September 03, 2017

砂時計

某日、時間をやりくりして鳥取まで出かけました。

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そのおかげで、たまに高槻駅や車庫で見かける訳の分からなかった車両の正体がようやく分かりました。
今回の旅で行き帰りにお世話になった特急「はくと」。
他の特急に比べると、先頭車両の形状が少し変わっているなと感じます。

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ホームから改札へ抜けるまでのところには因幡の白兎に因んだウサギの看板。
疲労が祟ったのか、白兎ほどではありませんが、こちらも体のあちこちから赤黒いものがのぞいています。
一度きちんと休みを取って早いとこ塞いでおかなければなりません。

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さて、今回の目的地はちょっと遠いので、駅前のレンタサイクルで自転車を借りてくことにしましょう。
手入れが行き届いており乗り心地は快適、回れ回れーっと変速機を最速にしてかっ飛ばしました。

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橋長305メートルの鳥取大橋を越えて進路はやや東へ。
全体的に雲が多く、撮影にはやや不適ですが熱中症の恐れがないことはありがたいです。

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カーブが続いたところで方向感覚が逆転し、道を間違える。
まぁこれも思い出のひとつです。

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途中のコンビニで水分補給を行いながら地図をもう一度確認、つま先は地面を蹴ってペダルの上へ。
下り坂に差し掛かったところで変速機をガリガリッと2度鳴らして加速、同時に帽子の鍔が風を鋭く切り裂く音。
信号のところで左に曲がり、直後の上り坂を目いっぱい上がれば見えてきました、「鳥取砂丘」の看板。

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大学一回生の今頃にクラブの合宿で遊びに来て以来十数年ぶり、私一人、帰ってきました。
砂時計の砂が流れるに流れて、とうとうここまで来たかと思うと、感傷でではなく面白可笑しくて震えます。
あの時の同級生の中で、未だ飽きもせず虫に関わる世界で生きてるのは私くらいなものでしょう。
そう思うと、こうしてお役目をいただいていることにもっと感謝しなければならないと反省の念も湧きます。

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では、その思い出いっぱいの砂丘へ足を踏み入れてみましょう。
すると10メートルも歩かないうちに、橋本さんからいただいたマラソンシューズは早くも砂だらけ(すんません)。
後で道路に出てからズボンの裾をつかんで振ると、足首周りからも砂がばさばさと出てきました。
なんか映画「The Great Escape」のワンシーンみたい(トンネルの土を捨てるとこ)。
帰り際に「Good Luck」と言われ、思わず「Thank You」と返さないよう気をつけなければなりません。

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そしてしばらく行くと目の前にそびえ立つ砂の壁が。
周りの皆さんが果敢にチャレンジされているのを見れば、やるしかありません。
手前から加速して猛烈に駆け上がりました。

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一歩踏み出すたびに砂にめり込む足、崩れ落ちる砂の壁、靴に流れ込む砂。
蟻地獄にはまるのもこんな感じなのかな、と想像します。

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それでも、てっぺんまではそう遠くない。
途中で10秒休憩、そしてまた駆け上がりました。

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てっぺんからの景色がこちら、人がまるでゴマ粒のようなのです。
一応疲労感を上回る達成感はあります。

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そこから沖を眺めると、鳥取港に午前中艦内を見学させていただいた護衛艦「いなづま」と「さみだれ」の姿。
一般公開が終わると呉に帰港するのか、それとも新たな任務に出られるのか、どうぞお気をつけて。


なお、一般公開で艦内見学をさせていただく時に私がほぼ毎回するのが艦内の防虫対策の質問。
クルーの方によって「業者の方にお任せですね」とか「煙を発するものを見たことがある」など様々。
今日は、「滅多に見ないけど食材など物資に付着したであろう虫なら見たことがある」との回答でした。
付け加えて「補給所で綿密に検査しているから滅多にありませんけどね」とも。
こういうやり取りは色々な声が聞けるので毎回楽しいのです。

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ところで「おいおい、これは『虫取りの・・・』だろう!?砂丘の虫はどうした!?」という声も聞こえてきます。
そうです、一応探したのですが時間をやりくりした過密スケジュールのため、どうにもなりませんでした。
なんとなく砂漠のイメージもあるゴミムシダマシらしき虫を発見しましたが、残念ながら死骸でした。

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ただ、帰り道で見つけたのがこちら、鳥の羽。
どうせキジとかそんなんだろうと思いつつ、念のため弊社の鳥人足立さんへ鑑定をお願いしました。
すると、同定に関するURLだけ送られてくるという分かりにくい優しさが返ってきました。


「薄情な」と呟きつつ調べてみると、もしかしたらハイタカなどの尾羽かもしれないとのこと。
「しまった、拾って帰ればよかった!」と後悔しつつ、まぁこれも鳥撮ということでよかったかなとも思います。


前田









最初は設置した周りに足跡や羽が落ちているかもしれませんが、そのうち来なくなります。
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tojiyan at 17:00│Comments(0)旅行記 

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