虫ムシ日記

June 05, 2017

虫食な昼食

・・・最初にお詫び申し上げます、スミマセン(笑)。
食事前の方はこのあたりでお帰りいただければと思います。

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ところで、そう滅多にありませんが仕事が忙しいと朝食・昼食・夕食全てをデスクの上でとることがあります。
そんな時、周りの方から色々な差し入れをいただくことがあり、嬉しいことこの上ありません。
そして某日、弊社の超人な鳥人、足立さんから栄養食を送っていただきました。

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それはこちらイナゴです、イチゴの缶詰じゃありません。
目をこすってみましたが、元気そうなイナゴのイラストまで描かれているのでもう決定的です。
とてつもない好奇心がサバクトビバッタの大群のように頭の中へ押し寄せてきました。

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なお、裏のラベルに書かれている通り昆虫と侮ることなかれ、きちんと動物性タンパク質を補給できます。
いつ来るとも分からない食糧難、それを救う最後の切り札は案外虫なのかもしれません。
さて、それではいよいよ実食といってみましょうか!

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蓋を開けた瞬間大笑いしながらひっくり返りました、真っ黒でんがな!
大学時代の友達なら失神すると思いますが、私はそこまで虫の形をとどめていないなと感じました。
ただ、そこかしこから長い足がピョンピョン出ているのを見ると、あぁやっぱり虫だと気づかされます。

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引っ張り出したのがコレ、さて気になるお味ですが佃煮の甘辛い味が強すぎてよく分かりませんでした。
ただ、食感はスナック菓子のようにサクサクしており、白ご飯との相性は抜群です。
そういえば稲の害虫であるイナゴをお米と一緒にいただく・・・なんか奇妙な巡りあわせだなと思います。


という訳で本日のお昼は白米・イナゴの佃煮・お味噌汁という献立でしたが、何となく元気が出てきました。
今ならもっと高くまで跳んでいけそうな気がします。
ネットショップが発達した今日では入手も難しくないはず、皆様もぜひお試しされてはいかがでしょうか?


前田










貯穀害虫防除の仕上げにお勧めです。発生予防も兼ねたファーストキルN!!


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June 01, 2017

注意報!カミキリモドキ類

今日から下半期に入り、今年も残すところあと半年となりました。
サッカーならあと45分とロスタイム、フルマラソンなら21キロちょっとです。
しかし害虫の発生数はこれからピークに達するので、同定担当要員はここがギアの上げどころです。

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会社の周りでも被写体に困らないのはいいのですが、時にとんでもないものが襲来するので注意が必要です。
例えば今週のはじめ、本棟と研究開発棟を結ぶ階段にて視界に映ったガラス越しに映る影・・・。
休日出勤と東京日帰り旅行の後で半分寝ていた頭は完全に覚醒しました。

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拡大するとこんな感じ、細長くてそれなりに大きな虫です。
甲虫類の何か、と直感的に感じます。
さらに初夏の頃、加えて灯火に飛来する虫が集まりやすいガラス面に付着・・・嫌な予感がします。

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裏に回り込んで姿を確認、予想通りのアオカミキリモドキでした。
青緑の金属光沢を発する前翅と、何かを主張するかのようなアラートオレンジのボディが特徴的です。
とりあえず刺激しないようにプラスチックのチューブを近づけ、素手で触らないようにしながら捕獲しました。

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何故そんな慎重に捕まえるのかといえば、本種が体液中に毒を持つ有毒種だからです。
毒の主成分はカンタリジンと呼ばれるもので、皮膚に触れると火傷のような痛みの後、水疱を生じます。
彼らが危険を察知した際に胸部周辺などから分泌する体液との接触さえなければ被害は回避できます。

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アオカミキリモドキ以外にも数種類が有毒種として知られています。
遠くから見るとジョウカイボンなどと紛らわしい場合もありますが、怪しいと思ったらまず触らないことです。
とりあえず6月頃に出現する細長い甲虫でオレンジと青色、もしくは全身黄色のものには注意しましょう。


なお、家の中に飛来する、駐車場や建物の照明付近の壁面に押し寄せるなどの相談を受けることがあります。
発生源が屋外なので根本的な対策ができず、飛来する個体を都度駆除するという守勢に回らざるを得ません。
対処方法として飛来の多い壁面に即効性のあるサイベーレ0.5SCを残留噴霧しておくといいと思います。
もしくは忌避性を併せ持つエクスミン乳剤でも良いかもしれません。


最後に、涼をとるため窓を開放する場合、網戸をするといった物理的な侵入防止対策も手堅いです。


前田


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May 28, 2017

ムシ探し・3問目

舞台は休日の会社、場所は玄関の周りです。

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さて、上の写真の中に虫が隠れています。
左の隅にあるフライマグネットの中ではありません。




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ちょっと拡大。




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蛾類の一種でした。
夜、会社の看板の灯りに誘引されて飛来したものが、今こうして休んでいるのかもしれません。


前田


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May 25, 2017

ムシ探し・2問目

このところ読んでいて肩に力が入る記事が続きましたので、これからしばらくは楽なお話でいこうと思います。
また、その間に商品に関する新たなデータ収集に励みたいと思います。

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さて、上の写真のどこかに虫がいます。
写真の中央から外して撮影していますが、その代わり少し大きめの被写体を選びました。





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正解は、やや左よりの葉っぱの上にいるワカバグモでした。





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そして、そのワカバグモの後方にカゲロウの仲間、撮影が終わってから気が付きました。
1匹の生き物に気を取られていて、別の生き物の存在を見落とすなんてこともあります。
それが特にスズメバチなどの有毒害虫の場合、より注意が必要となります。


前田













何匹いようと巣を丸ごと駆除!シロアリ対策にシロアリハンター



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May 20, 2017

ムシ探し・1問目

写真のどこかに虫が隠れています。

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大体真ん中に写るように撮りますので、その辺を見ていただければと思います。

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ちょっと拡大。

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答えはこちら、サトキマダラヒカゲでした。
・・・お楽しみいただけましたでしょうか?


前田












ネズミが通りそうな場所へそっと置いておきましょう。ネズミとりグルットProN


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May 18, 2017

ニジゴミムシダマシ?

半分は仕事、もう半分は遊びで行った摂津峡での虫集め。
麓に自転車をとめて歩くこと15分ほど、すぐ傍を沢が流れる山道に差し掛かりました。

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前日が雨だったせいか、ところどころ水が濁っていましたが、ひんやりとして気持ちがいいです。

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ただし、場所によってはぬかるんでいますのでスリップしないよう注意が必要です。
階段であれば落ち葉の塊を踏み抜いて転ばないよう地面の見えているところへ足を乗せましょう。

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さて、途中で目についたのがコレ、誰かがあけたのか自然にできたのかコナラの幹に穴がありました。
そしてその中に何かが潜んでいましたので、中を覗いてみることにしました。

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するとそこには虹色に輝く綺麗な虫が。
やや窮屈な姿勢のまま接写してみました。

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撮影しているうちに、ありがたいことに向こうの方からモゾモゾと出て来てくれました。
虹色に光るこの虫はおそらくニジイロゴミムシダマシでしょう。
適当に撮っても写真うつりが非常によい昆虫で、しばし山歩きの疲れを忘れさせてくれました。


ところで、お目当ての虫はどこに・・・?


前田












そろそろヤマビルに注意が必要な時期です。
事前にヤマビルファイターを使用しておくと安心です。



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May 17, 2017

野山の注意事項

明け方はまだ上着が必要ですが日中の日差しは非常に強く、長袖では汗ばむ季節となりました。
毎朝ニュースでチェックするのが花粉注意報から紫外線注意報に変わる頃ではないでしょうか。
また、野外では色々な生物が出現しますので、それらに対する注意も必要になってきます。

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まず梅雨の時期はキノコ類。
もちろん十分注意して採取されるのだと思いますが、それでも毎年当たる方が多いようです。
少しでも自信のないものは手を出さないようにしましょう。

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梅雨が明ける頃にはスズメバチにも注意が必要です。
しかし、巣が茂みの中や地中にある場合は早期に察知するのが困難です。
少なくとも注意喚起の看板を見たら、用心するようにしましょう。

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また、時には思いもよらぬものが出没する場合もあります。
なるべく単独ではなく集団で行動するようにしましょう。

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そしてまさかクマが引っかいた痕ではないだろうな、と気が気でなかった木の傷跡。
こういったフィールドサインにも十分気を配り、場合によっては予定を変更して下山するなどの対応も必要です。


前田










登山の時に心強い味方!ヤマビル対策にヤマビルファイター!!


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May 16, 2017

マイマイガの季節

実験に使用する虫を集めるため、久しぶりに自然いっぱいの摂津峡へ足を伸ばしました。
新緑に覆われた山々に木漏れ日が差し込む山道、せせらぎに包まれる渓流、実に気持ちがいいです。
そして顔に群がるコバエ、頬に引っかかるクモの巣、時々頭を振りながらもうすぐ夏だなとしみじみ思いました。

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さて、夏になると木の枝から糸を吐きながらぶらんと降りてくるもの・・・毛虫に関する相談が増えてきます。
中でもマイマイガは様々な植物の葉を食べることができるため、一般家庭の庭木にもよく見られます。
さらに体長は6センチと人差し指ほどにもなるため、庭木の食害以外に不快感も問題になります。

写真3:卵塊と幼虫



















ところで、このマイマイガですが卵は写真上部にあるような卵塊で産みつけます。
表面は雌成虫の体毛で覆われていますので、土まんじゅうのような奇妙な形になります。
そして春になると、そこから小さな幼虫がわらわらと出てきて辺りを徘徊し始めます。

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孵化したばかりの弱齢幼虫と、蛹になる直前の終齢幼虫とでは、外見が若干異なります。
しかし頭部を観察すると、幼虫期を通じて顔文字のような黒い筋が二本入っている点は共通です。
また、弱齢幼虫にはかぶれる程度の毒があると言われてますが、終齢幼虫は触れても痛いだけで毒は無し。

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蛹化は狭い空間の中で行われることも多いようで、姿勢はさかさまの状態です。
写真のように木に掛けられた看板の裏や側溝の蓋の裏で見つかることもあります。

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これは学生時代にオオムラサキを探している時に見つけたマイマイガの蛹。
器用に木の葉を綴り、その中で蛹化していました。

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成虫は雄がやや黒っぽく、反対に雌は白っぽいです。
個人的によく見かけるのは上の写真に写っている白っぽい雌の方ではないかと思います。
特に建物の壁面に2〜3匹くっついているなというイメージです。

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ところが何年かに一度大発生することがあり、おびただしい数の成虫が建物や看板などに殺到します。
町中を大きな蛾が乱舞する様は、虫嫌いの方でなくても地獄絵図そのものです。

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また、壁面や看板に付着するのみならず、そこに卵塊を次々と産みつけていく点も非常に迷惑です。
上の写真のような状態になると、もう目も当てられません。
なお、写真は弊社のハチ博士石川さんからいただきました。

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看板や壁面、天井のみならず、自販機の下もご覧の通り。
これに対処すべきは成虫が飛来しやすい場所へあらかじめ殺虫剤を噴霧しておくことです。
特に弊社では様々な害虫に効果があるサイベーレ0.5SCを推奨しております。
過去にマイマイガの成虫対策に困ったという方は是非一度検討されてはいかがでしょうか。



前田



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May 15, 2017

本当は怖いテントウムシ?

タイトルほど大したお話しではありません、ただの観察記です。

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さて、とある実験のために野外で試験用の昆虫を探しに行った時のこと。
公園のてすりにテントウムシの幼虫と、これから蛹になろうとしている幼虫がいました。
仲良く寄り添っているように見えますが・・・。

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よく見ると上にいる幼虫が下の幼虫の背中をガジガジと齧っていました。
周囲にアブラムシが徘徊していますので、決して餌が足りていないようには見えませんが・・・。
案外共食いの性質が強いのかもしれませんが、まだそんなにも事例を見ていないので何とも言えません。


前田









テントウムシに任せるよりも即効的!アブラムシ退治にHJブルースカイ粒剤



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May 14, 2017

液晶の上にも!?

夜遅くまで仕事をしていた時のこと、パソコンの液晶の上を小さな何かがちょこまかと走っていました。
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飛蚊症にしては妙に赤いような・・・正体を確かめてみることにしました。

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犯人は君だったのか・・・。
タカラダニでした。

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こらこら、誰もマウスポインターの役目なんて頼んでへんで、君。
どかそうにも不用意に触れると潰れてしまい、赤い汁がつくので手出しができません。
パソコンのキーボードを掃除する時のエアーで吹きとばしてしまうのも一つの方法かもしれません。


そもそも建物外周から侵入してくるので、扉の周りなどに忌避剤を施工しておくのもよいでしょう。
手軽に施工する場合は防虫スプレーエコライダーなどが便利です。


前田



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