乗っ取り食用

October 08, 2012

雄雌切り替え

何やら体の上半身が雄、下半身がメスのクワガタが発見されたそうです。雌雄同体(ギナンドロモルフ)はチョウチョなどでも稀に見られますが、その場合、片側の翅が雄の模様、もう片側が雌の模様になっているなど、ぱっと見で分かる種類もあります。
しかし、今回は上半身に立派な大アゴがついており、この時点は普通なら誰しもが雄と判断します。よくもまぁ見抜いたものです。素晴らしいですね。

IMGP1725

昆虫によっては雄と雌を意図的に産み分けるものもいます。ハチは基本的に働きバチは全て雌ですが、繁殖のシーズンになると写真のような雄バチが出現します。

IMGP1727

左が通常の働きバチ、右が雄バチ。雄は触角が少し長いことに加えて、少し顔が白っぽいという特徴があります。

ハチの毒針は、産卵管が変化したものなので、雄バチには例外なく針がありません。刺すマネをして威嚇することもありますが、結局刺せませんので素手でつかんでも問題無しです。しかし、仮に上半身雄、下半身雌という雌雄同体のハチがいた場合、余裕をかましていると思わぬ反撃を被る場合もあり、それが雄バチは刺してきませんよ、とお客様に説明した手前だと笑い話にもなりません。

どうかそんなハチが出現しませんようにと願うところです。


前田


軒先に集まるハチの集団にハチノックL!!強力噴射で遠く離れたところから安心して駆除できます。

tojiyan at 13:24│Comments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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