という訳で、先週はラザニアを調理してみました。

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インスタントです、はい。

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調理はいたって簡単、ボロネーゼソースとホワイトソース、パスタを
順番に積み重ねていくだけの作業を繰り返します。


ところで、層状に積み重ねるというと、こちらを思い浮かべます。

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スズメバチの巣。立派なものでは、中に巣盤が何層も重なっています。

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毎年春になると、女王バチが1匹で巣を作り始めます。最初は小さくて
目立たないところに営巣しますが、やがて巨大な要塞のような巣を
作り始めます。

見ているだけならいい眺めですが、自分の家の軒下なんかに
作られるとたまったものではありません。春先の女王バチの
捕殺にはカダン ハチ激取れがお勧めです。

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さて、上手に焼けました〜!!


前田



tojiyan at 21:23|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

March 09, 2013

偶然ですよ?

プロ野球はオープン戦が始まり、WBCも連日白熱した試合が繰り広げられています
たまに試合結果の一覧を見ていて、ふと思うことがあります。


なぜか今日はスコアが全く同じの試合が2試合ある・・・。


それも1-0や2-1みたいな、ありがちなスコアでなく、11-7や8-3のように、
普通なら同じにはならんでしょう、というような結果なのです。


私の仕事にも似たような現象が起こることがあります。

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捕虫紙の検定の時です。

同じ設置場所の捕虫紙の結果が、虫の種類も数も一致するがあります。
提出の瞬間に、「いや、コレ偶然ですよ」と思う一方で、ちょっと不思議な
ことだな、とも感じます。


さて、そろそろ暖かくなってきました虫も活発になり始めます。
コバエも最近よく飛んできます。というわけで、ちょっとした同定クイズを
作ってみました。解答は末尾にありますので、もしよろしければ挑戦して
みてください

図1


















々くて3mmくらいのコバエ

図21


















▲▲畤Г鬚靴5mmくらいのコバエ

図2


















J畸郢罎澆燭い蔑仗Г鬚靴織灰丱



前田


交換用のムシポン捕虫紙・ランプはこちら











【正解】

,鉢:ユスリカ科の一種 ▲科(蚊)の一種


tojiyan at 20:13|PermalinkComments(0)TrackBack(0)