商品情報

September 14, 2018

フライヘル特許とりました!

今日のハンカチの柄、ヒメトビケラっぽいなあと思いながら家を出た川竹です。
「モルダー、あなた憑かれてるのよ」


さて弊社開発商品「フライヘル」がこの度特許を取得いたしました!
めでたい!

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ショウジョウバエなどのハエは常に飛び回っているわけではなく、案外頻繁にどこかにとまって
休憩をすることがわかってきました。
そんな習性を巧みに利用して生み出された商品が「フライヘル」でございます。

疑似プラントに殺虫剤を特殊コーティングしており、葉に止まった虫が殺虫剤に触れて下に落ちる。
製品には受け皿が付属していますので、虫は皿に集まります。
誘引源は付けていませんので、風除室に置いても外から虫を寄せることはありません。
見た目はただのインテリアグリーンなので、飲食スペースの片隅でも大活躍!

捕獲される虫は様々。クロバネキノコバエ、ノミバエ、チョウバエ、ユスリカ、ショウジョウバエ・・
(参考:速報!捕虫器フライヘルの実力
これらコバエ類にお困りの現場では特にオススメです!


今までに無かった機能性インテリアグリーン「フライヘル」。
虫のマニア専門家が集う環境機器だからこそ開発できた商品と言えましょう。
是非お試しください。お問い合わせは弊社まで。

フライヘルタペストリー1



tojiyan at 14:17|PermalinkComments(0)

August 17, 2018

セアカゴケグモの防除方法

久しぶりの登板となります、前田です。
執筆担当者の座は既に川竹君、伊藤君に譲りましたが、時々臨時でお邪魔させていただければと思います。

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ところで、本日のお題はこちら、セアカゴケグモです。
8月16日の京都新聞に、滋賀県野洲市にある墓地で大量に発見されたとの記事が掲載されておりました。
そこで今回は本種はどのような害虫で、駆除方法はどうすればいいかについて簡単に振り返ってみましょう。

【まずは見た目から】
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本種は幼虫・成虫、また成虫でも雄と雌で外見が異なる点に注意が必要です。
写真はセアカゴケグモと聞いて真っ先に思い浮かべるクモの姿と思いますが、これが雌成虫です。
全身が真っ黒で、腹部の上に赤い「砂時計のような形」の紋がついているのが特徴的です。

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そして時々、腹部に赤い紋以外に白い筋が走っているものを見ることもあります。
これは別種ではなく、セアカゴケグモの雌の亜成虫です。
平たく言えば、もうちょっとで成虫になれる幼虫、といったところでしょうか。

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さて、次に幼虫ですが、雌成虫とは似ても似つかぬ姿をしています。
頭胸部や脚が黒い点は共通ですが、腹部に至っては灰白色、そこに黒い筋が2本並んでいます。
初めて現場に出た私もそうでしたが、何も知らないままだとうっかり見落としそうになります。

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そして雄成虫はこちら、カラーリングも見た目も幼虫とよく似ております。
ただ、赤丸部で示した通り、頭胸部の先端にパンチグローブのような白いものがついています。
これは触肢といわれる部位の先にある生殖器であり、雄では大きく膨らむため外見上の特徴となります。

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また、これは現場で殺虫した雌成虫の死骸を持ち帰り、その後解剖して取りだした毒牙。
これでチクリとやりますが貫通力は低いようで、手袋や服の上から咬まれた程度なら大丈夫と思われます。
なので、本種が生息してそうな場所で作業をする場合、手袋などで素肌をしっかり防御するようにしましょう。

では、本種が生息していそうな場所とはどこか、具体的に見ていきましょう。

【生息してそうな場所】
大量捕獲現場2




















まず真っ先に調べておきたいのがグレーチングとも呼ばれる溝の蓋、これの裏です。
公園であれば町内清掃の時、墓地であればお盆の掃除の時に注意したい場所です。
また、個人的な感覚で恐縮ですが、何となく日当たりの良いところは生息が多い気がします。

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さて、そのグレーチングを裏返すと、写真のような落ち葉や虫の死骸がたくさん絡まったものが出てきました。
こんなものが見られた場合、そこがセアカゴケグモの巣である可能性があります。

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その際に決め手となるのが写真のような白いボール状のもの。
これはセアカゴケグモの卵がたくさん詰まった卵塊です。
他のクモにも似たような卵塊を産むものがいますので断定は禁物ですが、注意しておきましょう。

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なお、注意深く観察すると、クモそのものを発見できる場合もあります。
雄や幼虫は小さいので見つけにくいかもしれませんが、雌成虫は分かりやすいです。

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次に調査をしたいのがコンクリートブロック、その空洞部です。
一般家庭であればガーデニングや駐車場の掃除の時などに注意が必要な場所です。

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この場合もグレーチングの裏と同様に、巣のようなものや卵塊があれば注意が必要です。
おもむろにクモが飛び出してくる場合もありますので気をつけましょう。
ただ、積極的に咬みに来ることはありませんので、服の上に飛び移られても落ち着いて対処しましょう。

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それと、これは施設内や建物周辺への防除作業をする際にチェックしたいポイントになります。
ガードレールやフェンスの隙間、その支柱の空洞内部です。
人との接触機会は低いのですが、忘れず薬剤施工しておきたいです。

卵鞘アップ





















隙間に積もった落ち葉に紛れて卵塊があったり、成虫が潜んでいる場合があります。
その場合はエアゾール剤(例えばクモの巣消滅ジェットなど)を用いて対処しましょう。

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あとは公園やバス停のベンチの裏が挙げられます。
頻繁に人が座ったりしますので、見逃さないようにしましょう。

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ベンチの裏に隠れていた事例。
思わずぞっとしました。

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あと、細かいところを挙げれば、壁に一定間隔おきに設けられている抜き穴の配管内部です。

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この場合も巣らしきもの、卵塊らしきものがないかも頭の片隅に置きながら調査します。
また対処法にはガードレール・フェンスの時と同様にエアゾール剤が適しているでしょう。

ところで、広範囲にわたる防除作業の場合、水で薄めて散布できる液剤が適しています。
どれが効果的なのか、実験結果も交えながらご紹介します。

【サイベーレ0.5SCを用いた殺虫試験】
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今回は様々な害虫に効果があり、クモ類に対しても優れた殺虫効力を持つサイベーレ0.5SCを利用しました。
施工場所はグレーチングの裏とし、ここに潜むセアカゴケグモを対象に評価試験を実施しました。

IMGP4544ちょっとだけ巣あり


















グレーチングの下を覗いての一枚。
上から垂れさがった網状の糸に落ち葉や昆虫の死骸が多数絡まっております。
いかにもという雰囲気を醸し出しています。

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さて、そのグレーチングをまずは手袋をはめた手で慎重に裏返しました。
そして、巣を除去しながらそこにいたセアカゴケグモの個体数をカウントしました。
これを14枚のグレーチングで実施しました。

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その後、サイベーレ0.5SCをスプレヤーを用いてグレーチングの裏と、それと接している側溝へ散布。
スプレヤーは噴霧器GS006噴霧器#530といったものが比較的準備も簡単で使いやすいです。
なお、今回は効力判定のため14枚のグレーチングのうち7枚に散布、残り7枚には散布していません。

図1






















そして学会発表のスライドのスクリーンショットで恐縮ですが、試験結果はこちら。
一度巣を撤去した影響か、施工当日はから1週間後には散布した場所・してない場所も激減しています。
しかし、そこから散布していない対照区では個体数が緩やかに回復。
一方で散布した施工区では1ヶ月が経過してもセアカゴケグモの姿を見ることはありませんでした。

日程の都合上、その後2ヶ月、3ヶ月経過してからの様子は観察しておりません。
ただ、この結果よりサイベーレ0.5SCはセアカゴケグモに有効で1ヶ月程度の残効性があると示唆されました。


セアカゴケグモ対策でお困りの方がおられましたら一度、ご検討いただければと思います。

前田



tojiyan at 11:17|PermalinkComments(0)

July 25, 2018

ノミバエの泉

灼熱の日々が続く中、セミも蚊もどことなく元気がなさそうな今日このごろ。
外で人も虫もへばっている一方、室内の虫はクーラーで快適な様子。

逆に最近元気すぎて困っているのが


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ゴキブリケージの中のノミバエ!

ひたすら、ひたすらに湧き出ております。
一応ゴキブリのケージにはコバエ対策として目の細かいメッシュを噛ましているのですが、
それでもだめでした。
ノミバエはゴキブリケージを抜け出し飼育室へ、ノミバエパラダイス状態です。
さすがに何とかしないとということで、ノミバエ集めを開始!


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ノミバエ対策その1、ライトトラップ!
一晩でこれだけ捕れました!アカン


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ノミバエ対策その2、フライヘル!
このブログで過去何度も登場しているフライヘル、ユーザーの方からも高い評価を頂いています!
インテリア性もバツグン!

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飼育室の中にフライヘルを置いておくと、お皿にはノミバエの死骸の山が。
すごいぞフライヘル!

それにしても発生しすぎ。


捕虫器各種用意しております。
フライヘルについては弊社までお問い合わせください。


川竹

tojiyan at 17:00|PermalinkComments(0)

June 11, 2018

ペストビジョンonテレビジョン

この日曜日は小雨が降っていたので、ヒトリカラオケ5時間を敢行していた川竹です。
まだ歌い足りませんね^皿^

先週の金曜日、開発中のペストビジョンがTV放映されました。
テレビ朝日のスーパーJチャンネルの害獣駆除特集にて、
防除研究所の梅木社長づてにご紹介いただきました!
残念ながら関西では放映されず、関東圏のみの放送だったようです。


もうひとつペストビジョンの宣伝。
弊社講演予定のAWSサミット、すでに参加申し込みは終了していますが、
会場に行かずとも講演を観ることが出来る「ライブストリーミング配信」の案内がきました。
事前に申し込む方が良いようです。お申込みはこちらから。
16:00〜16:40
「AI/ML を活用し、害虫・ネズミと戦う IoT ソリューション 
 〜害虫駆除業界のゲームチェンジャー〜」
環境機器株式会社 片山 淳一郎
を是非チェックしてください!
 
カメラPIC
開発中のモノですが、ネズミカメラくん。
あなたの代わりに現場で目を光らせてネズミの出現を報告いたしますっ!

2018年6月19日追記
地震の影響により、予定されていたAWSサミットが中止になりました。
片山の講演も残念ながら無くなりました。
また発表の予定など出来ましたらアナウンスさせていただきます。

tojiyan at 10:55|PermalinkComments(0)

May 21, 2018

調子の悪い噴霧器くん

先日噴霧器に不具合があるということで、弊社噴霧器のプロのひとり田之江さんに
調査をお願いしました。

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水を噴射してみると、ブバババババと歯切れが悪い様子。

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タンクを倒すと通常通りの噴射になりました。

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もう目星がついたようで、タンクにつながるチューブを外してみると

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ココ!
白い部品に亀裂が入っていました。
本来は液体だけを吸い上げるのですが、この亀裂から空気も一緒に取り込んでしまうために
空気混じりのブバババ噴射になってしまっていたようです。
なるほど勉強になりました!

弊社では出荷前に噴霧器の動作確認を行っておりますが、
極稀にこのようなパーツ不備が発生しご迷惑をおかけしてしまうおそれがあります。
故障かな?と思ったら一度弊社までご相談ください。


ついでによくお問い合わせでいただく問題が、
「噴霧器のハンドル部分から空気が漏れてシューシュー音がする。圧力が貯まらない!」というもの。
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ハンドルの下の黒いキャップと黄色の本体の間に隙間が出来てしまうと、
圧力が隙間から逃げてしまいます。

ハンドル部分をもう一度しっかりと締め直していただければ、空気漏れは止まります。


長年使用していると各パーツに劣化が生じたり、ノズルが詰まったりする可能性もございます。
使用後はタンク内の水洗い、ノズルに残った薬剤を水噴霧によって洗い出す、
ノズル先端を分解して洗って目詰まりを予防。
こういった日々のお手入れで、是非末永くご愛用いただければ幸いでございます。


液体から粉まで、噴霧器シリーズ

川竹

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December 05, 2017

メールで画像や動画が届く!暗視カメラ「ハイクカムSP4G」

夜になると、駅前やデパートの前にソリを引いたトナカイのイルミネーションが輝く季節になりました。
その煌めきを遥か遠くで眺めながら一人寂しく現場へ入り、ネズミの瞳の輝きを探す12月になりました。
そんな現場への訪問を出来るだけ少なくする方法はないかと思っていたところ、面白い商品が届きました。

写真6



















その商品とはこちら、既に10月の弊社セミナーでご紹介しましたハイクカムSP4Gです。
主に野生動物などの観察に用いられますが、屋内でネズミの撮影用途にも十分使用できます。
その特徴について本日は解説したいと思います。

IMGP9714ふつうの粘着板




















さて、その前に今回の舞台は夜になるとネズミが跋扈する食品工場や飲食店です。
彼らの活動場所としてぱっと思いつくのは厨房の床や配管の上、天井裏ではないでしょうか?
そしてそういう場所へ粘着板などを設置し、捕獲するのが一般的だと思います。

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ただ、駆除しても外から次々と新しいネズミが入って来て、なかなか止まらないということもあります。
そんな時は彼らの侵入経路を調査し、封鎖する作業も必要です。
目安として指が2本入るほどの穴や隙間を探し、そのような場所があれば封鎖作業を行います。
先日ご紹介したマウスストッププレミアムもお勧めです。

【商品紹介・マウスストッププレミアム】
http://blog.mushi-taiji.com/archives/2017-12-01.html

しかし、そうは言っても中にはどこからネズミが侵入しているのか、見当がつかない現場もあると思います。
こんな時、現場の方に聞き取り調査をする手もありますが、毎回うまくいくとは限りません。
だって、その従業員さんたちが帰宅した後に活動していることもあるんですから・・・。

写真4



















そんな時に役立つのが、乾電池で稼働する暗視カメラです。
これらは小型かつ電源を必要としないので、怪しいなと思った所へ手軽に設置できる点が魅力です。
さらにSDカードに画像や映像を記録する方式のものが多く、カード交換によりデータを持ち帰ることができます。
そしてその撮影された画像や映像を参考に侵入経路を絞りこんでいきます。

写真5














この画像や動画を元に侵入経路を絞り込む方法には私もずいぶん助けられています。
ところがこれは一つ問題点があり、それはデータを回収するまで何が映っているか分からない点です。
撮ってすぐとは言わないまでも、その日の内にどんな画像・動画が撮れたか分かればさらに嬉しいです。
なぜなら次回の訪問までに、より具体的な対策を考えることができるからです。

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さて、ここからが本題ですが、今回ご紹介するハイクカムSP4G、よく見るとアンテナがついています。
暗視カメラにアンテナ・・・もしやもしやと期待に胸が膨らみますが、その通りです。
なんと撮影された画像や動画を無線送信することができるのです!

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無線送信というと難しく聞こえますが、ハイクカムSP4GはSIMカードを用いてデータを飛ばします。
SIMカードを購入して開通手続きを済ませるなどの準備は必要ですが、比較的簡単に実施できます。
理屈としては、カメラ本体にセットしたSDカードにまず撮影された画像や動画が記録されます。
それとともに撮影データはメーカーの運営するデータ管理サーバーへ転送されます。
そこから指定したメードアドレスにデータが届けられ、パソコンやスマートフォンで確認できるという仕組みです。

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必要なのは単三乾電池12本(ちょっと多いですね、はい)、記録用SDカード(32GBなどがお勧め)。
そしてSIMカード(もちろん契約にあたりクレジットカードが必要です)。
あとは設置に使用する三脚(ゴリラポッドなどが便利です)があればOKです。

図1





















カメラのスペックとしては撮影される画像のサイズは最大1200万画素です。
動画は無線送信する場合、VWGAの解像度で10秒間分を送ることができます。
無線送信しない場合、フルHDで30秒間録画が可能です。

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またSMS機能付きのSIMカードを利用すると、スマートフォンのメッセージアプリを用いて遠隔操作もできます。
もちろん機能は限定されますが、例えば写真を1枚撮影して送信せよ、などの指示を出すこともできます。
また、バッテリーの残量を調べるなどのこともできます。


個人的には微妙に電池の減りが他の暗視カメラより早い気がする(無線通信モード設定)時もあります。
また、SIMカードの毎月のランニングコストといった費用もあります。
それでも現場を訪問する手間や時間、コストを削減できるのは大きなメリットだと思います。
7日から始まる弊社セミナーでも実物をカタログを展示しておりますので是非手にとってみて下さい。
また、不明な点は弊社営業担当者または開発スタッフまでお問い合わせいただければと思います。


前田


環境機器(株)PCO・TCO基礎セミナー申し込みはこちら



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December 03, 2017

汚水槽を制圧せよ!「ファーストキル施工応用編」

クリスマスになるとサンタさんは煙突から家の中に入り、子供たちにプレゼントを届けに来てくれます。
そしてクリスマスで無くてもチョウバエなどの害虫はマンホールを通って屋内へ侵入し、被害を届けにきます。
そんな彼らに返礼の一つでもしてやれないかということで、ちょっとしたオプションパーツが開発されました。

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使用するものは昨日もご紹介しましたファーストキルTとマイナスドライバー、またはペンチといった工具。
それと何か見慣れない管のついたキャップ・・・これがそのオプションパーツです。
「地下ピット注入ノズル」という商品名で取り扱っております。

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さて、その前にまず状況の整理から始めましょう。
ご覧のようなマンホールの下には汚水槽があり、そこで発生したチョウバエやノミバエが問題となります。
特に老朽化したものであれば蓋の周りに隙間が多く、そこからポンポン飛び出してきます。
こういった隙間をガムテープやパテで封鎖するという案もありますが、根本的な解決にはなりません。

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とりあえず作戦を立てるために汚水槽の中をのぞいてみると、水面上に汚泥が浮かんでいます。
(写真は清掃直後の比較的きれいな状態で掲載しても大丈夫そうなものを使用しております)
その汚泥の表面にチョウバエやノミバエの幼虫が這い回っています。
これらをやっつけるために良い殺虫剤はなんだろう・・・?

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ということであれば、デミリン発泡錠などを使用すればよいという考えになります。
ただし、そのまま使用しても水中で拡散し、汚泥の上に達しないので思うような効果が得られません。
そんな時は苦肉の策ですが、いったん水に溶かしてから噴霧器で汚泥上へ散布するとよいでしょう。
殺虫剤も当たらなければどうということはありません、害虫の活動範囲内へしっかり施工しましょう。

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ところが厨房のグリストラップ程度ならそれで十分なのですが、汚水槽ではどうでしょうか?
広さは縦横が大体3メートル、深さもそれくらいあると思われます。
そんなところへ噴霧器を用いて隅々まで殺虫剤を散布するのはなかなか手間も時間もかかります。

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おまけに壁面にも汚泥がこびりついており、そこからチョウバエやノミバエの発生も見られます。
(写真はイメージモデルとして、汚水槽の中ではなく食品工場のグリストラップの画像を使用)
ココにもきっちり殺虫剤を付着させなければなりませんが、噴霧器では到達しないところもあると思います。
もう少し確実かつ手軽にできる方法はないだろうか・・・?

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そこでようやく本題に入りますが、ガス状の殺虫剤を汚水槽の中へ充満させる考え方もあると思います。
その中でも昨日ご紹介したファーストキルTは幼虫の発生を阻害するIGRも利用しており適任と言えます。
そしてその施工方法について色々と検討し、そこから生まれたのが「地下ピット注入ノズル」なのです。

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使用方法としては、まずマンホールの蓋をちょっとずらし、隙間を開けておきます。

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そして地下ピット注入ノズルのノズルを差し込みます。

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あとはキャップの押しボタンをプッシュして放置するだけです。
後述の通り、勝手に缶の中身が無くなるまで噴霧を続けてくれます。
噴霧が終了する目安としてはおよそ8分です。

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汚水槽の中にリモコン操作できるカメラ(CASIO EX-FR100)を吊り下げて撮影した写真。
内部に噴射ガスがきちんと充満していることが分かります。
これでバッチリです。

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なお、ファーストキルTに地下ピット注入ノズルを装着するには若干の工作が必要です。
まずはマイナスドライバーなどを使って元々ついているキャップを外します。
(割と簡単に取れますが、指を怪我したり、誤って噴霧させたりすることがないようご注意願います)

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ペンチでむしり取ってしまうというのもアリだと思います。

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元々ついていたキャップを外し終わったら、地下ピット注入ノズルのキャップを慎重に取り付けます。
(比較的簡単にフィットしますが、間違ってボタンを押して噴霧されないようご注意願います)

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なお、この地下ピット注入ノズルのキャップについているボタンですが、ご覧の通りツメがついています。

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ボタンを押しこむとツメがキャップの底面にひっかかり固定されます。
つまり一度ボタンを押すだけで全量噴霧モードとなり、放っておいても缶の中身を出し切ってくれます。

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裏から見た様子。
写真赤丸のところを見れば、ボタンのツメがしっかり引っかかって固定されているのが分かります。

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なお、使用後は少し力をかけて引っ張ると、固定が外れて元に戻り、再使用できます。
(あまり何度も繰り返すとツメが舐めてしまい固定できなくなりますが)
お手数ですが予備をご用意いただき、使えなくなり次第交換という形が推奨されます。


汚水槽から繰り返し発生するコバエ類に困っている、という方は是非一度ご検討ください!


前田



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December 02, 2017

害虫を根本的に駆除!「ファーストキルシリーズ」

郵便局の傍を通ると年賀状、休憩で入ったコンビニではクリスマスケーキの文字が目に映ります。
そしてスーパーのちらしに躍る年末セールの文字、社内で飛び交う大掃除の声、目を背けたいサンプルの山。
そんな年末の掃除に殺虫剤の話を強引に絡めながら、今日は商品紹介をしたいと思います。

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さて、今回のお話の舞台は飲食店や食品工場、製菓工場といった食品を製造・調理している現場です。
特にこれからの時期はクリスマスシーズンのため設備もフル稼働しているのではと思います。
そんな製造の過程で床に落ちた小麦粉が、部屋の隅や機械の足元などへ徐々に溜まっていきます。

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こういった粉だまりを放置しておくと、シバンムシやメイガ類など貯穀害虫の温床となります。
そのため害虫防除の観点からも、これら発生源となるものは定期的に清掃し、除去する必要があります。

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しかし、そうは言ってもなかなか清掃を徹底できない事情があると思います。
例えば毎日稼働させる機器類周りはどれだけ丁寧に掃除をしても翌日にはまた粉まみれになっています。
また、毎日丁寧な清掃をする時間的余裕もなく、結果的に粉だまりができてしまうのではと思います。

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さらに天井付近といった高所では、H鋼の内側などに粉が雪のように積もっていることも珍しくありません。
こういった場所は清掃しようとすると大がかりになってしまい、そうそう頻繁に実施できるものではないでしょう。
小学生の頃によく遊んだ「高鬼」は、高いところにいる対象へ鬼はタッチできないというルールでした。
まさにその鬼役になって貯穀害虫を睨んでいる気分にもなります。

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あと、これは非常口の電灯の上を撮影した写真で先ほどのH鋼の事例とよく似ています。
「毎日掃除してください」と言われても「面倒だ!」と返したくなります。
また、こういうところは梯子に乗って作業することになりますので安全対策にも気を配らなければなりません。
余計、腰が重くなります。

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そこから視線を横にずらせば視界に入る換気扇の周りやそのダクトの中はもっと厄介。
操業中は止める訳にもいかないでしょうですから、手の出しようがありません。
じゃあ操業が終わってからメンテナンスをしようかと言いだすと、どうでしょうか?
長い一日の作業が終わり、家族や温かい夕食が待っていることを思うと、いまいち気乗りしません。

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他には積もるほどではないにせよ、天井裏がうっすらと雪化粧ならぬ小麦化粧になっていることもあります。
ネズミの活動が多い場所でもあるのでネズミ用粘着板を設置し、後日チェックしてみましょう。
すると少数ながらシバンムシが捕獲されており、小規模の発生源となっていることを静かに物語ります。

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最後はあまり動かすことの無いパレットの下もゲレンデのようになっていることが多いです。
余談ですが、こんなところにネズミ用の粘着板を置くと、1ヶ月も経たないうちに粉が積もり無力化されます。
ネズミ防除の際にも個人的には嫌な場所であります。

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・・・と、貯穀害虫の発生源除去が難しいことを散々書いたところで解決策となる商品の紹介です。
右はファーストキルN、左はファーストキルTで、どちらも剤型はエアゾール剤です。
また、Nは通常のスプレータイプ、Tが一度ボタンを押すと中身が無くなるまで止まらない全量噴霧タイプです。

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有効成分は2種類が混合されており、1つは直接噴霧時に高い即効性を示すピレスロイド系です。
そしてもう1つは幼虫の体内に取り込ませることで次回の脱皮を阻害して致死させるIGR剤です。
特にIGR剤は効果の持続期間が長く、一度噴霧するとしばらくの間害虫の発生を抑制してくれます。
そしてかつ、人畜に対する安全性が高いという長所も見逃せません。

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以上の特長から、清掃と清掃の期間が長く空いてしまう場所への定期施工にお勧めです。
ではどうやって施工するかという問題がありますが、高所へは全量噴霧型のTが適しています。
噴霧ガスが3メートルほど噴き上がった後、有効成分が周りに降下していきます。
その過程で柱の上やH鋼の内側へと付着していきます。
また、天井裏などの広い空間に対してもTの使用がお勧めです。

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一方で設備の隙間や機器類の足回り、壁やダクトの中であればピンポイント施工のできるNがお勧めです。
また、隙間の奥へ施工する際に便利な細長いノズルの付属していますので安心です。


対象害虫はシバンムシ類やメイガ類といった貯穀害虫が中心です。
また、チャタテムシ対策にも好評をいただいております。
これらの害虫でお困りの方がおられましたら、是非一度ご検討いただければと思います。


前田



tojiyan at 06:30|PermalinkComments(0)

December 01, 2017

商品紹介・マウスストップ プレミアム

本日は害虫駆除業者様専用の販売となりますが、ネズミの侵入を防ぐための資材についてご紹介します。
10月の弊社セミナーにも登場しましたが、もう一度その特徴について解説したいと思います。

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さて、その商品とはこちら、「マウスストッププレミアム」です。
いわゆるコーキング材のようなもので、配管周りの隙間などネズミの侵入口となる場所の封鎖に使用します。
容量は300ミリで、一般的なコーキング材と同等くらいと思います。

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使用方法は、まず付属しているチップを取り付け、その後コーキングガンを用いて押し出します。
ホームセンターで販売されているようなもので問題なく使用できます。

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ところで、このマウスストッププレミアムですが、分類は防鼠専用コーキング材となります。
「防鼠専用」と銘打っている通り、ネズミの侵入防止を考慮した機能が盛りだくさんなのです。
以下にその特徴について解説します。

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特徴 表面だけが硬化する
まず普通のコーキング材と異なるのは、硬化するのが表面2ミリほどで内部は柔らかいままという点です。
写真は施工から1週間経過したものをパレットナイプで切ったもので、ご覧の通り内部はべたべたしています。

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この特徴は、ネバネバしたものがヒゲや口の周りに付着するのを嫌うネズミの齧り防止に役立ちます。
たまに粘着板に引っかかりそうなネズミがヒゲに触れた糊によって危険を察知し、回避する様子を見ます。
それと同じ理屈で、表面を齧る事はありますが、中のネバネバの層は不快感と警戒心を与えるでしょう。

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さらに余談になりますが、表面が完全に固まるまで2日ほどかかりますので作業に余裕があります。
別売のパレットナイフなどを用いて塗布した場所をきれいに整形することもでき、見栄えもよいです。
加えて、他のコーキング材と異なり、一度開封しても中身が全て硬化することがありません。
なので使い切りのコーキング剤とは異なり、余った分もまた後日ご利用になれます。

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特徴◆Ф眤袷^櫃齧った際に不快感を与える
ネズミが嫌うとされる銅とスチールの繊維が含まれています。
(上の写真でオレンジ色に発光しているものが銅の繊維です)
これにより齧った際にも不快感を与え、封鎖箇所が突破されることを抑止します。
加えて、万が一異物混入してしまっても金属探知器にかかる点は心強いです。

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特徴:ハーブのにおいで忌避する
程度の差はありますが、ネズミにも忌避効果を発揮するハーブの香りで近寄せにくくします。
これはネズミにとって触感も齧った時の感触も悪く、おまけに嫌なにおいも発するという難敵に映るでしょう。
なお、話は少し逸れますが、ハーブは一部の昆虫にも一定の忌避効果を示します。
防鼠対策のみならず、アリやゴキブリなど建物の隙間から侵入する昆虫対策にも御利用いただけます。

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12月の弊社基礎セミナーでは短い動画も交えながらその効果について解説いたします。
環境機器(株)12月PCO・TCO基礎セミナー申し込みはこちら
動画を掲載できない本日は、実にシュールで恐縮ですがイラストを交えてその特徴・効果を見ていきましょう。

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さて、舞台はとある食品工場、営業が終わり人の気配が無くなったところでネズミさんがやって来ました。
そして、いつもの通い慣れた穴からご飯を探しに行こうと出発!
すると、どうでしょう!?その穴がきれいに塞がれているではありませんか!!
(硬化するまでに時間がありますので、パレットナイフで表面をきれいに仕上げることができます)

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何が起こったのか確認しようと近寄ると、何かくさい・・・。
思わずやる気が削がれます。

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しかし触って見ると、パテのようにカチカチに固まっているようではなさそうです。
それなら、くさいのを我慢しながら齧れなくもなさそうです。
とりあえず試しに齧ってみましょう。

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すると、なんということでしょう!?
中は金属繊維でジャリジャリしており、噛みごたえはもう最悪です。

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そして、ふと口の周りやヒゲ、指先などを見てみると、マウスストッププレミアムがまとわりついてベタベタです。
これは齧るどころか、体にひっついたものを剥がすだけでも一苦労です。

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このように、最初は引っかいたり、齧ったりした痕が見られます。
しかし、くさい・歯ごたえが悪い・ベタベタして気持ち悪いという不快感を学習させて、突破する気を削ぎます。
これぞまさに「防鼠専用」と呼ぶにふさわしい商品設計でしょう。

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また、現場によっては冬の冷たい隙間風が吹き込んでくるところもあると思います。
そんな隙間からゴキブリなどの徘徊性昆虫が駆け込んでくることもあるはず。
そういった徘徊性害虫の侵入防止用途にも勿論お使いいただけます。

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ネズミの侵入防止にお困りの現場がございましたら是非勝負させてみて下さい。
きっといい効果が得られると思います。
詳しくは弊社営業担当者、もしくは開発部スタッフまでお問い合わせ下さい。


前田



tojiyan at 08:00|PermalinkComments(0)

October 24, 2017

カメムシ襲来

台風が迫りつつある土曜日。

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洗濯物を取り入れようとベランダに出ると、もう既に何かが襲来していました。

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バスタオルの上にカメムシ・・・デコピンで弾き飛ばし、事なきをえました。


ところで、布団や洗濯物に付着したカメムシを素手で倒す以外の方法はないのかという声もあります。
そんな時は殺虫成分不使用で布団や衣服にかかっても安心のカメムシコロリが適しています。
ただし、本製品は屋外専用であり、屋内では用法・用量の点で使用することができません。
そこで屋内では瞬間凍殺ジェット(飛ぶ虫・這う虫)の御使用を推奨させていただいております。
なお、可燃性ガスを利用した製品のため、暖房器具など火気には御注意をお願いいたします。


前田


tojiyan at 09:04|PermalinkComments(0)