クロゴキブリ

August 02, 2022

同居人のGさん

夕方帰宅してお手洗いに入ったところ、なにやら気配を感じました。
一人暮らしなので誰もいるはずもなく、やだなーこわいなーと思いながら足もとを見ると・・・!
IMG00873
クロゴキブリくん!!

高槻のおうちでは年に2〜3回見る気がします。写真の子は高校生くらいの感じですが(?)いずれもこれくらいの幼虫か、成虫を見かけます。
「ゴキブリ=家の中」という印象が非常に強いので、ゴキブリを1頭でも見かけたら「家の中で繁殖している!!!」とパニックになりがちですが、、、ちょっと冷静になってみましょう。

クロゴキブリは意外と野外でも普通に見ることが出来ます。
IMGP9802雑草か何かの種を食べる
ゴキブリは仲間で身を寄せ合いほそぼそと暮らしている奥ゆかしい虫です(?)
しかし特に少し大きくなった幼虫や、オス成虫は活発にコロニーから出歩く傾向があり、玄関ドアの隙間や人・モノにくっついてお家の中に侵入してしまうこともあります。
なので、必ずしも「ゴキブリが家にいる=繁殖している」とはなりません。たまたま外から入ってきただけという確率も高いのだろうと思います。

一方で、小さな幼虫はコロニーから離れることが少ないので、こんな写真の虫を見かけた場合は注意したほうが良いかもしれません。
IMGP0779
黒いボディに白い横線2つ、とおぼえましょう。クロゴキブリは成長段階で体色が結構変わりますので注意です。

屋内で繁殖しているかも!という時はベイト剤と粘着トラップをいくつか置いて様子を見ましょう。食べさせて駆除するタイプの殺虫剤です。


↓こういったトラップにドッグフードなど置いて誘引させるのもアリです!


↓扱いやすい液剤タイプもあります。玄関周りやベランダに散布すると出入りをある程度へらすことができると思います。


■□■ 捕虫紙の虫クイズ! ■□■

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前回はこちら。ユスリカに囲まれた、白黒まだら模様の毛深い虫です。
ユスリカは2〜4ミリくらいのものが多く、こちらの虫もなかなか小さいサイズ感です。
こちらは「ヒメトビケラ」の1種です。
トビケラは蛾とよく似た虫なのですが、翅に鱗粉があるのが蛾、毛だけなのがトビケラという違いがあります。とはいえ細かい部分は顕微鏡でみないとわかりませんが、慣れたらわかるようになってきます・・・これくらいの大きさで白黒まだら模様はヒメトビケラだと思っておけばOKかと思います。
河川や用水路の近くでよく見られ、素早く動いたかと思うと街路樹の幹のデコボコに身を潜めじっとする、という行動をよく目にします。

arinko
今回はこちら。最近野外でよく見かけます。さて、なんでしょうか?

川竹

tojiyan at 11:16|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック