調子の悪い噴霧器くんカブトムシかじり虫

May 31, 2018

ヒメマキムシのカビ毒

たまにはアカデミックなお話を?

先日こんな論文を見つけました。

食菌性昆虫ヒメマキムシ(Latridiidae)から分離されたカビとその潜在的マイコトキシン産生能

論文は英語で書かれていますが、抄録は日本語なので内容もバッチリですね。
(本文も読もうね、という天の声が・・・)

要約すると、現場のヒメマキムシに付着していたカビを調べたところ、
アオカビ類が9割、コウジカビ類とクロカビ類が1割を占めていました。
検出されたアオカビ類とコウジカビ類からはカビ毒が検出されました。とのこと。

ヒメマキムシは食菌性の微小な甲虫です。論文のPDFを見ていただくとカワイイ写真が載っています。
生息環境はエサとなるカビが豊富な環境なので、当然体表にカビが付着します。

ヒメマキムシの移動能力はさほど高くありませんが、それでもカビを運びさらにカビ毒を拡散させる
危険性のある昆虫だとわかります。
イエバエなどのハエも、研究の結果大腸菌群の運び屋であることもわかっているため、
虫を防除することはこれらの汚染源の侵入・拡散を防ぐことにもつながるのですね。

うーん、たまには論文もチェックせねば。


コワイのはカビだけではない!ウィルスや細菌の対策にも、クレベリンS100

川竹

tojiyan at 19:00│Comments(0) 虫ムシ日記 

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