クロバネキノコバエ

January 17, 2022

ワラジムシじゃないよ

2022年も始まったばかりなので、真面目な記事にします!

冬場は虫が少ないので、問題になりやすい虫が限られる季節かと思います。
中でも「そもそもなにこれ?」レベルの問い合わせが多いのがこちら。
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みなさんご存知でしょうか?ワラジムシと間違えられることも多いですが、ワラジムシは昆虫ではなく脚がたくさんついています。写真の子は太い触角に、3対の脚があります。
こちら「オオワラジカイガラムシ」という名前の昆虫です。

カイガラムシというと樹木に付くガムが固まったみたいな謎の生き物を連想されるかたもいらっしゃいますが、このオオワラジカイガラムシは頑丈な脚で歩きまわります。冬季には幼虫が集団で越冬する様子も見られるので、気味悪がられることも多いです。

定番になりつつある、サイベーレをお試しください!

ただし、木や草花などにあつまった虫には使えません。おうちの壁やコンクリート面などの虫にお使いくださいませー

■□■ 捕虫紙の虫クイズ! ■□■
前回はこちら
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真ん中の虫ですがみなさんわかりましたか?
クロバネキノコバエ特徴
こちらクロバネキノコバエ科のハエです!オオワラジカイガラムシと同じく、冬場でも少し見られる虫です。大きさも1〜2ミリくらいのものが多いので、窓の隙間などから侵入してくる厄介な虫です。
クロバネキノコバエという名前がついていますが、翅はたいして黒くないです。翅の模様(翅脈)で見分けましょう!
詳しい解説はこちらの記事でどうぞ!



今回はこちら。
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なかなかマイナーな虫なのでわかったあなたはすごい!

川竹

tojiyan at 11:20|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

June 24, 2021

だにキャン△

高槻の奥地に農園を借り、(意外と)継続して農業しています。
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そら豆も可愛く成長しました!

農業もいいですが、せっかく街を離れたところに拠点を頂いたので、たまにはお泊りなんてどうでしょう?
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と、いうわけで今流行りの「ソロキャンプ」やってみました。
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さくっと袋麺を食べて、昆虫採集散歩に勤しみました。
とったのはハエばかりですが。

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夜はこんな感じ。火はたかずに、ランタンでテントを照らしてそこに飛んでくる虫を見ながら常備していた日本酒をちょっぴりいただきました。ホタルも飛んでいてイイ感じです☆

・・・で翌日は通常通り農作業をして下界に降りたのですが、しばらくなんとも言えない違和感が続きました。お尻の近くに何かある?トゲ??引っこ抜いてみよう、

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/コンニチワ\

なんということでしょう。マダニでした(泣)
幸い手で引っこ抜いた割には頭部もきちんと残っていました。お泊りしてから4日間ほど一緒に生活していたことになります。

長袖長ズボンではありましたが、やられる時はやられますね。みなさんもマダニにはご注意を。
吸われた時は手でとらずにお医者さんへGO!

■□■ 捕虫紙の虫クイズ! ■□■
前回はこちら
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翅が重なって脈がみづらいですが、フチのH字が見えたらほぼ「クロバネキノコバエ」です。
たまにタマバエとも紛らわしいのですが、こちらの記事にまとめてますのでご確認ください。


今週はこちら
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急にマニアックになりました。きんきらボディに少し厳つさも感じる体の作り。
さてなんでしょう?

川竹

tojiyan at 13:55|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック