GoTo五島アオムシコバチに寄生されたナミアゲハ蛹の残骸調査

June 16, 2022

おさわりご注意

ついに梅雨に入ってしまいました。雨の中の通勤はちょっとダルいですねー

さて、先日はSemco農園でニンニクの収穫がありました。

iOS の画像
とったどー!

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フレッシュなニンニクをホイル焼きにしていただきました、いやな臭みを感じさせずホクホクとした美味しさ!外で食べると不思議と旨みUPです
残りは乾燥させて各々のご家庭へ。


さてさて、梅雨の時期になるとよく見られるこちらの虫。
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壁にへばりつく細長いシルエット。それはまぎれもなくヤツさ


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はい、こちらの虫。みなさんはご存知でしょうか?
ムカデという回答があるかもしれませんが、こちらは「ヤスデ」です。

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ヤスデとムカデで体つきが結構違うので、慣れれば簡単に見分けられます。
一番大きな違いは、節と脚の数です。ヤスデは1節に2対の脚が出ています。ムカデは1対だけ。
ムカデは大きな顎(ホントは脚の1部!)を持つ肉食の虫で、噛まれると腫れて痛いです。
一方ヤスデは腐敗した植物などを食べます。人を噛んだりする危険はありません。
しかし中には「臭腺」から刺激臭を発する種がいるので、まれに手がかぶれたりもするようです。
ちなみに、上の写真のようなよく見るヤケヤスデ類などは”臭い”を感じたことがありません。臭腺はどうなっているのだろうか??

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もう一つ、こちらの虫をご紹介。鮮やかなオレンジとグリーンのカラーリング、丸くて黒い目ん玉は可愛さと不気味さを併せ持つ、そんな虫です。
こちらは「アオカミキリモドキ」という甲虫です。
実はこのカミキリモドキの仲間には、カンタリジンという毒を体液に含んでいます。
噛んだり刺したりはしないので、写真のようにそっと手に載せるくらいでは経験上問題はありません
(万が一被害に遭われても責任は負いかねます汗)
体が柔らかい虫なので、潰したり強く握ったりすると体液が手に触れて水ぶくれなどができてしまいます。見かけた際はお気をつけて!

野外には危険な虫も確かにいろいろとおりますが、不必要に怖がらず、危険な虫を正しく知る必要があるなと思っています。

サイベーレシリーズは広い虫に効果があります、お困りの際はお試しくださいませ!



■□■ 捕虫紙の虫クイズ! ■□■
前回はこちら
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まず周りの虫が邪魔をして、メインの虫のシルエットが分かりづらいですね。捕虫紙の上ではよくある光景です。
触角がひじきのような短い角のような感じで、分かりづらいですが口がストロー状をしています。
こちらはオドリバエ科です。おそらくツヤハラオドリバエの仲間?
他の虫を食べる肉食性のハエですね、どことなく攻撃的な雰囲気があります。

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続いてはこちら。真ん中の虫です。この角度だと分かりづらいですが、ぜひ当ててみてください

川竹

tojiyan at 15:21│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 虫ムシ日記 

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