April 11, 2017

春に発生する小さな虫

この時期は何かと家屋の周りで細かい虫が発生しやすく、相談件数も増えてきます。
特に体が赤黒い、潰すと赤い汁が出るなど吸血性のダニに疑われるものも多いです。
しかし、大抵は人畜無害の種類であると思います。

IMGP7224



















その中でも冬から春にかけて相談が多いのはこちら、オオワラジカイガラムシの幼虫です。
主にベランダや建物の外壁に集団で押し寄せてきます。
人に対して悪さはしませんが、見た目の気持ち悪さがどうにもならないという声もあります。

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ちなみに幼虫一匹だとサイズはこんなもの(一円玉の左上の黒い点)。
大したことはないですが、集団で来られると確かに気持ち悪いかもしれませんね。

オオワラジカイガラムシ (2)




















そんな彼らですが、元々は樹上で生活し、産卵も樹皮の割れ目などで行われます。
卵は冬に孵化し、そして幼虫は何故か樹木を離れて地表を徘徊するという行動に出ます。
春になれば徐々に木の上に帰っていき、そのうち姿を見かけなくなります。

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なお、成虫は5〜6月頃に出現し、雄の成虫には写真の通り翅があります。
雌成虫は翅がなく、幼虫をそのまま大きくしたような姿のままです。


ところで防除対策についてですが、春先の幼虫対策だけで十分と思います。
なので、もし幼虫が外壁に群がっている、犬走りを徘徊しているという場合、薬剤を残留噴霧しておきましょう。
弊社としてはサイベーレ0.5SCが即効性・残効性ともに高くお勧めさせていただいております。


前田



tojiyan at 15:00│Comments(0)TrackBack(0)

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