December 02, 2016
出張の足跡・長崎港
週の初めから始まった1泊2日の長崎研修会。
午前中の2コマ2時間を担当させていただき、無事(?)終了。
午後は今まで見るチャンスが無かった齋藤所長の授業を受講者の皆様と一緒に受けることができました。
さて、その帰り道ですが、30分だけ寄り道をさせていただきました。
向かったのはすぐ近くにある長崎港、軒を連ねる店舗や桟橋から何とも言えない異国情緒が溢れております。
セミナーの緊張が解けたことと相まって、景色を眺めるだけで心が躍ります。
それと、ここに来てまず最初に目を奪われるのが長崎港ターミナルに係留されている帆船です。
これは遊覧船「観光丸」であり、60分かけて長崎港を案内してくれるそうです。
なお、調べてみると長崎海軍伝習所の復元帆船であるとのこと。
ふと視線を対岸に向けると、海上自衛隊の艦艇が接岸していました。
恐らくあたご型イージス護衛艦と思います。
思えば少し北にいけば佐世保港がありますので、ちょっと出張してきているのでしょうか。
このように色々な船が停泊しており、ちょっとエキゾチックな雰囲気を醸し出す長崎港。
そうです、かつてここは鎖国時代にも唯一海外へ門戸を開いていた出島があったのです。
その後も我が国の重要港湾として様々な人や物、そして文化を受け入れてきました。
それと同時に日本から海外へ出ていき、その存在が知られるようになったものも多くあります。
特に博物学者であったシーボルトが多数の日本産動植物標本を持ち帰ったことは有名です。
このシュレーゲルアオガエルもそういった経緯で持ち帰られ、その後の研究で学名を与えられた一種です。
少し歩けばあちこちに先人たちの足跡が見つかる町、それがここ長崎です。
いつかゆっくり時間をかけて歩きたいものです。
前田
海外でも優れた実績を残しています。鳥類忌避剤バードフリー!