親虫の死骸から湧く子虫遠征・山に佇む海の守護神

October 04, 2017

遠征・785段の頂へ

台風も去り、暴風のような仕事の山も終わりました。
そして週間天気予報を確認すると、週末は全国的に晴れ模様とのこと。
これはもはや旅に出るしかありません。

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という訳で岡山から特急「南風」に乗り、ガタンゴトンと揺られながら南へと向かいました。
なお「なんぷう」です、そのまま読んだ「みなみかぜ」でも沖縄チックな読み方の「はえ」でもありません。
そして来たのは運よくアンパンマンがラッピングされた車両ということでちょっと得した気分に。

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前日にダウンロードしたばかりの音楽を聞きながら眺める車窓からの風景。
揺れる稲穂、空に浮かぶ雲の形がいかにも秋という感じです。
今年もあっという間だったな・・・というにはまだちょっと早いですね。

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一人旅では初めて足を踏み入れる四国、これが電車から見る瀬戸大橋か〜と思いながらの一枚。
島々の緑と海の青、空の色に思わず見とれます。
もしこの付近を巡る遊覧船などがあれば、それもまた素敵ではないかなと思います。

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稲穂の揺れる田んぼ、瀬戸内海の島々と絶えず変わる景色のおかげで電車の時間もあっという間。
そうして降り立ったのはココ、琴平駅です。
駅の読みとしては「ことひら」です、「こんぴら」ではありません。

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休みの日に雑誌をめくっていたところ、こんぴらさんの景色もいいなぁと思いやってまいりました。
それでは早速、参拝といきましょう!

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ところで、こんぴらさん参りで有名なものの一つにこの階段が挙げられるのではないでしょうか?
御本宮にたどり着くまでの段数は実に785段です(厳密には786段)。
駅前からある程度ショートカットできるシャトルバスが出ていますので、それを利用してもいいでしょう。

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また、ところどころにあるお土産屋さんにて100円ほどで貸出されているのがこの杖。
別にこれがなくても十分登りきることはできますが、折角なのでお借りしましょう。
周りの人と一緒にカラン、カララン、と音を響かせながら行くのもまた一興ではと思います。

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なお、ずっと階段ばかりが続く訳ではなく、平坦なところも多いです。
お手洗いも一定間隔おきに設けられており、途中で具合が悪くなっても安心。
ただ、飲み物だけはあらかじめ準備しておいた方がよいでしょう。

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ところで、そんな参拝の道中に現れる色々な虫たち。
例えば階段をよく見てみると・・・。

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小さな蛾がへばりついていました。

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また、途中にあるお守りを販売しているところには・・・。

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久しぶりに見るハンミョウがいました。
英語ではタイガービートルと言います。
余談ですが阪神タイガース、今年はCS進出です。

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そしてもうすぐ御本宮というところで見つけたのはキイロスズメバチらしき死骸。
行き交う人々の瞳の奥の奥に映る「不審」の二文字にも負けず回収・撮影、そして死骸は茂みの中へ。
そういえば、まだまだハチのシーズンが続きますので、ハチ対策もしっかり準備していただければと思います。


ちょっとしたハイキングの時は、携行に便利なハチノックSが個人的にはお勧めです。
ゆめゆめ鞄の奥の方にしまい込み、いざという時に出すのに手間取ることがないようご注意を。

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さて、てっぺんまであともう一息。


前田


tojiyan at 08:30│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック プライベートな旅行記 

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