ヤスデ
July 14, 2023
脚がたくさんあるアイツら!
入道雲がモクモク発達し、熱帯のようなスコールがたびたび起こる今日この頃。
梅雨時によく見かける虫にこんなのがおります。
こちらはヤスデです。写真の虫はヤケヤスデ科の1種でしょう。会社の玄関で見つけました。
子供のころ、畑をいじって出てきたヤスデを集め、ひたすら丸めて遊んでいたことを思い出します。
よくムカデと間違えられますが、ムカデとは脚の生え方で区別ができます。
ヤスデは体の節1つから足が2対生えます。
ムカデは1対生えます。
ムカデはこちら。こう見ると、体感ヤスデの方が脚の数が多い感じがします。
ムカデは人を噛むこともありますが、ヤスデはそういった害はありません。
一部の種のヤスデ臭いにおいを出すので不快に感じることもあります。
さらに、こちらは「ゲジ」です。
ゲジは身のこなしが素早く、小さい虫を追いかけて捕まえて食べます。ムカデと同じですね。
ゲジはムカデ以上におとなしい性格で、人をかみつくといった害も聞いたことがありません。
ゲジの脚はとれやすく、「トカゲのしっぽ切り」的な役割を果たすのかもしれません。
以上まとめると、
こんな感じです。正直ヤスデは不快以外の害がないので放置してもよいかと思いますが、駆除したい場合は
「サイベーレ」家の周りにあるコンクリートブロックや鉢植えの陰を重点的に、広めに散布してください。
「クリーンショットB」粒剤タイプ、落ち着いた色なので外観をあまり気にせず使えるかと思います。
クリーンショットB(通販ページ)
「シャットアウトSE」粉剤タイプ。個人的には水分も奪うので、湿気が好きなヤスデには効果が高いと思います。ただし、粉が風で舞ったり痕残りがありますのでご注意を。
■□■ 捕虫紙の虫クイズ! ■□■
前回はこちら
オレンジの体に赤い複眼。黒っぽい腹部の子のハエは「ショウジョウバエ」です。
野菜くずや発酵した食品が好きで、食品工場や飲食店で問題になりやすい虫です。
ショウジョウバエにはほかにも様々なカラーリングのものがおりますが、まずはこの配色を覚えて置いたら大丈夫でしょう。
やはりコバエがホイホイなどの誘引トラップは有効です。
なお、ノミバエなどほかのハエについては効果が出にくい可能性がありますのでご注意を。
発生している虫がどんな虫なのかをきちんと調べることは対策を考えるうえで重要です。
今回はこちら。野外に出て一番初めに出会う虫ではないでしょうか。というくらい地味ですがありふれた虫です。さて、なんでしょうか。
川竹
梅雨時によく見かける虫にこんなのがおります。
こちらはヤスデです。写真の虫はヤケヤスデ科の1種でしょう。会社の玄関で見つけました。
子供のころ、畑をいじって出てきたヤスデを集め、ひたすら丸めて遊んでいたことを思い出します。
よくムカデと間違えられますが、ムカデとは脚の生え方で区別ができます。
ヤスデは体の節1つから足が2対生えます。
ムカデは1対生えます。
ムカデはこちら。こう見ると、体感ヤスデの方が脚の数が多い感じがします。
ムカデは人を噛むこともありますが、ヤスデはそういった害はありません。
一部の種のヤスデ臭いにおいを出すので不快に感じることもあります。
さらに、こちらは「ゲジ」です。
ゲジは身のこなしが素早く、小さい虫を追いかけて捕まえて食べます。ムカデと同じですね。
ゲジはムカデ以上におとなしい性格で、人をかみつくといった害も聞いたことがありません。
ゲジの脚はとれやすく、「トカゲのしっぽ切り」的な役割を果たすのかもしれません。
以上まとめると、
こんな感じです。正直ヤスデは不快以外の害がないので放置してもよいかと思いますが、駆除したい場合は
「サイベーレ」家の周りにあるコンクリートブロックや鉢植えの陰を重点的に、広めに散布してください。
「クリーンショットB」粒剤タイプ、落ち着いた色なので外観をあまり気にせず使えるかと思います。
クリーンショットB(通販ページ)
「シャットアウトSE」粉剤タイプ。個人的には水分も奪うので、湿気が好きなヤスデには効果が高いと思います。ただし、粉が風で舞ったり痕残りがありますのでご注意を。
■□■ 捕虫紙の虫クイズ! ■□■
前回はこちら
オレンジの体に赤い複眼。黒っぽい腹部の子のハエは「ショウジョウバエ」です。
野菜くずや発酵した食品が好きで、食品工場や飲食店で問題になりやすい虫です。
ショウジョウバエにはほかにも様々なカラーリングのものがおりますが、まずはこの配色を覚えて置いたら大丈夫でしょう。
やはりコバエがホイホイなどの誘引トラップは有効です。
なお、ノミバエなどほかのハエについては効果が出にくい可能性がありますのでご注意を。
発生している虫がどんな虫なのかをきちんと調べることは対策を考えるうえで重要です。
今回はこちら。野外に出て一番初めに出会う虫ではないでしょうか。というくらい地味ですがありふれた虫です。さて、なんでしょうか。
川竹