July 2015
July 30, 2015
遠征・来航の地
昨日は横浜の中華街に立ち寄り、ちょっとだけエキゾチックな雰囲気を楽しめました。
本日は所々にアメリカの国旗が翻り、時々聞こえる外国語も中国語から英語へ変わりました。
環境の変化についていけず、ぼんやり頭上を見上げると、そこには黒船とペリーののぼりが。
町の通りに目を遣ると、昨日までは中華料理屋の看板でしたが、今日はハンバーガー屋の看板です。
そんなことを考えていると、急激に腹が減り始めたので、お昼ご飯をとることにしました。
本日のお昼は少し奮発してカレーとアメリカ由来のレシピが決め手のチェリーチーズケーキ。
今回の旅で唯一、テーブルに腰を下ろしてとった食事でした。
さて、お昼をとり終えたところで針路を南にとり、蝉時雨の中、浦賀に降り立ちました。
日本が激動の時代へと突入していく、その幕開けとなった地です。
また、それと同時に日本の造船を支え続けた地でもあります。
町の中を歩いてみると、今も地名や看板のイラストにそれらの面影を見ることができます。
時間の許す限り、あたりを散策しました。
そして、かつてのドライドック付近で見かけたのは1匹のカマキリ。
毎年、お盆を過ぎた頃に翅の生え揃った成虫が現れるので、この子ももうすぐ立派な成虫ですね。
さて、お盆休みまであと少し、頑張りましょう!
前田
カマキリのみならず、家の周りにいるクロゴキブリも成虫になり、夏の終わりまでは絶好調です。
ゴキブリキャップなどでやっつけましょう!
July 29, 2015
遠征・アサギマダラ
目覚めるやいなや各充電器のコンセントを引っこ抜き、上着を引っつかんで、ロビーに出ました。
ホテルの朝飯は1分で平らげ、忘れ物が無いことを確認して出発。
去年に引き続き、今年も海の日を海辺の町で過ごすプランにしました。
歩けばカランコロンと乾いた音を立てるデッキに朝の潮風が心地いいです。
近くの公園はきれいに管理されており、色とりどりの薔薇の花が目に優しいです。
そしてぼんやりと海を眺めていると、ふと視界に入ったのが見覚えのある影。
透き通るような白い翅に、黒と赤茶色の縁取り。
あれは、アサギマダラか。
彼らは長距離の旅をするチョウで、第一世代が春から夏にかけて南西諸島から本州に飛来します。
そして第二世代は本州を出発し、親の生まれ育った南の島を目指して去っていきます。
ところで昆虫の目は多数の目が集合してできた複眼です。
その数多の目に今までどんな景色を映して来たのか。
そんなことを考えながら、その姿が水平線の彼方へと消え去るまで、ぼんやりと眺めていました。
前田
昆虫が持つ光を感知する目は単眼といいます。
そして昆虫が誘引されやすい光は紫外線を含む光です。
その紫外線をカットすることで虫の飛来を抑えることを目的としたのが防虫ランプです。
July 28, 2015
遠征・花火
このあたりは夜景が素晴らしくきれいと評判で、今回はその撮影のためにやってきました。
山下公園から赤レンガ倉庫まで夜景を撮影しながら北上し、宿に帰るプランです。
桟橋で1年ぶりに再会した日本郵船「氷川丸」も夜はライトアップされ、昼間とは全然違う印象を受けます。
ところで中華街を出た頃から、道という道が浴衣姿の方と交通整理の方で溢れかえっていました。
後で知ったのですが、この日は横浜スパーリングトワイライトという花火大会が企画されていたのです。
あまりの人ごみで夜景の撮影が難しく、急遽予定変更で私も花火観賞をすることにしました。
やがて空に放たれた幾筋もの光、咲いては舞い散る花、少し遅れて響き渡る轟音。
周りが歓声に包まれる中、カメラのシャッターに指をかけたまま一人、ただぼんやりとしていました。
予定外の出来事でしたが、こんな番狂わせは嬉しいですね。
前田
噴煙の凄さなら、花火の比ではありません。
部屋のあちこちに潜む害虫の駆除にバルサンいや〜な虫!
July 27, 2015
遠征・食べ歩き
今回はロクに昼食も食べていませんので、いい加減何か食べたいところです。
と言う訳でやってまいりました、横浜中華街。
元町までは順調だったのですが、恥ずかしいながら、そこからどっちに行けばいいのか分かりませんでした。
仕方なくiphoneの地図を頼りにしばらくほっつき歩く羽目に。
どこかで何か買ってはむさぼり食うという食べ歩きを続けることしばし。
とあるお店で見つけたのは可愛らしいハリネズミの形をしたハリネズミまん。
とりあえず顔面から思いっきりいきました。
ところで食べ歩きと言えば、ネズミも色んな場所で餌をちょびちょび食べながら移動することがあるそうです。
なので、ネズミ調査の時は活動の見られるエリアに餌を仕掛けておきましょう。
そして、その中でよく餌を食べるポイントを何ヶ所か絞り込んだ後、殺鼠剤に置き換えます。
前田
最後の写真の青い粉はエンドックスです。色んな餌に混ぜて利用できます。
July 26, 2015
遠征・ハトの昼寝?
約1年ぶりの訪問でしたが、今日も人がいっぱいで写真を撮るのが本当に大変でした。
なお、ここではトコロテンを黒蜜ではなくポン酢と青のり、カラシで食べるようです。
休憩所で出されたそれを、思わず二度見してびっくり、でも完食。
ところで今回、再びここを訪れたのは有名な蓮の池を見るためでした。
しかし、あいにく時期が少しずれていたのか花はまばら。
ただ、境内には相変わらずハトがたくさんいました。
そして、そのどれもが地面に這いつくばっていたり、力なく横たわっていたりしました。
当初、伝染病か何かかと警戒しましたが、後で元気に歩き回っているところを見るとそうでもなさそうです。
しかしながら、その行動の意味がよく分からずじまいで、今度詳しく調べてみようと思います。
前田
昼寝どころか飛来すらさせません。鳥類忌避スプレー「スーパーハトジェット」!
July 25, 2015
遠征・山と海と
肌を刺すような夏の日差し、耳をつんざくセミの声、アスファルト舗装の道路からほとばしる熱気。
袖口のボタンを開けて帽子は少し深めにかぶり直し、次の目的地へと歩を進めます。
高徳院から10分も歩けば辿り着いたのはココ、門にかかる松が印象的な長谷寺。
門の前から既にたくさんの人だかりが出来ており、撮影も一苦労です。
境内の庭はとてもきれいで、そこに生えている花にも心が惹かれます。
澄みわたる空の青、草の緑、花の赤、最高のコントラストです。
さて、参拝とちょっとした用事を済ませた後、看板を見て気になった展望散策路に足を踏み入れました。
季節が季節なら、あたり一面がアジサイの青に染まる素晴らしい景色だそうです。
シーズンを少し逃してしまった今回は、茶色いキノコで代用しましょう。
そして山道を登ることしばし、鬱蒼たる散策路の視界が急に開け、視界に入ったのは由比ヶ浜。
浜に立ち並ぶ数多のパラソル、波打ち際にサーフボート、そしてその遥か先には水平線。
小さい頃の記憶の数々が、寄せては返す波のように次々とフラッシュバックしてきました。
本日も家族連れで来られている方が大勢おられ、そこにはまだ小さいお子様もたくさんいました。
今はまだ、目の前に広がる景色が何なのか到底理解できてないんじゃないかと思います。
でもそれが、何年も経ってからきっと忘れられない思い出になるんでしょうね。
でも、鳥とかに悪戯されたなんてこともまた忘れられないと思いますので、適度に気をつけてくださいね。
英語版で、もう一度。
前田
カラスなどの鳥対策に鳥類忌避剤バードフリー!
July 24, 2015
遠征・内部探索
行き交う人の波、飛び交う外国語、あちこちで響くシャッター音と、不意に視界を遮る誰かの自撮り棒。
人をよけたり、他人のカメラのファインダー内に入らないよう気を遣いながら高徳院を歩くことしばし。
不思議なものを見つけました。
おや?大仏様の背中に窓のようなものがある?
よくよく近寄って見ると、どうやら大仏様の中を拝観させていただくことができるようです。
これは、もはや行ってみるしかありません。
細く狭い通路をくぐり抜け、辿り着いた大仏様の中。
炎天下の外に比べると、中はさぞ涼しいのだろうと思っていた私は愚か者でした。
汗が額から噴き出す中、「大仏様が何でできているか思い出してみるがいい」と自問自答しました。
ちなみに、普段何気なく目にするスズメバチの巣はご存知の通り、木材とハチの唾液の混合物です。
しかし、持ってみると意外に軽く、また壁には空気の層がたくさんあることに気がつきます。
時には外壁へ散水し、温度調節することもあるそうですが、彼らの巣は意外と断熱性に優れているのです。
前田
July 23, 2015
遠征・大草履
後顧の憂いなきよう事を進め、直前の晩に手早く旅支度を整え、朝日とともに家を飛び出しました。
荷物と目蓋は重く、気持ちと足どりは軽く、目指すは前回の沼津からさらに東です。
多少交通の乱れがありましたが、予定オーバーを30分に抑えて降り立ったのはココ、長谷。
「はせ」です、「ながたに」じゃありません。
鎌倉から江ノ島電鉄という電車に乗って海沿いに西へ西へと進むと辿り着きます。
このあたりは観光スポットがひしめいていますが、まず最初に足を運んだのがココ、高徳院です。
台風の影響が心配でしたが天気はすこぶる良好、日頃の行いを大仏様もご照覧ということでしょうか。
都合よくそう解釈させていただき、今回も旅を楽しみましょう!
ちなみに、英語で大仏様はグレート・ブッタなのだそうです。
そして、そのすぐ近くに奉納されている草履もグレートサイズです。
これはいったい何なのか、詳しいことは是非現地にてどうぞ。
なお草履ではありませんが、草鞋と名のつく生き物にワラジムシがいます。
身近なものは地上で見られますが、中には生活の場を深海に変え、体も著しく巨大化したものがいます。
そしてそれはオオワラジムシでなく、ダイオウグソクムシという名前で呼ばれます。
前田
鳥獣が相手の時は許可なく殺生ができませんので、忌避剤で追い払いましょう。
イノシシなどの害獣対策にJJ Boar(ジェイジェイボアー)!
July 17, 2015
シロスジカミキリ
駐車場の外灯の下に見慣れた形をした何かが落ちていました。
これはもしやと思い、つまみあげてみると・・・。
咬まれたら人目もはばからず号泣してしまうであろう大顎。
背中には独特の黄色い模様。
そうです、立派なシロスジカミキリの成虫です。
車や自転車に踏みつぶされる前にポケットに入れて、そそくさと持ち帰りました。
ところで、シロスジの名前の割には黄色い紋様が目立ちます。
一見、名前と特徴とが一致しないように思われますが、これらはカミキリムシの死後白く変色します。
他にも似たような例としてモンキアゲハがあり、標本では元々白い紋が黄色っぽくなります。
生きているか死んでいるかで、見た目と名前の不一致が起こる種類も少数ながら存在します。
前田
カートリッジの有効期間が切れかかると、赤いランプが点滅してお知らせします。
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July 16, 2015
テイクアウト
某日、現場へ行ったところ、資材搬入口のど真ん中にハナムグリが1匹、ゴロンと横になっていました。
「お前そのうち踏まれるぞ」と、どけたのはいいのですが、あいにく近くに手ごろな植え込みがありません。
仕方なく外に置きっぱなしの調査鞄の上に乗せ、帰りに近くの公園で投げ捨てればいいやと思ってたのですが。
それをコロッと忘れて、連れて帰ってきてしまいました・・・。
おかげで、帰社中に鞄の肩掛けから首筋に飛び移られたり、実験室の中をブンブン飛び回られたりと散々。
なお、トコジラミの現場の場合は注意しないと彼らが作業服にひっついたまま帰ってしまうこともあり得ます。
それを防ぐためには使い捨ての防護服や手袋で防備しておくことがお勧めです。
特にタイベック防護服は白いので、トコジラミが付着すると少し目立ちますので便利だと思います。
前田