July 18, 2017

クロアリの同定

お客様から同定依頼のあったクロアリ。

P7140439




















写真の1目盛は1mmなので、検体は7mm近くあります。
ヤマアリ類などの大型種と思いがちです。

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そんな時はまず胸部と腹部をつなぐ腹柄を見てみましょう。
種類により腹柄が1つなのか2つなのかに分かれますが、ヤマアリ類は1つだけ。
写真では2つ確認できますので、この時点でヤマアリ類の可能性を切ることができます。

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あと、胸部の側面に翅を切り落としたような痕がありますので、この時点で女王アリの羽アリを疑います。
体長2〜3mmの種でも女王はかなり大きくなるので、ケアリなどの小型種も候補に入れることができます。

P7140443




















胸部の後方に1対2本の小さなトゲがあり、また頭部には顔を縦に走る皺模様があります。
このことより絶対の自信はありませんが、おそらくトビイロシワアリと考えられました。
庭でよく見かける種類ですので、特別驚くことはありません。


前田







試してみた結果、よく食べました。庭先にでるトビイロシワアリにジェラニモアントベイト


tojiyan at 17:00│Comments(0)同定知識 

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