ヒル

August 08, 2022

かわいい??吸血鬼

先日、東京で行われたヒルのイベントに行ってきました。
自分は大学時代山登りの部活だったので、雨上がりの落ち葉の多い場所なんかはヤマビルの大群に襲われて血を持っていかれたものです。
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浅草にある昆虫食レストランTAKE-NOKOさんにて開催されました。


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ヒルに吸血されて一目惚れをしたという「ひるちゃん」先生の講演&体験会でした。会場は予想以上に賑わい、10人以上の老若男女がギュウギュウ詰めでヒルを観察しました。


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せっかくなので吸われてみます。なかなか小ぶりのヤマビルちゃんでしたが・・・

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20分くらい吸血をするとこんな感じで”でっぷり”となりました。血液から余分な水分を皮膚から排出しているらしく、吸血中はかなりツルテカになります。

いつもは山道で気づかないうちに吸血されるのですが、敢えて吸われるとかじりつく瞬間にピリッとした痛みがあることがわかります。ヒルは口についた3つの歯で皮膚表面を裂き、ヒルジンという物質を出して血液が固まらないようにしてから滲み出てきた血を吸い取るようです。

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吸われて1日経った患部です。きれいな「Y」字の痕がわかりますか?
ヒルのアゴがY字をしており、その形の通りキレイに皮膚表面を傷つけている事がよくわかります。これはなかなか感動モノですね。

ヒルと呼ばれる生き物でも人を吸血するのはごくわずかであること、ヒルの卵の大きさ(産むの大変そう〜〜)、吸血したあとの満足そうなヒルの顔(表情など無いけれども)をこのイベントで知ることが出来ました。なかなか憎めないやつだな、ヒルよ!


ヤマビル対策には塩水や酢などが効くようです、イベントでも実際に体験してきましたが、かなり嫌がっていました。
虫退治.comには忌避スプレーもありますので、ヒルの多い山に入るときには1本持っていってみてください!


■□■ 捕虫紙の虫クイズ! ■□■
arinko
前回はこちら。お腹がくびれていて薄い翅があります。
こちらはアリです。種類はよくわかりません( ˘ω˘ ; )羽アリはむずかしい・・・
ハチとよく似ているのですが、くびれ部分にポコっとコブがあればアリです。腹柄節(ふくへいせつ)と呼ばれます。
アリは時期が来ると「結婚飛行」という行動をとります。新しい女王とオスアリが巣から飛び立ち、別の巣の異性と出会って交尾をし、新たな巣を作る準備をします。この結婚飛行は種によって時期が決まっており期間限定のイベントとなります。大量に羽アリが見られてもしばらくすると落ち着くことが多いです。
夏場は結婚飛行を行うアリが複数種いるので、アリが大量に出てくる期間が長くなってしまいます。
特にオスは儚い命ではございますが、対策をするならサイベーレシリーズをお試しください。
光によく集まるので、窓ガラスへの散布がオススメですよ!



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今回のお題はこちら。全長2〜3ミリくらいの小さな虫です。
さて、なんでしょうか?

川竹

tojiyan at 12:05|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック