トビムシ

July 09, 2021

妖怪・羽アリ吸い

夜、人通りのすくない道で灯りの前にラフな格好の男が立っていました、、
よく見ると、口に管のようなものを咥えていて、さらに管から灯りに集まる虫を吸い取っていたんです
ポリスメン「君ちょっといいかな?何してるのかな?」
私「あああ怪しいものじゃないですしおすし」
- BAD END- 

幸い職務質問を受けたことは無いのですが、そろそろあってもおかしくないと思う今日このごろ。
先日アリ探求家の島田拓さんが情熱大陸に出ていたときも「職質を受けることがある」と話していたように、虫捕りの様子は客観的に見るとけっこうヤバいです汗

特に「吸虫管」は虫とりウェポンの中でもかなり誤解を招くものだと思っています。。
最近は「虫調査中」的な腕章も買ってみました。
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うーん、焼け石に水かもしれない。。

吸われた虫がこちら
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オオハリアリでしょうか。ありんこの同定は苦手です。
ネットの情報だと7月でも結婚飛行が見られるようです。
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こちらはシリアゲアリの仲間。種まではわかりません。多分これがオスで、

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これがメス。

”シリアゲ”というワードから、シリアゲムシのようなまるでサソリのように腹部を突き出すイメージを持つのですが、そうではありません。尻(腹部)を上から持ち上げるようにくびれのコブ(腹柄節)が接続されている感じかな?と思ってます。

シリアゲ
アリ屋さんに怒られそうな模式図。腹柄節の付いている位置でなんとなーく判別できます。

上で紹介したハリアリ類は食品工場などで発生して問題になったりします。
トビムシを食べるらしく、工場内のトビムシ駆除をすると数が減ったという事例も多いです。

トビムシにはサイベーレ0.5SCがよく効きます。
ただし大量発生している環境では増えては減らして増えては減らして・・・と効果が実感しづらい現場もありますのでご注意。


羽アリにもサイベーレがすごく有効なのですが、羽アリが飛ぶのは基本的に1年のうち数日です。
夏にはハリアリやトビイロケアリなどが、秋にはキイロシリアゲアリなど・・・というように、種によって飛ぶタイミングが決まっています。
羽アリが大量に出てきてから対策しても、結局数日で終わってしまうので個人的にはあまり本腰を入れるのも労力がかかるだけかも、と思っています。
シーズン前に電灯や壁などに予防のため薬剤を散布しておく、といった計画が必要ですね。

というわけで、外で虫を吸って楽しんでいる人を見かけたらそっとしてあげてくださいませ。

■□■ 捕虫紙の虫クイズ! ■□■
前回はこちら
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ピカピカのかっこいいハエ。実は「ミズアブ科」です。Beridinaeという亜科の1種だと思います。
ミズアブ科といえばアメリカミズアブが有名ですが、結構多様なハエが属するグループで海外の種も含めて見ていて楽しい分類群ですね!

今回はこちら
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ひょろひょろしたハエです。さてなんでしょう?

川竹

tojiyan at 11:26|PermalinkComments(1) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック