虫ムシ日記

September 07, 2018

ウツボカズラの胃袋

台風21号が日本各地を襲い、北海道では巨大地震が発生。甚大な爪痕を残していきました。
被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。
弊社では停電や看板がへし折れた被害がありましたが、幸い人的被害もなく皆元気に出社しております。
物流もストップしてしまったため、一部のお客様に商品の発送が遅れてしまいました。
ご迷惑をおかけしてしまい申し訳ございませんでした。


さて、先日の日曜日に虫を食べる植物展2018に行ってきました。
植物にそこまで強い思い入れは無いのですが、内容が内容だけに「いかねば。」という義務感が。

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定番ネペンテスくん

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虫を捕らえて逃さないため趣向を凝らした形態をしています。
中にアシナガバチっぽいのが入っていました。見えるかな?

ウツボカズラの中にご飯などを詰め込んで蒸し焼きにして携帯食にする地域があるようです。
興味深いですね。


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食虫植物ではありませんが、ブーゲンビレア。ピテカントロプスになる日も近づいたんだね。

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ハエトリソウ!悪魔的見た目がいかにも食虫植物です!という感じで良いですね。
内側に感覚毛があるのですが、2回触らないと口(?)が閉じません。
1回では虫じゃない可能性もあり、空振りした際のATP浪費を避けているのですね。すごいぞ!

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食虫植物と共生するいきものたち。
共生するコウモリやネズミ!?見てみたい!

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今回の目からウロコ。
食虫植物をX線で撮影することで、袋の内容物も見ることができる!
展示ポスター(プロジェクトX(線))によると、食虫植物をレントゲン撮影させてくれるところを
探すのがまず大変だったとか。
この表現方法、是非見習いたいです。



弊社ではお世話をしなくても虫をとってくれる(疑似)植物を販売しています。
その名もフライヘル!
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お試しください。

【参考記事】
新商品・フライヘル
フライヘル設置試験・秋の陣

川竹

tojiyan at 09:32|PermalinkComments(0)

August 27, 2018

虫を求めて三千里

この度ダンゴムシのガチャガチャが販売されたということで、ごく一部で大変話題になっております。
https://gashapon.jp/dangomushi/

どうしても欲しいガチャガチャであれば通販で箱買いしてしまうのですが、
このダンゴムシガチャはカプセルに入らず、ダンゴムシのまま転がってくるとのことで、
これは実際に回しに行かねば!

との思いで大阪中心部へ繰り出したのですが、時すでに遅し。
各地で売り切れ報告があがり、僕が探した時にはマシンすら置いていませんでした。
なんてことだ・・・。
無いと思うと余計に欲しくなりますが、次の入荷を待つことにします><


生きたダンゴムシなら家の周りにたくさん居ます。
侵入防止に「虫コロパー」1本500gから販売しているので個人宅にオススメです。

川竹



tojiyan at 11:38|PermalinkComments(0)

August 20, 2018

さなぎのなかみ

ノミバエ製造工場が勝手にできあがり、資料や実験に役立っています。
今日もたくさんの蛹が捕れました。


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こちらがノミバエの蛹。ツノが1対あるのが特徴的で、簡単に判別できると思います。


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横からみた図。左側が接着面で、壁などにくっついて蛹になります。
すでに羽化直前の様子で、上に目が、その下に脚らしきシルエットがみえます。

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蛹をピンセットでつまんだところ、節に沿った割れ目が簡単に入ってしまいました。
ノミバエくんごめんね!と思いながら、ついでに解剖開始。
針で殻を取り除く際、ツノのある節が縦に割れました。
ツノが生えているのは肩あたりでしょうか。

イエバエなどは額嚢(がくのう)と呼ばれるフクロを額から膨らませて蛹の殻を破ります。
一方ノミバエは額嚢が無い比較的原始的なハエであり、額嚢を使わない分
殻が非常に破れやすい構造になっていると考えられます。


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全部出てもらいました。もうほぼほぼノミバエです。
翅はまだ小さくしぼんでいます。羽化後に体液を通すことで、翅を広げます。
特徴的な後脚もコンパクトに畳まれていますね。

タイミングが合えば羽化動画を撮りたいと思っています。はたして成功なるか!


成虫も幼虫も駆除できるのでおすすめの逸品「ファーストキルN


川竹

tojiyan at 18:12|PermalinkComments(0)

August 10, 2018

ムシカツ!

今回も懲りずに昆虫食記事です。
ご注意ください!













虫だけでなく変な肉も食べさせてくれるお店があるらしい。
虫とは、変な肉の正体とは?我々はその謎を解き明かすべく、大阪新世界の奥地へと向かった…。


今日のお店、「串かつじゃんじゃん」。メニューを見ると至って普通。
川「すみません、今日虫たべに来たんですけど?」
店「はい、ございますよ!ニッコリ」
普通に生きていたらまず聞かない会話。虫は裏メニューのようです。


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コオロギ!
カラリと揚がって真っ黒になったコオロギ。ゴキブリみたいだあ
特殊な風味がありますが、食感も良くとても美味しい!


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サソリ!丸々1頭が串に刺さっています。

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バリバリッ!(鈍い音)

うーん、硬い。特にハサミが立派すぎて顎の弱い現代人にはつらい食材です。
殻の残渣がクチの中に残り続ける不快感がありますね。
ハラワタも強い臭みがあり、人を選ぶ食材でした。


その他、動物のお肉もトライしました。
・カンガルー
・ワニ
・カエル

どれも美味しい!やはり「お肉」は美味しいですね。
中でもカエルがベストでした。

しかし如何せん、僕はこれらの食材すべて実食済みだったので、
今度は新たな動物にチャレンジしたいですね。
目指せ新世界!


川竹

tojiyan at 10:42|PermalinkComments(0)

July 25, 2018

ノミバエの泉

灼熱の日々が続く中、セミも蚊もどことなく元気がなさそうな今日このごろ。
外で人も虫もへばっている一方、室内の虫はクーラーで快適な様子。

逆に最近元気すぎて困っているのが


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ゴキブリケージの中のノミバエ!

ひたすら、ひたすらに湧き出ております。
一応ゴキブリのケージにはコバエ対策として目の細かいメッシュを噛ましているのですが、
それでもだめでした。
ノミバエはゴキブリケージを抜け出し飼育室へ、ノミバエパラダイス状態です。
さすがに何とかしないとということで、ノミバエ集めを開始!


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ノミバエ対策その1、ライトトラップ!
一晩でこれだけ捕れました!アカン


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ノミバエ対策その2、フライヘル!
このブログで過去何度も登場しているフライヘル、ユーザーの方からも高い評価を頂いています!
インテリア性もバツグン!

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飼育室の中にフライヘルを置いておくと、お皿にはノミバエの死骸の山が。
すごいぞフライヘル!

それにしても発生しすぎ。


捕虫器各種用意しております。
フライヘルについては弊社までお問い合わせください。


川竹

tojiyan at 17:00|PermalinkComments(0)

July 12, 2018

昆虫食初級編

※虫食レポなので、苦手な方はご注意ください!





前回食べたカブトムシ、非常にまずく、とても食べ物とは思えない!
とのことで社内の虫に対する食意識が最低値まで下がってしまったことと思います。
やはり導入には美味しいポピュラーな食べ物でないと。とのことで、

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「昆虫食の定番、いなご&蜂の子食べてみた!」
(鹿缶は今回たべず)

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まずはイナゴ。どちらも缶の底が開くんですね。

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まごうことなきバッタ。脚の形もよくわかります。


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いざ実食。と言っても僕は食べたことがあるので知っている。
こんなの美味いに決まってる!!
エビの素揚げにも似たサクサクとした快い食感、かつ他の虫のように翅や脚が口の中に
残るようなこともなく、後味も良いです。
目隠ししたらエビと区別出来ないかも。
まいう〜!でした。

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次、蜂の子。
中には幼虫や蛹のようなものが混じっています。見た目の虫っぽさはかなり低いのでは?

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ご飯と一緒にいただきます!
うん、おいしい!
何とも形容し難い食感ですが、麦飯を柔らかくした感じ?パクパクいけます。


というわけで、安心の美味しさイナゴ&蜂の子。
虫とかちょっと・・・な人でも、これはウマイ!と食べていました。
これさえあれば食料危機の時代になっても乗り越えられる!・・・かな?
他の虫食ネタお待ちしております^皿^


ゴキブリさんにも美味しいゴハンをおすそ分け、「ミサイルジェルD

tojiyan at 10:38|PermalinkComments(0)

July 02, 2018

セミナーご参加ありがとうございました!

先週28日、29日は名古屋・東京で基礎セミナーでした。
名古屋の実家にのんびり前泊させてもらったのですが、
ビール飲んだ父親がハイキュー!のアニメを見ながらゲラゲラ笑っていました(しかも再放送)。
元気そうで何より。

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これで4都市すべてセミナー終了。いずれの会場も多くのお客様にお越しいただきました。
今後とも精進してまいります。

次の基礎セミナーは8月末。
「 コバエ類の同定ポイント 」(伊藤)
「アリ類・ハチ類の生態と防除」(石川) 
を予定しております。ダブル博士の講演がタダで聴けてしまうとは。参加するっきゃ無いですね!


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東京の足立さんから地震のお見舞いとして頂いたイナゴと蜂の子の甘露煮缶。
井の頭公園の自動販売機で購入したとか。自販機で売ってるとは、たまげました。
近い内にレビュー記事を書きますね!

…え、要らない?


そろそろ増え始めるハチ
食用予定のハチには使えませんが、食べないハチにはよく効くスプレーを。
巣は小さいうちに対策しましょう!「ハチノックLスプレー」


川竹

tojiyan at 10:12|PermalinkComments(0)

June 18, 2018

地震

◆◇◆
この度本社の高槻市をはじめ北大阪方面で強い地震がありました。
その影響により商品の出荷が一部できない状況になっています。
翌日以降随時出荷できるように手配しておりますが、
お客様にはご不便をおかけしてしまい申し訳ございません。
◆◇◆

ぼーっとした頭を覚まして、さあ出勤だ。
という矢先、ガガガガ!と大きな音と共に高槻市を地震が襲いました
結果的にモノがたくさん倒れた程度の被害でしたが、初めて体験する大きな揺れに
「うおおおお!」と独りで唸ってしまいました。
しばらくして火災報知器が鳴ったため、通帳やら大事な物やらペットのインコやらを連れて
マンションの外へ。
最上階で警報&スプリンクラーが作動しているようですが、煙も出ていないようでおそらく誤作動。
安全を確認した上で、出勤。

道すがら緊急車両が行き交い、ヘリコプターも飛んでいる。
餃子のあの店も壁面が崩れていて危ない。

会社の方でも物が倒れたりガラスが割れたりする被害があったようで、慌ただしい状況でした。
幸い全員無事でしたが、電車に閉じ込められていた人もいたようで大変な様子。

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電車から降りて駅まで歩く人々

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コンビニも当然品薄。


本当は「大阪ヒアリ侵入」ネタで記事を書こうと思っていましたが、突然の災害に驚くばかりです。
近隣の皆様のご無事を願っております。

災害は前触れもなく突然やってきます。備えあればうれしいな。


明日は博多で基礎セミナー初講師です。こんなタイミングで地震やめてー!


川竹


tojiyan at 13:39|PermalinkComments(0)

June 06, 2018

カブトムシかじり虫

先日お客様との会議の途中で食用カブトムシの話になりました(なぜ!?)

タレントのイモトがカブトムシをバリバリたべて「虫の中で一番くさい!」と言っていましたが、
果たして実際はどうなのか。百聞は一見にしかず、さらに一食にしかず。
通販のちからでどこからでも色んなものが買える今日このごろ。
ならば実際にやってみよう!ということで、Amazonでポチりました。

ここからは虫食いレビューになりますので、苦手な方はご注意ください。





Image uploaded from iOS
来ました。原材料「カブトムシ、塩」以上。ちゃんと賞味期限も書いてあります。
なぜか全部メスですね。

iOS からアップロードされた画像
塩でどうしたものかは分かりませんが、封を開けるとすでにくさい・・・
(二重包装されているにもかかわらず!)

Image uploaded from iOS (1)
食べました。
・・・くっさい。簡単に言うと土臭い。どことなく甲殻類の風味もありますが、ただただくさい。
以前ゲンゴロウを食べたこともあるのですが、そっちは程よい香りで美味しく頂けました。
カブトムシはテンションの下がる味、食べた社員は口々にくさい、まずい、とゲンナリ。
テレビのリアクションはあながち大げさなものでは無かったようです。
次はもう少し美味しい虫を食べたいですね。



読者の大半が引き返したであろうタイミングで宣伝です。
この度弊社はAWSサミット大阪で講演させていただきます。
(現在すでに参加申し込みは終了しているようです。)
AWSとはAmazon Web Servicesのことで、通販のAmazonがてがけるウェブクラウドサービスの事例やテクニックなどをお披露目する講演会です。
現在Pest-Visionという、捕虫器やネズミを24時間監視して、虫の増加やネズミの出現を自動で知らせてくれるサービスを開発中です。
このサービスのAIなどでAWSを利用しています。
これによって虫の同定作業やネズミの定期点検にかかる時間を節約でき、空いた時間でよりレベルの高い施工や報告書を提供できたり、他の業務に時間を充てることもできます。
今後の開発に乞うご期待!

tojiyan at 16:43|PermalinkComments(0)

May 31, 2018

ヒメマキムシのカビ毒

たまにはアカデミックなお話を?

先日こんな論文を見つけました。

食菌性昆虫ヒメマキムシ(Latridiidae)から分離されたカビとその潜在的マイコトキシン産生能

論文は英語で書かれていますが、抄録は日本語なので内容もバッチリですね。
(本文も読もうね、という天の声が・・・)

要約すると、現場のヒメマキムシに付着していたカビを調べたところ、
アオカビ類が9割、コウジカビ類とクロカビ類が1割を占めていました。
検出されたアオカビ類とコウジカビ類からはカビ毒が検出されました。とのこと。

ヒメマキムシは食菌性の微小な甲虫です。論文のPDFを見ていただくとカワイイ写真が載っています。
生息環境はエサとなるカビが豊富な環境なので、当然体表にカビが付着します。

ヒメマキムシの移動能力はさほど高くありませんが、それでもカビを運びさらにカビ毒を拡散させる
危険性のある昆虫だとわかります。
イエバエなどのハエも、研究の結果大腸菌群の運び屋であることもわかっているため、
虫を防除することはこれらの汚染源の侵入・拡散を防ぐことにもつながるのですね。

うーん、たまには論文もチェックせねば。


コワイのはカビだけではない!ウィルスや細菌の対策にも、クレベリンS100

川竹

tojiyan at 19:00|PermalinkComments(0)