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February 27, 2020

すでに春

ライトトラップを常に点灯していると、捕獲される虫で季節の移ろいが感じられます。

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冬の代表種、トゲハネバエ科。円盤状の触角と、少しくすんだ翅が特徴です。
トゲハネの「トゲ」部分はあまり当てにしない方が良いと思っています。翅にトゲのあるハエって
いっぱいいますし・・・

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こちらも冬の代表種、ガガンボダマシ科。
以前の記事でガガンボ科とガガンボダマシ科の識別ポイントを書いてますので、こちらも
ご参考にどうぞ!



翅の脈を見ればわかるのですが、写真のように翅を閉じていると識別ポイントが見えず難しいです。
慣れてくればわかるようになりますが、この写真ではギリギリ識別ポイントが見えました。

騙しポイント
ここ!根本のここの脈がベキッと折れ曲がっていればガガンボダマシの可能性大です。

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続いてこの子。ちょっと上級者向けです、これがわかったらカッコイイ!(?)
こちらカバエ科です。蚊なのかハエなのか良くわからない名前ですが、一昔前はハエカ科という
名前でした。蚊のようなハエなのか、ハエのような蚊なのか、気になって眠れません!

カバエの代表種がマダラカバエだと思いますが(それしか知らない。。)、彼らが見られるのが
3月頃。防虫業者さんは1ヶ月に1度捕虫紙を交換して捕獲数を数えることが多いため、カバエがついた捕虫紙を検定するのは4月頃になることも。この虫が捕獲されると、春だなあ、という気分に
なります。

ほぼワンシーズンのみ見られるハエですので、忘れた頃にやってくる。お絵かきして
しっかり覚えましょう!

カバエイラスト
こんな感じ?脈の形よりも、模様で覚えてしまって良いと思います。
やはり一度絵で描くと記憶にも残りやすいので、新人教育にも是非取り入れてみてください!
新人じゃない人でもLet's Try!


3月のレベルアップセミナー開催予定です。ぜひご参加ください!


川竹

tojiyan at 10:58│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 同定知識 

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