January 16, 2015
遠征・川秋沙
サクサクと踏みしめる雪の感触が気持ちいい金沢の早朝です。
ところで、今回散策中の兼六園には霞ヶ池と瓢池というちょっと大きめの池があります。
まずこちらが灯籠で有名な霞ヶ池。
左に見える浮き島は蓬莱島といい、不老長寿をあらわすとのこと。
なお、奥に見える建物は内橋停という、ぜんざいの美味しい甘味所です。
一方、こちらは瓢(ひさご)池。
写真からはフレームアウトしてますが、横にある翠滝も見事です。
さて、その瓢池を眺めていると、何やら水面を揺らすウェイク(航跡)が。
・・・あいつらがいる。
やがて、水中からスポンと顔を出したのはこちら、マガモに似た水鳥。
全体的な色合いの他、クチバシを見ても普段目にするカモとは雰囲気が異なります。
これはカワアイサという水鳥で、鋭いクチバシは魚を捕るのに適しています。
北海道など一部の地域では繁殖しているようですが、基本的には国外からの渡り鳥です。
なお、彼等もカイツブリのように潜水して移動することができます。
撮影する側にとっては見失ってしまうので止めて欲しいのですが、ここで問題が一つ発覚。
瓢池は水深があまりなく、おまけにカワアイサのお腹の色は真っ白。
陸の上からでも、どこに移動したのかが丸見えです。
という訳で、シャッターチャンスには困らないのですが。
何が悲しくて雪景色の兼六園で一人、水鳥と追いかけっこをしなければならないのでしょうか。
これも少年期から虫ばかりを追いかけていた男の悲しきサガなのでしょう。
前田
ネズミの通り道に仕掛けておきましょう。
ネズミ用の粘着シートグルットプロR3!