アリガタバチ
November 20, 2020
有り難いハチ?
捕虫紙の検定作業をやってると「これアリ?ハチ?」問題が出てくることがあります。アリもハチも同じ「ハチ目」に属する昆虫です。
アリには「腹柄節(フクヘイセツ)」という節が胸と腹の間に1つまたは2つあるのが特徴です。

(ここを胸と腹の間と言うのはあやしい表現なのですがゴニョゴニョ)
しかし中にはこの腹柄節が見づらく判断に困るものも。例えばこちら。

たびたび家庭に侵入するルリアリ。その雄の羽アリです。角度によっては腹柄節がみづらいアリです。
さらにこちら。

アリ・・・?いや、似ていますがこちらはハチです。「アリガタバチ」の仲間ですね。
腹柄節が見られず、前胸部が長いので首が長いように見えること、触角が頭の先から出ている事が多いことなどでわかります。
アリガタバチといえば「シバンムシアリガタバチ」が有名です。
小麦粉などに発生するタバコシバンムシやジンサンシバンムシの幼虫に寄生する小さなアリガタバチです。産卵するメスは羽が無いので、余計にアリっぽく見えます。
まれに誤って人を刺すこともあります、寄主となるシバンムシを駆除しましょう!
タバコシバンムシの駆除にはファーストキルがオススメ!

発生源がある程度わかっている場合は通常噴霧のファーストキルN
部屋全体に噴霧したい場合は全量噴霧のファーストキルT
フェロモンでシバンムシを捕獲するドームトラップもあります。
上の写真の黒いアリガタバチ、良く見るとボディのシワや頭の表面構造が美しかったです。
しかし周りの反応は「( ´_ゝ`)フーン」と冷たい・・・泣
■□■ 捕虫紙の虫クイズ! ■□■
前回はこちら

こちらは「ヌカカ科」です。どんだけ”カ”が並ぶんだ。
たまにユスリカなどと間違えてしまいますが、翅の前縁に太くて黒っぽい脈が目立ち、その脈が羽の先まで行かないことが特徴の一つです。毛の感じや胴体の雰囲気も決め手になりますが、虫覚えたての頃は中々手強い虫だと思います。
ヌカカの中には吸血性のものがおり、家畜やカエルをはじめ、人への吸血被害も出ています。
今回のクイズはこちら

・・・さて、なんでしょう?
川竹
アリには「腹柄節(フクヘイセツ)」という節が胸と腹の間に1つまたは2つあるのが特徴です。

(ここを胸と腹の間と言うのはあやしい表現なのですがゴニョゴニョ)
しかし中にはこの腹柄節が見づらく判断に困るものも。例えばこちら。

たびたび家庭に侵入するルリアリ。その雄の羽アリです。角度によっては腹柄節がみづらいアリです。
さらにこちら。

アリ・・・?いや、似ていますがこちらはハチです。「アリガタバチ」の仲間ですね。
腹柄節が見られず、前胸部が長いので首が長いように見えること、触角が頭の先から出ている事が多いことなどでわかります。
アリガタバチといえば「シバンムシアリガタバチ」が有名です。
小麦粉などに発生するタバコシバンムシやジンサンシバンムシの幼虫に寄生する小さなアリガタバチです。産卵するメスは羽が無いので、余計にアリっぽく見えます。
まれに誤って人を刺すこともあります、寄主となるシバンムシを駆除しましょう!
タバコシバンムシの駆除にはファーストキルがオススメ!

発生源がある程度わかっている場合は通常噴霧のファーストキルN
部屋全体に噴霧したい場合は全量噴霧のファーストキルT
フェロモンでシバンムシを捕獲するドームトラップもあります。
上の写真の黒いアリガタバチ、良く見るとボディのシワや頭の表面構造が美しかったです。
しかし周りの反応は「( ´_ゝ`)フーン」と冷たい・・・泣
■□■ 捕虫紙の虫クイズ! ■□■
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こちらは「ヌカカ科」です。どんだけ”カ”が並ぶんだ。
たまにユスリカなどと間違えてしまいますが、翅の前縁に太くて黒っぽい脈が目立ち、その脈が羽の先まで行かないことが特徴の一つです。毛の感じや胴体の雰囲気も決め手になりますが、虫覚えたての頃は中々手強い虫だと思います。
ヌカカの中には吸血性のものがおり、家畜やカエルをはじめ、人への吸血被害も出ています。
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・・・さて、なんでしょう?
川竹