北上する翼交流戦

May 16, 2011

間違い探し

姿・形・名前が似ていても、性質や役割、種類が全然違うということが、世の中には沢山あるなぁと思います例えば、シロアリとアリ。名前は似ていますが、属するグループ、見た目なんかは大きく異なります。食べ物ではカレーライスとハヤシライス。どこか似ていて、何かが違います。あと、忘れられない出来事として、中学校2年の遠足で、クラスで各班に分かれてバーベキューをすることになった時のこと。前日の食材購入の際に「安い価格」と「肉」という文字につられて牛の筋肉(すじにく)をしこたま買い込んでいる班を見かけました。特に周りの誰もそれを引き止める様子もなく(当時の私を含め、周りの面々も、それがいかに凄惨な結末をもたらすか、まだ理解できていなかったのだと思います)、そのまま日は暮れた訳です。そしてその翌日は・・・言うに忍びありません。バーベキュー場の一角にて憤怒の形相で肉を食いちぎる一団がいました。七輪の網の上には勿論、こんがり焼かれた筋肉が無造作に転がっていた訳で・・・この時ほど深く、安い・多い・似たような名前、に惑わされてはいけないと考えたことはありませんでした。

そんな訳で今日は姿、名前の似た虫を並べてみました。正確な名前の分からないものもありますが、どうかご了承を
ナミテントウ(12紋)2
まず最初はナミテントウというテントウムシです(並み、のナミ。ノーマルテントウムシ)。翅の色彩変異が大きく、黒地に黄色い紋2つから写真のように黒点多数の模様まで、バリエーションは様々。アブラムシを捕食する益虫です。
ニジュウヤホシ
こっちはニジュウヤホシテントウ。同じテントウムシでもナスビなどの作物の葉を食害する害虫です。

何かのハムシ
テントウムシの模様をしていますが、多分ハムシという葉っぱをかじる虫の仲間と思われます。

さらに自然界には、周囲の景色に溶け込む・毒を持つ種類に似せる・危ない種類であることをアピールする、など擬態の世界があちこちに広がっているわけで、見る者の目を楽しませてくれます。ますます昆虫たちの世界にのめりこんでしまう瞬間でもあります。

前田


今日は自販機や外灯にユスリカがいっぱいいました。家の窓にもびっしり、は避けたいものです。窓に虫を寄せ付けないスプレーPGガード!噴霧してもガラス面の透明化を損なわないのが嬉しいスプレーです。



tojiyan at 23:49│Comments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
北上する翼交流戦