メイガ
June 10, 2020
チョコを食べて育ったノシメは美味しいのだろうか
前回アップした日が6月4日の「虫の日」だったのにすっかりスルーしてました。
毎日が虫の日なので全く意識をしていませんでした。
虫ばかり見ていると、普段の風景の中からもつい虫を探してしまいます。こちら変哲もない弊社階段踊り場(窓辺の虫はムシしてもらって。。)
わずかに壁にポツンとついた黒い点。
よく見ると「ノシメマダラメイガ」でした。
熨斗目(のしめ)とは着物の模様のことで、「熨斗目 着物」で検索するとこの翅によく似た柄が出てきます。幼虫が乾燥食品を食べるため精米工場や穀粉原料加工工場、貯蔵倉庫、お菓子工場などで大発生して大きな問題となることがあります。
幼虫は白くプリプリした体と褐色の頭をしています。美味しそう。
一般に目に付きやすいのが終齢幼虫で、蛹になる場所を探すために放浪の旅をすることが知られています。お気に入りの暗い物陰を見つけると糸を吐いて蛹になります。このとき製品に潜伏してお客様の元へ届き・・・というケースが多いです。
メイガ対策にはこんなラインナップがあります!
天然物由来の有効成分を使った「天然除虫菊ドライスプレー」
ノシメマダラメイガ専用!フェロモンで捕獲するトラップ「ガチョン」
幼虫にも効く「ファーストキルN」
■□■ 捕虫紙の虫クイズ! ■□■
前回の子はこれ
全体的に華奢な感じです。大きさも3ミリ無いほど。こちら正解は「タマバエ科」です。
翅が長さに対してほんの少し幅広く、触角が数珠状であることで区別できます。が、難しいことも多いです。詳しくは過去記事を見てみてください
今回の子の翅脈はこんな感じでした。
比較的シンプルな感じ。タマバエ科の中でもTHEタマバエといった印象をもつこの翅脈のタイプ。翅の真ん中に1本目立つ脈(R5脈)が長く走っているのが特徴です。
お腹が赤いのは・・・何ででしょう?タマバエは血を吸うような虫ではありません。幼虫は植物上に虫こぶを作ったり、菌を食べたりするものが多いようです。
さて本日の問題はこちら
翅脈が独特ですね。是非考えてみてください!
川竹
毎日が虫の日なので全く意識をしていませんでした。
虫ばかり見ていると、普段の風景の中からもつい虫を探してしまいます。こちら変哲もない弊社階段踊り場(窓辺の虫はムシしてもらって。。)
わずかに壁にポツンとついた黒い点。
よく見ると「ノシメマダラメイガ」でした。
熨斗目(のしめ)とは着物の模様のことで、「熨斗目 着物」で検索するとこの翅によく似た柄が出てきます。幼虫が乾燥食品を食べるため精米工場や穀粉原料加工工場、貯蔵倉庫、お菓子工場などで大発生して大きな問題となることがあります。
幼虫は白くプリプリした体と褐色の頭をしています。
一般に目に付きやすいのが終齢幼虫で、蛹になる場所を探すために放浪の旅をすることが知られています。お気に入りの暗い物陰を見つけると糸を吐いて蛹になります。このとき製品に潜伏してお客様の元へ届き・・・というケースが多いです。
メイガ対策にはこんなラインナップがあります!
天然物由来の有効成分を使った「天然除虫菊ドライスプレー」
ノシメマダラメイガ専用!フェロモンで捕獲するトラップ「ガチョン」
幼虫にも効く「ファーストキルN」
■□■ 捕虫紙の虫クイズ! ■□■
前回の子はこれ
全体的に華奢な感じです。大きさも3ミリ無いほど。こちら正解は「タマバエ科」です。
翅が長さに対してほんの少し幅広く、触角が数珠状であることで区別できます。が、難しいことも多いです。詳しくは過去記事を見てみてください
今回の子の翅脈はこんな感じでした。
比較的シンプルな感じ。タマバエ科の中でもTHEタマバエといった印象をもつこの翅脈のタイプ。翅の真ん中に1本目立つ脈(R5脈)が長く走っているのが特徴です。
お腹が赤いのは・・・何ででしょう?タマバエは血を吸うような虫ではありません。幼虫は植物上に虫こぶを作ったり、菌を食べたりするものが多いようです。
さて本日の問題はこちら
翅脈が独特ですね。是非考えてみてください!
川竹