February 12, 2019

February 12, 2019

スパイダージェルによるネズミの捕獲事例

本日はスパイダージェルという害虫駆除業者様向けの商品について記載いたします。
※一般の方への販売も開始しました。

IMGP1800





















見た目は普通のエアゾール剤で、容量も420ミリリットルとさほど変わらず。
ただし、殺虫剤の代わりに粘着糊を吹き付けるという少し変わったスプレーです。
画用紙や段ボールに噴霧すると即席の捕虫紙にもなります。

実際に下記の記事ではコバエ対策にも利用しております。
クロバネキノコバエ対策の一工夫


CIMG6853

















さて、今回はこれをネズミの捕獲に活用できないかということで試してみました。
細かい経緯は端折りますが、個人的な経験より一番マシと思っている黒い画用紙を利用。
ネズミが普段走り回っていて、かつ粘着板を置かないところに両面テープで画用紙を固定。
そこにスパイダージェルを噴霧してみました。

CIMG6855



















噴霧してすぐは御覧の通り液状ですが、数分で固まってきちんとした糊状になります。
さらにこの状態で上から重ね塗りをすることが可能であり、粘着力を強化できます。
今回は2回、重ね塗りをしました。

CIMG6947



















そして結果ですが、その日のうちに幼獣1頭を捕獲できました。
なお、試験の様子を撮影する目的で暗視カメラを傍に置いておりました。
あいにくアングルが悪く、ネズミの背中と画用紙の一部しか映っておりませんでした。
しかし、撮影時間を見ると施工を終えてからわずか2時間後の捕獲ということが分かりました。


推測ですが、普段粘着板も何も設置しない場所だったので無警戒だったのでしょう。
さらにネズミが見慣れているであろう粘着板の形をしていない点もよかったのだと思います。
今後、成獣にも通用するのかなど検証は必要ですが、ネズミの捕獲の一手としてどうぞ。

前田



tojiyan at 18:30|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 商品(ネズミ、ほか動物)