January 2015

January 24, 2015

解剖

突然ですが、これは何でしょうか?

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何かの舌・・・?



何かの尻尾・・・?



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正解は、ミツバチなどの舌でした。
(厳密には、舌を収納している部品で、この中に舌に相当するものがある)
どうやら口についているのは顎だけではないようです。


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ちなみに針はコレ。


前田









冬場はノロウィルスに注意が必要です。
万一の時にあると便利な嘔吐物最速処理セット

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January 23, 2015

大食漢

某日、いつか食べようと思いながら放置していた食パンの消費期限がとっくに過ぎていました。
捨てるのも勿体ないので、飼育している虫に与えることにしました。

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ワモンゴキブリの水槽には6分の1枚ほど入れてみました。
これは、チャバネゴキブリであれば3日ほど賄える量です。

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写真はちょうど1日半が経過したところ。見事に食いつくされています。
ワモンゴキブリは体が大きいせいか、食べる量も多いです。


これは駆除に使用するベイト剤でも同様と思われます。
そのため、ゴキブリの種類に合わせて施工量を調節するのも一つのポイントになりそうです。



前田








注射器みたいなシリンジに入っているので、自分で施工量を調節できます。
ゴキブリ用毒餌「ミサイルジェルD」!

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January 19, 2015

八倍差

某日、机の上を整理しました。
机の右端は、まだふるい分けが終わっていない書類が山積みなのですが。


・・・そこに今、何かおったぞ!!


頬杖はついたまま目玉だけギョロッと回すと、確かに生き物の姿がありました。
右目1つで睨みつける私。

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8個の複眼で見つめ返すハエトリグモ。
圧倒的な数的不利を悟った瞬間でした。


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視線が合ってしばし逡巡、やがて無言のまま机の上にあったスクリュー缶に手を伸ばし。
一瞬でハエトリグモ、ゲッチュ。
足8本で逃げたクモ、右手1本で片付けた私、数的不利を覆しました。


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他の検体の観察ついでに顕微鏡で写真を一枚撮影。
あと20倍くらいに大きくして、毛をむしって、海の中で泳がせると、カニみたいですね。
そう思うと、なんだか美味しそうに見え・・・ません。



さて、この子の処遇をどうするか。
少し考えた後、飼育室で水槽から脱走したメイガやショウジョウバエの駆除要員に任命しました。
3畳の部屋で高熱費と家賃は無料、ご飯はあるだけ食べてよし。悪くない待遇とは思うのですが。


前田











ふつうは外に投げ捨てるか殺虫剤で駆除しましょう。
クモ退治に瞬間凍殺ジェット!!
ただし、火気厳禁なので、ストーブなどの周りでは使用を控えて下さい。

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January 18, 2015

遠征・三変化

夜明けに雪が積もって朝は晴れる、なんて理想的な天気なんでしょう
喜んで駆け回っているうちに、やがて霙が降り始め、そしてとうとう本格的な雨になってきました


もう折り畳み傘ごときでは、どうにもなりません!


雪景色の兼六園も、もう十分堪能したので今回はここで引き揚げましょう。

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さて、毎回の旅のお楽しみ、御当地グルメです
今回は近江市場近くのお店で「海鮮ひつまぶし」なるものをいただいてきました。
先週いっぱいの朝食・夕食代を2000円以下に抑え込んだ、大食漢の私には涙の節制生活の賜物です。


なお、コレは食べ方が少し変わっていて

一杯目:そのまま食べる
二杯目:ウニを溶かした醤油と、ネギ、きざみ海苔などの薬味を好みでかけて食べる
三杯目:温かいダシとわさび、あられをかけて茶づけにしてしめる

という具合です。どれをどのくらい食べたいかに合わせて、茶碗によそう量を調整します。




ところで、旅のたびにこんなものばかり食べて太らないのか、という声もありますが。

毎回、重い荷物を担いだまま2万歩以上歩くので、むしろ痩せます。

・・・なんとも意外な健康法です。

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ところで、生き物にも見た目が大きく変わるものがいます。
虫の場合は幼虫→蛹→成虫と変態が進むので顕著ですが、両生類もなかなかです。
写真は後ろ足が生えたアマガエルのオタマジャクシで、1回目の変化。

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やがて2回目の変化として、前足が生えてきます。

ニホンアマガエル1




















そして、最後の変化では尻尾がなくなってカエルの姿になります。
この尻尾の消失はアポトーシスと呼ばれる、成長過程で遺伝的に決められた細胞死によるものです。
これは人間の発生過程にも見られ、手のひらの一部が細胞死を起こすことで1本1本の指に分かれます。


ただ、お腹の周りについた脂肪だけは、自然に死亡することは無く。
こればっかりは積極的に運動することで燃焼させるほかありません。



前田











成長過程で起こる脱皮の邪魔をして害虫を死に至らしめます。
排水溝で出没するチョウバエ対策にデミリン発泡錠



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January 17, 2015

遠征・持久戦

砂を掴んで投げつけてくるように、横なぐりの霙が降り始めたお昼前の兼六園。

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お茶屋さんの横にある松の木で雨風に耐える一羽のカラス。

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お目当てはただ一つ、観光客が投げ与えたり、お皿からこぼれ落ちたりする茶菓子。
餌に対する彼等の執念を垣間見る瞬間です。
でも、私はやらんし、こぼしもせんぞ。


前田













鳥類忌避剤の使用上のワンポイントアドバイス!
餌場や巣の近くでは、それだけ鳥の執着心も強いので、施工箇所をちょっと多めに設定しましょう!
カラスやスズメ、ハトにはバードフリーがお勧めです。


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January 16, 2015

遠征・川秋沙

サクサクと踏みしめる雪の感触が気持ちいい金沢の早朝です。
ところで、今回散策中の兼六園には霞ヶ池と瓢池というちょっと大きめの池があります。


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まずこちらが灯籠で有名な霞ヶ池。
左に見える浮き島は蓬莱島といい、不老長寿をあらわすとのこと。
なお、奥に見える建物は内橋停という、ぜんざいの美味しい甘味所です。

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一方、こちらは瓢(ひさご)池。
写真からはフレームアウトしてますが、横にある翠滝も見事です。




さて、その瓢池を眺めていると、何やら水面を揺らすウェイク(航跡)が。


・・・あいつらがいる。



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やがて、水中からスポンと顔を出したのはこちら、マガモに似た水鳥。
全体的な色合いの他、クチバシを見ても普段目にするカモとは雰囲気が異なります。


これはカワアイサという水鳥で、鋭いクチバシは魚を捕るのに適しています。
北海道など一部の地域では繁殖しているようですが、基本的には国外からの渡り鳥です。


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なお、彼等もカイツブリのように潜水して移動することができます。
撮影する側にとっては見失ってしまうので止めて欲しいのですが、ここで問題が一つ発覚。
瓢池は水深があまりなく、おまけにカワアイサのお腹の色は真っ白。



陸の上からでも、どこに移動したのかが丸見えです。



という訳で、シャッターチャンスには困らないのですが。
何が悲しくて雪景色の兼六園で一人、水鳥と追いかけっこをしなければならないのでしょうか。
これも少年期から虫ばかりを追いかけていた男の悲しきサガなのでしょう。



前田










ネズミの通り道に仕掛けておきましょう。
ネズミ用の粘着シートグルットプロR3



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January 15, 2015

遠征・兼四虫

金沢の雪景色を見たいという思いつきから始まった北陸の旅。
明日はちゃんと雪が降ってくれるのか、たぶん大丈夫だろーと翌朝外を見てみると。


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注文通りの雪化粧感激であります!



なお、最近になって、自分の写真はあまりにも下手くそだということに気付いたので。
改善のため正月、親父に基礎中の基礎の教えを乞うたのですが。



説明が難しすぎて、半分くらい分かりませんでした!!




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そんな訳で、画像は今日も激しく白飛び・黒飛びを起こすのですが。


下手なカメラ、数撮れば、たまにいい写真が残ります。


という適当な旅の2日目はこちら、金沢城下に広がる兼六園です。
その名の由来は宏大・幽邃・人力・蒼古・水泉・眺望の六勝を兼備するということからだそうです。


ケラ














なお、こちらのケラは大きく見積もっても4つの能力を備えています。
まず飛翔(成虫のみ)、次に遊泳(浮かびます)、そして地中への潜行、最後に地味ですが鳴くこと。
おけらの七つ芸とは器用貧乏の例えですが、自然界では、芸は身を助けることの方が多いかもしれません。


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さて、ようやく理解しかかってきたカメラの真価。
こちらも備わっている全ての機能を引き出せるよう、練習を積まないと。



前田














これ1つで視覚・嗅覚・触覚・味覚へ4つの効果。鳥類忌避剤バードフリー


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January 14, 2015

遠征・木虫籠

雨の切れ目を見て近江市場から移動を開始、東茶屋街までやって来ました

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すると、ほどなくして降って来ました、大粒のボタン雪が!!



これにはもう正直、大喜びです!!



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と、調子に乗って撮影していたら、突如みぞれ雪に変わりました。
ものの一瞬で足元からカメラのレンズの先までびしょ濡れです。

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という訳で、急いで近くの無料休憩所まで引き揚げることに。
その道すがら目についたのがこちら、少し変わった格子窓。
これは木虫籠(きむすこ)というもので、このエリア一帯に独特のものだそうです。

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以上の事は、休憩所にいたボランティアの方々からお伺いしました。
そして、これはそこに展示してあった笹でできたバッタのオブジェ。
いやに虫ネタが多い一日となりました。

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さて、問題はこの後どうやってホテルまで帰るか。



前田








ちょっと虫カゴっぽい捕獲器、コバエがホイホイ
家の中にいるショウジョウバエ対策に有効です。


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January 13, 2015

遠征・百万石

やって来ました〜っ、加賀百万石!金沢駅です

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去年、菅野シニアチーフの代打で研修会に参加してきました。
その時、飛行機の中にあった雑誌で紹介されていた、冬景色の東茶屋街に一目惚れした訳ですが。



御覧の通り本日、雪、全っ然降ってません!!


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今回の旅は失敗かもしれんと早々に覚悟を決めたところ、1時間経ってから大量に降って来ました。

雨がっ!

どうやら、この雨やらみぞれやらが大量に降るのが、冬の金沢の本性のようです。


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たまらず退避した近江市場にいたのは一羽のカラス。
足にかかえているのは魚のアラ。
人間にとってご馳走の並ぶ場所は、どうやら他の動物にとっても同様のようです。



前田














カラスなどの鳥対策にバードフリー
それと合わせてゴミ箱はきちんと蓋をする、しっかりネットで覆うなどの方法もとりましょう!

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January 12, 2015

助けます

某日、社内でとある虫が届けられました。

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キアゲハの蛹です、落花生じゃないです。

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さて、この蛹、胸のところにかかっているはずの糸が切れてしまっています。
このままだと羽化に失敗する恐れがあるので修理しましょう。

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ちょっと種類は違いますが、クロアゲハの蛹。
最終的にこんな感じに仕上がればOKです。

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という訳で、キアゲハさんの救助作業開始です。
ツールは台紙にする段ボールと、羽化した成虫が台紙に捕まりやすいようにするためのティッシュ。

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隠し味は、蛹のお尻の先に残っている糸。

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これはセロテープで接着した後、そのまま段ボールの台紙に貼り付ければ、固定ツールになります。

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あとは、カメラのケーブルとかを束ねるために巻き付けられている針金。

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切れてしまった糸の代用です。
きつく締めると蛹を破壊したり、羽化の時に殻がうまく割れないかもしれませんので、緩めに。
少しぐらつくくらいでいいと思います。

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これで修理は完了。
子供の頃から通算10回くらいやって1回だけ羽化失敗。
なので100%助かる方法ではありませんが、まぁ大丈夫でしょう。
あとは季節を間違えて冬に羽化しないよう、3月頃までベランダや下駄箱の下で保管するだけ。



日頃、駆除や実験で殺してばっかりですが、たまには救助もします。


前田









脱皮に失敗させて駆除する殺虫剤もあります。
排水溝などで発生するコバエの幼虫向け薬剤デミリン発泡錠
脱皮を邪魔するのが目的なので、これ以上脱皮しない成虫には効きません・・・。



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