February 2016

February 29, 2016

長期遠征・わんこ

雪景色の中を旅したいという願いを存分に叶えてくれたかのような天気が続く東北巡りの一人旅。
本堂や金色堂を見学し、近くの休憩所でぜんざいを食べたところで、そろそろ引き揚げましょう。

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ところで、ここには全国的にも珍しい「目の神様」がおられます。
同定業務に携わる私にとって非常にご利益に預かりたい神様です。
しかし、それ以上に気をとられたのはペットのお守り、犬用と猫用があります。
自分用の目のお守りはそっちのけ、早速我が家の愛犬のために一つ購入してきました。

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そして、犬、ワンコとつながりますが、ここ平泉にはわんこそばのお店がたくさんあります。
ただ私のように一人で旅をしている方の場合、後ろで給仕の方についてもらって・・・というのも何か微妙です。
そんな時は、初めからお盆に小分けされた蕎麦が盛られている形式のものが気軽です。

肉団子を運ぶアシナガバチ





















さらに食料の給仕と強引に繋げますが、あと少しでアシナガバチの活動が見られます。
写真は働きバチですが、春先には新女王が1匹で巣作りを始め、子供たちへ餌を分け与える姿が見られます。
営巣場所によっては駆除せず、毎年じっと見守ることにしています。


前田










野良犬や野良猫から家を守る方のお守りです。犬猫いやがるスプレー
また、場合によっては害獣用忌避剤JJボアも有効です!


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February 28, 2016

長期遠征・ネズミモチ

代休を挟んだ東北巡りの旅は既に3日目、訪問した都道府県は3県目に突入。
全身の筋肉痛も忘れて重い荷物を提げたまま中尊寺内部を探索してみました。

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武蔵坊弁慶の墓から歩けば、まず樹齢300年とも400年とも言われる杉並木の続く月見坂に入ります。
転倒の心配はありませんが、路肩にはまだ雪が残っています。

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その月見坂からの道中、いろんなお堂がありますが、やがて左手に見えてくるのがこちら、本堂です。
正面に松の木が植えられていますが、ここにも積雪対策の雪吊りが施されています。

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ちなみに、関西ではなかなか見られない凍結っぷり。
おそらく夜の冷え込みも桁違いなのでしょう。

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そして、何か生き物のネタを探そうとキョロキョロしていると見つかったのがこちら、ネズミモチの木です。
その名の由来は、地面に落下した種がネズミの糞に似ていることからとのこと。
あらぬ疑いをかけられても困るので、飲食店や食品工場の周りでは植えたくない樹木ですね。

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いやはや、今回はよくお会いしますね、芭蕉先生。


前田















ネズミ取りです、ネズミモチじゃありません。粘着板グルットプロR3!!

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February 27, 2016

長期遠征・弁慶

3泊4日の東北巡りの旅も3日目、既に全身筋肉痛の朝です。
微妙に乾き切っていない気もする洗濯物を鞄に詰め込んで宿を後にしました。

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さて、本日の舞台はこちら、世界遺産で一躍有名となった平泉です。
空は微妙に曇っており、吹き付ける風も非常に冷たいです。
ヒートテック、万歳です。

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どんよりとした雲の下、駅から2キロほど歩けば目的地、中尊寺の交差点。
所要時間にして30分あるかないかで、地図で見る以上に短く感じます。

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そして入口の手前にあるのがこちら、武蔵坊弁慶のお墓。
弁慶の最期、立ち往生のエピソードはあまりにも有名です。
が、こんなところにお墓があったとはつゆ知らず、とりあえずお賽銭を入れて手を合わせました。

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ところで、そんな弁慶の名を受け継ぐ者がいます。
それはこちら、微妙に自信がありませんが間違ってないと思います、ベンケイガニです。
なんでも、目と目の間に険しい皺が寄っており、それが弁慶の顔を彷彿とさせるのだとか。


歴史では、兵どもが夢の跡、かもしれませんが、どっこい彼の名はこんなところにも生きているのです。


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さてさて、それでは中尊寺の中を探索しましょう。


前田















駆除が終わった後は、まさに兵どもが夢の跡です。
アシナガバチやスズメバチの巣の駆除にハチの巣駆除ムース



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February 26, 2016

長期遠征・味覚

初日に3万歩、約25キロの道のりを歩いたことに比べると、2日目はせいぜい1万5千歩、10キロ少し。
しかし、山寺でスロープに掴りながらの上り下りが響いたのでしょうか、早くも夕方から全身が筋肉痛です。
時刻はまだ18時前ですが、夕飯目指してお店に滑り込みました。

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さて、本日の宿泊地は宮城県のど真ん中、仙台市です。
となれば、ご当地グルメは当然牛タン!
電車の中から心の中で「牛タンッ!!」を連呼しながらお店の暖簾をくぐりました。


ショウジョウバエ



















ところで、我々哺乳類の動物にとって舌は味覚を感知するための重要な器官です。
そして、これがハエなどの昆虫の場合は足の先になる、ということはご存じの通り。
そこから一歩進んで、味覚を感じ取る細胞が食事を促す、という研究結果が東北大学より発表されました。
まだまだ虫の世界も分からないことだらけ、面白いなと感じます。

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ただ、人間の場合、視覚からも促されるのが非常に厄介な点です。
明日もまた、歩かねばなりません。


前田












ネズミの味覚に作用します。ラットデンW「ES」水性
齧られると困る電線やケーブルに塗って使用します。


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February 25, 2016

長期遠征・絶景

2週間前、東北育ちの川上さんから「冬はやめた方がいいと思うけどなぁ〜」と助言をいただいておりました。
「やはりその通りだ」と思いながら凍りつく階段を一段ずつ踏みしめる2日目、山寺観光です。
雪に閉ざされつつある仁王門をくぐり抜け、その先にある階段を上ります。

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階段を上りきると、左手に見えてくるのがコレ、開山堂でしょうか。
以前、片山会長からいただいた「美しき日本の風景」なる本に載っていたものと一致します。
ただ一つ異なる点は、岸壁にも階段にも雪が山盛りになっていることです。

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ひとまず写真でも撮ろうと思い道の端に寄りますが、途端に妙な寒気が背筋を走ります。
そして、同時にアングルをとるためのもう一歩が何故か踏み出せません。
そうです、道の端にスロープがありません。

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そのままカメラのレンズを下に向けるとこの通り。
もし足の裏側がただの雪の塊だったら、そのまま踏み抜いて滑落です。
下まで何メートルあるのか知りませんが、これは痛いどころでは済みそうにないですね。

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そうして恐る恐る開山堂までの階段を上り切ると、さらに奥に続く道が見つかりました。
チケットの裏に書いてある地図を見る限りでは、五大堂だと思います。
ここも階段が氷漬けになっていて少し通りにくいですが、折角なので行ってみることに。

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スロープの代わりに綱が張られていますので、それに掴りながら上ったところ。
さながら展望台のようで、眺めが良さそうです。
誰もいませんので遠慮なく前に出てみましょう。

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すると目の前に広がってきたのがこの絶景。
遥か山々の彼方まで雪で閉ざされ、まるで時が止まった世界のようです。
思わず口元が緩み、白い息があたりに漂います。

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目線を左に移すと、この景色。
空の青に木々の緑、雪の白に岩盤の茶色が美しいコントラストを生み出します。
カメラのシャッターを切る手を止めて、しばらく眺め続けました。

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ふと遥か下を覗くと、線路があって山寺の駅、そしてお昼ご飯を食べたお店。
そういえば食事の後、店で荷物を預かっていただいたのを思い出しました。
もし荷物を担いだままだったら、ここまでの道のりはもっと苦戦を強いられていたでしょう、お店に感謝です。

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ちなみに駅から望遠レンズで覗くと、こんな感じです。
よくこんなところに建てたなぁと、ただただ驚くばかりです。

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ここまで来て良かったと思いながら帰途につくと、足の踏み場がなくなった仁王門の階段が待っていました。
やっぱ、来なかった方が良かったのかも、と思わず苦笑い。
とりあえず、転がっていけばいいんですかね?


前田











よく通るところに足の踏み場がないくらい敷き詰めてやりましょう。
ネズミの捕獲に粘着板グルットProR3


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February 24, 2016

長期遠征・雪の細道

真っ白な雪と晴れ渡る青空に恵まれた東北巡りの旅は2日目に突入。
山寺こと立石寺を目指して登山を開始しましょう。

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登山口正面からの写真。
階段の片方に雪をかためて下さっているので上り下りも楽々。
誰かは存じ上げませんが、ありがとうございます。

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階段を駆け上がり、足元に気をつけながらしばらく行くと、松尾芭蕉の像がありました。
言わずと知れた、日本を代表する俳諧師の一人です。
休日にあちこち歩き回る私も、ある意味で徘徊士であります。

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さらに進むと受付がありますので、ここでチケットを購入します。
なお、これより先はお手洗いが無いそうなので、前もってここの横にあるトイレを借りておきましょう。

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そしてこれは登山中の風景。
雪山を登るのは久しぶりなので、過信せず注意深く歩を進めます。
右側にあるスロープにつかまりながら行くのが手堅いです。

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途中のお土産屋さんでは長靴を貸出していますので、靴に不安があればお借りするのも手です。
念のため私の靴は大丈夫かどうか見ていただいたところ、これは問題ないとのこと。
しかし、隙間に雪が詰まるとスリップしやすくなるので、定期的に払い落とす必要があります。

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しばらくすると、さらに積雪量が増え、安心して歩ける階段の幅も極端に狭くなり始めました。
特に急かすことも急かされることもなく、譲り合いながら皆さんゆっくり上り下り。
行き交う際には挨拶、帰途につく方々からは「頑張ってね〜」の声、心温まる登山です。

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さて、そろそろ中腹かと思われる場所へ差し掛かった時に、目に飛び込んできたのはこれ。
閑かさや 岩にしみいる 蝉の声 という松尾芭蕉の名句です。
そして、その句を書いた短冊を地中に埋め、そこへ石塚を立てたもの・・・それがこの「せみ塚」なのです。

ヒグラシ1


















ところで、このセミが指す種は一体何なのでしょうか?
麓にあった看板には、松尾芭蕉一行が到着したのが陽暦でいうところの7月頃の夕方とのこと。
ならば私個人としては、それはヒグラシではないかと思いますが、どうなのでしょうか。

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さて、もう少しで一息つけそうです。


前田












一度中に入ると、もう登って出て来ることはできないと思います。
春先に出てくるアシナガバチの捕殺にカダン ハチ激取れ



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February 23, 2016

長期遠征・山寺

これまでの放浪の旅では最長となる3泊4日の東北巡り。
長く感じた初日でしたが、そろそろ宿に帰る時間が近づいてきましたので、食事をとりつつ引き揚げることに。

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初日の晩御飯はこちら、わっぱめしのセットをいただきました。
なお、わっぱとはこの地方のお弁当を入れる入れ物のことで、写真左上にあるのがそれです。
底に鉄板が敷かれており、時間が経ってもアツアツの状態を楽しめます。

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さて、始発の電車で出るつもりだった2日目、3万歩分の疲れでしょうか、布団の上から動けません。
遅れること2本、昨晩お土産屋の親切なおばさんからいただいたホッカイロを握りしめて次の目的地へと出発。
会津若松の皆さま、ありがとなし!

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仙台から地元の路線に乗り換え、大雑把に見て山形の方へ進むこと1時間。
線路の両脇に徐々に雪が増え始め、そしてトンネルを抜ければもう立派な雪国の景色でした。
そして辿り着いたのは山寺駅、松尾芭蕉の奥の細道で有名な立石寺にほど近いです。

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駅のホームで大雑把に見て仙台の方角へレンズを向けて撮影した一枚。
お昼前でありながら、希望通りの雪景色、感激です。

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つららという言葉を久しぶりに思い出した気がします。
一通り雪の中ではしゃぎ回った後、近くのお店で昼食を済ませ、お目当ての立石寺を目指して歩き出しました。

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ところで駅から少しと至る所で目にするのがこちら、お坊さんの形をした登山口の案内板。
うまい具合に屋根の上から溶けた雪が頭の上にボタボタと落ち続け、さながら滝に打たれているかのようです。
笑っていいのか気の毒なのか、よく分からないままに立ち去りました。

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道中の景色。
雪の量もさることながら、空は抜群の青さ。
天気の巡り合わせにも感謝です。

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そして20分ほどで到着した登山口。
ケーキの上に盛られたホイップクリームみたいに雪がこんもり積もっています。
・・・登れるの、コレ?


前田











傍から見てると生クリームを吐いているようですが、物凄くよく効きます。
ムース状の泡でコバエをしっかり駆除、コバエ用ムース





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February 22, 2016

長期遠征・白虎隊とカレー

初日から色んな発見があった東北放浪の旅。
今回は、ここ会津若松で生まれた白虎隊と、今日では当たり前になった、とある料理との関係についてです。

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戊辰戦争における悲劇の一つとして後世に語り継がれてきた白虎隊のエピソード。
しかし彼らは全滅してしまった訳ではなく、戦い抜いて生き延びた方々もいらっしゃいます。

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さて、話は少し飛びますが、今や日本では人気の定番メニューとなったカレーライス。
元は旧海軍の食事として採用され、起源はイギリス海軍、日本における発祥の地は横須賀とされています。
では記録として残っている、日本で一番最初にカレーライスを食べたのは誰かと言えば・・・

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白虎隊の生き残りの一人、山川健次郎が渡米する船の中で、とのこと。
(※横須賀海軍カレー本舗様にて食事の際にいただけるパンフレットより)

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白虎隊とカレーにまつわる、ちょっとしたエピソードでした。


前田















屋内に住み着いたネズミに対して有効です、エンドックス
カレーみたいに色々なレシピがあるかもしれませんが、食パンや鳥の餌に混ぜても十分効果が見込めます。




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February 21, 2016

長期遠征・さざえ堂

代休を挟んだ東北3泊4日の旅。
夜のろうそく祭りから少しだけ時間を遡り、夕方の飯盛山に舞台を移します。
鶴ヶ城から徒歩40分で登山口までたどり着けます。

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市街地とは打って変わり、所々にこんもりと雪が積もっていますので、足元には注意が必要です。
途中に資料館などが点在し、山頂まで行くと白虎隊士のお墓があります。
カメラのレンズを向けることも憚られ、代わりに静かに手を合わせてきました。

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山頂からの眺め。
そのはるか向こうに、彼らが帰るはずだった鶴ヶ城。
心中、いかばかりか。

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さて、その帰り道ですが、奇妙な形をした建物を発見しました。
見るからにずいぶん古そうで、由緒あるお寺か何かのようですが、これは一体・・・?

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その名は「さざえ堂」。
名前も名前ですが、看板に書かれている謳い文句にも思わず心が惹かれます。

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これは、もはや探索するしかありません。
という訳で、すぐ横の受付でチケットを購入し、早速中へ入ってみました。

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そしてこれが内部の様子。
デパートの立体駐車場の最上階に行く時のように、延々とグルグル回りながら登り続けます。

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途中、記念写真を撮るお手伝いをさせていただいたお返しに、私も一枚撮っていただいた頂上の太鼓橋。
これを超えると今度は下り道に入ります。

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中央の柱の隙間から、時々これから上りの道を上がっていく人の姿が見えます。
しかし、不思議と誰かとすれ違うことがありません。

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そして気がつくと出口、さっき入った入口の少し後ろ側になります。
これはどういうことかと言うと、上り道が右回りの螺旋階段、下り道が左回りの螺旋階段になっていてます。
なので同じような道をグルグル上り下りしているに見えて、その実は全く違う道を行き来しているのです。


旅の途中で見つけた、ちょっと面白い光景。


前田











よく通るところに一度、きっちりと敷き詰めておきましょう。
すると、二度と脱出することはできないと思います。
ネズミの捕獲に粘着板グルットProN版



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February 20, 2016

長期遠征・蝋燭の原料

時刻は午後19時を回り、本格的に寒くなってきた会津若松の夜です。
あたり一面に咲き誇る蝋燭の光を一枚でも多く残そうと、鼻水を垂れ流しながらの撮影が続きます。

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カメラの露出をいじりながら、いろんな表現にチャレンジ。
なんか、某ジブリ映画のクライマックスを彷彿とさせる一枚。
怒りに我を忘れた王蟲の群れのようですが、その正体はこちら。

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地面に並べられた数多の蝋燭たち。
こんな景色が一面に広がる様は、言葉でどう表現すればいいのか分かりません。

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カメラの露出だけでなく、撮影場所を変えるだけでも色合いががらりと変わります。
少し赤みがかった光をたたえる蝋燭たち。

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時間帯によっては、お城のライトアップにより、赤と青のコントラストが非常に美しくなります。

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寒さと時間が過ぎることを忘れて夢中で撮影を続けました。
これはぜひ、現地で見ていただきたい景色です。

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ところで蝋燭の歴史は古く、世界各地で記録が散見されます。
原料も様々ですが、この会津若松の絵ろうそくに関しては漆などの蝋が利用されています。

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昆虫もまた、蝋燭の原料を提供してくれます。
ミツバチが分泌する蜜蝋はまさにそうです。
また、カイガラムシは蝋を採るために養殖された歴史があるとか。

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そうやって色んな人々の知恵がつなぎ合わさって継承されてきた技術は、これからも大切にしたいですね。


前田












虫が誘引されにくい灯火です。
ワンランプ水銀灯


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