おさわりご注意みんぱくぱくですわ!

June 21, 2022

アオムシコバチに寄生されたナミアゲハ蛹の残骸調査

皆様、お久しぶりです。旧担当者の前田です。今日は写真がリアルなので、
こっちのブログでご紹介させてもらえたらなと思います。
あまり中身はありませんが、興味を持っていただけたら嬉しいです。

P6210460






















さて、先日実家でナミアゲハに寄生していたコバチを入手しました。
弊社の伊藤君によると、アオムシコバチではないかとのことでした。


P6210472






















そしてこれは寄生を受けた蛹。胴体が真っ二つになってしまいましたが
外見上は一ヶ所だけ穴が開いているのが確認できます。
・・・そういえば、寄生された蛹の中はどうなっているんだろう?
中身がスカスカになっているのかなと思う一方で、本当のところを
見てみましょう。


P6210474






















ピンセットで蛹の中央に切れ目を入れて、ゆっくり殻を剥がしてみましょう。


P6210483






















途中経過。頭部と触角、脚はきちんと残されていました。
つまり飼育している幼虫が蛹になり、そしてその蛹の中から頭部が透けて見えていても
まだ「寄生されていない」という安心材料にはならないのかもしれません。


P6210485






















そして蛹の中から全部引き出した状態。きちんと前翅(前羽)も、またその模様も
残っているのが分かります。


P6210487






















後ろから見た様子。胸部と腹部の一部が残っています。

P6210489






















最後に腹面から。腹部が7〜8割無くなっている印象ですが、意外と原形が
残っているのだなと思いました。
もちろん寄生する種とか、また寄生を受けたタイミングとか、それによって
ダメージの出方も変わるかもしれませんが、一つの事例として。




なお、余談ですが飲食店の中でも寄生バチの発生を見ることがあります。
例えばゴキブリヤセバチなどゴキブリに寄生する種がゴキブリの発生と
併せて姿を見せることがあります。

ハチの名を冠するものの人を刺すなどの被害は加えませんが、一方で
飲食店や食品工場では異物混入の原因になる恐れもあります。
上に引用した過去の記事の通りですがゴキブリの発生によって起こる、
二次被害のようなものと言えるでしょう。


前田







定期的なゴキブリの生息調査も大事です。調査用トラップを置いて
生息しているのかどうか、確認をしましょう。





tojiyan at 10:39│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 虫ムシ日記 

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