兆し新兵器

June 01, 2012

修理

いよいよ6月です。今年こそ夏らしいことの1つでもしようと思いながら実験室に引きこもっています。

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夏になると出てくる虫の種類が多く、外出するだけでも虫の死骸が目につきます。それが思わぬ珍品だったりした時は有難く標本用として頂戴しておきます。写真はオサムシの死骸。

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死骸は全身の筋肉が硬化しており、そのままでは標本にするのが難しいです。甲虫など頑丈な虫の場合、熱湯にしばらく浸けて軟化させておきます。

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あとは、手早く形を整えていけば完成です。ただし、急ぎ過ぎると写真のように脚の先が吹っ飛んでしまったりもします。触角やヒゲ、脚の先端をいじる時は要注意です。

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顔の正面。大きな大顎が特徴的。こうやって見ると凶悪な面持ちです。が、刺す・咬むといった被害は与えません。


最近はオサムシより少し小さめのゴミムシ類が光に誘引されてよく屋内に侵入しているなぁと思います。弊社でもこの前の金曜日と土曜日の2日連続で出没してます。たまに調査用トラップにかかっている時もあります。そんな大きな虫が引っ掛かっていると、ついついそちらに気を取られ、その腹の下に隠れているコバエを見逃しそうになる時もあり、気をつけなければならないなと感じます。


前田

tojiyan at 16:40│Comments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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