アザミウマ

May 15, 2024

你好天津!

寒かったり暑かったり雨が続いたりと変な気候で病気になりそうです!

さて、先日中国へ出張に行っていました。
北京から天津に入り、往復して4日ほどの滞在でした。

北京というと黄砂や大気汚染が心配だったのですが、、、非常にきれいで穏やかな気候でした。
特にオリンピックを境に電気自動車の普及が凄まじく、排ガスもかなり抑えられている感じでした。
電気自動車が増えると車道がここまで静かになるんだなあ、と感動。

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北京にある天壇公園。立派な建物です。

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北京といえば北京ダック。
高級なレストランに連れて行ってもらい、眼の前で北京ダックの切り分けをしてくれました。
キャビアまで乗ってる!

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ナマコ料理も出てきました。酢の物くらいしか経験がなかったのですが、こちらは非常に柔らかいナマコでした。


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アミガサタケの炒め物。初めて食べましたが美味しい!

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マオタイで乾杯!
50度近い度数で、胃がカーッッと熱くなりました!

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ホテルの近くで売っていた謎の食べ物。小さな屋台でしたが、QR決済(Alipay)で支払うことができました。
パリパリした食感とソースの味がおいしい!


さて、ぼくの中での中国のイメージがジャッキー・チェンの風景で止まっていたのですが・・・
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西洋情緒あふれる天津の町並み

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広い!でかい!新しいものであふれる北京!
もはやワンタン麺を持って「あいや〜」とおじさんが駆け回る風景は、外国人が日本を想像して「サムライ!ニンジャ!」と言っているのと同レベルなんだなと痛感しました。


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極めつけは万里の長城!
まさか今回の訪問で行けるとは思っていなかったので、めちゃくちゃ嬉しかったです。
見渡してもまだまだ続く長城を見ると、中国のスケールが桁違いだなと思わされました。
レンガの間でハナバチの1種が巣を作っていたのも良かったです。


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虫関係はあまりネタが無いのですが、天壇公園の樹木に設置されていたフェロモントラップ。何用でしょうか?

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天津の街中の街路樹。なぜか根本を白くペイントされていました。虫対策??


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ご察しの通り、ほとんど仕事をしていない感じがすごいので、罪滅ぼしに?朝ランニングもしてきました。
再见?

■□■ 捕虫紙の虫クイズ! ■□■
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前回はこちら。
細長い体をしていて体全体の作りもよくわかりませんが、こちらはアザミウマです。

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By Heeger, Ernst - Beitrage zur Naturgeschichte der Insecten. Als Beitrage zur Fauna Oesterreichs, Public Domain, Link


アザミウマの翅は非常に特殊な形をしており、膜状の細い翅の周りに毛が生えています。
微小な寄生蜂も似た翅を持つものがいるので、小さい虫にとってはこんな形のほうが都合が良いのでしょう。


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今回はこちら。一般家庭でもよく出る虫なのですが、さてなんでしょうか?

川竹

tojiyan at 14:12|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

November 01, 2022

サワディー!

だんだん寒くなり、毛布と布団が離してくれない季節がやってきました。
そんな中、実は先週「タイ」に行っていました。もちろんお仕事です。

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「ビールに氷がデフォルトで付いてくるタイ王国」
今回訪問したのはバンコク近くとカオヤイ近くです。
もっと暑いのかと思っていましたが意外にもちょうどよい気候で苦もなく過ごすことが出来ました。

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「電柱が四角いタイ王国」
ほぼ1週間滞在していたのですが、基本的にはホテルと現場の往復だったのでご飯以外はあまりタイを体感できず。とはいえ、タイ料理を満喫したり、タイのマッサージを受けたりと楽しい体験もありました。

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ココナッツに料理を盛り付ける斬新な発想。うまい!

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スイーツたち。ココナッツのものが多かったです。うまい!

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南国といえばやはりフルーツ・・・!!フルーツは全てを解決する・・・!!
うまい!

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タイティーというローカル飲み物。うまい!

最終日は時間ができたので、少しだけ観光もしました。
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こちらはバンコクのバタフライガーデン。99%がタイ語でさっぱりわからない!

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バタフライガーデンから着々と歩いてチャトチャックへ到着。
こちらはローカルマーケットが立ち並ぶエリアなのですが、金魚、インコ、ニワトリ、亀などのペットショップがずらーりと広がっていました。
写真は昆虫食(ペット用の)。

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チャトチャックから地下鉄に乗って、ワット・ポーに移動。地下鉄はめちゃくちゃ満員で、しかもゲーム関係のイベントがあったらしくコスプレイヤー(コスプレ済み)も乗り込んでいたので非常にカオスでした。

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こちら涅槃大仏様。
ストリートファイターを思い起こす方もいらっしゃると思いますが、あっちはアユタヤの涅槃像とのこと。それでもちゃんとお土産屋にはストリートファイターTシャツが売っていました笑

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こちら御御足。扁平足でいらっしゃる・・・!

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最後にカオサンロードまでGrabで移動して、ローカルマーケットをぶらついて帰りました。
ドナルドも手を合わせて「サワディー!」

■□■ 捕虫紙の虫クイズ! ■□■

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前回はこちら
全長1ミリちょっとの小さな虫。
翅がわかりにくいのですが、他の虫と異なり膜のある細い翅から毛がたくさん生えています。超小型の寄生ハチなども似た構造が見られますね、小さいとこんな翅のほうが都合が良いのかも??
こちらは「アザミウマ」です。農業害虫として知られており、ハウス栽培では特に目の敵にされています。非常に小さい虫なので、換気システムのフィルターなどにわずかでも隙間が空いていれば、アザミウマが侵入してしまいます。
黄色水盤トラップでよく捕獲できるようですよ。

今回はこちら
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知らないと難しいかも。翅が4枚あるのでハエではないですねー
さて、なんでしょうか?

川竹(คะวะทะเคะ)

tojiyan at 10:13|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

April 12, 2021

冬のハエ、春の美味

またたく間に4月になっていました(もう中旬!?)

季節も変わり、虫も変わってきています。特に大阪では先週くらいから春のハエがたくさんでてきています。ケバエやオドリバエ、カバエなんかを見つけるとハルウララな感じですね。

とはいえ未だ冬の虫も若干飛んでいます。
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こちらトゲハネバエです。冬のハエとして名高い?ですが、この時期まだ飛んでいます(むしろよく見かけるようになった気が…?)
トゲハネバエ=チャバネトゲハネバエ というイメージしか無いのですが、属の検索だけでも翅の前縁のトゲの様子や頭・胸部の毛の様子も観察する必要があるっぽいですね。ハエはどれも形態がよく似ているので、あまりテキトーに決めつけ出来ないのがもどかしいです汗

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冬はキノコバエ科もよく飛んでいました。この子はオフィスに落ちていたのを同期の伊藤博士がくれたもの。

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見てください、この艶のある黒色に長めの黄色の毛が粗く生えている感じ、粋ですよね!


さて読者が減った所で、先日の農園レポートです。
農園に植えていて忘れかけていた山菜たちが一気に芽吹き生長しています!
この日はコゴミと行者ニンニクを味見。
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とれたてフレッシュ!

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コゴミはシンプルに豚汁に入れていただきました、独特の歯ごたえがあって美味しいですね。
行者ニンニクはジンギスカンに和えていただきました、こちらもウマウマ

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ニンニク、ワサビ、ほか諸々の収穫が楽しみです!

■□■ 捕虫紙の虫クイズ! ■□■

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前回はこちら。オレンジのシュッとしたボディ。こちらは「アザミウマ」です。
非常に小さく、遠目から見るとゴミか虫かどうか判別がしづらい程です。たまに緑地帯などで発生したものが部屋の内部に侵入してしまい問題になります。ライトトラップ以外にも黄色の水盤で捕まったりするらしいので、お困りの際は一度おためしください。
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https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Thrips_physapus.jpg
WIKIMEDIA COMMONSより。
アザミウマの翅は細い膜質の周りに細かい毛がたくさん生えているような形です。微小なハチとかも同じですね。体の大きさと空気の粘性の話をどこかで聞いた気がしますが、ここまで小さいと膜状ではなく毛で事足りるんでしょうかね?さっぱりわかりません。

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今回はこちら。(科レベルなら)簡単な虫なので両方ともいけるでしょう!

川竹

tojiyan at 15:36|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック