商品情報

November 05, 2018

ツヤアオカメムシ

「川竹くん、ムシが落ちていたよ。お食べ」
普通の企業なら色んな意味でヤバい会話っ!

本日押し付けられた虫がこちら。
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あざやかな緑のカメムシです。既にお亡くなり。ナムナム
イラネ!と捨ててしまう前に、改めてじっくりと観察してみましょう。

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御尊顔。キレイな顔してるだろ、死んでるんだぜ、それで・・・
カメムシ目の目は球状でありながらひしゃげていたりするので、ひょうきんに見えることも多い印象。

種を調べてみましょう。
候補はアオクサカメムシ、ミナミアオカメムシ、ツヤアオカメムシあたりかと。

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触角。3節目と4節目末端が黒くなっています。5節目は微妙。
(ミナミアオ、アオクサは5節目にも明瞭な黒い模様があります)

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翅(はね)の下。鮮やかな緑色に赤褐色のペイント。
(ミナミアオは背面全体が緑色、アオクサは黒い模様などあり)

ほか、前胸背板(背面の翅に囲まれた中央にある大きな三角の部分)に白い点が無いことから、
ツヤアオカメムシ」と思われます(間違ってたら教えてください汗)

「ツヤアオは緑のツヤが強いので明確に区別できる」なんて記述もよく見られますが、
多種と並べて初めて理解できる特徴はあまりあてにせず、各パーツの形態をきちんと見ましょう。

カメムシと言えばあの嫌な匂い!以前小さなカメムシをノートパソコンで挟んでしまい、
しばらく"カメムシ臭PC"になった経験があります。

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匂いの出る穴(臭腺開口部)はここ!後ろ足の付け根手前側に空いている穴がわかりますか?
おならとは違い、お尻の先から出るものでは無いんですね。


特にこの時期カメムシのご相談を多くいただきます。
(本種に限らず)カメムシが住宅で多く見られる要因として
虫の発生する季節
周辺の草刈りや稲刈りなど
街灯(光に寄ってきます)
などがあると思います。

街灯をLEDに変える(紫外線量が減少し、誘引性が大幅に減少)、草刈り後は洗濯物を部屋内に。
などの対策があります。
薬剤で虫を寄せ付けなくさせることは現状難しいですが、
サイベーレ
カメムシ用キンチョール乳剤
あたりを散布することで、通りかかったカメムシを殺虫し屋内に侵入させないという流れ。

部屋に入ってきた!なんとかしたい!!
というスクランブルな状況には、虫に直接噴霧する
カメムシコロパー
瞬間凍殺ジェット
がおすすめ。
経験上凍殺系はカメムシが匂いを出すことも少ないため、安心してご利用いただけると思います。
是非お試しください!


川竹

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October 28, 2018

フライヘル設置試験・春の陣

8月2日に捕獲したカブトムシが10月を乗り越えそうな感じです・・・貴様、本当にカブトムシか?
指にしがみつく力は弱くなったなと感じますが、良い暮らしをさせて少しでも長生きさせてやれればと思います。

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さて、海外出張で巨大カブトムシのオブジェにしがみつくなど良い生活を満喫中の川竹君が明日帰国します。
明日からの記事に期待しつつ、本日も私、前田が執筆させていただいております。
昨日に引き続き、「フライヘル」の捕獲試験結果を紹介いたします、ご参考になれば幸いです。

【だんだん嫌になってきた・・・】
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試験現場は前回と同じ八百屋さんで店内に合計3台設置、試験期間は4月7日から5月15日です。
12月から翌1月、2月は頬杖をつきながら検定できる捕獲数でしたが、3月頃から雲行きが怪しくなってきました。
そして今回、最も多く捕獲されたのはショジョウバエ科で合計45匹でした。

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次に多かったのは僅差でチョウバエ科、合計44匹でした。
・・・不吉な数字だ、夏に検定地獄で死ねということか?

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あと目を引いたものとしてタマバエ科がありました。
1匹だけの捕獲でしたが、ゴールデンウィークあたりになると、やっぱり捕獲されるのだなと思いました。

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他にはヨコバイ類が1匹、大きいので目立つ分、仕留めた感もあります。

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それと時々捕獲されてしまいますが、フライヘルの守備範囲外にいるコバエをやっつけてくれるクモの姿も。
毎回救助しようとするのですが、なにせ現場のこと、時間も道具も無く大体は足がもげるなど失敗します。
仕方なく踏み殺して介錯してあげるしかないのが現実です。

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そんな益虫クモとは対照的に、してやったりと思ったのがこちら、衣類害虫のヒメマルカツオブシムシ。
「タワシ野郎!俺の服に牙立てやがって!」と本種幼虫に服を食われた経験のある方もおられるのでは。
今回は3匹捕獲されておりました。

【地獄の夏を乗り切る・・・】
今回は春の試験データということで3台のフライヘルでせいぜい100匹前後という捕獲数でした。
これが夏場になると軽く400匹を超え、名に「ヘル」と冠する通り検定作業は地獄の形相を呈します。
捕獲される虫にも地獄、それを調査する私にも地獄という地獄巡りとなります。


ところが、そんな地獄巡りにも「フライヘルの使用期限」という終わりの時がやってきます。
使用期限は約半年ですので、捕獲が増え始める4〜5月から設置してピークの夏場を乗り切るのがお勧め。
そして4〜5月に設置したという場合、次の交換は10〜11月、つまりそろそろです。


春から現場に置いたままにしているな、という方がおられましたら御検討のほど、よろしくお願いいたします。


前田


【バックナンバー】
これまでの試験結果や、そもそもフライヘルはどんな商品かについては以下の記事をご覧下さい。

・新商品・フライヘル(フライヘルの概要に関する記事です)
http://blog.mushi-taiji.com/archives/2017-02-14.html
・クロバネキノコバエ対策withフライヘル
http://blog.mushi-taiji.com/archives/2017-06-02.html
・速報!捕虫器フライヘルの実力(梅雨前後の捕獲データをご紹介)
http://blog.mushi-taiji.com/archives/2017-06-12.html
・日曜日のフライヘル
http://blog.mushi-taiji.com/archives/2017-06-18.html
・続・フライヘルの捕獲試験(お盆前の捕獲データをご紹介)
http://blog.mushi-taiji.com/archives/2017-09-08.html
・フライヘル設置試験・秋の陣
http://blog.mushi-taiji.com/archives/2017-10-17.html
・フライヘル特許とりました!
http://blog.mushi-taiji.com/archives/2018-09-14.html
・今日からあなたも「フライヘル」マスター
http://blog.mushi-taiji.com/archives/2018-10-15.html
・フライヘル設置試験・冬の陣
http://blog.mushi-taiji.com/archives/2018-10-27.html

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October 27, 2018

フライヘル設置試験・冬の陣

川竹君が海外へ出張に行ってしまいました・・・。
豪遊している様子ですので、それはそれはきっと素晴らしい記事が休み明けに出てくると思います。
それまでの間、ロングリリーフを務めます前田です、しばしお相手いただければ幸いです。

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本日は旅の話ではなく実験データをご紹介させていただきます。
内容は、ブログにも時々出てくる「フライヘル」の捕獲試験結果についてです。
期間は去年の12月20日から4月7日分、これからどんな虫が捕まり出すのかを知るのには良いデータです。

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設置させていただいているのは、ずいぶん前から試験にご協力いただいている八百屋さん。
おいしい野菜や果物が並んでいる分、どうしても侵入を試みる虫も増えてしまいます。
さて、その八百屋さんで、冬にどんな虫がどのくらい捕れたのでしょうか?

【さすがに冬場は少ない・・・】
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データを収集する立場としては楽なのですが、活動している虫が極端に少ない分、あまり捕れません。
12月、1月、2月は軒並み一ケタ台の捕獲数におさまります。
ただ、そんな中でも冬場に増えるトゲハネバエ科をしっかりキャッチするなど、仕事はばっちりしています。

【お目覚めの3月】
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ただ、3月〜4月になると捕獲数・種数とも徐々に増えてきました。
写真はハネカクシ科の一種、こんな時期にも捕れるようです。

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意外にクロバネキノコバエ科も捕獲されていました。
もう少し暖かくなってから発生するイメージがあったのですが。

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ガガンボ類の捕獲もちらほら。

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ショウジョウバエ科は12月から翌年2月まで1匹ずつコンスタントに捕れていましたが、ここにきてやや増加。

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チョウバエ科も地味に目立つようになってきました。

【要は冬も働いている】
他には黒過ぎてきれいに撮れませんでしたが、ユスリカ科の姿も見られました。
このように、冬でもその季節に少数ながら出現する飛翔性昆虫をしっかり捕獲してくれます。
扇風機と一緒に押入れにしまうのではなく、秋から冬にかけても設置を継続していただければと思います。


なお、秋の陣、冬の陣とかなりの間を開けながらシリーズとして続いております。
「春の陣はどうした!?」という声もあると思いますが、きちんとデータを揃えております。
後ほどご紹介させていただければと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。

前田


【バックナンバー】
これまでの試験結果や、そもそもフライヘルはどんな商品かについては以下の記事をご覧下さい。

・新商品・フライヘル(フライヘルの概要に関する記事です)
http://blog.mushi-taiji.com/archives/2017-02-14.html
・クロバネキノコバエ対策withフライヘル
http://blog.mushi-taiji.com/archives/2017-06-02.html
・速報!捕虫器フライヘルの実力(梅雨前後の捕獲データをご紹介)
http://blog.mushi-taiji.com/archives/2017-06-12.html
・日曜日のフライヘル
http://blog.mushi-taiji.com/archives/2017-06-18.html
・続・フライヘルの捕獲試験(お盆前の捕獲データをご紹介)
http://blog.mushi-taiji.com/archives/2017-09-08.html
・フライヘル設置試験・秋の陣
http://blog.mushi-taiji.com/archives/2017-10-17.html
・フライヘル特許とりました!
http://blog.mushi-taiji.com/archives/2018-09-14.html
・今日からあなたも「フライヘル」マスター
http://blog.mushi-taiji.com/archives/2018-10-15.html


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October 15, 2018

今日からあなたも「フライヘル」マスター

9月末〜10月はじめに掛けて参加した展示会。
目玉はペストビジョンだったのですが、それ以上に注目を浴びたのがフライヘル

フライヘルタペストリー1

「インテリアグリーンで虫を・・・?」
「どういう原理なんですか?」
「電池も何も要らないのか、いいねえ」
「工場見学の通路に置いてみたいわ」

など、様々なお声を頂戴致しました。


「フライヘル」の原理おさらい。
スクリーンショット 2018-10-15 11.28.29
コバエ類をはじめ、虫も飛んでばかりでは疲れてしまいます。
そこでフライヘルのトゲトゲしたシルエットが「あそこで休憩したい」と虫に思わせます。
飛んでいる虫であればコバエ類、蚊、羽アリ、小甲虫など幅広く効果を発揮します。

スクリーンショット 2018-10-15 11.36.28
表面に薬剤がコーティングされているので、止まった昆虫の動きが鈍り、下のお皿へ落ちます。
お皿に粘着紙が敷いてあるので、捕獲&殺虫。実にシンプルですね。


以下カンタンにQ&Aです。
Q どうやって虫を誘引するの?
A 誘引効果はありません。近くに飛来した虫に”止まりたい”と思わせるだけです。
天井からぶら下げる「ハエ取りリボン」も、垂直なモノに止まりたいという気にさせるので、
原理は同じです

Q 効果はどれくらい持続するの?
A 約半年間です。薬剤の蒸散性は無いので、気化による効果減衰ではなく、紫外線などによる
薬剤の分解が影響するようです。鉢ごと交換してください。

Q 平米あたりどれだけ置いたら良いの?
A 誘引効果もなく、虫の通りそうな場所においていただくものなので、設置密度は捕獲の状況を
見て都度調製ください。
出入り口、窓辺、ショーケース周りなど、気になるところに数個ずつ置いていただくと効果的です。

川竹

tojiyan at 13:28|PermalinkComments(0)

September 14, 2018

フライヘル特許とりました!

今日のハンカチの柄、ヒメトビケラっぽいなあと思いながら家を出た川竹です。
「モルダー、あなた憑かれてるのよ」


さて弊社開発商品「フライヘル」がこの度特許を取得いたしました!
めでたい!

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ショウジョウバエなどのハエは常に飛び回っているわけではなく、案外頻繁にどこかにとまって
休憩をすることがわかってきました。
そんな習性を巧みに利用して生み出された商品が「フライヘル」でございます。

疑似プラントに殺虫剤を特殊コーティングしており、葉に止まった虫が殺虫剤に触れて下に落ちる。
製品には受け皿が付属していますので、虫は皿に集まります。
誘引源は付けていませんので、風除室に置いても外から虫を寄せることはありません。
見た目はただのインテリアグリーンなので、飲食スペースの片隅でも大活躍!

捕獲される虫は様々。クロバネキノコバエ、ノミバエ、チョウバエ、ユスリカ、ショウジョウバエ・・
(参考:速報!捕虫器フライヘルの実力
これらコバエ類にお困りの現場では特にオススメです!


今までに無かった機能性インテリアグリーン「フライヘル」。
虫のマニア専門家が集う環境機器だからこそ開発できた商品と言えましょう。
是非お試しください。お問い合わせは弊社まで。

フライヘルタペストリー1



tojiyan at 14:17|PermalinkComments(0)

August 17, 2018

セアカゴケグモの防除方法

久しぶりの登板となります、前田です。
執筆担当者の座は既に川竹君、伊藤君に譲りましたが、時々臨時でお邪魔させていただければと思います。

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ところで、本日のお題はこちら、セアカゴケグモです。
8月16日の京都新聞に、滋賀県野洲市にある墓地で大量に発見されたとの記事が掲載されておりました。
そこで今回は本種はどのような害虫で、駆除方法はどうすればいいかについて簡単に振り返ってみましょう。

【まずは見た目から】
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本種は幼虫・成虫、また成虫でも雄と雌で外見が異なる点に注意が必要です。
写真はセアカゴケグモと聞いて真っ先に思い浮かべるクモの姿と思いますが、これが雌成虫です。
全身が真っ黒で、腹部の上に赤い「砂時計のような形」の紋がついているのが特徴的です。

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そして時々、腹部に赤い紋以外に白い筋が走っているものを見ることもあります。
これは別種ではなく、セアカゴケグモの雌の亜成虫です。
平たく言えば、もうちょっとで成虫になれる幼虫、といったところでしょうか。

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さて、次に幼虫ですが、雌成虫とは似ても似つかぬ姿をしています。
頭胸部や脚が黒い点は共通ですが、腹部に至っては灰白色、そこに黒い筋が2本並んでいます。
初めて現場に出た私もそうでしたが、何も知らないままだとうっかり見落としそうになります。

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そして雄成虫はこちら、カラーリングも見た目も幼虫とよく似ております。
ただ、赤丸部で示した通り、頭胸部の先端にパンチグローブのような白いものがついています。
これは触肢といわれる部位の先にある生殖器であり、雄では大きく膨らむため外見上の特徴となります。

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また、これは現場で殺虫した雌成虫の死骸を持ち帰り、その後解剖して取りだした毒牙。
これでチクリとやりますが貫通力は低いようで、手袋や服の上から咬まれた程度なら大丈夫と思われます。
なので、本種が生息してそうな場所で作業をする場合、手袋などで素肌をしっかり防御するようにしましょう。

では、本種が生息していそうな場所とはどこか、具体的に見ていきましょう。

【生息してそうな場所】
大量捕獲現場2




















まず真っ先に調べておきたいのがグレーチングとも呼ばれる溝の蓋、これの裏です。
公園であれば町内清掃の時、墓地であればお盆の掃除の時に注意したい場所です。
また、個人的な感覚で恐縮ですが、何となく日当たりの良いところは生息が多い気がします。

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さて、そのグレーチングを裏返すと、写真のような落ち葉や虫の死骸がたくさん絡まったものが出てきました。
こんなものが見られた場合、そこがセアカゴケグモの巣である可能性があります。

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その際に決め手となるのが写真のような白いボール状のもの。
これはセアカゴケグモの卵がたくさん詰まった卵塊です。
他のクモにも似たような卵塊を産むものがいますので断定は禁物ですが、注意しておきましょう。

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なお、注意深く観察すると、クモそのものを発見できる場合もあります。
雄や幼虫は小さいので見つけにくいかもしれませんが、雌成虫は分かりやすいです。

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次に調査をしたいのがコンクリートブロック、その空洞部です。
一般家庭であればガーデニングや駐車場の掃除の時などに注意が必要な場所です。

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この場合もグレーチングの裏と同様に、巣のようなものや卵塊があれば注意が必要です。
おもむろにクモが飛び出してくる場合もありますので気をつけましょう。
ただ、積極的に咬みに来ることはありませんので、服の上に飛び移られても落ち着いて対処しましょう。

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それと、これは施設内や建物周辺への防除作業をする際にチェックしたいポイントになります。
ガードレールやフェンスの隙間、その支柱の空洞内部です。
人との接触機会は低いのですが、忘れず薬剤施工しておきたいです。

卵鞘アップ





















隙間に積もった落ち葉に紛れて卵塊があったり、成虫が潜んでいる場合があります。
その場合はエアゾール剤(例えばクモの巣消滅ジェットなど)を用いて対処しましょう。

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あとは公園やバス停のベンチの裏が挙げられます。
頻繁に人が座ったりしますので、見逃さないようにしましょう。

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ベンチの裏に隠れていた事例。
思わずぞっとしました。

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あと、細かいところを挙げれば、壁に一定間隔おきに設けられている抜き穴の配管内部です。

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この場合も巣らしきもの、卵塊らしきものがないかも頭の片隅に置きながら調査します。
また対処法にはガードレール・フェンスの時と同様にエアゾール剤が適しているでしょう。

ところで、広範囲にわたる防除作業の場合、水で薄めて散布できる液剤が適しています。
どれが効果的なのか、実験結果も交えながらご紹介します。

【サイベーレ0.5SCを用いた殺虫試験】
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今回は様々な害虫に効果があり、クモ類に対しても優れた殺虫効力を持つサイベーレ0.5SCを利用しました。
施工場所はグレーチングの裏とし、ここに潜むセアカゴケグモを対象に評価試験を実施しました。

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グレーチングの下を覗いての一枚。
上から垂れさがった網状の糸に落ち葉や昆虫の死骸が多数絡まっております。
いかにもという雰囲気を醸し出しています。

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さて、そのグレーチングをまずは手袋をはめた手で慎重に裏返しました。
そして、巣を除去しながらそこにいたセアカゴケグモの個体数をカウントしました。
これを14枚のグレーチングで実施しました。

図1






















その後、サイベーレ0.5SCをスプレヤーを用いてグレーチングの裏と、それと接している側溝へ散布。
スプレヤーは噴霧器GS006噴霧器#530といったものが比較的準備も簡単で使いやすいです。
なお、今回は効力判定のため14枚のグレーチングのうち7枚に散布、残り7枚には散布していません。

図1






















そして学会発表のスライドのスクリーンショットで恐縮ですが、試験結果はこちら。
一度巣を撤去した影響か、施工当日はから1週間後には散布した場所・してない場所も激減しています。
しかし、そこから散布していない対照区では個体数が緩やかに回復。
一方で散布した施工区では1ヶ月が経過してもセアカゴケグモの姿を見ることはありませんでした。

日程の都合上、その後2ヶ月、3ヶ月経過してからの様子は観察しておりません。
ただ、この結果よりサイベーレ0.5SCはセアカゴケグモに有効で1ヶ月程度の残効性があると示唆されました。


セアカゴケグモ対策でお困りの方がおられましたら一度、ご検討いただければと思います。

前田



tojiyan at 11:17|PermalinkComments(0)

July 25, 2018

ノミバエの泉

灼熱の日々が続く中、セミも蚊もどことなく元気がなさそうな今日このごろ。
外で人も虫もへばっている一方、室内の虫はクーラーで快適な様子。

逆に最近元気すぎて困っているのが


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ゴキブリケージの中のノミバエ!

ひたすら、ひたすらに湧き出ております。
一応ゴキブリのケージにはコバエ対策として目の細かいメッシュを噛ましているのですが、
それでもだめでした。
ノミバエはゴキブリケージを抜け出し飼育室へ、ノミバエパラダイス状態です。
さすがに何とかしないとということで、ノミバエ集めを開始!


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ノミバエ対策その1、ライトトラップ!
一晩でこれだけ捕れました!アカン


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ノミバエ対策その2、フライヘル!
このブログで過去何度も登場しているフライヘル、ユーザーの方からも高い評価を頂いています!
インテリア性もバツグン!

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飼育室の中にフライヘルを置いておくと、お皿にはノミバエの死骸の山が。
すごいぞフライヘル!

それにしても発生しすぎ。


捕虫器各種用意しております。
フライヘルについては弊社までお問い合わせください。


川竹

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June 11, 2018

ペストビジョンonテレビジョン

この日曜日は小雨が降っていたので、ヒトリカラオケ5時間を敢行していた川竹です。
まだ歌い足りませんね^皿^

先週の金曜日、開発中のペストビジョンがTV放映されました。
テレビ朝日のスーパーJチャンネルの害獣駆除特集にて、
防除研究所の梅木社長づてにご紹介いただきました!
残念ながら関西では放映されず、関東圏のみの放送だったようです。


もうひとつペストビジョンの宣伝。
弊社講演予定のAWSサミット、すでに参加申し込みは終了していますが、
会場に行かずとも講演を観ることが出来る「ライブストリーミング配信」の案内がきました。
事前に申し込む方が良いようです。お申込みはこちらから。
16:00〜16:40
「AI/ML を活用し、害虫・ネズミと戦う IoT ソリューション 
 〜害虫駆除業界のゲームチェンジャー〜」
環境機器株式会社 片山 淳一郎
を是非チェックしてください!
 
カメラPIC
開発中のモノですが、ネズミカメラくん。
あなたの代わりに現場で目を光らせてネズミの出現を報告いたしますっ!

2018年6月19日追記
地震の影響により、予定されていたAWSサミットが中止になりました。
片山の講演も残念ながら無くなりました。
また発表の予定など出来ましたらアナウンスさせていただきます。

tojiyan at 10:55|PermalinkComments(0)

May 21, 2018

調子の悪い噴霧器くん

先日噴霧器に不具合があるということで、弊社噴霧器のプロのひとり田之江さんに
調査をお願いしました。

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水を噴射してみると、ブバババババと歯切れが悪い様子。

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タンクを倒すと通常通りの噴射になりました。

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もう目星がついたようで、タンクにつながるチューブを外してみると

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ココ!
白い部品に亀裂が入っていました。
本来は液体だけを吸い上げるのですが、この亀裂から空気も一緒に取り込んでしまうために
空気混じりのブバババ噴射になってしまっていたようです。
なるほど勉強になりました!

弊社では出荷前に噴霧器の動作確認を行っておりますが、
極稀にこのようなパーツ不備が発生しご迷惑をおかけしてしまうおそれがあります。
故障かな?と思ったら一度弊社までご相談ください。


ついでによくお問い合わせでいただく問題が、
「噴霧器のハンドル部分から空気が漏れてシューシュー音がする。圧力が貯まらない!」というもの。
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ハンドルの下の黒いキャップと黄色の本体の間に隙間が出来てしまうと、
圧力が隙間から逃げてしまいます。

ハンドル部分をもう一度しっかりと締め直していただければ、空気漏れは止まります。


長年使用していると各パーツに劣化が生じたり、ノズルが詰まったりする可能性もございます。
使用後はタンク内の水洗い、ノズルに残った薬剤を水噴霧によって洗い出す、
ノズル先端を分解して洗って目詰まりを予防。
こういった日々のお手入れで、是非末永くご愛用いただければ幸いでございます。


液体から粉まで、噴霧器シリーズ

川竹

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December 05, 2017

メールで画像や動画が届く!暗視カメラ「ハイクカムSP4G」

夜になると、駅前やデパートの前にソリを引いたトナカイのイルミネーションが輝く季節になりました。
その煌めきを遥か遠くで眺めながら一人寂しく現場へ入り、ネズミの瞳の輝きを探す12月になりました。
そんな現場への訪問を出来るだけ少なくする方法はないかと思っていたところ、面白い商品が届きました。

写真6



















その商品とはこちら、既に10月の弊社セミナーでご紹介しましたハイクカムSP4Gです。
主に野生動物などの観察に用いられますが、屋内でネズミの撮影用途にも十分使用できます。
その特徴について本日は解説したいと思います。

IMGP9714ふつうの粘着板




















さて、その前に今回の舞台は夜になるとネズミが跋扈する食品工場や飲食店です。
彼らの活動場所としてぱっと思いつくのは厨房の床や配管の上、天井裏ではないでしょうか?
そしてそういう場所へ粘着板などを設置し、捕獲するのが一般的だと思います。

CIMG0072



















ただ、駆除しても外から次々と新しいネズミが入って来て、なかなか止まらないということもあります。
そんな時は彼らの侵入経路を調査し、封鎖する作業も必要です。
目安として指が2本入るほどの穴や隙間を探し、そのような場所があれば封鎖作業を行います。
先日ご紹介したマウスストッププレミアムもお勧めです。

【商品紹介・マウスストッププレミアム】
http://blog.mushi-taiji.com/archives/2017-12-01.html

しかし、そうは言っても中にはどこからネズミが侵入しているのか、見当がつかない現場もあると思います。
こんな時、現場の方に聞き取り調査をする手もありますが、毎回うまくいくとは限りません。
だって、その従業員さんたちが帰宅した後に活動していることもあるんですから・・・。

写真4



















そんな時に役立つのが、乾電池で稼働する暗視カメラです。
これらは小型かつ電源を必要としないので、怪しいなと思った所へ手軽に設置できる点が魅力です。
さらにSDカードに画像や映像を記録する方式のものが多く、カード交換によりデータを持ち帰ることができます。
そしてその撮影された画像や映像を参考に侵入経路を絞りこんでいきます。

写真5














この画像や動画を元に侵入経路を絞り込む方法には私もずいぶん助けられています。
ところがこれは一つ問題点があり、それはデータを回収するまで何が映っているか分からない点です。
撮ってすぐとは言わないまでも、その日の内にどんな画像・動画が撮れたか分かればさらに嬉しいです。
なぜなら次回の訪問までに、より具体的な対策を考えることができるからです。

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さて、ここからが本題ですが、今回ご紹介するハイクカムSP4G、よく見るとアンテナがついています。
暗視カメラにアンテナ・・・もしやもしやと期待に胸が膨らみますが、その通りです。
なんと撮影された画像や動画を無線送信することができるのです!

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無線送信というと難しく聞こえますが、ハイクカムSP4GはSIMカードを用いてデータを飛ばします。
SIMカードを購入して開通手続きを済ませるなどの準備は必要ですが、比較的簡単に実施できます。
理屈としては、カメラ本体にセットしたSDカードにまず撮影された画像や動画が記録されます。
それとともに撮影データはメーカーの運営するデータ管理サーバーへ転送されます。
そこから指定したメードアドレスにデータが届けられ、パソコンやスマートフォンで確認できるという仕組みです。

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必要なのは単三乾電池12本(ちょっと多いですね、はい)、記録用SDカード(32GBなどがお勧め)。
そしてSIMカード(もちろん契約にあたりクレジットカードが必要です)。
あとは設置に使用する三脚(ゴリラポッドなどが便利です)があればOKです。

図1





















カメラのスペックとしては撮影される画像のサイズは最大1200万画素です。
動画は無線送信する場合、VWGAの解像度で10秒間分を送ることができます。
無線送信しない場合、フルHDで30秒間録画が可能です。

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またSMS機能付きのSIMカードを利用すると、スマートフォンのメッセージアプリを用いて遠隔操作もできます。
もちろん機能は限定されますが、例えば写真を1枚撮影して送信せよ、などの指示を出すこともできます。
また、バッテリーの残量を調べるなどのこともできます。


個人的には微妙に電池の減りが他の暗視カメラより早い気がする(無線通信モード設定)時もあります。
また、SIMカードの毎月のランニングコストといった費用もあります。
それでも現場を訪問する手間や時間、コストを削減できるのは大きなメリットだと思います。
7日から始まる弊社セミナーでも実物をカタログを展示しておりますので是非手にとってみて下さい。
また、不明な点は弊社営業担当者または開発スタッフまでお問い合わせいただければと思います。


前田


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