クロゴキブリ
December 25, 2024
ノシメリークリスマス
メリークリスマス!
クリスマスソングがそこかしこで流れ出し、いよいよ2024年も終わりだな、というムードです。

さて、2ヶ月ほど前に玄米のプレゼントがありました。
ただの玄米ではありません、虫入り玄米ということで開発部にどーぞ、と持ってきてもらったものです。
それが放置され、気づくと虫が袋の外へ脱出しているではありませんか!
この虫、「ノシメマダラメイガ」という、メイガの1種です。
今回のようにお米などの穀物や菓子類などから発生することが多い蛾ですね。

成虫はこんな姿をしています。
赤褐色に、真ん中あたりが薄い褐色の帯があるという割とわかりやすいカラーリングをしています。
名前の「熨斗目ノシメ」は着物の模様の名前から来ているらしく、まさに横方向に広い縞があるようなものを言うそうです。

幼虫はこんな感じ。
なんともシンプルな色・形なのですが、頭と胸部がやや赤褐色をしており、全体は乳白色をしています。
幼虫は餌のあるところで糸を張りながら生活をしますが、次第に大きくなると蛹になるための場所を探しに移動をはじめます。
発生源から結構な距離を歩いて移動するので、
「なんでこんなところにイモムシが!?」
とビックリされることもあります。
【対策商品】

ノシメマダラメイガ専用のフェロモントラップ。
その場で飛んでいるメイガを誘引して捕獲するものです。
ただし、全部のメイガを駆除できるようなものではないので発生源を見つけ出して清掃をすることが重要です。
菓子類や小麦粉を扱う倉庫や工場で、ノシメマダラメイガが発生していないかをチェックするためのトラップとして使ってみてください。


ファーストキルN、T。
スプレータイプの殺虫剤で、幼虫にも成虫にも効果があります。
Nは通常噴霧、ヘッドを押した分だけ薬剤が噴射されます。眼の前の虫や、発生源に直接散布してください。
Tは全量噴霧、ヘッドを押すと全ての薬剤が噴射されます。発生源がわからないときや、あちこちにあるときに便利です。
お困りの際は使ってみてくださいませ。
■□■ 捕虫紙の虫クイズ! ■□■

前回はこちらでした。
上側が頭なのですが、胸に隠れてあまりわからないですね。
脚はトゲトゲが目立ちます。
こちらは「クロゴキブリ」の幼虫です。
一般家庭で見られるゴキブリはまずクロゴキブリです。
特に冬場でも野外をウロウロしていることもあり、家の中に入ってきて人々をパニックに落とし入れるTHE害虫です。
ですので、この時期に見られるゴキブリは外からたまたま入ってきただけのものである可能性も高いです。

「調査用トラップ」
玄関や窓際に置いておくと、粘着で虫が捕まります。
結構いろいろつかまるかも・・・(経験則)

潜伏しているGには「ブラックキャップ」がオススメ。
フィプロニルという成分が、他のGにも効果を発揮しやすいものになります。

今回はこちら。ハエっぽい姿ですが何でしょうか?
川竹
クリスマスソングがそこかしこで流れ出し、いよいよ2024年も終わりだな、というムードです。

さて、2ヶ月ほど前に玄米のプレゼントがありました。
ただの玄米ではありません、虫入り玄米ということで開発部にどーぞ、と持ってきてもらったものです。
それが放置され、気づくと虫が袋の外へ脱出しているではありませんか!
この虫、「ノシメマダラメイガ」という、メイガの1種です。
今回のようにお米などの穀物や菓子類などから発生することが多い蛾ですね。

成虫はこんな姿をしています。
赤褐色に、真ん中あたりが薄い褐色の帯があるという割とわかりやすいカラーリングをしています。
名前の「熨斗目ノシメ」は着物の模様の名前から来ているらしく、まさに横方向に広い縞があるようなものを言うそうです。

幼虫はこんな感じ。
なんともシンプルな色・形なのですが、頭と胸部がやや赤褐色をしており、全体は乳白色をしています。
幼虫は餌のあるところで糸を張りながら生活をしますが、次第に大きくなると蛹になるための場所を探しに移動をはじめます。
発生源から結構な距離を歩いて移動するので、
「なんでこんなところにイモムシが!?」
とビックリされることもあります。
【対策商品】

ノシメマダラメイガ専用のフェロモントラップ。
その場で飛んでいるメイガを誘引して捕獲するものです。
ただし、全部のメイガを駆除できるようなものではないので発生源を見つけ出して清掃をすることが重要です。
菓子類や小麦粉を扱う倉庫や工場で、ノシメマダラメイガが発生していないかをチェックするためのトラップとして使ってみてください。


ファーストキルN、T。
スプレータイプの殺虫剤で、幼虫にも成虫にも効果があります。
Nは通常噴霧、ヘッドを押した分だけ薬剤が噴射されます。眼の前の虫や、発生源に直接散布してください。
Tは全量噴霧、ヘッドを押すと全ての薬剤が噴射されます。発生源がわからないときや、あちこちにあるときに便利です。
お困りの際は使ってみてくださいませ。
■□■ 捕虫紙の虫クイズ! ■□■

前回はこちらでした。
上側が頭なのですが、胸に隠れてあまりわからないですね。
脚はトゲトゲが目立ちます。
こちらは「クロゴキブリ」の幼虫です。
一般家庭で見られるゴキブリはまずクロゴキブリです。
特に冬場でも野外をウロウロしていることもあり、家の中に入ってきて人々をパニックに落とし入れるTHE害虫です。
ですので、この時期に見られるゴキブリは外からたまたま入ってきただけのものである可能性も高いです。

「調査用トラップ」
玄関や窓際に置いておくと、粘着で虫が捕まります。
結構いろいろつかまるかも・・・(経験則)

潜伏しているGには「ブラックキャップ」がオススメ。
フィプロニルという成分が、他のGにも効果を発揮しやすいものになります。

今回はこちら。ハエっぽい姿ですが何でしょうか?
川竹
August 02, 2022
同居人のGさん
夕方帰宅してお手洗いに入ったところ、なにやら気配を感じました。
一人暮らしなので誰もいるはずもなく、やだなーこわいなーと思いながら足もとを見ると・・・!

クロゴキブリくん!!
高槻のおうちでは年に2〜3回見る気がします。写真の子は高校生くらいの感じですが(?)いずれもこれくらいの幼虫か、成虫を見かけます。
「ゴキブリ=家の中」という印象が非常に強いので、ゴキブリを1頭でも見かけたら「家の中で繁殖している!!!」とパニックになりがちですが、、、ちょっと冷静になってみましょう。
クロゴキブリは意外と野外でも普通に見ることが出来ます。

ゴキブリは仲間で身を寄せ合いほそぼそと暮らしている奥ゆかしい虫です(?)
しかし特に少し大きくなった幼虫や、オス成虫は活発にコロニーから出歩く傾向があり、玄関ドアの隙間や人・モノにくっついてお家の中に侵入してしまうこともあります。
なので、必ずしも「ゴキブリが家にいる=繁殖している」とはなりません。たまたま外から入ってきただけという確率も高いのだろうと思います。
一方で、小さな幼虫はコロニーから離れることが少ないので、こんな写真の虫を見かけた場合は注意したほうが良いかもしれません。

黒いボディに白い横線2つ、とおぼえましょう。クロゴキブリは成長段階で体色が結構変わりますので注意です。
屋内で繁殖しているかも!という時はベイト剤と粘着トラップをいくつか置いて様子を見ましょう。食べさせて駆除するタイプの殺虫剤です。
↓こういったトラップにドッグフードなど置いて誘引させるのもアリです!
↓扱いやすい液剤タイプもあります。玄関周りやベランダに散布すると出入りをある程度へらすことができると思います。
■□■ 捕虫紙の虫クイズ! ■□■

前回はこちら。ユスリカに囲まれた、白黒まだら模様の毛深い虫です。
ユスリカは2〜4ミリくらいのものが多く、こちらの虫もなかなか小さいサイズ感です。
こちらは「ヒメトビケラ」の1種です。
トビケラは蛾とよく似た虫なのですが、翅に鱗粉があるのが蛾、毛だけなのがトビケラという違いがあります。とはいえ細かい部分は顕微鏡でみないとわかりませんが、慣れたらわかるようになってきます・・・これくらいの大きさで白黒まだら模様はヒメトビケラだと思っておけばOKかと思います。
河川や用水路の近くでよく見られ、素早く動いたかと思うと街路樹の幹のデコボコに身を潜めじっとする、という行動をよく目にします。

今回はこちら。最近野外でよく見かけます。さて、なんでしょうか?
川竹
一人暮らしなので誰もいるはずもなく、やだなーこわいなーと思いながら足もとを見ると・・・!

クロゴキブリくん!!
高槻のおうちでは年に2〜3回見る気がします。写真の子は高校生くらいの感じですが(?)いずれもこれくらいの幼虫か、成虫を見かけます。
「ゴキブリ=家の中」という印象が非常に強いので、ゴキブリを1頭でも見かけたら「家の中で繁殖している!!!」とパニックになりがちですが、、、ちょっと冷静になってみましょう。
クロゴキブリは意外と野外でも普通に見ることが出来ます。

ゴキブリは仲間で身を寄せ合いほそぼそと暮らしている奥ゆかしい虫です(?)
しかし特に少し大きくなった幼虫や、オス成虫は活発にコロニーから出歩く傾向があり、玄関ドアの隙間や人・モノにくっついてお家の中に侵入してしまうこともあります。
なので、必ずしも「ゴキブリが家にいる=繁殖している」とはなりません。たまたま外から入ってきただけという確率も高いのだろうと思います。
一方で、小さな幼虫はコロニーから離れることが少ないので、こんな写真の虫を見かけた場合は注意したほうが良いかもしれません。

黒いボディに白い横線2つ、とおぼえましょう。クロゴキブリは成長段階で体色が結構変わりますので注意です。
屋内で繁殖しているかも!という時はベイト剤と粘着トラップをいくつか置いて様子を見ましょう。食べさせて駆除するタイプの殺虫剤です。
↓こういったトラップにドッグフードなど置いて誘引させるのもアリです!
↓扱いやすい液剤タイプもあります。玄関周りやベランダに散布すると出入りをある程度へらすことができると思います。
■□■ 捕虫紙の虫クイズ! ■□■

前回はこちら。ユスリカに囲まれた、白黒まだら模様の毛深い虫です。
ユスリカは2〜4ミリくらいのものが多く、こちらの虫もなかなか小さいサイズ感です。
こちらは「ヒメトビケラ」の1種です。
トビケラは蛾とよく似た虫なのですが、翅に鱗粉があるのが蛾、毛だけなのがトビケラという違いがあります。とはいえ細かい部分は顕微鏡でみないとわかりませんが、慣れたらわかるようになってきます・・・これくらいの大きさで白黒まだら模様はヒメトビケラだと思っておけばOKかと思います。
河川や用水路の近くでよく見られ、素早く動いたかと思うと街路樹の幹のデコボコに身を潜めじっとする、という行動をよく目にします。

今回はこちら。最近野外でよく見かけます。さて、なんでしょうか?
川竹