もう年末2021年もよろしくお願いいたします

December 28, 2020

我が家の昆虫相・2020年版

旧担当者の前田、久しぶりに登板するよ。
今日は年末のご挨拶も兼ねてお話を一つ届けれたらと思います。
最後までお付き合いいただけたら嬉しいです。

Image from iOS (7)





















某日、まだ誰もいない会社、机に荷物を置いてから屋上に続く階段へ。
扉を開けると吹き込んできた強烈な冷気。履き替えた外靴の底も、冷たい。
コートの襟を立てて、じゃりじゃりと足音を立てながら屋上の端へ。
午前7時前、白んでいく空、鮮やかな日の出。今日も、一日が始まるね。

来年は、家とか身近な場所で初日の出を拝む。うん、それでいいかな。


Image from iOS (9)





















さて、どこに行く訳でもない年末。どうせなら部屋の掃除とか、どうだろう?
カーテンの洗濯とか、窓ガラスのふき取りとか、やることはたくさん。

Image from iOS (10)





















そして天井にある照明に目を向けると・・・カバーに浮かぶ、黒い点々。
言わずと知れた、照明の光に集まってきて、そして死んだ虫たちの亡骸。
今年はどんな虫が捕まっているのだろう?


【今年の顔触れ】
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興味のおもむくまま回収した死骸を会社の顕微鏡で観察した結果。
まずはユスリカ科が10匹ほど。

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それとタマバエ科が2匹。

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あとはクロバネキノコバエ科が1匹。

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一見ユスリカ科に紛らわしいヌカカ科も1匹。

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コバエ類以外では、アブラムシが1匹。

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さらにヨコバイやウンカの仲間が1匹。

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そこに訳の分からないカメムシ類が1匹。

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もふもふとしたトビケラ類の姿もありました。

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かなり小さいアザミウマ目も逃さず見つけました。

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最後は羽アリ。
腹柄節が1節だけなので、少なくともキイロシリアゲアリの雄ではなさそう。

・・・家の中で湧く虫はいなかった。うん、それで十分だ。


【侵入を防止するには】
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このように意外と締め切っているつもりでも家の中へ入って来る虫たち。
今年はコロナの影響で換気が励行されているから、お店や事務所では
もっと色々な虫が入ってきたはず。
さらに冬になってもユスリカ科といった一部の虫は活動を続けるから、
この時季も油断は全然できない・・・こんな時、どうすればいいだろう?

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ここで注目したいのは窓の周り。当然窓を開けっ放しにしていると、
虫たちが直接建物の中に入ってしまう。
でも、網戸をしていれば直接スルーしてしまうなんてことはないし、
虫たちにとっては網戸や窓ガラスに一度くっついて、その後サッシの
隙間から入っていくしか手段がないはず。

そこに有効なのが窓ガラスやサッシ、網戸へサイベーレエアゾール
散布しておくこと。
虫よけのような効果は無いけれど、これを散布した場所に触れた虫は
短時間で体が痺れて動けなくなり、その後死亡してしまう。
いわば待ち伏せ、かな。

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アルコールベースなので散布した後はべたつかないし、殺虫剤独特の
薬剤臭も無い。
さらにガラス面を曇らせることも無いから、窓周りの掃除をした後の
仕上げになんてどうだろう?


窓の周りの掃除をしている時に、虫の死骸ばかり出てきて嫌な思いを
している方は、一度お試しください。


− では、皆様もよいお年を −


前田



tojiyan at 19:00│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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