商品(その他ムシ)

October 29, 2019

もふもふできない毛虫

久しぶりの更新になってしまいました。なんと入院したり体調悪かったりでドタバタしてました!
ほぼ回復しましたが、もう、まいっちんぐ!です。
一方、アメリカから帰ってきた前田さんは、ミッドウェーパワーを受けたからか毎日活き活きと
しています。タコス美味しそうだったなあ><

さて、現在各地を回ってレベルアップセミナーを開催させていただいてます。
今日は福岡セミナーです。僕もヘルプで会場に行きますので、九州の皆さま、
よろしくお願いいたします!


ここ最近問い合わせが増えてきたタケノホソクロバ(幼虫)
DSD 6044 (26048963655) cropped
WIKIMEDIAより 
 
オレンジ味のある体にもっさりとした盛り上がりのある黒い点が並び、細い毛が生えた毛虫です。
触れるとかぶれるため取り扱いに気をつけてください。
この毛虫は笹を食べることで知られていますが、餌場から移動して家屋の壁に集団で見られるため、
問い合わせが多くなっていると思われます。

その場にいる毛虫を駆除するには「ケムシがコロリ」や
 

庭木や樹木にいるヤツには「農薬」認定の薬剤を使ってください。
 

広域に毛虫が出現する場合は、サイベーレを散布して通りかかった毛虫を駆除(壁面や建屋周りに散布)


そのほか毛虫系に関しては「虫知識.com」にもまとめられています、参考にどうぞ!
 


川竹 

tojiyan at 07:00|PermalinkComments(0)

September 13, 2019

ベッドバグ!

 朝起きると体がかゆい、壁に赤黒いポツポツとしたシミができている。もしかしてトコジラミ?

先日お客様からトコジラミの検体を頂きました。

P9130129
胸部に張り出したウチワと、腹部の付け根にある申し訳程度の翅の痕が特徴的です。

P9130129 (2)
顔拡大。全身を毛が覆っています。胸部のウチワが広く張り出し、毛が垂直ではなく後方に
ながれていれば、トコジラミCimex lectulariusの可能性が高いです。
最近ではネッタイトコジラミも出てきているようで、ネッタイの方はウチワがやや小さく
毛が垂直に伸びるのが特徴です。

P9130111
トコジラミの交尾は、オスがメスの脇腹に生殖器をブスリと刺すことで成立します。痛そう...

Traumatic_insemination_1_edit1
Wikimediaより

トコジラミは潜伏能力が高く、プロの目をもってしても中々探しきれないため厄介な虫です。
対処法としては、

薬剤散布:トコジラミは衛生害虫のため、対象種にトコジラミと書かれた薬剤のみ使用可能です。
薬剤はサフロチンMCがオススメ。MC=マイクロカプセルが薬剤の持続性を長持ちさせ、
しつこいトコジラミを確実に駆除していきます。

トラップ:設置場所にセンスが要るので、結果が出ないことも多いトラップ。できるだけ効果の高い
トラップを設置して確実な駆除を!


「BBトラップクリア」の紹介記事です。
トコジラミの生態や行動を考えて設計されています。

凍殺

「クライオナイト」で狭い隙間に潜り込んだトコジラミも凍らせてしまいましょう。
シミなど痕残りも少なく施工できます。


施工の後は、現場のトコジラミを持ち帰らないように最新の注意を払いましょう。
電車やその日のホテルなどにトコジラミを置いていくと、さらに被害を広げてしまうことになります。
トコジラミを気にして電車に乗りたくない!><


川竹

tojiyan at 16:30|PermalinkComments(0)

August 23, 2019

新たなるサイベーレ

お盆も過ぎて皆様いかがお過ごしでしょう。僕は実家に戻り地元の友だちと遊んだりして忙しい日々でした。

さて、この度本店と楽天ショップに新しく商品を追加致しました!



皆さん定番?サイベーレ。これまで希釈して散布する液剤タイプだったのを、新たにエアゾール
スプレーにしてみました!というものです。



サイベーレドライエアゾールについて、パッケージでお馴染みのユニコーンくんに紹介して
もらいましょう。

unicorn

ヒヒン!ユニコーンです。ご愛用頂いている「サイベーレ」がスプレーになりました!




01251053_5c4a6c351a232
サイベーレとは...
水で希釈して散布する、不快害虫用のピレスロイド系殺虫剤です。
ムカデ、ゲジ、カメムシ、アリなどなど、種類を選ばず幅広い虫種に効果のある「万能薬」です。
玄関周りや倉庫出入り口、壁面、外周でお使いいただけます。

unicorn

窓の周りや自動ドアなど、液剤で濡らすことができないような場所で
使って頂けるのが「サイベーレドライエアゾール」です!ヒヒン!


P3280006
窓ガラスへの噴射実験

P3190051
うーん、痕残りなくキレイですね。社内の窓数カ所で噴霧して、社員の皆さんに
どこで噴霧したかわかりましたか?と尋ねても誰も気づかず。

unicorn

窓へのベタつきや痕残りも気にせず使えますね!


Image from iOS
こちら画用紙にスプレーを吹き付けた様子。
左半分がゴキブリ用のエアゾールで、右半分が「サイベーレドライエアゾール」です。
左が黒く濡れているのに対して、右は元の画用紙のままです。
unicorn

アルコールベースのエアゾールなので、噴霧してもすぐに乾きます!


かたむけ
水平にしても噴射できます。
unicorn

不安定な姿勢や奥まった場所でも使いやすい!


hisyo
hisyo2

haikai
haikai2


unicorn

もちろん効果もバッチリです!ヒヒン!


unicorn

家の周りはサイベーレ、濡らしたくない窓や自動扉、奥まった戸袋の中などには
サイベーレドライエアゾールがおすすめです!ヒヒン!


商品画像_サイベーレエアゾール
当商品は現在のところ試験的に、数量限定で販売させていただいております。
使ってみたい!という方、お急ぎ下さいませ!


お盆の間にお台場にも行きましたが、実物大ユニコーンガンダム撮影するのを忘れていました。

川竹

tojiyan at 17:36|PermalinkComments(0)

August 01, 2019

たまにはアカデミックでもしません蚊?

この時期水路や排水桝から蚊やコバエが大量に発生してきます。

プロも御用達の便利な薬剤が「スミラブ粒剤」



液剤のように希釈する必要もなく、そのままの状態で水源にバラバラと撒けばOKです。
本製品の有効成分はピリプロキシフェンという昆虫成長制御剤です。
昆虫成長制御剤(IGR)は昆虫の脱皮作用を阻害することで、成長を妨げて駆除する仕組みです。
ヒトをはじめ哺乳動物は昆虫のような脱皮をしないので、非常に安全な薬剤として注目&運用されています。


たまにはアカデミックな内容にと思い、ひとつ論文をご紹介致します。

”Mosquitocidal Chips Containing the Insect Growth Regulator Pyriproxyfen
for Control of Aedes aegypti (Diptera: Culicidae)” Stevens et al. 2019
ネッタイシマカという蚊の幼虫に対して、スミラブと同じピリプロキシフェンを用いた実験です。

■ 水量の影響
図のように、水量を4パターン用意して、中のボウフラ10頭の死亡率をみた実験です。
想定通り、250mlの水量で最も早くボウフラを駆除できました。

1


■ 容器の材質
おおよそセラミック>粘土>プラスチック・ガラス・木>金属の順番でボウフラが早く死亡しました。
セラミックや粘土はピリプロキシフェンを吸着できるのでは?と考察していますが、どうなんでしょう。

■ 有機物量

葉っぱの溶出物を0%、10%、30%、...、90%と、様々な濃度で水に混合した状態で
ボウフラの死亡率を調査。予想では不純物が多くなるほど死亡率はあがると思われますが、
今回の試験では濃度による顕著な違いは見られませんでした。
とはいえ0%と10%は他よりもボウフラの死ぬタイミングが早かったです。

ピリプロキシフェンは有機物に強く吸着する化合物のため、池など有機物が多い水場よりも
人家の周りにある人工物にたまった水に投与するほうが一般的に効果を発揮するようになっている。
と述べています。

■ 産卵選好と幼虫の羽化率 
下図のように、カップ4つのうち薬剤が投入されたカップが0、1、2、3、4それぞれ用意されています
カップには蚊のメス成虫が卵を生むことが出来ます。
予想として薬剤が投入されたカップへの産卵は避けるだろうと考えられますが、今回の試験では
特に薬剤カップを避ける結果にはなりませんでした。

また、(当然ながら?)卵から生まれてそのまま羽化した個体は薬剤カップが多くなるほど
少なくなりました。

これは今居る虫の対処だけでなく、予防の面でも薬剤が使えるということを示唆しています。
2


つまり、
スミラブを投入して効果のあるのは

水量の少ない水場
流れのある場所では効果が続きません
有機物の少ない水場
場合によっては泥かきなどが必要かもしれません

また、スミラブは対処だけでなく予防にも使えそう。と考えられます。

水がどういう状態なのか観察してから薬剤を投入すると、
薬剤がより効果を発揮できるということですね!
(用法用量を正しくお守りくださいませ)


川竹

tojiyan at 16:31|PermalinkComments(0)

July 03, 2019

ぶ〜ん蚊祭

6月29日と30日に、東京にて蚊の祭典「ぶ〜ん蚊祭」が開催されました。名前(笑)
Image from iOS (4)

Image from iOS (1)

Image from iOS (3)
いたるところに蚊のオブジェが!

環境機器もこの企画に協賛&ブース出展しており、僕もスタッフとして参加しました!

Image from iOS (2)
会場は蚊を学ぶ、蚊と遊ぶ、蚊と闘う、蚊を探るのコーナーに分かれており、
僕たちは闘うコーナーでした。

Image from iOS (6)
環境機器ブースでは。蚊をにおいで捕獲するBGセンチネル2シリーズを展示しました。
BGルアーという誘引剤をお客様に嗅いでいただいたのですが
・汗っぽい匂い!
・新橋の匂い!
・おっさんの匂い!(直球すぎる)
など色んな感想をいただきました。汗がさらに発酵したような匂いがします。

従来主流だった捕獲用トラップは炭酸ガスボンベやドライアイスを用いたものでしたが、
ボンベの設置に制限がある、ドライアイスは長持ちしない、といった問題点があります。
BGセンチネルのルアーは1シーズンは余裕で持ちますので、こういった問題もクリアできます!
さらにセンチネルの中にドライアイスを入れることでさらにパワーアップさせることもできます。
裏技ですが。

IMG_20190629_150930
環境機器ブースの隣には、「金魚やメダカがボウフラを食べる!」として、金魚が泳いでいました。

図1
1日に数回「金魚 ボウフラもぐもぐタイム」が実施され、毎回大勢の人だかりで
大変なことになっていました。初めはボウフラを初めて見たからか、金魚も若干食べるのに躊躇して
いましたが、1日目の後半には「ボウフラ=うまい」を学習したのかモリモリ食べていました。

またホールでは学術発表や落語、クイズ大会、そして「蚊の歌」コンサートがありました。
シンガーソングライターのyosuさんが今回のために作った「蚊の歌」3曲のお披露目、
聞いてから頭から離れません。

Image from iOS (5)

そんなこんなで楽しかったぶ〜ん蚊祭、お越しいただいた方ありがとうございました!


BGセンチネル2について、専用ウェブサイトや過去記事も御覧ください。
専用ウェブサイト
新商品・蚊専用の捕獲器
蚊専用捕獲器「BGセンチネル2」の実力

川竹

tojiyan at 12:16|PermalinkComments(0)

May 24, 2019

カブトムシはじめました

この度、みんなのアイドル「カブトムシ」が成虫になりました!
IMG_20190522_182334

IMG_20190522_183001
 子供の頃、虫といえばカブトムシ、クワガタムシでした。
今ではハエやミリ単位の甲虫などを追いかけて、顕微鏡を覗いてニヤニヤする始末。
それでもやっぱりカブトムシはカッコイイです。

ハチ博士伊藤くんが虫採りついでに見つけたカブトムシの幼虫を放置していたら、
立派な成虫になったとか。たくましい。

カブトムシとは別で、めでたく成虫になった子たちもいます。
P5240083

IMG_20190524_104919

クロバネキノコバエです!たくさん生まれました泣
土の入ったケージからはクロバネキノコバエが発生しやすいため、不織布などでバリアーするのが
良いです。もともと土の中に卵や幼虫がいた可能性も大いにありますが。
ムシのケージだけでなく、植物の鉢植えからも大量発生することがあります。

クロバネキノコバエを捕獲するには。ライトトラップが効果的ですが、結構ハードルが高い。
個人的におすすめなのが、「カモ井の粘着式ハエ取り」。昔ながらのトラップですが、よく効きます!

img-01
ぶら下げて使う粘着紙です。コバエは垂直面に止まりたがる習性があり、それを巧みに
利用しています。

さらにフライヘル(過去記事)もクロバネキノコバエなどのコバエによく効きます。

ぜひお試しください!


6月に大阪・福岡・名古屋・東京にて基礎セミナーを実施致します。
「薬剤の基礎知識」と「ゴキブリの生態と防除」についてです。
PCOの基礎として、ぜひ抑えておきたいポイントですね!
詳細やお申込みはこちらからお願いいたしますっ!

なお、僕はゴキブリの方で講師をさせていただきます。温かい目で応援お願いします汗


IMG_20190524_113138
飾る絵も次第に虫寄りに。虫曼荼羅入荷しました。

川竹

tojiyan at 11:20|PermalinkComments(0)

May 16, 2019

ユスリカどっさり!BGセンチネル2の裏ワザ

インドネシアから日本に帰ってきました。
環境が違いすぎて、まるで夢を見ていたかのような感覚です。

さて、いつまでも夢見心地ではいられません。
ここ2ヶ月ほど、虫の死骸を集めるためにBGセンチネル2を外で稼働させています。


BG-Sentinel2
BGセンチネル2は専用ルアーで蚊を誘引し、ファンで吸い込んで捕獲する専用捕虫器ですが、
今回のお目当ては蚊ではなく雑多な虫のため、ルアーは無しで誘引用の紫外線LEDのみ使用しました。

2週間稼働の結果がこちら!

IMG_20190516_092742
・・・蛾とガガンボでシッチャカメッチャカです。
頭数でみると約9割がユスリカです。5000頭以上は捕獲されていそう。
他にもタマバエ、クロバネキノコバエなどのコバエ類や、

IMG_20190516_142529
カツオブシムシ、小型のコガネムシ、ゴモクムシといった甲虫類、
その他諸々捕獲されていました。

蚊については、コガタアカイエカが2頭のみ捕獲されていました。完全に事故でしょう。
ユスリカを始めとしたコバエ類は気流に乗って移動する性質が強いと言われていますが、
イエバエやクロバエ、蚊などの飛翔昆虫は匂いや熱などに向かって飛ぶため、ルアーなしの
BGセンチネル2には捕獲されにくいのだと思われます。

今回設置に協力いただいている方から
「LEDのライトが防犯にも役立ちそうで良いわ!」
というお声をいただきました。防虫にも、防犯にもBGセンチネル2をどうぞお試しください!


IMG_20190516_142444
鱗粉や虫の死骸で汚れた捕虫ネット、吸引力に影響が出そうですので、こまめに洗ってあげましょう。

BGセンチネル2について、特設ウェブサイトも御覧ください!



tojiyan at 18:00|PermalinkComments(0)

April 05, 2019

天然成分で安心な殺虫剤

お花見のシーズンに桜ではなく除虫菊の話をし始める男が書くブログ。

IMG_3508




















弊社の本社がある大阪府でもあちこちで桜の花が咲き乱れる季節になりました。
この花が散った後にどんな毛虫が問題になるのか、ふとそんなことも頭をよぎります。
そしてこれからの季節は様々な虫が家の中・外を問わず出現し、お問い合わせも増えてきます。

CIMG4129




















家の中に出る虫としては外から飛んで来るコバエ類や食品から発生する貯穀害虫が挙げられます。
また、床下や庭からやって来るトビムシ、畳の裏などから発生するチャタテムシも考えられます。
どれも殺虫剤がよく効きますが、屋内に気兼ねなく撒ける殺虫剤は何か、選択に迷うことがあります。

P4030012





















そんな時にお勧めなのが「キッチン虫スプレー」という商品です。
有効成分はジョチュウギクエキス(除虫菊抽出物)という天然成分を利用しております。
これは家庭用蚊取り線香にも用いられており、屋内でも安心してお使いいただけます。

図4

















しかし安全・安心と言えば、害虫にもきちんと効くのか少し不安に感じる方もおられると思います。
そこで弊社で各種害虫に対する効力試験を実施してみました。
まずはショウジョウバエ、コクヌストモドキ、チャタテムシ、トビムシを対象としました。

IMGP8416




















試験に利用した容器はこんなもの。
茶こしの中にショウジョウバエやコクヌストモドキを封入しています。
チャタテムシやトビムシはさらに目の細かい不織布で覆って実施。

IMGP8417




















試験の様子はこちら。
30センチほど離れた場所から3秒間噴霧しています。
なお、一番最初のプロトタイプを利用したため缶にまだラベルが貼られていません。

図3













そして結果はこちら。
概ね噴霧とともに仰天、10分以内にノックダウンし、やがて死亡しました。
トビムシは少し時間がかかりましたが、20分もあれば行動不能に陥ります。

図130jpg
















さらにノシメマダラメイガとクモ類を用いて試験をした結果がこちら。
クモ類は大型のものになると少し時間がかかりますが、これも20分ほどで動かなくなります。

図2















後日、現場でクサギカメムシを大量に捕獲できたため追加試験をした結果。
体が大きくて耐久力のありそうなクサギカメムシにもよく効きます。

図1











なお、キッキン虫スプレーは溶媒にアルコールを利用しているため速乾性です。
写真の右は通常のエアゾール、左はキッキン虫スプレーを噴霧した後を示しています。
油染みやべたつき、それに伴う汚れの付着などがないことも魅力の一つです。


噴霧直後に少しすっぱいにおいがしますが、すぐに気にならなくなります。
屋内へ手軽に利用できる殺虫剤をお探しの方がおられましたら是非一度ご検討下さい。

前田



tojiyan at 06:00|PermalinkComments(0)

March 15, 2019

蚊の開幕はいつか?

ホワイトデーという現実から目を背けるように、白球の行方を追う男が綴るブログ。

IMGP6686




















いよいよプロ野球のオープン戦が始まりました。
先日、近場で観戦してきましたが、球場の雰囲気や鋭い打球音など現地ならではの興奮があります。
そして今月末からは待ちに待ったペナントレースが始まります。
チケットの予約、応援グッズの準備など遠征の支度を着々と済ませている方も多いでしょう。

【害虫駆除もシーズンイン】
コアシナガバチ3


















そんな中、もう一つ頭から離れないことは害虫のシーズンイン、つまり発生が始まる時季です。
春になると様々な害虫が発生するため、「何がいつ頃出現するか?」と予測することが大事です。
また、それに合わせて薬剤の準備や使用期限の確認、機材の点検・整備も忘れてはなりません。
シロアリの点検であれば、お客様の家への訪問予約といった打ち合わせもあるでしょう。

IMGP6743




















ところで話は逸れますが、野球を現地で観戦していると時々応援席に飛んでくるファールボール。
最初は何とも思いませんが、それが近くに落ちだすと「次は自分の所か?」と妙な危機感がわきます。
そして周りの人が刺されだしてから「あっ、もう出てきたのか!」と実感がわく害虫もいます。
今回はそんな蚊について「いつ頃から出始めるのか?」や「対策は何か?」を中心に書いていきます。

【身近な種を解説】
PC100039





















なお、蚊の仲間は日本に15属127種が報告されるなど意外と種数が多いです。
それらを網羅することは困難なため、身近に見られる種類に絞り込もうと思います。
本日のチョイスは縦縞ではないヒトスジシマカと赤ヘルではないアカイエカの2種です。
余談ですが、アカイエカにそっくりなチカイエカは冬季も発生・吸血被害をもたらす厄介な相手です。

【ヒトスジシマカ】
IMGP8620


















先に結論を書けば、本種の成虫が出現するのはゴールデンウィーク前後でしょう。
冬季は卵で乗り切り、4月頃の雨を孵化の合図として幼虫(ボウフラ)が発生します。
つまり、もうすぐ幼虫対策を講じなければならない時季ではないでしょうか?
雨水枡のほか、少し水と落ち葉などが溜まった程度の場所からも発生しますので要注意です。

【アカイエカ】
007



















アカイエカは雌成虫のみが越冬し、地域にもよりますが暖かくなる4月頃には成虫が見られそうです。
なお、ヒトスジシマカは屋外を好み昼行性、アカイエカは屋内を好み夜間に多いと言われております。
しかし子供の頃の記憶では、夜寝ている時もヒトスジシマカが刺しにきていた気がしなくもないです。
単に地域や環境の違いなのか、子供時代の記憶があやふやなだけなのか、未だにはっきりしません。

【対策について】
CIMG6691





















幼虫(ボウフラ)の対策には水域への薬剤散布(IGR剤)などが挙げられます。
雨水枡などには、水底に沈んで有効成分をゆっくり放出するスミラブ粒剤がお勧めです。
対象が「蚊」なので法律上は医薬品や医薬部外品の登録がある殺虫剤を使用しなければなりません。
私も入社当時は混乱しましたが、同じIGR剤でも不快害虫用殺虫剤は使えない点に注意が必要です。

P1161019




















成虫対策として飛来する場所(壁面など)にベルミトール水性乳剤アクアを散布する方法があります。
植栽など薬剤散布が躊躇われる場所では蚊専用トラップBGセンチネル2で捕殺してもよいでしょう。
当ブログにもよく登場しておりますが、ヒトスジシマカ、アカイエカに確かな捕獲実績があります。
おまけに誘引ルアーの効果は半年間、4月に設置してもシーズン終了間際の10月まで持ちこたえます。

【特設ページあります】
図1














さて、そんなBGセンチネル2ですが、去年の末に特設ページが完成しました。
インターネットの検索で「BGセンチネル2」と入力すれば比較的上位に表示されます。
あるいは以下のURLから直接入っていただくこともできます。
https://bg-sentinel.jp/index.html

図2














ページに入ってから、そのまま下にスクロールすると上の写真のような画面が現れます。
ここにはBGセンチネル2の仕組みや特長などが書かれています。
もう少し詳しく商品情報を知りたいという時にご活用下さい。

図3














それと見落としてしまわないように気をつけたいのが右上にあるタブたちです。
緑の丸と矢印で目立たせた「捕獲実験」というタブをクリックすると試験データのページに飛びます。
せっかくなので見に行ってみましょう。

図4















ここにヒトスジシマカとアカイエカに対する捕獲データが記載されております。
他の蚊専用トラップとの比較などもございますので参考にしていただければと思います。

【データ追加しました】
図5















お客様に同行させていただいて実施しているチカイエカに対する捕獲効力試験
これまでに3回実施し、多い時で300匹以上、少ない時でも190匹もの捕獲に成功しました。
そのデータも追加いたしましたので、是非ご覧下さい。

【必見!日本初のイベント開催!】
図6




















最後にですが、今年は「ぶ〜ん蚊祭」という蚊に関する本格的なイベントが開催されます。
既に会場が決定しており、日本科学未来館7階(東京都江東区青海2-3-6)とのことです。
日程は6月29日(土)と30日(日)の2日間、時間は10:00〜17:00を予定しているそうです。
当ブログでも続報が入り次第ご紹介しますので、気になる方は是非予定を空けてお待ちください!

前田



tojiyan at 06:00|PermalinkComments(0)

March 08, 2019

トコジラミのモニタリング調査に「BBトラップクリア」

トコジラミとの相談を受けて、チャバネゴキブリの1齢幼虫を渡された男が書くブログ。

P2220025













本日は害虫駆除業者様専用のトコジラミ用モニタリングトラップについて紹介します。
名前はBBトラップクリアと言い、アルファベットのBを2つ並べたような独特の形状をしています。
本体は透明プラスチック板を2枚重ねた構造で、中に粘着糊が4ヶ所スポット状に配置されています。

P2220027













トコジラミのモニタリング専用だけあって、その用途に見合った特長をいくつか備えています。
まずサイズは縦5センチ、横7センチとコンパクト、狭い場所にも置くことができます。
クローゼットや押し入れの中といったところにもばっちりです。

P2220034













そして厚さは1センチと薄く、ベットのマットレスの隙間に入れることもできます。
なお強度にも優れ、弊社スタッフ(体重70キロ以上)が体重をかけて踏みつけても割れません。
よって、マットレスやソファーなど重い物の下への設置にも適しています。

IMGP0318















また、トラップ本体が透明であるため捕獲が分かりやすいこともメリットです。
トコジラミは駆除したつもりが実はまだ残っており、被害が再発する場合もあるのが悩みの種。
他に人や物の出入りが多い場所だと外部から新たに持ち込まれることも懸念されます。
だからこそ捕獲が分かりやすければ早期発見につながり、問題が深刻化する前に対処できます。
施主様にも時々点検していただき「何か変だと思ったらご連絡を」と連携するのもよいでしょう。

IMGP0779















ただし、そうすると関係ない虫が捕獲されるたび電話がかかってくるかもしれません。
具体的にはチャバネゴキブリや上の写真にあるクロゴキブリの1齢幼虫が該当します。
色が全然違いますが、他にもゴキブリ類ならお尻の先に2本アンテナがある点をお伝えしましょう。

IMGP1787















チャタテムシも微妙に半透明・非常に小さいなどの理由で間違えられるかもしれません。
誤認されるかもしれないトコジラミの幼虫に比べるとスリムというのが一つのポイント。
とはいえ、口頭でその違いを説明するのは少し難しいです。

IMGP0405














電話で分からない場合は最後の手段として現地へ向かうか検体を送っていただくかしましょう。
そして仮に虫の正体が全然違うものだったとしても笑うことなかれ。
発見が遅れて問題が深刻化することに比べれば、むしろこれで正解だと思うのです。

P2220030













お話をBBトラップクリアの特長紹介に戻します。
加えて本体の端はスロープ状になっており、トコジラミが登りやすくなっています。
捕獲効率向上に一役買っていると思います。

IMGP3161














さらに捕獲効率で言えば、粘着糊が4つのスポットに分割されているところもポイントです。
糊の表面積を増やす、捕獲できる糊の面積を増やすなどの設計も光ります。


さて、今回の春季レベルアップセミナーでも特別講演が企画されているトコジラミの問題。
近年は、まさかと思うような色々な場所で発見がされているようです。
もはや他人事ではない彼らに対応するため、今後ますますモニタリング調査が重要になるはずです。
その時に「こんな便利な物がある」ということを思い出していただければ幸いです。

前田



tojiyan at 06:00|PermalinkComments(0)