February 2017
February 18, 2017
武者修行・城とシロハラ
1日半みっちり講義を受け、熊本出張は無事終了しました。
そして帰りですが直帰しても間に合わないので、櫻井さんと一緒に少しだけ熊本市内を観光してきました。
会場から十分も歩けば熊本城に辿り着きます。
上の写真は近くにある加藤神社の境内から撮影した一枚。
なかなか良い撮影ポイントになっています。
ただ、周囲を歩けば崩れたままの石垣、根元から倒された木など震災の傷跡があちこちに残っています。
一日も早い復旧と、修復作業の安全をただ祈るばかりです。
そんな中、付近をせわしく飛び回る鳥がいました。
見慣れない鳥だったので弊社の鳥博士足立さんに同定していただいたところ、シロハラとのこと。
城の周りにシロハラ、何とも洒落た演出ですが、こんな小鳥の羽ばたきにも少し心が和みます。
震災からもうすぐ一年が経ちますが、被災地の現状を垣間見た気がしました。
だからと言って何ができるのか分かりませんが、ただこの現実だけは忘れてはならないと感じます。
がまだせ熊本!!
前田
February 17, 2017
武者修行・災害時のゴミ問題
初日とは打って変わってからりと晴れた熊本出張2日目の朝です。
昨日の懇親会で食べ過ぎたからでしょうか、ホテルの朝食バイキングもあまり箸が進みません。
お腹を減らすためにも、今日も会場まで歩いて行きましょう。
熊本駅前を通って路面電車の線路に沿って歩けば、地図を見なくても会場の近くまで行けます。
途中で少し遅れ気味であることに気付いてペースアップ、開始5分前に到着しました。
本日は、防虫よりも災害時におけるゴミ管理の問題などが中心でした。
例えば災害時には避難所が設けられますが、そこで出るゴミの量は1日だけでも相当な量です。
また、ゴミ処分場がダメージを受けて機能しなくなった場合は、ゴミの仮置き場を作らなければなりません。
さらに整理されず放置されたままのゴミからはやがてハエが、雨水が溜まった場合は蚊が発生します。
このような有事における対策はゴミの整理整頓やこまめな清掃、仮設トイレの衛生管理などが挙げられます。
それに加え、すぐに片付けようがないゴミから発生する害虫に対する薬剤処理も求められます。
もちろん、避難生活をされている方への心のケアも重要です。
午前中いっぱいの講演でしたが様々な事例紹介を聞くことができ、非常に参考になりました。
さて、こうして勉強したことを社内でも共有するために帰社したら報告レポートの作成に励みましょう。
前田
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とっさの時にも慌てずに済む使用マニュアル付きです。
February 16, 2017
武者修行・忘れちゃいけない
時折小雨が降る中、運動も兼ねて会場まで40分ほどかけて歩いて行きました。
会場で櫻井さんと合流して受付を済ませ、さぁ本日一番の講演が始まります。
なお、本日は櫻井さんと九州営業所の齋藤所長、今村さんも一緒なので何かあっても安心。
受付でいただいた冊子の余白が真っ黒になるまでメモを取りました。
そしてお昼休憩は営業の皆さんと懇意にしていただいているお客様とでランチタイムです。
写真のドンブリですが、鳥・豚・牛・馬の4種類のお肉がこれでもかと詰め込まれておりボリューム満点。
昼の講演もしっかり聞くことができました。
ところで講演の内容ですが、前年の震災に関連するもの、そして感染症に関連するものが中心でした。
例を挙げるとヒトスジシマカが媒介するデング熱、マダニによる重症熱性血小板減少症候群などです。
他には外来種ツマアカスズメバチの侵入事例に関するものもあり、良い復習の機会となりました。
これらは過去に新聞やニュースで大きく報道されていましたが、やがて徐々に取り上げられなくなりました。
しかし、その問題は無くなってくれた訳ではなく、まだ私たちの身近なところで脅威として残ったままです。
そんな忘れてはならないことを思い出させていただいたことが、初日にして大きな収穫だったと感じます。
前田
February 15, 2017
武者修行・熊本出張
弊社のレベルアップセミナーも来月に迫っており、開発部は準備に追われる日々です。
そんな中、勉強のため熊本県で開催されたペストコントロールフォーラムに参加させていただきました。
社内業務を片付けて夕方に移動を開始、新幹線で熊本を目指します。
「あと2分ほどで熊本駅に到着」というアナウンスが流れたところで車窓へ目を遣ると、外はもう真っ暗でした。
眠くなる以上にお腹が減ります。
という訳で駅に降りるやいなや、飲食店街へ足を向けました。
午後10時でしたので多くのお店が閉まっていましたが、ラーメン屋さんはしっかり営業中。
早速馬筋ラーメンなるものをいただいてきました。
ところで古くから馬肉が有名な熊本県、地図上で左へ90度回すと馬の形に見える・・・そうです。
そして兵庫県の須磨には「馬の背」と呼ばれる、これまた歩くのが非常に怖い場所があります。
何でも両側が切り立った崖になっている尾根のことをそう呼ぶらしいです。
食べられる馬肉は大歓迎ですが、怖いだけの背中は勘弁です。
前田
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February 14, 2017
新商品・フライヘル
しかし弊社では実験用に飼育されているショウジョウバエが、たまに部屋の中に迷い込むことがあります。
これがパソコンのモニターにとまると結構うっとうしいのですが、むやみに殺虫剤を乱射する訳にもいきません。
そんなこちらの事情を知ってか知らずか、我がもの顔で部屋の中を飛び回るコバエたち。
どうにか懲らしめる方法はないでしょうか・・・?
そこで活用したいのがこちら、害虫駆除業者様専用の販売ですが、フライヘルというコバエ用捕獲器です。
「ただの人工植物やん!」という見た目ですが、コバエ駆除を考慮した工夫が詰め込まれた一品です。
では早速その特徴を簡単に紹介したいと思います。
まずツンツンと尖がった葉(?)の部分ですが、実験より明らかになったコバエ類が好む形状を採用しています。
また、表面には昆虫を即効的にノックダウンさせるネコニコチノイド系化合物が塗布されています。
なので、まずコバエ類が好んでとまる、とまったら速やかにノックダウン、ということになります。
「じゃあノックダウンした虫はどこに落ちるの?」という疑問が湧きますが、それはこちらです。
人工植物の下には円形の粘着紙が設置されており、落下したコバエ類をここでキャッチします。
これでノックダウンした虫があたりに散らかる恐れもありません。
また、粘着紙は黒色をしているので捕獲された虫が目立ちません。
人工植物っぽい外見と相まって、まさかこれが捕獲器とは誰も思わないでしょう。
つまり、置き場所を選ばない捕虫器とも言えますね。
さて、この捕虫器フライヘルについては春のレベルアップセミナーでも紹介予定です。
そして昨日からセミナーの受付も始まりました。
皆様のご参加をお待ちしておりますので、是非よろしくお願いいたします。
環境機器株式会社2017年春期レベルアップセミナー申し込み
前田
February 06, 2017
あの日のハチ
まだ私が小学校に入るか入らないかの頃、父が撮影したスズメバチの巣。
不用意に接近し過ぎたのか、この直後大群が飛び出すことに。
車の中からでもオレンジ色の粒が飛び交うのが見えました。
窓ガラスへ執拗に体当たりを繰り返していた2匹のハチが、今も眼底に焼き付いています。
前田
巣が大きくならないうちに駆除しましょう。泡で巣全体を覆って殺虫するハチの巣駆除ムース!
February 04, 2017
豆の害虫
豆類を加害するマメゾウムシの仲間は大きく2つのグループに分かれます。
一つはまだ豆が畑に植えられている状態で、成熟途中の豆粒を食べて成長するものです。
逆に、乾燥状態で保存されている豆類からは発生ができません。
そしてもう一つは完熟して乾燥状態のまま保管されている豆を専門に加害するものです。
代表的な種類としてアズキゾウムシなどが挙げられ、台所近辺から発生することが多いです。
これらは反対に畑で生育中の未熟な豆から発生することはできません。
これらの特徴も異物混入を起こした昆虫を同定する際に参考にはなります。
前田
虫が発生した穀物類は密閉して廃棄し、また周囲はきれいに掃除するなどして発生源対策をしましょう。
そして仕上げにファーストキルNを使用することも効果的です。
February 03, 2017
節分です
ところで「オニ」の名を冠する生き物もいます。
ただ、人に悪さをしないどころか、見る者を魅了する鬼もいるようです。
話題はさらに逸れますが鬼に未と書いて魅力の魅です、漢字の由来も大いに気になるところです。
そんなことを考えながら今年も節分豆を歳の数だけほおばることにしましょう。
前田
貯蔵穀物につく害虫対策にファーストキルT!!
February 02, 2017
冬のユスリカ
そんな過酷な条件下で野外発生が可能なコバエ類がいます。
写真のユスリカがそうで、エリユスリカ亜科でないかと思います。
あまり実害はありませんが、食品などの製造工場では異物混入の原因となるため注意が必要です。
前田
野外から飛来するコバエ類には照明を防虫仕様にするなどの対策が有効です。
ただ、照明周りの壁面にコバエが多く付着している場合はサイベーレ0.5SCを吹き付けておくことも有効です。