April 2014
April 11, 2014
何か出た!
外に出ると、冬眠から覚めたキチョウがあちこちで飛び回っています。
そして家に帰ると、怪物のようなサイズの蛾がいた・・・なんてことが、稀に起こるのがこの時期。
写真はフクラスズメという大型の蛾類で、成虫で冬を越します。
時たま家屋内のどこかで越冬していることがあるため、ばったり出くわすことがあります。
メイガ類のように貯穀を食害し、内部で発生を繰り返す種ではありません。
そのため冬眠から目覚めると、さっさとどこかへ飛び立ってしまいます。
毒はありませんので、そのまま捕まえて外に逃がしてやれば、それでOKです。
触るのが気持ち悪い場合はエアゾール類を噴霧すれば十分です。
(ちょっとだけ暴れ回るかもしれませんが)
蛾類対策にスーパーガジェット!
前田
April 10, 2014
春の声
会社へ向かう道にも、出張で訪れる町にも桜が満開の季節になりました。
視界のあちこちが桃色で染まります。
さらに耳を澄ませば、他にも春の訪れを告げる声がたくさん聞こえます。
畑の近くではケリが見られるようになりました。
日夜問わず、甲高い「ケケケケッ」という鳴き声が聞こえます。
住宅街では姿こそなかなか見られませんが、クビキリギスの耳に残る独特の鳴き声が響きます。
「ビーーーーーーッ」と途切れることなく続く、あの音です。
田んぼの近くで「コロロ、コロロッ」と鳴いているのは多分アカガエル。
冬の間に一度冬眠から覚めて産卵し、再び冬眠するという変わった生活をします。
2月頃はまだ卵を抱えていたのか、ずいぶん太っています。
そして耳元でブンブンうるさいのがビロウドツリアブ。
モジャモジャの丸い体から翅と口吻が突き出た、ちょっとかわいらしいアブです。
さらに大型のイエバエやクロバエも、そろそろブンブン飛び始める季節です。
畜舎や畑、あるいはキャンプ場などでは見かけることも多くなりそうです。
そういった野外環境では、強烈なにおいでハエを誘引するフライマグネットがお勧めです。
大型のもので、黒くて青光りしている種類や緑金色をした奇麗な連中に有効です。
前田
April 09, 2014
一休み
昼からは天気にも恵まれ、桜も満開でした。
後輩たちの目の早いこと。
早速、水たまりで羽化している最中のユスリカを発見。
木の皮の裏では、ツマジロカメムシが身を寄せ合っていました。
大空へ飛び立つ時を待ち続けるクロアゲハらしき蛹。
見つけてもらってばかりでは先輩の名がすたります。
意地にかけて見つけたのは、アライグマの足跡。
母校のあちこちに自生しているニレ科樹木のエノキ。
ゴマダラチョウやオオムラサキの餌になるので、学生時代はどこに何本生えているかも記録していました。
その調査の名残。
もう10年近い歳月が流れていますが、未だに私の付けたタグが残っていることに驚き。
久しぶりに根元を調べてみると、ゴマダラチョウの幼虫とクモを発見。
ゴマダラチョウが冬眠から覚めて、逃げ切るのが先か。
あるいはクモが先に目覚めて餌にありつけるのか。
晩は後輩宅で鍋をつつきながらの楽しい一日でした。
なんだか学生時代に戻ったかのような錯覚さえ感じたひとときでした。
さて、今週も頑張りましょう。
前田
初春に問題となりやすいクモやカメムシの対策に、カメムシ・クモスプレー!
April 08, 2014
出張の足跡:あと何メートル?編
この日はあちこちで桜が満開の中、営業の櫻井さんに同行です。
午前の予定も順調に終わり、午後からの訪問までに少し時間が空きました。
どうしようかなぁと思いながら車窓を眺めていると、なにやら目を引く建物を発見。
赤い四角の枠の中に久の字が書かれた独特の看板・・・。
(カクキューと読むそうです)
そうです、八丁味噌の工場と史料館がある「八丁味噌の郷」です。
ちょっとだけ時間があるなぁということで、ちょっとだけ様子を見てみることにしました。
(時間合わせです、サボってる訳じゃありませんよ〜っ)
ところで八丁味噌の八丁とは一体何なのか?
貰ってきたパンフレットによると、昔の距離の単位である「丁」に由来するとのこと(8丁はおよそ870m)。
ではどこから8丁なのかというと、それは徳川家康の生誕地である岡崎城からの距離らしいです。
そこにある八帖町で少なくとも江戸時代初期には創業されたと言われています。
時間がおしているので、お土産の類はちゃっちゃと買って終了。
しばらく味噌生活が続きそうです。
ところで、薬剤にはそれぞれ用法用量があります。
多くは平米あたりの量(グラムやリットル)で表記されますが、時には線状に施工することも。
そんな時、「このぐらいの長さの線だと、どのくらいの量が必要なのかな?」と迷うことがあります。
そんな時は、専用の施工器を使用するという手もあります。
粉剤の場合は、コロダスターの使用がお勧めです。
運動場の白線引きみたいにきれいに撒くことができます。
これから歩行性昆虫が増えてきますので、外周施工の時に便利です。
前田
April 07, 2014
出張の足跡:甲信越編
本州を西へ東へ長期出張の旅、本日は甲信越編です。
生まれて初めて足を踏み入れる地域で、新幹線も見たことの無い車種が走っています。
この日は弊社男性スタッフの中では一番年下の私と次に若い藤井さんのコンビで出動。
行きの新幹線の中から撮影(まだ名古屋に向かう途中)。
向こうは雪が降っているのかなぁと心配しつつ、研修会資料に目を通し講演内容の最終チェック。
移動中の車窓から見た日本海。
この日も雨交じりの激しい風が吹き荒れ、遥か彼方にあるはずの水平線は白く霞んで見えません。
この地域の冬の厳しさを垣間見た気がしました。
お昼は藤井さんにお寿司を御馳走になりました。
セットで出てきた暖かい味噌汁で体の芯まで温まります。
食べるのに夢中で写真を撮り忘れたため、急遽、それらしい写真で代用。
ところで、お寿司を語る上で、切っても切れない関係にあるのがワサビです。
うっかり醤油に溶け損なった塊を噛み潰すと、体中の毛という毛が逆立ちます。
そして、同じ哺乳類ならきっと同じように効くだろうということでワサビの成分を利用した商品もあります。
ネズミの忌避剤ねずみがいやがるゼリーがそうです。
天井裏や床下などでの使用にどうぞ。
前田
April 06, 2014
出張の足跡:東京営業所編
この日は昼からのイベントに参加するため、午前中は弊社の東京営業所で仕事をしました。
河野所長が淹れてくださったコーヒーを片手に、来週の研修会資料の手直し。
静かな朝です。
ところで、東京に来て感じるのは、カラスが多いなぁということです。
例えば、ホテルを出て駅に向かう道、あるいは道端のゴミ置き場の上など。
カラスが複数、頭上をバンクを振って旋回しています。
その様子を観察していると、生ゴミをあさっていることが多いです。
そもそも、カラスは猛禽類のように積極的に動物を襲って捕食するタイプの鳥ではありません。
なので、肉類は主に動物の死骸などから得ています。
さしずめ、生ゴミの詰まったゴミ袋は、彼らにとってはただの餌の塊でしかないのでしょう。
ネットもゴミの上から軽くかけたくらいでは、いとも簡単に外されてしまいます。
なかなか頭もいいのです。
また、色や図形といった情報も1年くらいは覚えていられるそうです。
逆に何らかの方法で一度嫌な思いをさせてやると、しばらく近寄って来ないことも期待できます。
つまり忌避剤の出番です。
触れた時のベチョベチョした感触やにおいなどで嫌がらせをする訳です。
また、弊社で取り扱いのあるバードフリーは鳥類の視覚にも作用するという他の忌避剤に無い特徴があります。
カラスでお困りの方は、一度お試しください。
前田
April 05, 2014
出張の足跡:日本海編
この日は西尾リーダーに同行させていただきました。
時折降る雨、鉛色の空、朝から重苦しい雰囲気に包まれています。
お客様の訪問まで少しだけ時間があるので、海沿いの公園で一休み。
しばらく自由にしてていいぞ、とのことで、あたりを散策させてもらいました。
と、早速浜辺に打ち上げられたハリセンボンを発見。
「西尾さん、ハリセンボン見つけました!」と指でつまんで持って行く私。
ちらりと見て「そう。」と言い、またパソコンの見積作成画面を睨む西尾リーダー。
・・・一人ではしゃいでて、スミマセン。
ということで、生き物にはトゲや針がついているものもたくさんいます。
そしてそれが、種類を判別する上で役に立つなんてこともよくあります。
写真は冬場に多いオオワラジカイガラムシ。
こちらはアブラムシで、大型の種類はこの時期に見られることもあります。
オオワラジカイガラムシと同じカメムシ目に属し、また小さいので最初は見分けるのに戸惑います。
しかし、アブラムシの場合、お尻の先にトゲやコブがついているものが多いので参考にはなります。
もちろん、トゲトゲを身を守るための武器としている場合もあります。
これは人間の場合もほぼ同様で、有刺鉄線などはその最たる例です。
さらに小さいところに目を向けると、ネズミの侵入防止資材なんかにも活用されています。
ネズミの侵入防止対策にとおせんぼ!
前田
April 04, 2014
出張の足跡:餌場はどこだ!編
また、行き先では研修会の講師も担当させていただきました!
連泊となる日程もあり、プロジェクターにパソコン、4日分の着替えと出発時はまさにフル装備です。
週末は洗濯物もたくさんたまりました。
疲労困憊で何とか切り抜けた東京でのセミナー。
土地勘のない私を心配して東京営業所の藤井さんがホテルの近くまで送ってくれました。
ホテルにフラフラとたどり着き、部屋に滑り込み、施錠をしてから意識を失うこと1時間ほど・・・。
・・・腹が減ったぞ!!餌場はどこだ!!
近くにコンビニはたくさんありますが、せっかくだからと思い、よさげなお店を求めて出発。
今思えば、都会の真ん中で血色の悪い顔で晩御飯を求めて徘徊する姿は、周りから見れば
ただの食いっぱぐれたハシブトガラスにしか見えなかったことでしょう。
ほっつき歩くことしばし、駅前なら飲食店が多いだろうと駅へと歩を進めます。
そして、耳に残る藤井さんお勧めの店の名前・・・そうです、牛タンの店「ねぎし」です。
吸い込まれるように入店しメニューを見ると、何と麦飯はおかわり自由という嬉しいサービス。
横に座っていた同い年くらい(に見える)お兄さんから見た私(イメージ図)。
ところで他の生き物の場合、餌の探し方や「コレを食べよう」という刺激を与える情報は異なります。
チョウチョの雌は、自分の幼虫たちがきちんと食べられる食草を探さなければなりません。
その際に、感覚器官として働くのは足の先だそうです。
これで木の葉っぱなどにタッチして、OKなら産卵を行います。
ムカデの場合、生きた昆虫しか食べませんので、食毒餌(ベイト)はあまり役に立ちません。
あくまで標的が動くという信号が刺激となって捕食行動に移行するためです。
また、同じ殺虫成分が入っているベイトでも現場によっては誘引餌の違いによるものなのか
食べる・食べないがあるという話も聞きます。そういう時は色んなベイトを並べて配置し、
最も食い付きが良かった物を利用するという工夫が必要です。
前田
グリアートフォルテ、取り扱い始めました!不快害虫対策にどうぞ!!
April 03, 2014
出張の足跡・帰宅編
特に後半の日程は朝から雨が降りしきる日が続きました
足元の悪い中、遠くからお越しいただきました皆様、本当にありがとうございました
また、今年も基礎セミナー・レベルアップセミナーを開催していきます。
4月の小セミナーはまだ申し込みを受け付けております。
よろしければ是非、御参加ください
御申し込みはこちらから!
さて、先月は移動と宿泊が多い出張が続きました。
さすがに月末は1日半寝込んでいましたが、いい加減元気を出さなければなりません。
と言う訳で、力を振り絞って作りました、特製カレー。
トウガラシとにんにく、2玉分の玉ねぎのみじん切りをじっくり炒めます。
終われば他の具材とともにコトコト煮込みます。
一通りの作業が終わって一息ついていると、部屋の壁に不自然な影が・・・。
よくよく調べてみるとシミが一匹、くつろいでいました。
長い間、私がいなかったので油断して出てきたのでしょう。
よく観察すると、結構毛が生えていてモサモサしています。
デンプン質が好みで、食パンなどはもちろん、小麦粉も食べるのだとか。
ではカレー粉では育つのかどうか、ちょっと気になります。
ちなみに彼には、翌週の研修会の資料に参考写真として登場していただくことにしました。
出演料は、家賃と光熱費で相殺です。
さて、今月も頑張りましょう
前田
洋服箪笥からシミが出てきた!そんな時は衣類を30分ほど乾燥機にかけて熱殺虫しましょう。
その後で箪笥に防虫剤を入れて予防すればOKです。
ただし、乾燥機にかけても大丈夫な衣類かどうか事前に確認してください。