商品(その他ムシ)

September 26, 2017

カメムシの季節

帰宅前の渡り廊下にて。

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オムライスの上に乗っかったグリーンピースみたいに、ところどころ緑色の塊が付いています。

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その正体は予想通りの大きなカメムシでした。

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廊下の壁から始まって扉のガラス面まで行く手を阻むかのように居座っています。
ホームベースみたいな形しやがって、コリジョンルールだコノヤロー!

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これでゲームセットだコノヤロー!と、カメムシ・クモ禁止区域で脅してみる。
なお、本製品は終売になったカメムシ・クモスプレー(400ミリ)の後継品でございます。
カメムシに直接噴霧して駆除するほか、侵入防止の目的で窓枠の周りなどに散布してもよいでしょう。


前田



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September 13, 2017

蚊専用捕獲器「BGセンチネル2」の実力

お昼に空を見上げると、白い雲を背景に無数の黒点となって浮かびあがるのはトンボの群れ。
そして夜帰宅すると、自室の白い壁に浮かぶのは飛蚊症ではなくヒトスジシマカの姿。
そんな蚊を次々と捕獲してくれる「BGセンチネル2」の試験データがまとまりましたのでご紹介します。

なお、BGセンチネル2の概要については過去の記事をご覧いただければと思います。
(新商品・蚊専用の捕獲器 http://blog.mushi-taiji.com/archives/2017-02-21.html

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試験は関東地方にある公園の一角をお借りし、4月末から1ヶ月に2回の頻度で実施中です。
稼働時間は一晩だけ、そして翌朝に捕獲された虫たちを足立さんが回収し、後日私が検定するという流れ。
前田の検定、略して「まえけん」と足立さんにおだてられながら激励いただき、今日も顕微鏡机に座ります。

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さて、そうして進められた試験の結果、今のところ非常にたくさん捕れているのがこちらのヒトスジシマカ。
特に7〜8月は雨が降らない限り、一晩で200匹以上を捕獲するという驚異的な実力を見せつけました。
これを電源につないで1ヶ月回すとどうなるのか、きっと検定をする私の目が回るほど捕れるでしょう。

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そしてイエカの仲間もよく捕獲され、初夏は一晩で50匹以上という日もありました。
ヒトスジシマカより少ない印象を受けますが、これは両者で生息環境が異なるためだと思います。
イエカが多い現場であれば、絶大な効果を発揮してくれるはずです。

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なお、これからの季節はもう蚊がいないので、設置しても無意味ではという声もあるかと思います。
そんな時に思い出していただきたいのが地下ピットなどから発生するチカイエカです。
冬も活動し吸血被害をもたらす厄介な相手ですので、BGセンチネル2で一網打尽にしてあげましょう。

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ところで蚊専用の捕獲器を謳いながら、他にも様々な飛翔性昆虫が捕獲されます。
そう多くはありませんが、「お前は蚊じゃないだろ!」と言いたくなるユスリカも見つかります。

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飛翔力が弱くファンの吸引から逃れられなかったのか、時にはタマバエ科の姿もあります。

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また、同じ吸血性の昆虫であるためか、ヌカカ科も少数が捕獲されます。

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種類によっては体色が薄茶色で、アカイエカの死骸に混ざっていると間違いそうになるキノコバエ科。
翅に毛が無い、脚部の付け根(基節)が全て密着しているなどの差異がありますが、注意が必要です。

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他にはコマユバチかヒメバチかよく分かりませんが、小型のハチが出てくることもあります。

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小さい蛾の仲間も多くはありませんが、毎回必ず1匹は捕れているイメージがあります。
なお、個人的にメイガを誘引するフェロモンを中に入れて稼働させるとどうなるか?と考えることがあります。
もちろん捕れるのは雄ばっかりですが、現場によってはちょっと面白いことになりそうです。

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余談ですが、こいつは吸い込まれないだろう、というサイズの蛾が入っていて首をひねることもあります。

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さらに強引に蛾のつながりでいくと、チョウバエ(moth fly)が捕れることもあります。
ただ、これまで見た中では少数派です。

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なお、このBGセンチネル2にはオプションパーツが用意されており、LED灯を増設することもできます。
そうなると写真のようなゴミムシ類やコガネムシの仲間まで捕まるようになります。

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そして現在検証中のオプションに、遠隔で蚊や大きい虫、小さい虫の捕獲数を把握できるものがございます。
(本年度のペストロジー大会にて石川博士から発表を予定しております)
その大きな虫センサーに引っかかったのがこのカネタタキ、鐘ではなくセンサーのスイッチを叩いてくれました。
今後もどんな虫が捕獲されるのか、楽しみではあります。


前田



第33回日本ペストロジー学会大会の詳細についてはこちらhttp://www.pestology.jp/index.html









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September 08, 2017

続・フライヘルの捕獲試験

みなさまから、その奇抜な見た目と確かな効果で好評をいただいておりますフライヘル。
夏の酷暑と周囲の冷ややかな視線にもめげず、お盆休みもなりふり構わず試験を続けました。
そしてそのフィールド試験の結果がまとまりましたので、ご報告させていただきたいと思います。

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今回も主に野菜を取り扱っておられるお店の方にご協力いただき、試験を実施いたしました。
なお、過去の試験やフライヘルそのものの概要につきましては下記の記事をご覧いただければと思います。

・新商品・フライヘル
http://blog.mushi-taiji.com/archives/2017-02-14.html
・クロバネキノコバエ対策withフライヘル
http://blog.mushi-taiji.com/archives/2017-06-02.html
・速報!捕虫器フライヘルの実力
http://blog.mushi-taiji.com/archives/2017-06-12.html
・日曜日のフライヘル
http://blog.mushi-taiji.com/archives/2017-06-18.html


さて、どんな虫がどのくらい捕れたのでしょうか?下記の通りです。

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今回、総捕獲数1位に輝いたのはこちら、ノミバエ科でした。
なんと358匹で全体の8割を占めておりました。

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次は前回と同様に2位の座をキープ、チョウバエ科でした。

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そして前回4位から3位、プロ野球ならBランクからAランクに躍り出たのはショウジョウバエ科でした。

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他には少数ながらユスリカ科の姿もありました。

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前回捕獲数で首位の座を勝ち取ったクロバネキノコバエ科は一気に4位まで後退。
5〜6月から一気に失速した形となりました。

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他にはコバチ類の姿もありました。

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メイガ類を含め、蛾類もある程度捕獲されるようです。

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シバンムシ類もおそらく偶然とは思いますが捕獲されました。

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そして「お前まで捕まってどうする!?」と言いたいクモの仲間。
普段は生ける捕虫器として活躍してくれますが、うっかりフライヘルにも捕獲されてしまうこともあります。

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おまけ、今回の謎の虫枠です。
どうして捕まったのかはおろか、そもそもどこから湧いてきたと聞きたいハサミムシの仲間。
1匹だけの捕獲でした。

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それと分かりにくいですがシミの仲間もこの通り。
状況からして、たぶん思いきってダイブしたのではないかと思います。


さて、このように色々な昆虫が捕まるフライヘル、ですが我々もつかまることがあります。
というのは試験中、お店に来られるお客様からも「なにこれ?」というご質問をいただくこともあります。
その都度説明をさせていただくのですが、「なるほどウチにも欲しいな」という有難いコメントをよく頂戴します。

葉っぱはおろか、開発したスタッフや試験を担当するスタッフの個性も尖ったフライヘル。
皆様にもぜひ、色々な現場でお試しいただきたいと思います!


前田



・・・数々の苦難を乗り越え、珍獣を見るような子供の視線に耐え、着々と試験現場も増えております。
続報にもどうぞご期待ください。


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September 07, 2017

スミラブ粒剤とスミラブS粒剤

殺虫剤は色々な種類がありまして、選択肢が多いというのは使う側にとってありがたいお話です。
しかし、見た目や名前が酷似しており、何が違うのか分からないというケースもちょくちょくあると思います。
今回はそんなスミラブ粒剤について簡単に解説したいと思います。

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スミラブには「粒剤」と「S粒剤」があり、いずれも蚊の幼虫、つまりボウフラの防除に利用されます。
ボウフラの防除なので、使用方法は彼らが生息している水中への投下となります。
そして、有効成分がすぐに溶けて拡散するのがS粒剤、一気に溶けず徐々に放出するのが粒剤です。

「どっちがどっちだっけ?」というのはよくある話、なので語呂合わせで覚えていただければと思います。
すぐ溶ける」、「さっと溶ける」のSなので「すぐ溶ける粒剤」、「さっと溶ける粒剤」のS粒剤。
そうでなければ、ゆっくり溶ける普通の粒剤です。

正しい覚え方なのかはさておき、ご参考になれば幸いです。


前田



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September 04, 2017

お知らせ:サイベーレ0.5SCの容器について

弊社営業担当者からご案内をさせていただいておりますのでご存知の方も多いと思います。
このたび、不快害虫用殺虫剤サイベーレ0.5SCの容器が変更となりました。

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従来品(左)と新パッケージ(右)との比較。
容量は従来の1.8リットルから900ミリリットルになりましたが、2本セットの販売ですので実質変わりません。
(虫退治ドットコムでは1本からの御注文も承っております)


使用方法も効果も従来と変わりませんので、安心してご利用いただけます。
むしろ個人的には取り回し、持ち運びが便利になってますます良くなった気もします。
そして、これからの季節は特に下記の害虫の駆除にお勧めです。

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■カメムシ類
これからの季節、玄関やベランダに飛来して扉や窓の隙間から侵入します。
10月頃から目立ち始めますので、その時期に合わせて散布していただくとよいでしょう。
屋外でも1ヶ月ほど効果が持続しますので、10月・11月に1回ずつが目安かなと思います。

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■キイロシリアゲアリ
9月頃に羽アリが発生し、主に夜間に窓やその周りの壁面へ付着します。
また外灯など照明の周りの壁にも集まり、それらが時々屋内へ侵入することがあります。
そういった場所へサイベーレ0.5SCを散布すると、屋内侵入する個体数を減らすことができるでしょう。
(窓ガラスには窓ガラス用殺虫剤PGガードの散布が推奨されます)

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■バッタ・コオロギの仲間
個人的には駆除しなくていいと思うのですが、工場では異物混入の原因にもなりますので対策が必要です。
犬走りなど建物の外周に現れ、また植木鉢やコンクリートブロックの下などに潜みます。
そういった場所へあらかじめ散布しておくと効果的です。


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■具体例:照明の周り
弊社の渡り廊下にある照明です。
本日の様子を撮影してみました。

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まず照明の下に何か虫が付着しています。

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クサカゲロウでした。

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そして、照明の上の天井。
散布がちょっと面倒な場所ですが、何かが付着しています。

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たぶんオオホシカメムシです。

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他にもいろんな虫が集まっていたらしく、クモの巣にはアブラムシやユスリカ、蛾類などが捕獲されています。


このような場所へどうぞご活用いただければと思います、ばっちり効果が出るはずです。


前田


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July 07, 2017

注意報!チャドクガ

近所のスーパーまでお昼ご飯を買いに出かけた帰りのこと。

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会社の玄関付近の壁に何かついていました。

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やばい、奴が来た。

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あまり出会いたくないチャドクガでした。

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用心して周りにも目を配ると・・・いた、もう一匹。
このように黒っぽい個体とベージュっぽい個体の2タイプが存在します。

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ところで彼らの何が問題かと言うと、体に毒針毛と呼ばれる細かな毛がたくさん付着している点です。
これに触れるとしばらくしてから猛烈な痒みに襲われることになります。
さらに厄介なのは、殺虫剤を浴びて暴れ回っている時に毒針毛を周囲にばら撒く恐れがあることです。

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ということはつまり、抵抗を許さず一発で仕留める必要があります。
そこで使用したのはこちら、残量あとわずかで使い切っても心が痛まないハチの巣駆除ムースのあまり。
本当はチャドクガ防除剤(用途は幼虫用なんですけどね・・・)などを使うのがいいのかもしれません。

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さて、ではいざ実戦投入へ。
初弾は大きく左に外れましたが、第二射で直撃を浴びせました。
そして結果はご覧の通り、チャドクガも毒針毛も泡状の殺虫剤でうまく封じ込めることができました。

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続いて2匹目、すぐ真横に当たったせいで、びっくりして傍のポストへ逃げられてしまいました。
慌てず第二射で命中させましたが、泡の表面にはおびただしい体毛が。
この中に毒針毛が含まれているのかな、と想像しながらしばらく眺めていました。

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ただ仕上がりがちょっと悪い・・・これは後で怒られるかもしれません。
これなら泡が霧状に薄く出るコバエ用ムースの方が命中させやすかったかな・・・でも用法外だしな。


なお、チャドクガ防除剤を使う場合、30〜40分で固着剤(アクリル樹脂)が硬化を始めます。
固まって取れなくなる前に、ヘラなどで削ぎ取ってしまうのがいいと思います。
さらに使い捨ての手袋で着脱も簡単なニューデリカユース手袋などで防護していただくのも手堅いです。

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なお、ドクガとは異なりチャドクガは年に2回発生します。
秋頃に再び出現しますので、油断は禁物です。


前田



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June 18, 2017

日曜日のフライヘル

誰も開け閉めしてないはずやでぇ〜。

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金曜日に掃除もきちんとしとりまんがな〜という玄関。

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ぎょ〜さん何か落ちとるでぇ〜。

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よ〜さん死んどりまんがな〜。

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くそ、もうこうなったら置くしかあらへん。

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しっかり捕まえてや〜、君ら。


飛翔昆虫に困ったら、是非フライヘルをお試しくださいね!

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最近また変なの捕れたで〜。

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とうとうチャタテムシまで引っかかった。

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だからなんで捕まるのや君ら。


なお、弊社基礎セミナーにて簡単にですがこれまでの捕獲事例についてご紹介させていただきます。
残すは大阪会場と東京会場となりましたが、東京会場は好評につきもう一つ大きな部屋に変更いたしました。
なので、まだまだお申し込みを受け付けております。皆様のご参加をお待ちしております。


前田














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June 02, 2017

クロバネキノコバエ対策withフライヘル

デスクの上にある電話とポケットの中の社内携帯が同時に鳴り響くこともある季節となりました。
忙しいと勘違いや物忘れが増え、私に至っては5月末で上半期が終了すると誤記する始末。
(1〜6月が上半期、7〜12月が下半期なんですけどね・・・)

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ところで害虫に関しても一時の話題となった後、そのまま取り上げられずに忘れ去られるものが多いです。
セアカゴケグモ、ツマアカスズメバチ、デング熱とヒトスジシマカ・・・最近はそんなにテレビで見かけません。
そしてそれは数年前、給食センターや旅館など様々な施設で問題になったクロバネキノコバエ類も同様です。

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クロバネキノコバエ類は体長が2ミリ程度で体色は黒色や茶褐色という非常に目立たないコバエです。
慣れないうちは蚊やユスリカとの区別も難しいですが、触角が糸状であることや胸部の形状で判別できます。

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また、翅脈は独特の模様をしておりますので、顕微鏡を通して観察すると確実に同定することが可能です。
会場や日程はまだ調整中ですが、8月の弊社基礎セミナーでコバエ類の同定ポイントを企画しております。
クロバネキノコバエについても紹介する予定ですので、どうぞご期待下さい!

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さて本題に戻りますが、彼らは腐葉土や肥料といった有機物から発生します。
つまり基本的に屋外から発生し、飛来侵入する典型的な種です。
きちんと窓や扉を閉めていても、体が小さいため侵入を完全にブロックするのが困難です。

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そして屋内に侵入したものが商品の中や包装紙の隙間へ落下し、異物混入事故に繋がることが問題です。
特に数年前は全国各地で大発生し、給食センターでは調理が一時的に取りやめとなる事態に発展しました。
また、旅館では窓際などを中心に侵入個体の死骸が散乱し、クレームになるなどの被害もありました。

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成虫は光に誘引されるため、夕暮れから照明周りの壁面や窓ガラスへ多数の個体が飛来し始めます。
その後、扉や窓の隙間、換気口などから屋内へ侵入します。
なので対策としては、照明を防虫仕様のものにする、窓ガラスに防虫フィルムを貼るなどが挙げられます。
さらに照明や窓ガラス周辺の壁面へサイベーレ0.5SCなどを噴霧しておくのも効果的です。

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ただ、それでも屋内へ侵入する個体数をゼロにするのは至難の業ですが「そこを何とか!」という声もあるはず。
そこで弊社が御提案したいのがこちら、「出た!!」と叫んだ方もいらっしゃるかと思いますがフライヘルです。
一番詳しく解説できるのは産みの親である石川博士ですが、概要は過去に御紹介させていただいた通りです。
(2017年2月14日掲載 新商品:フライヘル )

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既にいろんな現場で設置試験をさせていただいており、どんな種類が捕獲されるのかを現在調査中です。
中には「なんで捕まるねん!」という虫もいますが、結果がまとまったら御報告させていただきたいと思います。
さて、このフライヘルでクロバネキノコバエを捕獲することは出来るのでしょうか?

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結果はご覧の通り、しっかり捕獲することができました。
まだ2〜3週間の設置ですが、それでもかなりの数が確認されました。
では「どこへ設置するか?」、それは玄関の周りなど侵入経路となるところでしょう。

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ただ、悩みがあるとすれば一つ、フライヘルの捕虫紙は真っ黒です。
人目につく場所に置いても捕獲された虫が目立たないというのが最大の特長です。
しかし同定検査をする私には、それはもう見にくくて見にくくて・・・同定要員の本領が試されました。
(そこで黄色の捕虫紙の取り扱いも始めました!詳しくは営業担当者までお問い合わせください)

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なお、屋内に置かれた観葉植物の肥料から発生する場合もあります。
そんな時は受け身の対策になりますが、植木鉢に粘着糊のついたスティックを挿して捕殺する方法もあります。
自作する手もありますが、面倒な場合はハエ取り棒を利用すると簡単です。
(2013年4月8日掲載 クロバネキノコバエ対策の一工夫 )


前田


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May 24, 2017

フェロモンを用いたタバコシバンムシ防除

昨日は合成性フェロモンを用いた「交信かく乱」によるメイガ類の防除についてお話ししました。
そして本日はタバコシバンムシに使用できる交信かく乱剤についてご紹介します。
作用の仕組みは同じですが、使用するツールが異なりますので下記で詳しく説明いたします。

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まず商品名はMDキャップCBと言います。
CBは「シガレットビートル」、つまりタバコシバンムシで、MDはMaking Decreasing、個体数減少の略です。
ですがもっと簡単に「雌に・出会えない・キャップ・シガレットビートル」と覚えていただいても結構です。
なお前者は菅野チーフによる専門性あふれる命名、後者は川端さんによる天才的なネーミングです。

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さて冗談はほどほどに、このMDキャップCBは大きく2つのパーツで構成されています。
1つは高濃度の合成性フェロモンを放出し続けるフェロモンキャップです。
白い袋に1つずつ入っており、これが1セットにつき25個付属します。

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そしてもう1つのパーツはディスペンサー(固定器具)で、こちらも1セットに25個付属します。
真ん中に白い粘着シートがありますが、ここにフェロモンキャップを乗せて固定します。
なので、作業はフェロモンキャップを袋から出してディスペンサーに格納し、そして設置という流れとなります。

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設置についてですが、写真のように直接地面に置いていただいても結構です。
ただし、お客様の仕事の邪魔にならない場所や、蹴られてどこかに飛んでいかないような場所を選びましょう。
また、後で設置した場所を忘れないために、現場の見取り図に設置場所を記録することも忘れず。

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地面に置くと忘れそうだという場合や、引っかけてしまう恐れがない場合、柱に設置するのもありと思います。
その場合、念のため写真のようにディスペンサーの開放部を上に向けておくことをお勧めします。
こうすると、万一フェロモンキャップが外れても地面に落下してしまうリスクを低減することができます。


タバコシバンムシを対象とした交信かく乱剤による防除事例はまだ少ないです。
しかし、弊社で現場試験を実施したところ、良好な結果が得られた事例もありました。
MDキャップCBのカタログにもデータを完結に記載しております。
興味がございましたら弊社営業担当者または開発部メンバーまで是非お問い合わせ下さい!


前田



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May 23, 2017

ブラックアウト!フェロモンを用いたメイガ対策

雪で視界が一面真っ白になることをホワイトアウトと言います。
これにより方向感覚はおろか、自分がどこにいるのかさえ分からなくなってしまいます。
山中では遭難、上空では墜落事故の原因にもなる恐ろしい現象です。

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ところで貯穀害虫には、雄が性フェロモンを手掛かりにして雌を探すという習性を持つものが多いです。
そんな彼らを合成性フェロモンを充満させた空間に放つと、まともに雌を探すことが困難になります。
手掛かりとなるはずのフェロモンがあちこちに存在するため、かえって雌の正確な居場所が分からなくなる・・・
これをブラックアウトと言い、またその現象を利用した防除手法を「ブラックアウト型交信かく乱」と言います。

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雌の正確な位置が分からなければ雄は交尾することができず、また雌は産卵することができません。
その結果、次世代の誕生がストップし、発生が抑制される・・・このような防除方法を「交信かく乱」といいます。
そしてその「交信かく乱」によりメイガ類の発生を予防する資材の取り扱いをこの度開始いたしました!

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商品名は「サイデトラック」、外見は黒い樹脂製の板で、柱などに吊り下げて設置します。
設置するだけでメイガ類に作用する合成性フェロモンを放出し、雄が雌を探すことを妨害します。
合成性フェロモンだけを利用していますので、殺虫剤の使用に消極的な現場でも提案しやすそうですね。

なお、対象種は下記の5種類です。
1. ノシメマダラメイガ、2. スジコナマダラメイガ、3. スジマダラメイガ
4. チャマダラメイガ、5. ホシブドウマダラメイガ



興味がございましたら、ぜひ弊社営業担当者または開発部メンバーまでお問い合わせ下さい!


前田



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