August 2017

August 31, 2017

干拓堤防道路の昆虫たち

先月、お客様からお声をかけていただき研修会の講師を担当させていただきました。
ちょっと大きな催しものだったので本当に私が講師でいいのか戸惑いと感謝の中、講演させていただきました。

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会場は長崎、予定より交通費が300円オーバーするなと思いつつ、前日の晩は佐世保で1泊することに。
調子が悪くほとんど何も食べませんでしたが、せめて写真だけでも思い1枚おさめておきました。

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翌朝は散歩するくらいの元気は出てきましたので、約1年ぶりに町の中を散策してみることに。
少しぐずついた天気でしたので、雨が降らないか心配しながら港沿いを行くとネコが1匹縮こまっていました。

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海の方へ目を遣ると護衛艦が数隻接岸していましたので、望遠レンズでのぞいてみました。
本日の顔ぶれはひうち型1隻にむらさめ型が2隻、はたかぜ型1隻と見たことがなかったひゅうが型が1隻。

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さて、出発の時間がやってまいりましたので、唸り声をあげて走るワンマン電車に揺られていざ出陣。
近くの駅で齋藤所長に拾っていただいて会場に入り、初日の講演は無事完了。
そして二日目は途中で諫早湾干拓堤防道路を通過、写真は潮受け堤防の水門です。

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パーキングで休憩中、探索に行ってきていいよとのことで早速カメラ片手に飛び出しました。
写真は陸橋から撮ったもので右側が有明海、左側が堤防内で何となく水の色が違うのが分かります。
堤防内は何となく汚れたような茶色っぽい水、ユスリカの大量発生も見られるとのこと。

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その影響か定かではありませんが、陸橋の手すりにはこれでもか、というほどのクモとクモの巣。
もしかしたら餌が豊富すぎるので、少々過密状態でも喧嘩しないのかもしれません。

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陸橋の下を見ると、太陽電池で動く調査用トラップが置いてありました。
光で虫を誘引し、その下にあるファンで虫を吸い込み捕獲するタイプのものでしょう。

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有明海側の階段を下ると、いたるところにフナムシが。
よく見ると背中に青金色の粉を散らしたような模様があるなど意外にも奇麗であることに気づきます。
が、集団で一斉に高速で這い回る姿を見れば、普通の方には不快害虫以外の何物でもないでしょう。

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トイレの壁にはキリギリスの雌、こっちは男性用だぞ、と外の茂みに追い返しておきました。
これを見かけるともうすぐお盆だなぁとしみじみ思います・・・思っていました、あっという間にもう9月になります。

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そんなこんなで、どんな環境でもしぶとく生活する生き物のパワーを実感した一日でした。
ところで研修会の方は、緊張で若干あがりながらも何とかお役目を果たすことができたかなと思います。
そして齋藤所長に教えていただき、地元新聞に目を通すと片隅に記事として載せていただいておりました。
これには流石にびっくり、また大変光栄にも思い、次の研修会も頑張ろうと思います。


前田











窓ガラスにぺたぺたくっついて、そのうち家の中へ入ってくるユスリカ対策にPGガード
ガラス面に噴霧しても曇ることがない優れモノです。


tojiyan at 07:00|PermalinkComments(0)出張・学会レポート 

August 30, 2017

秋のクロゴキブリ対策

弊社で飼育しているクロゴキブリを見ていると、卵鞘を持つものが多くなってきました。

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白っぽい色をしていますので、まだ産みたてなのでしょう。
なお、交尾・産卵を終えた成虫は多くが9月頃から徐々に死に始めます。
これから冬にかけて大きな成虫が家の中へ入ってきて、ぎょっとすることは減ってくると思います。

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代わりに出てくるのは、かなり大きな幼虫に加え卵から孵ったばかりの幼虫でしょう。
的が小さいので、成虫に比べてなかなか目にする機会は少ないかもしれません。
なお、冬季は先述の大型の幼虫(成虫になる一歩手前)とこの若い幼虫で越冬します。

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家の中に多いイメージのある本種ですが、屋外にもかなりの数が生息しています。
特にコンクリートブロックや三角コーンの下などは格好の潜み場所や越冬場所となります。
これらの場所へ殺虫剤を散布する、もしくは毒餌を設置しておくなどの方法が推奨されます。

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なお、殺虫剤を噴霧する場合、写真のように落ち葉やゴミがたまっていると効果が芳しくないかもしれません。
これらの堆積物が盾となり、ゴキブリ本体や彼らの通り道に殺虫剤が届いていない可能性があるためです。
潜み場所をなくし、かつ殺虫剤と触れさせやすくするためにも清掃の役割は非常に高いのです。


前田








クロゴキブリがよく食べてくれます。クロゴキブリ対策に毒餌ゴキブリキャップ!!



tojiyan at 07:00|PermalinkComments(0)虫ムシ日記 

August 29, 2017

イラガの群れ

庭木についていたイラガの若齢幼虫。

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一枚の葉っぱの裏側に15匹から20匹ほど見られます。
これはある意味で、まとめてやっつけるには最適な状態であると言えます。
長袖と手袋を着用し、選定ばさみを持って、木の下から見上げて探しましょう。
特に晴れた日に行うと、幼虫の影が葉の裏に透けて浮かび上がるので見つけやすいと思います。


前田









それでも、ちょっと手が届かないなぁという時はケムシがコロリ アースガーデンBの出番です。
ノズルが65センチまで伸びます。そこに小さな脚立も合わせるとさらに施工範囲が広がります。



tojiyan at 08:14|PermalinkComments(0)虫ムシ日記 

August 13, 2017

迷子

桁はずれに忙しい日が続きます。
「部屋の中に何か迷い込んでいるぞ」と言われても「ほっとけば?」と心がドライにもなります。

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でも手の届く範囲内なのなら、まぁどうにかしてあげましょう。

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もうすっかり興味が褪せてアサマイチモンジなのかイチモンジチョウか、ホシミスジなのかすら忘れたチョウ。
これだけ翅の状態がよければ十分飛んでいけるでしょう。

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そして飛び立った次の瞬間、クモの巣に引っ掛かるが・・・巣の主がいない廃巣でした。
これだけ強運の持ち主なら、まだ今もどこかで元気に飛んでいるのでしょう。
もし町の中でふと再会したなら、翅を振って知らせて欲しいですね。


前田









巣が残っても面倒なクモの対策にクモの巣消滅ジェット!クモに来て欲しくないところへ噴霧しましょう。
噴霧したからといって、巣が溶けてなくなる訳ではありませんのでご注意を。


tojiyan at 09:00|PermalinkComments(0)虫ムシ日記 

August 12, 2017

迷子

時折、会社の中に虫が迷い込んできます。

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ある日、トンボのような虫がいると言われ、その日の晩に見つかりました。

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正体はやはりイトトンボでした。
主食はコバエ類などの飛翔昆虫、このまま部屋にいても餓死するだけですので外へ逃がしてあげましょう。
なお、見た目に反して加速力に優れるため、舐め切って素手で捕まえようとすると思わぬ苦戦を強いられます。


そういう訳で、倉庫から虫取り網を引っ張り出して2〜3分追いかけ回す羽目になりました。


前田







イトトンボに任せるよりも一度にたくさん始末できます。屋内のショウジョウバエ対策にコバエがホイホイ


tojiyan at 09:00|PermalinkComments(0)虫ムシ日記 

August 11, 2017

フルニコチノイド

タバコの灰皿に何かいる、と言われたので駆けつけてみました。

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蓋をどけてみると、確かに何かいる・・・

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なんとなくヒメグモっぽいクモが巣を構えていました。
ニコチン満点っぽいこんな環境でよく生きてられるものだと感心します。
ところで、そんな過酷な場所に獲物となる虫は飛んでくるのでしょうか・・・?


もうちょい巣を作るとこ考えや、君。


前田





ネオニコチノイド系殺虫成分でコバエ類を確実に駆除!ショウジョウバエ対策にコバエがホイホイ
台所やゴミ置き場のゴミ管理(蓋つきのゴミ箱、ポリバケツなどで保管する)も同時に行えばより効果的!


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August 09, 2017

まだまだドクガに注意

とある地下通路の入り口にて。

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近くに森があるせいか、コガネムシやらセミやらいろんな虫が落ちています。
カブトムシがいないか探しまわっていたところ・・・

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壁に目を向けたところで何かが付着しているのに気が付きました。

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迂闊に触れると大変なことになるドクガでした。
まだしばらく活動が見られると思いますので、お盆休みの最中も気をつけて下さいね。

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なお、その下に落ちていたスズメガらしき蛾。
こういうバカでかい種類は大概毒がありませんので安心です。


前田











大型の蛾類にも効果的。ハイパーガジェット



tojiyan at 08:00|PermalinkComments(0)虫ムシ日記 

August 08, 2017

ヒアリじゃないアリ

先日、お客様から検体が届きました。

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オレンジ色をした羽アリです。
体長は3ミリほど。

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お尻の先には針のようなものがありますので、噂のヒアリではないかと心配にもなります。

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しかし、ヒアリであれば胸部と腹部を繋ぐ腹柄が2つあります。
検体はソレが1つしかありませんので、この時点でヒアリの可能性を切ることができます。
おそらくですが検体はハリアリの仲間でしょう。


怪しいと思ったら、まず腹柄の数(ヒアリは2つ)と胸部後方のトゲの有無(ヒアリはトゲ無し)を見ましょう。


前田











床の隙間から羽アリばかり出て来て働きアリが出てこない・・・ベイト(毒餌)をどこに置けばいいか分からない。
そんな時は、インパスSC(200倍希釈)を隙間へ注入施工してみましょう。



tojiyan at 07:00|PermalinkComments(0)同定知識 

August 07, 2017

すごいねこみみ

残念ながらタイトルから期待されるような記事ではございません。
あらかじめお詫び申し上げます。

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さて、炎天下の現場帰り、サクラの木の下で1本の枝を見つけました。

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この枝ですが凄いんです、なんと勝手に伸縮しながら歩いていくんです。

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おまけに正面から見ると、これまた見事なねこみみです。
これは恐らくトビモンオオエダシャクの幼虫だと思います。
手の上に乗せると妙にもそつきますが、毒はありませんので興味のある方は是非愛でてあげて下さい。


前田








ねこみみではなくネコノミにお困りの場合、室内ではフマキラーND-03がお勧めです!


tojiyan at 08:00|PermalinkComments(0)虫ムシ日記 

August 06, 2017

笑ってはいけない・同定業務編

大事だけれど割と単調な同定業務、2時間も作業机に座っているとだんだん飽きてきます。
勤務中はまだしも休日の朝みたいな時間外であれば、たまに音楽を聞きながらでもいいのでは、と思います。
そしてそんな緩み切った態度が思わぬ悲劇を招きます。

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You Tubeでお笑いを聞きながら、足立さんから届いたこまか〜い検体を検定中に吹き出したところ・・・
前田、アウト〜〜〜ッ!




無事全て回収してことなきを得ましたが、くしゃみとか咳とかにも気をつけて下さいね・・・。


前田













細かな粉じんもシャットアウト!N95マスク
ベルトを緩めたり締めたりしてしっかりフィットさせることができます。


tojiyan at 18:00|PermalinkComments(0)同定知識