虫ムシ日記

September 18, 2017

事務所で捕れる昆虫たち

先日、1年ほど事務所に設置されていた捕虫器が交換となりました。
その際、捕虫紙をもらいましたので、どんな虫が捕れていたのか、簡単に確認してみました。

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他の仕事もあるので、いちいち数えてはいませんが、まず目を引いたのがユスリカ。

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消えかかっていて見えにくいですが、真ん中に写っているのはタマバエ。

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そこまで数は多くなかったように思うチョウバエ科。

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ほどほどに捕獲されていたノミバエ科。

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2〜3匹しかいなかったと思うショウジョウバエ科。

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どれも状態がきれいだったクロバネクノコバエ科。
夏頃にたくさん発生していたのでしょうか?

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なぜかどれもこれも他の虫と並んで捕獲されていたヌカカ(左上)。

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ヒトスジシマカも2匹捕獲されていました。

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会社の近くに大きな側溝とも三面張りの川ともいえないものが流れているせいか、トビケラが非常に多いです。

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1匹だけいたシバンムシ。
どこから発生したのでしょうか?

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模様がなんとなくノシメマダラメイガに似ていますが、たぶん屋外性の蛾類。

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そして羽アリ。

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今回の「謎の捕獲」枠。
バッタの仲間がなぜか侵入しており、そしてどういう訳か捕獲されていました。
なんでそんなややこしいところで死ぬんや、君。

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どうしても犠牲者が出てしまうクモの仲間。
こればっかりは仕方ありません。


皆様も一度、勤務先にどんな虫がいるのか調べてみてはいかがでしょうか?


前田







モニタリング調査などに活躍するライトトラップはこちら


tojiyan at 11:30|PermalinkComments(0)

September 14, 2017

高槻市のショウリョウバッタモドキ

某日、実験のためのサンプル集めに行ってまいりました。

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サンプル集めと言っても、虫取り網を担いでトコトコ歩き、会社近くの公園や原っぱで虫取りをするだけ。
昆虫学を専攻した者にとって最高の待遇です。

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また、社内のメンバーが誰も居ないのをいいことに、採集活動がしばしば横道に逸れることも。
久しぶりに大物をゲットしましたが、この手の種類は誤同定をやらかしたトラウマから自信がありません。
詳しい図鑑は会社にありますが、忙しくて調べる時間が無いと言い訳して、そっと釈放してやりました。
私の掌を蹴って跳び、ゆうに10メートルは行ったでしょうか、見事なジャンプが網膜に焼き付いて離れません。

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その帰り道、今度はエノキの木の上。

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なんか一ヶ所だけ葉っぱの色が違う・・・。

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ハラビロカマキリでした。

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さて、そうして1時間ほど採集活動に励んだのですが、まだちょっと数が足りません。
という訳で会社にライトトラップを一晩設置し、強引に誘引・捕獲することに。
今回は捕虫紙を外した状態のジーナススペクトラコンパクトPro644を光源として使用しました。

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そしてその翌朝、期待した虫が来ているか確認したところ・・・予期せぬシルエットを確認。
なんと思わず奇声を上げそうになったショウリョウバッタモドキでした。
環境の好みにうるさい種類ですが、こんなところで捕獲されるとは驚き。


これはサンプル集めと称して、もう少し生息調査に出かけてみるしかないようです。


前田



tojiyan at 08:30|PermalinkComments(0)

September 11, 2017

イラガの幼虫

実家に帰った時に庭で見つけました。

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最近あまりみかけない、ヒロヘリアオイラガではなくイラガの幼虫。
葉の裏についており、肘とかが庭木に触れた際に刺されることが多いです。
庭仕事や畑仕事、山歩きの際には長袖の服を着用するのが望ましいです。


前田








樹木消毒にトレボンMC


tojiyan at 08:05|PermalinkComments(0)

September 06, 2017

奇妙なカマキリ

タイトルの割には大した記事ではございません。

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夜、自宅の階段にて発見、翅を開いたままの何か。

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カマキリのようですが、こんな翅を開きっ放しにするヤツっていたっけ?
体に何が起こっているのか確かめようと思い、捕獲しようとしたところ・・・飛ぶ飛ぶ、低空を自由自在に。
素早い、おまけにカマキリにしては恐ろしく旋回力がいい・・・高機動型カマキリ!?


たまたま元気の良すぎる個体と出会っただけと思いますが、ポーズも含め謎の残る出会いでした。


前田



tojiyan at 22:30|PermalinkComments(0)

September 01, 2017

大切にしたい虫のこえ

ある日、帰宅すると自宅の前にマツムシが落ちていました。

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鳴かない雌でしたが、童謡「虫のこえ」にも出てくるなど日本人にとって馴染みのある虫といえるでしょう。
現実にはチッチリリッという高い声で鳴くため、チンチロリンで覚えているといつまで経っても探せません。

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地方によっては絶滅危惧種に指定がかかっているなど、個体数を減らしているようです。
古くから親しまれてきた虫の声、途絶えることのないよう大切にしたいですね。

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なお、こちらは外来種のアオマツムシ。
9月に入れば街路樹の上で夜せわしく鳴いているのが聞こえてくると思います。

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どこにでもいるような本種も、セミに比べると声がよく聞こえる割に認知度は高いと言えません。
外来種だからどうでもいいと言われればそれまでです。
しかし、もう少し季節の変化を知らせる虫の声に耳を傾けてもいいのでは、とも思います。


前田










そろそろカメムシの季節到来です。建物の外壁に群がるカメムシにはサイベーレ0.5SCがお勧めです。



tojiyan at 07:00|PermalinkComments(0)

August 30, 2017

秋のクロゴキブリ対策

弊社で飼育しているクロゴキブリを見ていると、卵鞘を持つものが多くなってきました。

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白っぽい色をしていますので、まだ産みたてなのでしょう。
なお、交尾・産卵を終えた成虫は多くが9月頃から徐々に死に始めます。
これから冬にかけて大きな成虫が家の中へ入ってきて、ぎょっとすることは減ってくると思います。

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代わりに出てくるのは、かなり大きな幼虫に加え卵から孵ったばかりの幼虫でしょう。
的が小さいので、成虫に比べてなかなか目にする機会は少ないかもしれません。
なお、冬季は先述の大型の幼虫(成虫になる一歩手前)とこの若い幼虫で越冬します。

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家の中に多いイメージのある本種ですが、屋外にもかなりの数が生息しています。
特にコンクリートブロックや三角コーンの下などは格好の潜み場所や越冬場所となります。
これらの場所へ殺虫剤を散布する、もしくは毒餌を設置しておくなどの方法が推奨されます。

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なお、殺虫剤を噴霧する場合、写真のように落ち葉やゴミがたまっていると効果が芳しくないかもしれません。
これらの堆積物が盾となり、ゴキブリ本体や彼らの通り道に殺虫剤が届いていない可能性があるためです。
潜み場所をなくし、かつ殺虫剤と触れさせやすくするためにも清掃の役割は非常に高いのです。


前田








クロゴキブリがよく食べてくれます。クロゴキブリ対策に毒餌ゴキブリキャップ!!



tojiyan at 07:00|PermalinkComments(0)

August 29, 2017

イラガの群れ

庭木についていたイラガの若齢幼虫。

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一枚の葉っぱの裏側に15匹から20匹ほど見られます。
これはある意味で、まとめてやっつけるには最適な状態であると言えます。
長袖と手袋を着用し、選定ばさみを持って、木の下から見上げて探しましょう。
特に晴れた日に行うと、幼虫の影が葉の裏に透けて浮かび上がるので見つけやすいと思います。


前田









それでも、ちょっと手が届かないなぁという時はケムシがコロリ アースガーデンBの出番です。
ノズルが65センチまで伸びます。そこに小さな脚立も合わせるとさらに施工範囲が広がります。



tojiyan at 08:14|PermalinkComments(0)

August 13, 2017

迷子

桁はずれに忙しい日が続きます。
「部屋の中に何か迷い込んでいるぞ」と言われても「ほっとけば?」と心がドライにもなります。

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でも手の届く範囲内なのなら、まぁどうにかしてあげましょう。

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もうすっかり興味が褪せてアサマイチモンジなのかイチモンジチョウか、ホシミスジなのかすら忘れたチョウ。
これだけ翅の状態がよければ十分飛んでいけるでしょう。

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そして飛び立った次の瞬間、クモの巣に引っ掛かるが・・・巣の主がいない廃巣でした。
これだけ強運の持ち主なら、まだ今もどこかで元気に飛んでいるのでしょう。
もし町の中でふと再会したなら、翅を振って知らせて欲しいですね。


前田









巣が残っても面倒なクモの対策にクモの巣消滅ジェット!クモに来て欲しくないところへ噴霧しましょう。
噴霧したからといって、巣が溶けてなくなる訳ではありませんのでご注意を。


tojiyan at 09:00|PermalinkComments(0)

August 12, 2017

迷子

時折、会社の中に虫が迷い込んできます。

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ある日、トンボのような虫がいると言われ、その日の晩に見つかりました。

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正体はやはりイトトンボでした。
主食はコバエ類などの飛翔昆虫、このまま部屋にいても餓死するだけですので外へ逃がしてあげましょう。
なお、見た目に反して加速力に優れるため、舐め切って素手で捕まえようとすると思わぬ苦戦を強いられます。


そういう訳で、倉庫から虫取り網を引っ張り出して2〜3分追いかけ回す羽目になりました。


前田







イトトンボに任せるよりも一度にたくさん始末できます。屋内のショウジョウバエ対策にコバエがホイホイ


tojiyan at 09:00|PermalinkComments(0)

August 11, 2017

フルニコチノイド

タバコの灰皿に何かいる、と言われたので駆けつけてみました。

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蓋をどけてみると、確かに何かいる・・・

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なんとなくヒメグモっぽいクモが巣を構えていました。
ニコチン満点っぽいこんな環境でよく生きてられるものだと感心します。
ところで、そんな過酷な場所に獲物となる虫は飛んでくるのでしょうか・・・?


もうちょい巣を作るとこ考えや、君。


前田





ネオニコチノイド系殺虫成分でコバエ類を確実に駆除!ショウジョウバエ対策にコバエがホイホイ
台所やゴミ置き場のゴミ管理(蓋つきのゴミ箱、ポリバケツなどで保管する)も同時に行えばより効果的!


tojiyan at 09:00|PermalinkComments(0)