June 02, 2017

June 02, 2017

クロバネキノコバエ対策withフライヘル

デスクの上にある電話とポケットの中の社内携帯が同時に鳴り響くこともある季節となりました。
忙しいと勘違いや物忘れが増え、私に至っては5月末で上半期が終了すると誤記する始末。
(1〜6月が上半期、7〜12月が下半期なんですけどね・・・)

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ところで害虫に関しても一時の話題となった後、そのまま取り上げられずに忘れ去られるものが多いです。
セアカゴケグモ、ツマアカスズメバチ、デング熱とヒトスジシマカ・・・最近はそんなにテレビで見かけません。
そしてそれは数年前、給食センターや旅館など様々な施設で問題になったクロバネキノコバエ類も同様です。

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クロバネキノコバエ類は体長が2ミリ程度で体色は黒色や茶褐色という非常に目立たないコバエです。
慣れないうちは蚊やユスリカとの区別も難しいですが、触角が糸状であることや胸部の形状で判別できます。

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また、翅脈は独特の模様をしておりますので、顕微鏡を通して観察すると確実に同定することが可能です。
会場や日程はまだ調整中ですが、8月の弊社基礎セミナーでコバエ類の同定ポイントを企画しております。
クロバネキノコバエについても紹介する予定ですので、どうぞご期待下さい!

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さて本題に戻りますが、彼らは腐葉土や肥料といった有機物から発生します。
つまり基本的に屋外から発生し、飛来侵入する典型的な種です。
きちんと窓や扉を閉めていても、体が小さいため侵入を完全にブロックするのが困難です。

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そして屋内に侵入したものが商品の中や包装紙の隙間へ落下し、異物混入事故に繋がることが問題です。
特に数年前は全国各地で大発生し、給食センターでは調理が一時的に取りやめとなる事態に発展しました。
また、旅館では窓際などを中心に侵入個体の死骸が散乱し、クレームになるなどの被害もありました。

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成虫は光に誘引されるため、夕暮れから照明周りの壁面や窓ガラスへ多数の個体が飛来し始めます。
その後、扉や窓の隙間、換気口などから屋内へ侵入します。
なので対策としては、照明を防虫仕様のものにする、窓ガラスに防虫フィルムを貼るなどが挙げられます。
さらに照明や窓ガラス周辺の壁面へサイベーレ0.5SCなどを噴霧しておくのも効果的です。

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ただ、それでも屋内へ侵入する個体数をゼロにするのは至難の業ですが「そこを何とか!」という声もあるはず。
そこで弊社が御提案したいのがこちら、「出た!!」と叫んだ方もいらっしゃるかと思いますがフライヘルです。
一番詳しく解説できるのは産みの親である石川博士ですが、概要は過去に御紹介させていただいた通りです。
(2017年2月14日掲載 新商品:フライヘル )

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既にいろんな現場で設置試験をさせていただいており、どんな種類が捕獲されるのかを現在調査中です。
中には「なんで捕まるねん!」という虫もいますが、結果がまとまったら御報告させていただきたいと思います。
さて、このフライヘルでクロバネキノコバエを捕獲することは出来るのでしょうか?

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結果はご覧の通り、しっかり捕獲することができました。
まだ2〜3週間の設置ですが、それでもかなりの数が確認されました。
では「どこへ設置するか?」、それは玄関の周りなど侵入経路となるところでしょう。

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ただ、悩みがあるとすれば一つ、フライヘルの捕虫紙は真っ黒です。
人目につく場所に置いても捕獲された虫が目立たないというのが最大の特長です。
しかし同定検査をする私には、それはもう見にくくて見にくくて・・・同定要員の本領が試されました。
(そこで黄色の捕虫紙の取り扱いも始めました!詳しくは営業担当者までお問い合わせください)

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なお、屋内に置かれた観葉植物の肥料から発生する場合もあります。
そんな時は受け身の対策になりますが、植木鉢に粘着糊のついたスティックを挿して捕殺する方法もあります。
自作する手もありますが、面倒な場合はハエ取り棒を利用すると簡単です。
(2013年4月8日掲載 クロバネキノコバエ対策の一工夫 )


前田


tojiyan at 06:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)商品情報