キノコバエ

November 06, 2020

AIも楽じゃない

先日、現在放送中の「某六つ子アニメ」を見ていたらAI搭載ロボが出てきました。某でかいパンツを履いたオジサンキャラに「何故パンツしか履いてないのか?」や、某頭に旗が刺さったキャラに「何故旗を刺しているのか?」など、ギャグ漫画に対して無粋でメタな質問を投げかけ、六つ子から
「もっとこう、フィーリングで理解して?」
と窘められるも、「ウーン、ワカリマセン」と返答。という場面がありました。

現在ペストビジョンの虫AIを開発・改善中なのですが、まさにAIに「フィーリングで虫を理解して?」と言いたくなるときもしばしばあります汗
AIに虫を覚えさせるのにもいくつか方法があるようですが、今は膨大な量の虫データを見せることでその虫の特徴を自動で拾い上げて覚えてもらうという方式をとっています。実際AIが何を考えて判定しているのかはブラックボックスなので、傍から見ていると結構「フィーリング感」のある手法ではありますが、どうしても得意や苦手が出てしまいます。この捕虫紙AI同定技術では世界トップを走っている(つもり)ですので、より精度が出るようにチームで一所懸命に走っている所です(紆余曲折してるのかもしれませんが)。


気分転換にチョウバエの幼虫を観察したので動画にしました。においがエグいです笑


■□■ 捕虫紙の虫クイズ! ■□■
前回はこちら
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翅が2枚なので・・・ハエですね。こちらキノコバエ科です。
脚の付け根(基節;A)がすべての脚で長く目立ち、脛節の先端にある距刺(B)が長く目立ってカッコいいです。翅脈はしっかりとしていますが、クロバネキノコバエのように特徴のあるような感じでは無いです。
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キノコバエには実は親戚が多く、なんたらキノコバエ科が多数いるようです。(「キノコバエ上科」の英語Wikipediaより、上からホソキノコバエ科、タマバエ科、チャボキノコバエ科、ケヅメカ科、ツノキノコバエ科、カモドキ科などなど)この辺りをキノコバエ科に含める派もありますので一概には何とも言えないですね。

非常にマニアックな話になってしまいましたが、キノコバエ科は名の通りキノコを好みます。最近キノコを山からとってきて、中から得られるキノコバエを観察するという遊びをしているのですが、幼虫は出てくるものの成虫にまで育ちません。難しいですね泣

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今回のクイズはこちら。ザ・コバエという感じでわかりづらいですが、後ろ脚のあそこを見ると一発でわかります。さてなんでしょう?


川竹

tojiyan at 10:57|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック