匂うんですゴケグモセミナー

May 17, 2013

採寸

ある日、花の写真を撮っていたら、突然枝が動き出しました。
IMGP3833
















正体は言わずと知れたシャクトリムシでした。

シャクトリムシといえば、木の枝に擬態していることで有名ですが、最近は
頭上から降ってくることも多いなぁと思います。

IMGP3822
















宙ぶらりんのシャクトリムシ。擬態効果ゼロです。

IMGP3826
















花の上のシャクトリムシ。化けるつもりはさらさらないようです。


ところで、チョウやガの幼虫は通常は腹脚(おなかについている吸盤みたいなの)が
5対ありますが、シャクトリムシは3対が欠けて2対になっています。

イモムシ類は死後変色したり、縮んだりして同定しようにも原型がさっぱり分からない
(かつ、気持ち悪い)ケースが多いですが、状況によってはこのように足の数なんかに
注目するのも手ではないでしょうか?

IMGP3866
















ついでに、検証をしてみました。全身をシャクトリムシに採寸されると死ぬという迷信。
はい、この通り、生きています。大丈夫です!


前田



もうすぐドクガの季節です。そろそろ用意をされてはいかがでしょうか?
チャドクガの幼虫対策にチャドクガ毒針毛固着剤!!




tojiyan at 20:37│Comments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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