プライベートな旅行記
March 07, 2019
展示会の寄り道
千葉の展示会に行くついでに、途中下車して沼津に行ってきました。
沼津駅に降り立つと、街のいたるところに某アニメキャラたちが。
商店街の垂れ幕、電車、バス、タクシー、お店の看板までキャラクター三昧。
茨城の大洗をはじめ、アニメで町おこしが今熱いです。
(しかし僕はこのアニメを観ていないので、特に何をするでもなくホテルに直行。。)
アニメは置いといて汗、今回の目的地はここ!「沼津港深海水族館」!
シーラカンス・ミュージアムという名前もついており、本物のシーラカンス標本が展示されてます!
冷凍シーラカンス。「シーラカンス」という名前は古代ギリシア語で「空っぽの骨」という意味です。
シーラカンスの脊柱。シーラカンスは身体を支えるのに骨ではなく、チクワみたいな柔らかいチューブを使っているそうです。この穴に髄液が流れているようですが、とても大きいです。
身体を支えるのは骨ではなく、鎧のような硬い鱗。昆虫と同じく外骨格なのですね!
みんな大好きダイオウグソクムシ。眼が大きくてイケメンですよね!
水族館が終わったら近くのお寿司屋さんへ。ここでは深海魚や深海エビが食べられます。
調子に乗って頼みまくっていたらお財布が・・・泣
さて、現在千葉の幕張メッセにて開催されている「食品安全対策展」に出展中です。
最大規模の食品系展示会、FOODEX JAPANの同時開催展示会です。
見渡す限りブースが広がりますが、このホールがあと5つくらいあります。ひええ!
こんな感じでブースを出しておりますので、機会があればぜひお越し下さい!
(3月8日までですがっ)
川竹
February 18, 2019
芸術は呪術である
先日家族で太陽の塔の見学に行ってきました。
相変わらずものすごい存在感です。
名古屋育ちの僕にとって、高槻に引っ越してから初めて太陽の塔を生で見ました。
かの大阪万博に関する知識も「クレヨンしんちゃんモーレツオトナ帝国の逆襲」で描写されているものくらいです。名作映画ですよ。
お腹に付いているのが「現在の顔」、イマに不安を抱えているのか、怪訝な顔つきです。
上でピカピカしているのが「未来の顔」、輝きを放ちエネルギーを感じると同時に、
表情は生物感の薄い感じで不思議です。
背面は「過去の顔」。ずしんと黒いものが背中にのしかかっています。意味深ですね。
太陽の塔の見学ツアーは予約制です。1階部分のみ撮影が許可されています。
入ったすぐの壁には岡本太郎のデザイン絵が飾られています。
中にある”生命の樹”のラフ案でしょうか。樹であるとともに根であり、
生命のルーツを描いているようです。
段々と知っている姿に近づきます。なるほどわからん。
太陽の塔には4つ目の顔があり、それがこの「地底の太陽」です。まぶしっ。
周囲にはインドネシアなのかパプアニューギニアなのか、魔除け的な像や仮面が宙に浮き、
真ん中に不思議な立体構造をもつ太陽があります。
説明によると、地下で呪術を行っているようです。
岡本太郎曰く「芸術は呪術である」だそうです。”爆発だ!”しか知りませんでした。
この太陽は地下で芸術制作活動を行っているのでしょうか。岡本太郎の化身?
塔の内部は生命の樹を柱に吹き抜け構造になっております。
一番下には原生動物が。
上を見上げると三葉虫、魚、恐竜、類人猿・・・が樹に乗っています。
その様子を階段を上がりながら見ることが出来ます。階段を登ると写真撮影はNGでした。
塔内部は赤いLEDでライトアップされ、不思議なBGMが流れており異様な空間でした。
壁面には板が山形にせり上がった構造が並んでいます。音の反射と吸収をしているようですが、
一つのでかい生き物の内側を見ているような、グロテスクさも感じました。
階段で腕の高さまで上がることが出来ます。右腕には階段が取り付けられ(当時はエスカレーター)、
かつては太陽の塔を取り囲んでいた空中展示会場に繋がっていたようです。
写真や文章で魅力を伝えるのが難しいですので、ぜひ実際に脚を運んでみてください!
ネズミをにおいで忌避!「JJローデント」
川竹
January 19, 2019
我が家の昆虫相 ~光差す方・風吹く方へ〜
今年もそんな現場がちらほらあり、「環境機器の地下アイドルデビュー」を予感し始めた前田です。
本年も忘れ去られない程度に登板させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
さて、昨年の末に連休を利用して旅に出てまいりました。
天気予報は悪く気乗りがしませんが、とはいえ自宅に引きこもるのは愚の骨頂。
こういう時は騙されたと思って行ってしまうのも一つの割り切り方。
さて、気持ちを奮い立たすのに時間がかかり出発がお昼過ぎになってしまいました。
時折雨が降る陰鬱な空の下、新幹線と在来線に揺られて辿り着いたのはココ、再び江ノ島。
あの夏、年末年始はライトアップされるという情報を得たため、今回は夜間参拝に来ました。
途中にある中津宮広場のイルミネーションを適当にまとめた1枚。
ふとカメラのファインダーから目を離せば幻想的な雰囲気に包まれ「来て良かったな」と思う一瞬。
このライトアップは2月17日まで続けられるとのことで、機会があれば是非お立ち寄りください。
そこから島にある港を訪れると、電飾された掃海艇「えのしま(MSC604)」の姿がありました。
MSC ; Mine Sweeper Coastalの通り機雷を排除し、安全な航路を確保する役割を担う艦艇です。
同型艇は2隻あり、うち1隻が翌朝の横須賀基地にて他の護衛艦とともに身を満艦飾で彩っていました。
我々も害虫を排除し、快適な生活環境「爽快邸」を提供する「爽快漢」であらねばなりません。
そしてそんな自分の家が色々と散らかっているようでは様になりません。
旅で元気を十分チャージしたところで場面は年末の自宅掃除へと移ります。
何となくもうオチがお分かりかと思いますが、蛍光灯のカバーを外して行う恒例行事。
カバーの中で死んでいる虫の種類を調べる、「我が家の昆虫相調査」が始まります。
1匹ずつ拾い集めたところ、ユスリカが10匹ほど捕れていました。
ただ、それ以外にはこのチョウバエが1匹だけ。
例年なら光に誘引されたヨコバイやカメムシが捕れるのですが、今回はその姿はなし。
ちょっと物足りない結果となりました。
ところが、その代わり思わぬところで虫の姿を発見しました。
換気扇のカバーを掃除しようと外した時のこと。
埃や油汚れに紛れて何か虫のようなものがくっついている・・・。
食品のにおいに誘引されるような種類だろうか?
その正体はユスリカで、カバーにへばりついていました。
飛翔力が弱いので換気扇の吸気に巻き込まれ、その後油汚れに付着したものと推察されます。
照明の光による誘引ではなく、吸引力に負けて捕れてしまったらしい新たな例。
さて、話は少し逸れますが、光やにおいは虫を誘引するため防虫の観点でも関心の高い要素です。
そして害虫を捕獲する方法としては、粘着紙で捕獲する以外に吸引するという方法もあります。
弊社で業者様向けに販売している蚊の専用捕獲器「BGセンチネル2」に目を向けてみましょう。
捕獲の方法は、まず専用に開発されたルアーの香りで付近の蚊を呼び寄せることから始まります。
脱ぎ捨てられた運動靴のような汗臭いにおいを放つ、人間相手では評判が芳しくない資材です。
これをBGセンチネル2の本体にセットしておきます。
そして、まんまとルアーの香りにおびき寄せられた蚊を待ち受けるのがコレ。
まさに換気扇よろしく周囲を浮遊するものは強力に吸引してしまうファンです。
蚊以外にも、様々な飛翔性昆虫を吸引捕獲することができます。
さらに意外と知られていないオプションパーツについてもご紹介したいと思います。
実は別売で誘引のためのLEDライトがあり、これを装備すると捕獲力がパワーアップします。
私の家で起きていた「光とにおいで誘引」、「ファンで捕獲」も再現出来てしまいます。
諸事情よりルアーを外した状態になっていますが、LEDライトを装備した姿はこんな感じです。
特別な工具は必要とせず、簡単にライトアップができてしまいます。
興味がございましたら弊社営業担当者までお問合せいただければと思います。
前田
January 15, 2019
青い空と飛行機
各務原は”かかみがはら”と読みます。”かがみはら””かがみがはら”など色んな読み方をされる難読地名。
航空宇宙博物館では戦闘機からロケットなど、多くの実物が展示されています。
弊社の前田さんはその道のプロ?らしいのですが、私は全然詳しくないです^^;
外は寒いながらもいい天気!
コーションマークは浪漫。うむ、かっこいい。
車輪収納。外装からちらりと見える細かい機械も浪漫ですね。うむ。
車輪が収納できるように溝が付けてありますが、コガネムシなど甲虫にも、
脚を折りたたんで収納?できるような溝を持つものがいます。
館内ではガイドさんに説明してもらいました。
このプロペラは松本零士寄贈とのこと。宇宙の海は俺の海ー。
頭の先に長い槍のようなものが付いた飛行機(T-33Aジェット練習機)
ピトー管と呼ばれる流速測定器とのことです。鯨類のイッカクを思わせます。
ちなみに虫にもイッカクという名前の甲虫が居ます。
河川敷のライトトラップで捕獲した経験がありますが、小さいながらも立派な角を持っています。
アニメ「ひそねとまそたん」が岐阜基地を舞台にした作品とのこと。
気になっているけどまだ観ていないのです。
建物も新しく、展示も充実しており、なかなか良い博物館でした。
航空は英語でaviationです。ラテン語のavisから来ており「鳥」を意味します。
鳥の忌避剤です、お試しください!「バードフリー」
川竹
October 06, 2018
遠征・江ノ島〜横須賀
東京ビックサイトで開催されている展示会に川竹君が対応中のため、谷間の投手を務めます前田です。
連休明けは川竹君からその展示会に関する報告があるかもです、どうぞご期待いただければと思います。
また例によって変な物を仕入れてきたとの情報があり、当ブログにも公開されるのか私も楽しみにしています。
さて、その川竹君が一生懸命走り回っているであろう展示会の会場は江東区にある東京ビックサイト。
そこから7時の方向へと針路をとればやがて横須賀、そして逗子を越えて鎌倉、さらに江ノ島に至ります。
今日はその湘南地区から始まる旅のお話をしたいと思います、しばしお付き合いいただければ幸いです。
夏の某日、東京営業所の橋本さんに御供させていただき関東の現場で夜通し作業をしてまいりました。
そのまま代休をいただきつつ神奈川県南部を巡る旅に出ることにし、まずは鎌倉を目指しました。
心静まる神社仏閣、電車に揺られながら眺める夏の太陽と遥か彼方の水平線、自然と背中が軽く感じます。
鉄道が好きな方でなくても心惹かれる江ノ電。
鎌倉から西へ少し、長谷駅で下車してから徒歩10分ほど、御霊(ごりょう)神社の前は撮影スポット。
ただし、電車や周囲の方に迷惑をかけないように十分気をつけて。
観光マップを片手に歩けば、色々な神社仏閣を巡ることもできます。
参拝を終えたら、視線を空の開けている方向へ向けてみましょう。
視界にはパラソルが並ぶ浜辺、押し寄せては返す白い波、青い海とサーフボート、心もすっと晴れます。
そうやって一日をぼんやり過ごすだけでも十分な贅沢と思えるのですが、やっぱりここまで来たらもう一泊。
翌日の朝一番から江ノ島巡りを楽しんでしまいましょう。
何も調べていなくても、観光地図がなくても大丈夫、島へ渡れば見るところがたくさんあります。
入場券はどの施設にも使えるパスを買っておくとお得。
ここは龍神伝説の残る岩屋、一部の区間は蝋燭で辺りを照らしながらの探索となります。
時に畏怖の念にかられ、時にその絶景に心躍る、そんな場所です。
岩屋へ至る途中の稚児ヶ淵、波打ち際からの景色も素敵です。
「カメラを構えると視線を足元から切ってしまうため、満ち潮の時に波にさらわれる事故もあるのでご注意を」
そう教えてくれたのは付近の警備員の方、ただただ感謝です。
お昼御飯を食べるお店を探しに行く途中、見つけたアカボシゴマダラ。
おそらく中国大陸由来の、外来種に指定されている方の系統と思われます。
この他にタイワンリスも生息しているなど、この江ノ島の生態系についても少し考えさせられた瞬間でした。
色々な物を見て、新鮮な海産物を食べて、歩き回って次々と新たな発見に出合う。
少しだけ日常から抜け出したい、できるだけ遠く遠くへ、そんな時にぴったりな場所ではないかと思います。
さて、そして舞台はこの視線の先、三浦半島を横断する形で逗子を越えて最終目的地、横須賀へ。
代休を取った月曜日、汐入ターミナルから眺める横須賀港、桟橋に護衛艦多数。
隊員さんたちのきびきびとした動き、整頓の行き届いた施設、身近で見るたびいつも感じ取るものがあります。
「言行に恥ずるなかりしか」、「努力に憾みなかりしか」、少しずつ形に出来ればと思います。
そして艦艇を身近に見ることができる横須賀港のクルーズ、その船長さんのお話を聞くのも私には勉強の一つ。
誰にも分かりやすく面白く、どう話を組み立てるのか、私にとってセミナー講師の技術に通じるものがあります。
セミナーで躓くたび、またここへ帰って来させていただきたいです。
さて、ここで少し真面目なお話になりますが、10月16日を皮切りに弊社レベルアップセミナーが始まります。
講演内容は5題、そしてそのうちの1題は営業部の中野さんより「営業トークのツボ、教えます!」というもの。
実際に配布作成のため打ち合わせをさせていただきましたが、正直、私も聞きに行きたいくらいです。
施工技術や知識に自信はあるが、どうにもお客様とのコンタクトが苦手、という方もいらっしゃるはず。
そんな方に是非お勧め、話のポイントの整理方法、訓練の仕方、など非常にユニークな内容です。
時間はどの会場でも11:20〜11:50を予定、きっとあっという間の30分になると思います。
会場の日程や申し込みフォームは以下のURLにございます。
皆様のご参加をお待ちしております!
http://www.semco.net/services/seminar/seminar_info02.html
閑話休題、舞台は横須賀の町、そして帰途へと移ります。
今回も色々な発見や感動があり、また反省すべきことにも気付かされるなど充実した旅となりました。
そんなことを思いながら今回の旅の締めはココ、横須賀にあるカレー屋さん「横須賀海軍カレー本舗」。
で、大好きなカレーを食べ、そのまま旅の感動を華麗に忘れ去ることの無いよう頑張りたいですね。
そして来週は川竹君から展示会で得た発見や、性懲りもなく仕入れた何かの報告があるかもしれません。
私のような緩いカーブではなく、150キロのストレートを投げ込むような痺れる投稿にこうご期待です。
前田
January 22, 2018
音楽を楽しむフレンズ
日曜日に暇だったのでコンサートを聴きに行きました。
高槻北高校の現役生とOB生が演奏する「第7回ノースタルジックコンサート」というもの。
タイトルからしてやはり客の年齢層は高めでした 。
曲目の「世界名作アニメコレクション」は
- フランダースの犬「よあけのみち」
- あらいぐまラスカル「ロックリバーへ」
- アルプスの少女ハイジ「おしえて」
- 母をたずねて三千里「草原のマルコ」
あらいぐまラスカル「ロックリバーへ」では、金管の人がラスカルのぬいぐるみを抱えながら
演奏していました。なんと器用な。
しかし僕たちの業界ではラスカルは厄介者。
昔、それこそ「あらいぐまラスカル」で人気が爆発し愛玩動物として可愛がられましたが、
脱走したり、意外と凶暴で手がつけられずに逃がしてしまうといったことで野生化し住み着いています。
今では特定外来生物に指定され飼育もできません。
ちなみにアライグマは「アライグマ科」、
よく似たタヌキは「イヌ科」で分類が違います。
タヌキとアライグマには外見上異なるポイントがいくつかありますが、ここでは脚に注目。
アライグマは「蹠行(しょこう)性」で足裏を地面にペタっとつけます。
人間やクマもこのグループです。
一方タヌキは「指行(しこう)性」で指先を地面につけ、かかとは通常浮いています。
イヌ、ネコはこのグループになります。
ということで改めて、タヌキと言えば「平成狸合戦ぽんぽこ」だ!
と思い、ぽんぽこの脚の様子をグーグル画像検索で確認。
・・・かかとが浮いている!人間のようにデフォルメされた直立二足歩行状態であっても、
かかとが浮いている!おそるべしジブリなのだ!すっごーい!
この違いが足跡にも影響し、アライグマであれば人間みたいな「5本指型」、
タヌキであれば「肉球型」となります。 実際の現場ではわかりづらいことも多いですが。
ちなみにコンサートのラストは「スターウォーズメドレー」。
途中ダース・ベイダーとトルーパーに占拠されてしまいましたが、ルークとハンソロたちが
助けに来てくれたので 無事に家に帰ることができました。
川竹
以前ネズミ対策で紹介していますが、もちろんその他小動物対策にも使える!「ハイクカム」
参考:メールで画像や動画が届く!暗視カメラ「ハイクカムSP4G」
November 15, 2017
紅葉狩り・二刀流
仕方なく鞍馬駅に引き返しましたが時刻はまだ12時、紅葉の名所をもう1〜2ヶ所回れそうです。
という訳で駅前のお土産屋さんで饅頭を2つだけ食べて昼食とし、次の目的地へと向かうことにしましょう。
行きは見逃してしまった紅葉のトンネルを先頭車両より。
この区間はゆっくり走って下さるので、その景色を大いに楽しめました。
そして下車したのは出町柳駅の少し手前にある一乗寺駅。
ここから10分ほど歩けば圓光寺に到着です。
なお、読み方は「えんこうじ」です、少し難しいですが何とか覚えましょう。
3年ほど前に購入した紅葉ガイドの本に名前が載っていたことを思い出し、記憶を辿ってやってきました。
どういう訳か、ここでも入園してからしばらくすると30分ほど晴れてくれたので、心おきなく撮影ができました。
手入れされたお庭は実にきれい。
こんなところでゆっくりしていていいのかなという気もしますが、ゆっくりさせていただきましょう。
日当たりの加減なのかは定かではありませんが、まだ緑色や黄色の葉もありました。
これらが混在する様もまた鮮やかでした。
こちらはパンフレットに載っているお地蔵さんで、意外と小さくてどこにいるのか分かりにくいです。
庭園に入ってすぐ右の道を行き、そこから左側に注目すれば簡単に見つけられます。
また、人気があり撮影のために人だかりができていますので、それを目印にしてもいいと思います。
さて、その帰り道に見つけたのがこちら、宮本武蔵と吉岡一門との決闘の地である一乗寺下り松の看板。
吉川栄治著の方は途中までしか読んでませんが、だいたいの経緯は理解しています。
なお二刀流で有名ですが、確か右が太刀で左は脇差のはず、両手とも同じ長さの刀ではなかったと思います。
そしてカニのハサミですが、これも種類によっては左右の長さが異なります。
有名なものはシオマネキの仲間ですが、サワガニも雄に限りどちらかのハサミが大きくなります。
ある意味、ベンケイガニ(弁慶)ならぬ武蔵ガニと言えるかもしれません。
前田
November 12, 2017
本場で紅葉狩り
この前、現場で見てきたじゃないかと言われるかもしれませんが反論。
現場で見るよりも、やっぱ本場よねー。
という訳で寒さが身に染みる中、朝早くから電車に揺られて行ってきました。
駅を降りて早速目に飛び込んでくるのがこちら、なぜかゾウムシを連想してしまう天狗のオブジェ。
そうです、今回の旅は鞍馬寺を起点に紅葉狩りの名所を訪ねていこうというものです。
なお、どうでもいいですがゾウムシの長い鼻みたいなやつの先についているのは鼻ではなく口です。
太陽マークが一つだけついた天気予報は明日の話か?と疑いたくなるような雲に覆われた重い空。
しかし、これはこれで赤が鮮やかに映えていいのかもしれません。
ところが、本殿に到着してからしばらくすると晴れてきたではありませんか!
どういう巡りあわせか分かりませんがありがたいですね。
ただ、浮かれていると思わぬ痛手を受けることがあるかもしれませんので、現地の看板に注目。
この時期ならもう無いと思いますが私が経験してないだけかもしれません、一応スズメバチに警戒しましょう。
携行しやすいハチノックSが便利ではないかと思います。
気をつけるべきところには気をつけて、用意すべきものは用意して、楽しい行楽にしましょう。
前田
October 07, 2017
遠征・桂浜散策
あちこちに植えられているソテツのような植物が程よく南国感を醸し出しています。
ところで自転車で来たのはいいけれど、どこに駐車すればよいのか?
駐車場へ行き守衛さんにその旨を伝えたところ、バイクなどの駐輪所に無料で停めさせていただけるとのこと。
忘れず自転車の鍵をポケットにしまい、そして坂本龍馬の像を目指しましょう!
駐車場から龍馬像の間に少し階段がありますが、妙に太ももに力が入らず上がるのも一苦労。
よくよく考えると昨日786段の階段を上がり、そしてさっきまで自転車を漕いでいた訳です。
悩ましい遅効性の疲労感に苦しみながらようやく到着、坂本龍馬の像です!
そこから少し歩くと目の前に桂浜の雄大な景色が広がります。
なお、ここの砂浜は結構沈むというか、足を取られます。
階段を上ることさえ大変だった足では抜け出すのも一苦労。
また、突如大波が押し寄せることもあるそうで、基本的に波打ち際へは行けません。
時々、注意喚起の放送が流れますので指示に従いましょう。
とりあえず望遠レンズで砕ける波を遠くから安全に撮影。
そこから浜の先に向かうと神社(海津見神社というそうです)があります。
さらにその上へ伸びる階段の先には展望台が設けられており、眺めは抜群です。
少々曇っているのが残念でしたが、太平洋を一望できます。
撮影待ちの人も多いので、撮った後は場所を譲ってあげましょう。
家族連れの方に集合写真を撮って差し上げたところ、かなり喜んでいただけたのが思い出に残りました。
その展望台付近で群れをなしていたトンボたち。
一通り撮影を終えカメラをしまっていたところ、鼻先をかすめるように飛んでいったのはナガサキアゲハ。
前翅にも白色の割合が多いきれいな個体で、撮影できなかったことが未だに悔やまれます。
しかし帰りの黒潮ラインで遭遇、先ほどのナガサキアゲハには敵いませんが撮れたら嬉しいモンキアゲハ。
付近の花で吸蜜していたため、もたもたしていても逃げられる心配はなさそうです。
早速カメラを取り出して後ろから近づいていきました。
かなり粘ったおかげで何枚かはまともな写真が撮れました。
ただ、おかげで時間が無くなり、高知城や他の観光名所をロクに廻れないまま帰宅。
まぁ、たまにはこんな終わり方もよいのかなと思います。
前田
別に追いかけ回さなくても虫の方から飛んで来てくれて、やがて捕獲されてしまいます。
屋内のコバエ対策に、設置しても目立ちにくいLuicus(ルイクス)Cシリーズ!
ちょうちょの翅みたいに幾つかカラーバリエーションがあります。
October 06, 2017
遠征・クロスバイクで行く桂浜
大歩危の渓谷を車窓から眺めているうちに疲れが出たのか、しばらく眠りこけてしまいました。
さて、そうしているうちに流れ着いたのはここ、高知ぜよ!
到着は夕方でしたので本日はもう何もできませんが、明日は朝一番にここから桂浜を目指します。
しかし、高知駅近辺から桂浜まで行こうとしても電車は通っていません。
また、距離にすると11キロほどあり、路線バスでも30分ほどかかるとのこと。
となれば、駅前にある観光案内所「とさてらす」で自転車をお借りすることにしましょう。
身分証明書が必要ですが、貸出は無料でおまけに少数ながらクロスバイクや電動自転車もあります。
今回はクロスバイクをお借りして、高知駅〜桂浜間を走破することにしました。
途中、坂本龍馬が水泳の練習をしたと言われている鏡川(・・・のはず)を越えてひたすら進路は南へ。
山を越えて谷を越えて川を越えてゆくんだ〜♪
しばらくすると、ちょっと不気味な雰囲気がする宇津野トンネルに差し掛かります。
高知駅を背にして右側のトンネルには歩道がありますので、自転車で通行するにはこちらを利用しましょう。
トンネルを抜けるとしばらくアップダウンが続くため、変速機の操作がせわしくなります。
ところどころにコンビニエンスストアがありますので疲れたらそこで休憩するのもいいと思います。
途中、大きなカラスアゲハが飛んできましたが、全く反応できず撮りそびれてしまいました。
停車・写真撮影・走行を繰り返すこと1時間、だんだん風が肌にまとわりつくような感じになってきました。
そして辿り着いたT字路の先に水平線、思わず気持ちが昂ります。
潮風に包まれ、右手に水平線を眺めながら変速機を最速にして駆け抜ける「黒潮ライン」。
私は運転が苦手ですが、単車や自動車でお越しの方にもきっと爽快なドライブになると思います。
目指す桂浜まであと少しのところで立ち塞がる曲がりくねった坂道。
目の前の斜度は今何度?とにかく車輪を目いっぱい回すだけです。
あと少しで坂を越えられるところでの一枚、照り付ける太陽と青く染まる海、実にすがすがしい気分です。
自転車の旅も楽しいもんだなと改めて思います・・・クロスバイクか、どうしようかな。
ところで、どうしてこんなところで停車したかというと、道端に妙なものを見つけたからです。
一般人なら誰も気にも留めない、むしろ見つけたとしても目を背けるようなものについレンズを向ける・・・。
傍らを去りゆく車のサイドミラーに映る運転手の瞳の奥の奥に不審人物発見の六文字を見た気がします。
その注目したものの正体はこちら、ワモンゴキブリ成虫の死骸です。
地下で見かけることが多いイメージがありますが、ここでは普通に野外で生活しているようです。
そしてワモンゴキブリの死骸から20歩ほどのところにはサツマゴキブリの死骸。
図鑑には四国・九州南部にも分布とありますが、それをじかに見た気分です。
それはそうとこんな近距離に2種、思わず「ゴキブリ版薩長同盟か!」と訳の分からないことを叫びたくなります。
さて、到着したぜよ!
前田
厨房のゴキブリ対策にとりあえずエクスミン乳剤ES!