虫ムシ日記

October 13, 2017

秋のカメムシ対策

帰宅すると、まずは自宅の前に植えられたキンモクセイの香りに包まれる季節になりました。
その次に玄関のガラス扉に付着したカメムシを見て、脳裏に独特の悪臭が再現される季節にもなりました。
そんなカメムシたちが一体どこから何故やってくるのか、どう対策すべきかを簡単にご紹介しようと思います。

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まずカメムシ類には肉食性の種類もいますが、身近に見られるものは草食性の種類が多いと思います。
草食性ということは植物の近くで生活した方が都合がいいので、幼虫も成虫も植物の上でよく見られます。
そして、どこにでも植え込みはありますので、そこで生活するカメムシもあちこちに存在することになります。

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また、公園では草木が豊富なのでカメムシにはより過ごしやすいのではと考えられます。
そうなると必然的に種数や発生数が増加します。
山間部にある旅館やキャンプ施設でカメムシをよく見かけるのも仕方が無いことです。

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他には山を切り開いて造成した場所にはクズという蔓性の植物が繁茂しがちです。
ここにマルカメムシがやって来て繁殖しているというケースがよくあります。
まだ出来て間もない住宅街でカメムシが多いというのは、これが原因かもしれません。

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そんな植物の上で過ごしているはずのカメムシが窓辺に出没することも珍しくありません。
とりわけ夕方から翌朝にかけての時間帯はよく目につきます。

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これは室内の照明の光におびき寄せられて飛来したのでしょう。

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同様に夜間も点灯したままの看板周辺では、看板の光に照らされる場所にカメムシがよく付着しています。
夜のうちにやってきたのか、朝になっても看板下の壁面にカメムシがぼーっととまっていることがあります。

マルカメムシ



















そして秋の終りが近づくと、冬眠のため木の皮の裏や石の下といった場所に集団で押し寄せます。
家屋が冬眠場所として選ばれることもあり、雨戸の戸袋の中や外壁の隙間に殺到することもしばしば。
よりによって屋根裏や屋内へ侵入してくることもあります。

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さらにこれも秋に多い事例ですが、日当たりのよいベランダに毎日のように飛来することがあります。
それのみならず洗濯ものに付着して、屋内へ持ち込まれてしまうこともあります。
それが布団だった場合、うっかり寝そべって潰してしまうともう絶望的です。

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では、そんなカメムシたちにどう対処すべきか?
窓ガラスによく付着するという場合、通常の殺虫剤とは異なりガラスに噴霧しても曇らないものを利用します。
PGガード業務用虫コナーズスプレータイプ(ガラス用)がこれに該当します。

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なお、これはPGガードを処理したガラス板に1時間カメムシを接触させた時のデータです。
流石に触れた瞬間に死ぬ訳ではありませんが、20分も経つと痺れてひっくり返るカメムシが目立ち始めます。
そして接触終了してから1時間、試験開始から2時間が経過した頃には全てのカメムシが行動不能となりました。

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外灯や窓辺、電光看板付近の壁面に多いという場合は水で薄めて噴霧器で散布する液剤を利用します。
スプレータイプに比べると、一度に広範囲へ散布できるため、外壁全体への散布に適しています。
サイベーレ0.5SCカメムシ用キンチョール乳剤が挙げられます。

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これはサイベーレ0.5SCの処理面へカメムシを1時間接触させた時の効力を示しています。
1時間触れさせただけでも8割以上が死亡したという結果が得られています。
ということは、一晩中壁にへばりついているカメムシにはほぼ確実に効果を発揮すると言えるでしょう。
また、越冬場所として潜む場所に散布しても抜群の効果が得られるはずです。

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布団や洗濯ものに付着したカメムシはスプレー式の殺虫剤でたたき落としましょう。
屋外専用ですが、カメムシコロリがお勧めです。
また、部屋の中をうろうろしているカメムシは瞬間凍殺ジェット(這う虫・飛ぶ虫)が便利です。

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最後に、害虫駆除業者様だけの販売ですが室内ではノコランゾールNも利用できるのではと思います。
噴霧しても臭いが気にならず殺虫成分もほぼ残らない、そしてアルコールベースで速乾性という優れモノです。
よりスマートに施工をされたいという方はぜひ一度お試しください〜。


前田



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October 12, 2017

玄関のカメムシ

実家に帰った時のこと。

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玄関の観葉植物に・・・。

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何かいる・・・。

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カメムシの仲間でした。

各地でカメムシが家の中に入ってくる、という声をお聞きします。
このように植物の陰に隠れている場合、デコピンするなり爪楊枝で突っつくなどして床に落としましょう。
その後、瞬間凍殺ジェットで追い打ちをかけるとよいでしょう。


前田



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October 11, 2017

アシダカグモ救出作戦

久しぶりに御対面、アシダカグモ。

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見た目はアレですが、屋内では優秀なゴキブリキラーです。
これだけ大きいとサワガニよりも強そう。

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卵を持ってそうな感じなので孵化したばかりの子クモを見れたら面白いと思い救出することに。
途中、足が1本ちぎれてしまいました(というより、勝手にねじ切られた)。
このままうまく生き延びるか、それとも衰弱してしまうか。


前田









意外にも調査用トラップにちょくちょく捕獲されます。
押入れの隅や家具と壁の隙間など、隅っこの方に設置すると良いと思います。


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October 10, 2017

緑色の蛾・カギバアオシャク

朝、自宅を出て廊下を歩いていると・・・。

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壁に木の葉のようなものが付着していました。

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近寄って見ると、緑色の翅が美しいカギバアオシャクか何かでした。
蛾類といえば黒や茶色といった地味なものを思い浮かべ、時たま黄色や白色など目立つものも見かけます。
でも緑色はちょっとレア、朝から何となく得した気分になりました。


前田










見ても何の得にもならないと思う方はこちら。蛾類を近寄せにくくする効果もあるガ ハイパージェット


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October 03, 2017

親虫の死骸から湧く子虫

石川博士に教えてもらい、発覚しました。

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何かの時に集めておいたシバンムシの死骸。

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幼虫が発生していました。
それどころか親の死骸を食って成長しているようです。
おっ、親の脛かじりどころのレベルじゃねーぞこりゃ・・・!!


前田






掃除が難しく、貯穀害虫の発生源除去が困難な場所へ噴霧しておくと効果的なファーストキルN
幼虫の発育を阻害するIGRの効果で発生を予防します。


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October 01, 2017

秋の虫の交通安全

秋になると歩道の隅っこによく現れます。

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セスジスズメの幼虫とか・・・。

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ツマグロヒョウモンの幼虫が。

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踏まれる方は悲惨ですが、大きな個体は中身が派手に出ますので踏んでしまった方も悲劇的です。
信号待ちをしている時に、傍らをモソモソ歩いている子がいたら、近くの茂みに投げ込んでやりましょう。


前田









害虫が歩いていそうなところへ設置しておきましょう。調査用トラップ


tojiyan at 07:00|PermalinkComments(0)

September 29, 2017

虫の死骸から湧く虫

お食事中の方は早々にお帰りいただければと思います。

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さて、明け方はすっかり寒くなり、秋の気配が一層濃くなってまいりました。
弊社で飼育していたカブトムシ♀も9月28日という私にとっての最長記録を残して死んでしまいました。
その水槽に今度はサツマゴキブリを移住させようとしたところ、サツマゴキブリも数匹死亡しておりました。

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死骸の表面には肌色の粉が吹いており、そして光に当てるとモゾモゾと動き出しました。
不審に思い顕微鏡で観察すると、多数のコナダニっぽいダニがうごめいていました。

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せっかくなので実験に使おうと思い、他の容器に移そうとしたところ、死骸の傍らで悶えているものが。
肉眼でもはっきりと分かるノミバエの幼虫です。
そういえば最近飼育室にノミバエが多いなぁと思っていたのはこれが原因か。

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ふと、この死骸からどのくらいのノミバエが発生できるのかと思い、死骸を解剖しようとしました。
腹にピンセットを突っ込むと頭の横から押し出されるように幼虫が出てきました。
この時点でもう止めようと思いましたが、腹の一部分だけでも確認しようと意を決し切開。


その切った隙間から2〜3匹、もぞもぞしているのが見えましたので、まぁこんなもんだなと思い作業を終了。
特にクロゴキブリなど大型の害虫は、殺虫した後の死骸処理も大事なのかもしれません。


前田









排水溝などから発生するノミバエ・チョウバエ対策にコバエ用ムース




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September 26, 2017

カメムシの季節

帰宅前の渡り廊下にて。

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オムライスの上に乗っかったグリーンピースみたいに、ところどころ緑色の塊が付いています。

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その正体は予想通りの大きなカメムシでした。

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廊下の壁から始まって扉のガラス面まで行く手を阻むかのように居座っています。
ホームベースみたいな形しやがって、コリジョンルールだコノヤロー!

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これでゲームセットだコノヤロー!と、カメムシ・クモ禁止区域で脅してみる。
なお、本製品は終売になったカメムシ・クモスプレー(400ミリ)の後継品でございます。
カメムシに直接噴霧して駆除するほか、侵入防止の目的で窓枠の周りなどに散布してもよいでしょう。


前田



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September 22, 2017

靴の中からネズミ

会社の周りに田んぼや草むらがちょこちょこありますので、野ネズミやらが居てもおかしくはないのですが・・・。

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某日、現場に出かけようとした私の作業靴の中に野ネズミではなくハツカネズミらしきものが。
小さい頃はサンタさんが長靴の中にプレゼントを入れてくれると聞きましたが、これまた珍妙な贈り物です。
たまたま屋外にいた個体が偶然玄関から侵入できたようで、それが私の靴の中で死んだ。
宝くじレベルの確率です。

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かなり状態がいいので死後数日と経ってないでしょう。
気づくのがもう少し早ければ生け捕りにして生態の観察ができたのに、と思うと大いに悔しいものがあります。
なお、これからは気温が低下し、寒さを嫌うネズミの屋内侵入が増えてきますので注意が必要です。


前田









ネズミが通るかもしれないという場所へ設置しておきましょう。
ネズミ用粘着板グルットプロR3



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September 19, 2017

網の目を抜ける昆虫

台風が去った後の弊社事務所。

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ところどころ晴れ間が見えます。

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ふと網戸に目を遣ると、カメムシ系ともコバエ類とも分からない虫の姿が。
(正体を確かめようとしましたが、逃げられました)
こうやって、いとも簡単に網戸をすり抜けて侵入するものもいますので要注意です。


前田









工場などで虫の侵入状況を把握するのに使います。ライトトラップムシポンMPX2000



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