農業

December 01, 2020

間引かれダイコン

先日ライブに行ってきました、と言ってもこんなご時世ですのでウェブ配信ライブです。例年なら東京まで行って楽しんでいたんですが。仕方なく一人モニターの前でピザを食べながら楽しんでいました。

Semco農園(名称が定まっていない)も元気にやっとります!
ダイコンを植えているのですが、無事に本葉が成長してきましたので間引きをしました。
間引いたダイコンも美味しくいただきました、味噌汁うまい!生で食べてもうまい!^皿^
IMG_20201129_123518

IMG_20201129_123839

しっかりとした柵を畑の周りに設置しましたので、それ以降はシカの被害もありません。
ポーポーは犠牲になったのだ。
現在僕が把握しているだけで、
ソラマメ、ダイコン、ギョウジャニンニク、ニンニク、ウワバミソウ、ワサビ、ポーポー、コシアブラ・・・まだあったかも。知らぬ間にたくさん増えてきました。
ある意味今回が初の収穫です、来年はたくさん美味しい作物が採れますように!


■□■ 捕虫紙の虫クイズ! ■□■
前回はこちら
PA270017
翅脈に特徴が見られずなんとも分かりづらい子ですが、こちら「ヌカカ科」です、2回連続!
よくユスリカと間違えられるのですが、一応ユスリカとの違いとしては

スクリーンショット 2020-12-01 170923

(左ヌカカ科、右ユスリカ科。"manual of afrotropical diptera vol. 1"より)
基本的にM1+2脈が二股状になる、bm-m脈が無くM脈系とCu脈系が翅の基部で合流する、小盾板の中央に縦の筋が無いなんたらかんたら・・・といったものがあるのですが、正直見えないです!
捕虫紙モニタリングの実務では、
・口器が発達して目立つ(ことも多い)
・翅の前縁に太く目立つ脈が見えるが翅の端の方までは伸びない(ことも多い)
と覚えておけばOKと思います。ヌカカ科は本当に難しいと思います。

PA270007
今回のクイズはこちら。頭全体が目のようになっていて、どんな景色が見えるのでしょう。
今回も難しいと思いますが、さてこれは一体?


川竹

tojiyan at 17:29|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

October 05, 2020

シカ、襲来

Semco農園(仮)の開拓、意外と続いています。

農園にシカがバンバン入っていることがハイクカムによるモニタリングで明らかになりました。


そこで、畑の周りをネットでグルリと囲むことに。
DSC_0387

IMG_20200927_100617

DSC_0394
みんなでネットを張っていきます。ポールを建ててペグを打ち込んで・・・大変だ!

IMG_20200927_141231
なんとかグルリとネットを巡らせることができました。これでもうシカに悩まされないぞ!
・・・と喜んでいたのも束の間、シカは相変わらず畑に侵入していました。恐るべし、シカ!

Image from iOS (15)
他にも、アケビを食べたり、
IMG_20201004_105625
栗拾いしたり、

IMG_20200927_154957
タイヤがぬかるみにとられてスタックしたりと、慌ただしい毎日です汗


さて、今週は東京で行われます展示会「フードセーフティジャパン2020」に出展致します。
ペストビジョンを紹介しておりますので、ぜひお越しくださいませ!
展示会は事前予約制になっておりますのでご注意ください。

■□■ 捕虫紙の虫クイズ! ■□■
前回はコチラ
P5261039
こちらは「羽アリ」です。羽アリというと「シロアリ」を連想される方も居ると思いますが、俗に言う黒アリの方の羽アリです。シロアリはゴキブリに近い昆虫ですが、黒アリはハチと一緒にハチ目というグループを形成します。
ハチとアリの違いは、腹部の付け根に「腹柄節」という突起が見られる方がアリ、無い方がハチです。

P5261033
今回はコチラ。急に難易度アップです笑 結構珍しい昆虫なのですが、わかるでしょうか?

川竹

tojiyan at 18:13|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

August 17, 2020

農耕士セムコンバイン

こんなご時世お盆休みでも遠出がはばかられるので、Semco農園を開拓していました。

DSC_8673

耕運機で固い大地をガリガリ・・・おらの農土が拓かれたー

IMG_20200810_134011
謎の果樹「ポーポー」を植えました。実がなるのはいつのことやら。

IMG_20200813_130831
炎天下の作業はたいへんです。お肉を焼いて元気をつけましょう!

ポーポーの畝には油粕を撒いたのですが、キンバエ類、フンコバエ科、ツヤホソバエ科、ハナアブなどたくさんのハエが来ていました。近隣に畑のある工場や店舗では、こういったハエ類が建屋に侵入してしまいます。
外壁にサイベーレエアゾール、サイベーレの散布をして、虫の侵入を抑制できます!



■□■ 捕虫紙の虫クイズ! ■□■
盆休みをはさみましたが、前回はこちら。
P6251016
体が4つのパーツで構成されるように見えますが、下から頭、胸、前翅、腹部となっています。
こちらは「ハネカクシ」です。後翅は前翅の中にきれいに折りたたまれています。
先日「東京大学がハネカクシの後翅の折りたたみ方を解明した」というニュースがありました。
お尻などを使って器用に翅を折りたたむんですね。


今回の虫はこちら
P5261030
小さくてわかりにくいですが、全身が毛で覆われた何かです。なんでしょう?

川竹

tojiyan at 15:47|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

July 28, 2020

めっさつ開墾ビーム!

Semco農園(仮称)の続報です。
草ボーボーの農地?が・・・
Image from iOS (2)

草を刈り土を起こして・・・
IMG_20200723_140211

いよいよ畑っぽくなりました!
IMG_20200723_153603
点々と積み上げられた草の塊を見てください、我々の努力のあとが伺えます・・・(T_T)
まあほとんどAgriculture部部長の三浦さんと道なき場所に道を作る田之江さんのお力です。
果たしてここに何が育つのでしょう。

IMG_20200723_140137
どマイナーな作物を企画中だとか。あまり期待せずに乞うご期待!

■□■ 捕虫紙の虫クイズ! ■□■
前回の子の答え合わせです。
P5261029
白いなみなみ模様が見える・・・捕虫紙には粉のような汚れも見られます。こちらは「蛾」なのですが、模様から判断して「コナガ」で良いと思います。
コナガというと「粉蛾」と連想して穀粉工場で発生!?と思われるかもしれませんが(過去の自分はそうでした汗)、正解は「小菜蛾」です。
幼虫がハクサイやキャベツなどのアブラナ科植物の葉っぱを食べて生活します。したがって農業害虫でもあるのですが、例えばキャベツを原料加工するような工場では、原料倉庫などでコナガが発生して問題になることもあります。
サイベーレエアゾール、天然除虫菊ドライスプレーあたりで退治しましょう!




今回のクイズはこちら。
P6251016
非常にきれいな検体です。昆虫の体は頭・胸・腹の3つですが、この虫は4つにわかれている・・・?
ぜひ考えてみてください!

川竹

tojiyan at 12:08|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック